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S 0042 : 2010
白 紙
――――― [JIS S 0042 pdf 6] ―――――
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S 0042 : 2010
表1−会議開催に当たり,配慮する要素の全体表
障害種別
a) 視覚障害 b) 聴覚障害 c) 盲ろう d) e) f) g) h) 下肢障害 i) j) k) l) m)
会議 配慮する要素 a)-1) a)-2) a)-3) b)-1) b)-2) c)-1) c)-2) c)-3) c)-4) h)-1)
触覚障害 味覚・き 平衡機能 上肢障害 h)-2) 発声障害 知的障害 記憶障害 言語・読
アレル
盲 弱視 色覚障害 ろう 難聴 全盲ろう 全盲難聴 弱視ろう 弱視難聴 障害
ゅう(嗅) 車いす つえ使用 み書き ギー
覚障害 使用 障害
表2−会議案内作成及び送付時に関する配慮する要素
1 送付方法を確認する。
2 事前登録票を作成し送付する。
会議前
3 案内文書又は案内図を作成する。
表3−当日の会場までのアクセス及び誘導に関する配慮する要素
1 事前調査を行う。
2 最寄駅から会議室までのアクセス,誘導に配慮する。
2-1 物的配慮(表示など)を行う。
2-2 人的配慮(誘導など)を行う。
表4−会議運営,設営及び備品に関する配慮する要素
1 参加者の特性に応じて,会議会場の設営を行う。
2 参加者の特性に応じて,会議の運営の仕方に配慮す
る。
3 参加者の特性に応じて,備品を整える。
表5−会議資料(印刷方法,種類など)に関する配慮する要素
1 当日配布資料(検討資料など)は,事前に参加者及
び関係者に送付する。
会議当日 2 参加者の特性に合わせて資料を作成する。
表6−会議中における情報保障,議事進行及び決議事項に関する配慮する要素
1 必要な支援者(介助者・通訳者・補助者)を配置す
る。
2 発言するときには,各障害特性に応じて配慮を行う。
3 当日に変更される事項又は予期せぬ状況に対して
は,柔軟に対応する。
表7−軽食時又は災害時に関する配慮する要素
1 軽食を提供するときには,成分表示をはっきり示す。
2 軽食を提供するときの誘導及び食事のサポートを行
う。
3 火災,ガス漏れなどの災害のときには,各障害特性
を理解し,迅速な対応と誘導を行う。
表8−アンケート回収に関する配慮する要素
会議当日・
会議後 1 アンケートの回収は,参加者の特性に応じて対応を
行う。
――――― [JIS S 0042 pdf 7] ―――――
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S 0042 : 2010
表2−会議案内作成及び送付時に関する配慮する要素
会議案内の作成及び資料の送付方法は,身体的な特性に応じて配慮が必要である。そのため会議開催に当たっては,各参加者の送付方法の確認を行い事前登録票の回収によって,必要な介助や補助について情報を得て可能な限り準備す
ることが望ましい。
障害種別
a) 視覚障害 b) 聴覚障害 c) 盲ろう d) e) f) g) h) 下肢障害 i) j) k) l) m)
会議案内作成及び送付時に関する配慮する要素 a)-1) a)-2) a)-3) b)-1) b)-2) c)-1) c)-2) c)-3) c)-4) 触覚障害 味覚・き 平衡機能 上肢障害h)-1) h)-2) 発声障害 知的障害 記憶障害 言語・ アレル
盲 弱視 色覚障害 ろう 難聴 全盲ろう 全盲難聴 弱視ろう 弱視難聴 ゅう(嗅)障害 車いす つえ使用 読み書き ギー
覚障害 使用 障害
1 送付方法(様式,形式など)を確認する。
1-1 案内方法の確認をする。会議案内を郵送・e-mail・FAX
のいずれか参加者が選べるようにし,応じた方法で送
付する。
2 事前登録票を作成し送付する。
2-1 事前登録票(附属書A)を送付し,参加者に身体的な
特性又は必要なコミュニケーション,介助などを聞く
(例えば,体温調整ができない人のために,設定温度
を事前に知らせたり,適温を聞いたりする。)。
3 案内文書又は案内図を作成する。
3-1 案内文書又は案内図は,拡大文字,点字,電子媒体な
どの複数の情報手段を用意する。
3-2 案内文書又は案内図は,分かりやすい文章(センテン
スを短く)・ふりがな・大きい文字を使用する。
3-3 案内文書又は案内図には,読みやすいフォント及び分
かりやすいコントラストを使う。
3-4 案内文書又は案内図には,駐車場の案内を記載する。
会場に駐車場がない場合は,近くの駐車場などの情報
を記載する。
3-5 案内文書で,情報保障があることを知らせる(設備さ
れている内容を知らせる。)。
3-6 案内文書又は案内図に,車いす使用者が利用できる経
路を示す。
3-7 案内文書に当日の緊急連絡先(電話,FAXなど)を記
載する。
3-8 案内図に,会場近くに徒歩で行ける公共交通機関があ
る場合,目的地までの経路を明確にする。
3-9 案内図には,ポイントとなる箇所を写真情報として載
せる。
3-10 案内図には,会場及びその周辺の地図をちょう(貼)
付し,文字版,写真(デジタルカメラ)版など数種
類用意する。
3-11 案内図の地図などは,支援者にも分かりやすいように
作成する。
――――― [JIS S 0042 pdf 8] ―――――
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S 0042 : 2010
表3−当日の会場までのアクセス及び誘導に関する配慮する要素
会場までのアクセス及び誘導については,大きく三つに分けられる。自宅から会議開催地の最寄駅,最寄駅から会場まで,更に,会場から会議場までであるが,主催者だけでは対応できない部分もあるため,参加者と相談しながら体制
を整えていくことが望ましい。
障害種別
a) 視覚障害 b) 聴覚障害 c) 盲ろう d) e) f) g) h) 下肢障害 i) j) k) l) m)
会場までのアクセス(経路,駐車場の確保など),誘導(人
a)-1) a)-2) a)-3) b)-1) b)-2) c)-1) c)-2) c)-3) c)-4) 触覚障害 味覚・き 平衡機能 上肢障害h)-1) h)-2) 発声障害 知的障害 記憶障害 言語・ アレル
員配置,標識等の案内方法など)に関する配慮する要素
盲 弱視 色覚障害 ろう 難聴 全盲ろう 全盲難聴 弱視ろう 弱視難聴 ゅう(嗅)障害 車いす つえ使用 読み書き ギー
覚障害 使用 障害
1 事前調査を行う。
1-1 事前に会議担当者が最寄駅などから動線をシミュレー
ションし,道路の段差などがないか確認する。
1-2 当日誘導してくれる人を確保する。
1-3 事前に会場までの行き方を具体的に伝える(バスなら
○番乗り場から○○行き,○分ぐらい,○番目の停留
所,○○を過ぎて○○の次,など。地図があれば,タ
クシーも利用しやすい。)。
2 最寄駅から会議室までのアクセス,誘導に配慮する。
2-1 物的配慮(表示など)を行う。
2-1-1 照明・経路の縁・路面上の凸印,誘導用ブロック,
触知案内図などで現在地を示す。
2-1-2 方向表示は直角を基本とする。
2-1-3 手すりの存在,段の縁,段差などを色の違い又は
警告ブロックではっきり表示する。
2-1-4 会場近くに徒歩で行ける公共交通機関がある。
2-1-5 会場内の案内標識は,人がぶつからない場所に設
置する。
2-1-6 会場内の案内標識は,立った姿勢及び座った姿勢
の両方の目の高さに合わせる。反射,余計な光及
びコントラスト照明のない場所に明るく表示し,
色のコントラスト,文字の大きさなどは十分に見
やすいものとする。
2-1-7 会場内の案内標識は,できるだけ点字表示を付加
する。
2-1-8 会場内の案内標識は,明確かつ単純にする。
2-1-9 会場となる施設の階段又はスロープに手すりを
設置する。
2-1-10 車いすなどが通れる十分な通路を確保する。
2-1-11 駐車場の入口の近くに障害者優先駐車スペース
を確保する。
2-1-12 駐車スペースと入口との間の路面は固く整備
し,できるだけ段差がないようにする。
2-1-13 ドアの上の文字表示は,見やすい大きさを用い
る。
2-1-14 案内,情報提供として,電光文字表示などの視
覚情報を提供する。
2-1-15 特にガイドはいらないが,矢印又は大きな標示
を準備する。
――――― [JIS S 0042 pdf 9] ―――――
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S 0042 : 2010
表3−当日の会場までのアクセス及び誘導に関する配慮する要素(続き)
障害種別
a) 視覚障害 b) 聴覚障害 c) 盲ろう d) e) f) g) h) 下肢障害 i) j) k) l) m)
会場までのアクセス(経路,駐車場の確保など),誘導(人
a)-1) a)-2) a)-3) b)-1) b)-2) c)-1) c)-2) c)-3) c)-4) h)-1)
触覚障害 味覚・き 平衡機能 上肢障害 h)-2) 発声障害 知的障害 記憶障害 言語・ アレル
員配置,標識等の案内方法など)に関する配慮する要素
盲 弱視 色覚障害 ろう 難聴 全盲ろう 全盲難聴 弱視ろう 弱視難聴 ゅう(嗅)障害 車いす つえ使用 読み書き ギー
覚障害 使用 障害
2-1-16 建物内は,場所から場所への移動が簡単で“覚
えやすい”レイアウトになっている。
2-1-17 屋内の方向表示を床材の区別で分かるよう工夫
する。
2-1-18 階段,ドア,壁などの色のコントラストがはっ
きりしている。また,それを説明する。
2-1-19 浮き出し文字,点字,音声案内などで部屋,ト
イレなどの位置情報の提供を行う。
2-1-20 明りょう(瞭)な音声又はループで案内などの
情報提供を行う。
2-1-21 基本的には段差がない方がよいが,困難な場合
にはスロープなどで段差を解消する。
2-1-22 ガラス製のドア又はほかのむき出しのガラスが
使用された危険な場所は,マーカー,色付きテ
ープなどで表示する。
2-1-23 柱,手すりの存在,段の縁,段差などを警告ブ
ロックではっきりさせる。
2-1-24 補聴支援システムを設置し,設置した場所は分
かりやすいように知らせる。
2-1-25 建物が曲がっていたり不規則になっていたりす
る場合,スロープ,階段の混合などは危険なの
で分かりやすいような指示をする。
2-1-26 段差のない入口を確保する(ある場合は,スロ
ープ設置)。
2-1-27 エレベータ(電動車いすで乗ることができ,す
べての階に行ける,低い位置に操作ボタン設置)
を確保するか,段差又は階段を通らず建物内を
移動できるようにする。
2-1-28 滑りにくくかつ安全な床材を採用する。
2-1-29 多機能トイレ(会場内の妥当な近さ)を設置す
る。また,近くに設置がない場合は,場所をあ
らかじめ調べ,事前に該当する参加者に知らせ
る。
2-1-30 アクセシブルなカウンタ・電話・コートかけを
用意する。
2-2 人的配慮(誘導など)を行う。
2-2-1 誘導などの人的配慮をする。 特に,分かりにく
い場所は各場所(ポイント)に誘導の人を配置す
る。
2-2-2 駐車場が確保できない場合,近くの駐車場を案内
する。
2-2-3 アクセシブルな情報通信手段を確保する(難聴用
電話,FAX,ネット環境など)。
――――― [JIS S 0042 pdf 10] ―――――
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JIS S 0042:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.240 : 情報技術(IT)の応用 > 35.240.99 : その他の分野へのITの応用
JIS S 0042:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JIST0921:2017
- アクセシブルデザイン―標識,設備及び機器への点字の適用方法
- JIST0922:2007
- 高齢者・障害者配慮設計指針―触知案内図の情報内容及び形状並びにその表示方法
- JISZ8071:2017
- 規格におけるアクセシビリティ配慮のための指針