この規格ページの目次
JIS R 3413:2012 規格概要
この規格 R3413は、ガラス糸について規定。
JISR3413 規格全文情報
- 規格番号
- JIS R3413
- 規格名称
- ガラス糸
- 規格名称英語訳
- Textile glass yarns
- 制定年月日
- 1963年3月1日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 59.100.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1963-03-01 制定日, 1966-04-01 確認日, 1969-04-01 確認日, 1972-05-01 確認日, 1974-04-01 改正日, 1978-06-01 改正日, 1982-11-01 改正日, 1988-03-01 確認日, 1990-04-01 改正日, 1995-04-01 改正日, 1999-03-20 改正日, 2004-03-20 確認日, 2006-09-20 改正日, 2012-05-21 改正日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS R 3413:2012 PDF [9]
R 3413 : 2012
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 種類・・・・[1]
- 5 品質・・・・[3]
- 6 外観・・・・[4]
- 7 試験方法・・・・[5]
- 7.1 番手並びに番手変動率及び番手開差率・・・・[5]
- 7.2 より数及びより数開差率・・・・[5]
- 7.3 引張強さ・・・・[5]
- 7.4 水分率及び強熱減量・・・・[5]
- 7.5 単繊維の直径・・・・[5]
- 7.6 外観・・・・[5]
- 8 検査・・・・[5]
- 9 包装・・・・[5]
- 10 製品の呼び方・・・・[5]
- 11 表示・・・・[6]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS R 3413 pdf 1] ―――――
R 3413 : 2012
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,硝子繊維協会(GFA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS R 3413:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成24年11月20日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJIS
マーク表示認証において,JIS R 3413:2006によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS R 3413 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
R 3413 : 2012
ガラス糸
Textile glass yarns
序文
この規格は,1963年に制定され,その後8回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は2006年に
行われたが,その後のJIS R 3416及びJIS R 3420の改正に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,ガラス糸について規定する。この規格のガラス糸とは,単糸,より糸及び引きそろえ糸を
いう。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS L 0101 テックス方式
JIS R 3410 ガラス繊維用語
JIS R 3420 ガラス繊維一般試験方法
JIS R 3911 補強用糸−線密度の試験方法
ISO 2078,Textile glass−Yarns−Designation
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS R 3410による。
4 種類
単繊維の呼び径及びその記号は,表1による。また,ガラス糸の種類及び種類を表す記号は,表2及び
表3による。
なお,表2及び表3に記載のない種類については,受渡当事者間の協定によって追加することができる。
――――― [JIS R 3413 pdf 3] ―――――
2
R 3413 : 2012
表1−単繊維の呼び径及びその記号
単位 μm
単繊維の呼び径 呼び径の記号
3.5 B
4 BC
4.5 C
5 D
6 DE
7 E
9 G
10 H
表2−Eガラス糸の種類
種類を表す記号a) ストランドの番手b) 単繊維の より方向e) より数f) 合糸数g)
tex 呼び径
集束剤付着c) 集束剤除去d) μm 回
ECB300 (EC3.5 17) 16.8 16.5 3.5 Z 0.513.0 1/0 2/0 3/0 4/0 5/0
ECB150 (EC3.5 34) 33.7 33.6 又は (20520) 1/2 2/2 3/2 4/2 5/2
ECBC3000 (EC4 1.7) 1.67 1.65 4 S 1/3 2/3 3/3 4/3
ECBC2250 (EC4 2.3) 2.30 2.20 1/4 2/4 3/4
ECBC1500 (EC4 3.4) 3.35 3.30 1/5 2/5
ECC1800 (EC4.5 2.8) 2.90 2.80 4.5 1/6 2/6
1/7 2/7
ECC1200 (EC4.5 4) 4.20 4.10
1/8
ECD1800 (EC5 3) 2.80 2.75 5
ECD900 (EC5 5) 5.60 5.50
ECD450 (EC5 11) 11.2 11.0
ECD225 (EC5 22) 22.5 22.3
ECDE600 (EC6 8) 8.40 8.30 6
ECDE300 (EC6 17) 17.0 16.5
ECDE150 (EC6 34) 33.7 33.0
ECDE100 (EC6 50) 50.5 50.0
ECDE75 (EC6 68) 67.5 66.0
ECE225 (EC7 22) 22.5 22.0 7
ECE125 (EC7 41) 41.0 41.0
ECE110 (EC7 44) 45.0 44.0
ECG150 (EC9 34) 33.7 33.0 9
ECG75 (EC9 68) 67.5 66.0
ECG67 (EC9 74) 75.0 74.0
ECG50 (EC9 99) 100 99.0
ECG37 (EC9 135) 135 134
ECH50 (EC10 100) 101.2 100 10
注a) この表及び表3の種類を表す記号は,第1英文字はガラスの種類の記号(E : Eガラス,C : Cガラス),第2英
文字はガラス長繊維を表す英語のcontinuous-filament yarnsのC,第3英文字は呼び径の記号及びストランドの
呼び数(1ポンド当たりのヤード数の1/100)で表す。括弧内は,ISO 2078による種類を表す記号。
b) ここに示す番手は,JIS L 0101のテックス(tex)を表し,番手の標準値であり,集束剤付着又は集束剤除去の
いずれかで規定される。
c) この値は,JIS R 3911の8.3(サイズされた試験片での試験)による。
d) この値は,JIS R 3911の8.2(脱サイズした試験片での試験)による。
――――― [JIS R 3413 pdf 4] ―――――
3
R 3413 : 2012
表2−Eガラス糸の種類(続き)
注e) より方向は,Z又はSで表し,Zは右ねじ方向のより,Sは左ねじ方向のよりを表す。
f) より数は,JIS R 3420の7.5.6 b)(25 mm当たりのより数)によって,0.513.0の範囲とし,小数点以下1桁ま
でとする。括弧内の数値は,ISO 2078の4.1.4 c)(1 m当たりのより数)による。
g) 合糸数は,ストランドの本数/単糸の本数を表す。この場合の単糸の本数0は片よりを表す。
表3−Cガラス糸の種類
種類を表す記号a) ストランドの番手b) 単繊維の より方向e) より数f) 合糸数g)
tex 呼び径
集束剤付着c) 集束剤除去d) μm 回
CCG150 (CC9 34) 33.7 33.0 9 Z又はS 0.513.0 1/0 1/2 1/3 1/4 1/5
CCG140 (CC9 35) 35.0 34.0 (20520) 1/6 1/7 2/0 2/2
注a) 表2の注a)による。
b) 表2の注b)による。
c) 表2の注c)による。
d) 表2の注d)による。
e) 表2の注e)による。
f) 表2の注f)による。
g) 表2の注g)による。
5 品質
ガラス糸の品質は,箇条7によって試験を行ったとき,次の規定に適合しなければならない。
a) 番手 ガラス糸の番手は,表2及び表3のストランドの番手とし,番手変動率及び番手開差率は,表
4による。ただし,受渡当事者間の協定によって,それぞれのガラス糸のストランドの番手は,表2
及び表3の標準値以外のものを用いることができる。
表4−番手変動率及び番手開差率
単位 %
番手変動率 番手開差率
8以下 7以下
b) より ガラス糸のよりは,表2及び表3のより方向及びより数を基準とし,より数開差率は,表5に
よる。
表5−より数開差率
単位 %
より数a) より数開差率
2(80)未満 15以下
2(80)以上 10以下
注a) 表2の注f)による。
c) 引張強さ ガラス糸の引張強さは,表6及び表7による。
――――― [JIS R 3413 pdf 5] ―――――
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JIS R 3413:2012の国際規格 ICS 分類一覧
JIS R 3413:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISL0101:1978
- テックス方式
- JISR3410:2006
- ガラス繊維用語
- JISR3420:2013
- ガラス繊維一般試験方法
- JISR3911:2014
- 補強用糸―線密度の試験方法