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S 6051 : 2006
表 5 カードケースの寸法(B判)
単位 mm
呼び 区分 長辺の内 短辺の内 硬質プラスチック 軟質プラスチック
のり寸法 のり寸法 長辺 短辺 長辺 短辺
B1 S 1 034 1 062 732 751 1 048 1 101 739 757 1 040 1 101 735 757
E 1 041 1 094 746 764 1 037 1 094 738 764
B2 S 732 751 518 531 742 779 523 537 738 779 521 537
E 737 774 528 542 735 774 524 542
B3 S 518 531 367 376 526 551 371 381 524 551 370 381
E 522 547 375 387 521 547 373 387
B4 S 367 376 260 265 373 395 263 271 373 395 263 271
E 370 392 266 277 370 392 266 277
B5 S 260 265 184 190 266 280 187 196 264 280 186 196
E 263 277 190 202 262 277 188 202
B6 S 184 190 130 134 188 200 132 138 188 200 132 138
E 186 198 134 142 186 198 134 142
B7 S 130 134 93 97 134 142 95 100 134 142 95 100
E 132 140 97 103 132 140 97 103
B8 S 93 97 66 70 97 105 68 73 97 105 68 73
E 95 103 70 76 95 103 70 76
7. 材料
カードケースの製造に用いるプラスチック材料は,5.2に規定する性能を満足し,かつ,衛生的
で安全なものでなければならない。
なお,カードケースの性能を満たし,衛生的で安全な場合は再生材料を用いてもよい。
8. 試験方法
8.1 試験の一般条件
8.1.1 試料の採取方法 試料は,品質が同一とみなすことができるロットから,ロット全体を代表するよ
うにランダムサンプリングによって必要量を採取する。
なお,受渡当事者間の協定によって合理的な採取方法を用いてもよい。
8.1.2 試料の状態調節及び試験場所の標準状態 寸法測定,耐落下性及び耐接合性については,試験前に
試料をJIS K 7100に規定する温度23±5 ℃で1時間以上状態調節し,試験は23±5 ℃の室内で行う。そ
れ以外の項目については,室温又は受渡当事者間の協定による。
8.1.3 試験結果の表し方 全光線透過率,黄色度及び耐接合性の試験結果は,規定の数値より1けた下の
位まで求めて,平均値をJIS Z 8401によって丸める。
8.2 寸法測定
8.2.1 シートの厚さ シートの厚さの測定は,次による。
a) 測定器具 測定器具は,JIS B 7503に規定するダイヤルゲージ,又はこれと同等以上の精度をもつも
のを用いる。
b) 操作 8.1.2によって状態調節した試料の任意の3か所以上を,ダイヤルゲージを用いてシートの厚さ
を測定する。この場合,合否の判定は,それぞれの測定値について行う。
8.2.2 長辺及び短辺 長辺及び短辺の測定は,次による。
a) 測定器具 測定器具は,JIS B 7516に規定する金属製直尺1級,又はこれと同等以上の精度をもつも
――――― [JIS S 6051 pdf 6] ―――――
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のを用いる。
b) 操作 8.1.2によって状態調節した試料を水平に保持し,金属製直尺を用いて任意の2か所を測定する。
この場合,合否の判定は,それぞれの測定値について行う。
8.2.3 長辺及び短辺の内のり寸法 長辺の内のり寸法及び短辺の内のり寸法の測定は,次による。
a) 測定器具 測定器具は,JIS B 7516に規定する金属製直尺1級,又はこれと同等以上の精度をもつも
のを用いる。
b) 操作 8.1.2によって状態調節した試料を水平に保持し,金属製直尺を用いて任意の2か所を測定する。
この場合,合否の判定は,それぞれの測定値について行う。
8.3 全光線透過率
全光線透過率の試験は,次による。
a) 測定装置 測定装置は,JIS K 7105の5.5(光線透過率及び全光線反射率)に規定する積分球式光線透
過率測定装置を用いる。
b) 操作 試料から5×5 cmの試験片を切り取り,JIS K 7105の5.5.2(測定法A)に規定する試験方法に
よって3個の試料について全光線透過率を求める。
8.4 熱変形性
熱変形性の試験は,次による。
a) 測定装置 測定装置は,次に適合するものを用いる。
1) 恒温槽 空気かくはん装置付きで,温度を50±2 ℃に調節できるもの。
2) 試料保持板 材質はスレート板,木製合板などで,試料より大きく,表面が平滑なもの。
b) 操作 あらかじめ50±2 ℃に調節した恒温槽の中に,試料保持板の上にほぼ水平に置いた試料を試料
保持板と共に入れ,1時間加熱した後に取り出し,室温になるまで放置後,目視によって試料の異常
の有無を調べる。
8.5 耐落下性
耐落下性の試験は,次による。
a) 測定装置 測定装置は,試料の下辺の高さが85±2 cmになるように垂直に保持して,容易に落下させ
ることができる落下試験装置を用いる。
b) 操作 落下試験装置を用いて,8.1.2によって状態調節した試料を85±2 cmの高さからコンクリート
床上に,垂直に連続して3回落下させ,試料の異常の有無を調べる。
8.6 直角性
直角性の試験は,次による。
a) 測定器具 測定器具は,次に適合するものを用いる。
1) 角度測定器 最小目盛値1′のもの。
2) 直角定規 JIS B 7526に規定するもの。
b) 操作 直角定規を角度測定器の直線部に置き,角度測定器の回転定規をスライドさせ,直角定規に正
確に固定し,回転定規の角度を示す分度目盛をゼロに調整する。次いで,試料を水平な台上に置き,
図2に示す位置を測定する。
――――― [JIS S 6051 pdf 7] ―――――
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図 2 直角性の測定位置
8.7 耐汚染性
耐汚染性の試験は,次による。
a) 測定装置 測定装置は,次に適合するものを用いる。
1) 恒温槽 空気かくはん装置付きで,温度を40±2 ℃に調節できるもの。
2) 試料保持板 3) のガラス板より大きく,表面が平滑なもの。材質はスレート板,木製合板などを用
いる。
3) ガラス板 試験片を挟むためのもので,その大きさは50×50 mmとする。
4) 複写紙 間接静電複写機によって複写した紙。
b) 操作 試料及び事前に複写した紙から50×50 mmの試験片を切り取り,複写された面に試料から切り
取った試験片が接するように重ね合わせて2枚のガラス板で挟み,試料保持板の上に置く。次いで,
ガラス板の上に質量250 gのおもりを置き,あらかじめ40±2 ℃に調節した恒温槽の中に試料保持板
と共に入れ,24時間加熱した後に取り出し,室温になるまで放冷後,目視によって試料の異常の有無
を調べる。
8.8 黄色度
黄色度の試験は,次による。
a) 測定装置 測定装置は,JIS K 7105の6.3.2(装置)に規定する光電色彩計を用いる。
b) 操作 JIS K 7105の6.3(黄色度及び黄変度)によって3個の試料について三刺激値を測定し,黄色度
を求める。
8.9 耐接合性
耐接合性の試験は,次による。
a) 測定装置 測定装置は,クロスヘッド速度一定形又は振子形引張試験装置を用いる。引張試験装置は,
最大荷重の指示装置及び試験片つかみ具を備え,その荷重指示装置の指示値は±2 %以内とする。ま
た,破断荷重は,各容量の1585 %の範囲であることが望ましい。
b) 試験片の作製 試験片は,カードケースの接着部又は溶着部(以下,接合部という。)を含むように,
長辺及び短辺の縁に対して直角に,幅10±0.1 mm,長さ75 mm以上(切り取った試験片を接合部が
中央になるように開いたとき,全長が150 mm以上となるようにする。)の短冊形に切り取る。試験片
の数は,接合部ごとに最少3個とする。
c) 操作 操作は,次による。
1) 8.1.2によって状態調節した試験片の接合部が中央にくるように180°に開いて,その両端を試験機
のつかみ具に取り付ける。このとき,試験片のつかみ間隔は約50 mmとし,試験片は偏心荷重がか
からないように取り付ける。
2) 試験速度は,毎分100 mmとし,接合部が破断(3)するまで試験を行い,最大荷重を求める。
――――― [JIS S 6051 pdf 8] ―――――
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注(3) 接合部で破断しないで,シート部で破断する場合は,シート部の破断荷重をもって,接合部の
破断荷重とする。
9. 検査方法
カードケースは,5. 及び6. の規定について検査を行う。この場合,検査は全数検査又は
合理的な抜取検査方式によって行う。
10. 表示
カードケースには,次の事項を表示する。
a) 包装単位 包装単位ごとに,次の事項を表示しなければならない。
1) 規格番号
2) 種類
3) 呼び及び区分
4) 材料名又はその記号 例 PET,再生材料使用
5) 製造業者名又はその略号
b) 製品 カードケースの外装又はカードケースに中紙を入れ,次の事項を表示しなければならない。
1) 規格番号
2) 種類
3) 呼び及び区分
4) 材料名又はその記号 例 PVC
5) 製造業者名又はその略号
11. 取扱い上の注意事項
カードケースの中紙には,次の注意事項の中から必要な事項を明確に記載しな
ければならない。
a) ベンジン,シンナー,アルコール,ガソリン,灯油などでふ(拭)くと変質することがある。
b) カードケースの中に入れる印刷物のインクの性能によっては,インクがカードケースに移行すること
がある。
c) 温度の高いところに放置したり,火に近づけると変形するおそれがある。
d) カードケースを開き過ぎると接合部からはがれることがある。
e) カードケースを落としたときに割れることがある。
JIS S 6051:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.180 : 種々の家庭用及び商業用設備
JIS S 6051:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7516:2005
- 金属製直尺
- JISB7526:1995
- 直角定規
- JISK6900:1994
- プラスチック―用語
- JISK7100:1999
- プラスチック―状態調節及び試験のための標準雰囲気
- JISK7105:1981
- プラスチックの光学的特性試験方法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方