JIS S 5504:2010 ノートブック | ページ 2

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ければならない。また,切取りミシン入りノートは,容易に切り取ることができなければならない。

5.2 けい

  けいを印刷する場合は,次による。
a) けいは,紙辺に平行で直線に引かれ,その間隔は等しくなければならない。また,かすれ,ゆがみ又
は未印刷部分がなく,かつ,水分によって容易ににじむことがあってはならない。
b) 学用ノートには,直線以外の補助けいがあってもよい。
c) 中身1枚の表裏のけいのずれは,1 mm以下でなければならない。左右両面のけいのずれは,金具と
じ製本でらせんとじ製本の場合は3 mm以下,その他の製本による場合は2 mm以下でなければなら
ない。

6 材料

6.1 中身原紙

  ノートの中身原紙は,使用上支障のある裂け,孔,汚れ,異物,折れ目などがなく,それぞれ表2に適
合しなければならない。
表2−中身原紙の品質
ノートの種類 原紙の着 項目
色の有無 坪量a) 平滑度b) 白色度c) 不透明度d)サイズ度e) 引裂強さf) 明度L* g)
の区分 g/m2 s % % s mN
1号6号 着色 − 80以上
20以上
未着色 55以上 −
10以上
学用1号3号 着色 − 80以上
70以上 10以上 75以上 300以上
未着色 55以上 −
学用2号及び3号
− − 55以上 8以上 −
(図画用)
注a) 坪量は,JIS P 8124に規定する方法で測定し,その判定は平均値とする。
b) 平滑度は,JIS P 8119又はJIS P 8155に規定する方法で試験し,その判定は平均値とする。
c) 白色度は,JIS P 8148に規定する方法で測定し,その判定は平均値とする。
d) 不透明度は,JIS P 8149に規定する方法で試験し,その判定は平均値とする。
e) サイズ度は,JIS P 8122に規定する方法で試験し,その判定は平均値とする。
f) 引裂強さは,JIS P 8116に規定する方法で試験し,その判定は平均値とする。
g) 明度は,JIS P 8150に規定する方法で測定し,その判定は平均値とする。

6.2 表紙用材料

  表紙用材料は,使用上支障のある裂け,孔,汚れ,異物,折れ目などがなく,ノートの取扱いに耐え得
るもので,紙を用いる場合は,坪量が表3に適合しなければならない。裏表紙についても同様とする。

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表3−表紙・裏表紙用原紙の坪量
単位 g/m2
ノートの種類 坪量
1号 250以上
2号
3号
4号
5号
6号
200以上
学用1号
学用2号
学用3号
学用2号(図画用)
学用3号(図画用)

7 検査

  検査は,次による。
a) ノートは,箇条4及び箇条5の規定に適合しなければならない。
b) 検査は,全数検査又は合理的な抜取検査方式とする。検査項目などは,受渡当事者間の協定による。
ただし,原紙の品質については,製紙業者が実施する試験結果の証明書等によって確認することが
できる。

8 寸法測定

  寸法は,JIS B 7516に規定する最小目盛0.5 mmの金属製直尺を用いて測定する。四隅の角度は,角度測
定器(分度器など)を用いて測定する。

9 表示

  この規格のすべての要求事項に適合したノートには,1冊ごとに表紙又は裏表紙の見やすい箇所(クロ
ス部分を除く。)に,次の事項をJIS Z 8305に規定する9ポイント以上の大きさの活字で表示しなければ
ならない。
a) 規格名称又は規格番号
b) 種類及び寸法
c) 中身枚数
d) 製造業者名又はその略号
参考文献 JIS P 8110 紙及び板紙−平均品質を測定するためのサンプリング方法
JIS P 8111 紙,板紙及びパルプ−調湿及び試験のための標準状態
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示

JIS S 5504:2010の国際規格 ICS 分類一覧

JIS S 5504:2010の関連規格と引用規格一覧