JIS T 4203:2012 非観血式機械血圧計

JIS T 4203:2012 規格概要

この規格 T4203は、膨張可能なカフを用いて非観血的に血圧を測定する非観血式機械血圧計及びその附属品の一般原則,性能及び機械的・電気的な安全性の要求事項について規定。

JIST4203 規格全文情報

規格番号
JIS T4203 
規格名称
非観血式機械血圧計
規格名称英語訳
Non-invasive mechanical sphygmomanometers
制定年月日
1950年8月31日
最新改正日
2017年10月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

OIML R16-1:2002(MOD)
国際規格分類

ICS

11.040.55
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1950-08-31 制定日, 1953-08-29 改正日, 1956-08-23 確認日, 1959-07-25 確認日, 1963-03-01 確認日, 1966-05-01 確認日, 1969-05-06 確認日, 1973-02-28 確認日, 1976-08-01 改正日, 1980-01-12 確認日, 1990-02-20 改正日, 1995-08-31 確認日, 2009-10-01 確認日, 2012-06-01 改正日, 2017-10-25 確認
ページ
JIS T 4203:2012 PDF [24]
                                                                                   T 4203 : 2012

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 単位・・・・[3]
  •  5 種類・・・・[3]
  •  6 最大許容誤差及び定格動作条件・・・・[3]
  •  6.1 最大許容誤差・・・・[3]
  •  6.2 定格動作条件・・・・[3]
  •  7 計量範囲及び目盛・・・・[3]
  •  7.1 計量範囲・・・・[3]
  •  7.2 目量・・・・[3]
  •  7.3 目盛・・・・[4]
  •  8 性能・・・・[4]
  •  8.1 一般・・・・[4]
  •  8.2 水銀柱式血圧計・・・・[4]
  •  8.3 アネロイド式血圧計・・・・[5]
  •  9 構造・・・・[5]
  •  9.1 一般・・・・[5]
  •  9.2 水銀柱式血圧計・・・・[5]
  •  9.3 アネロイド式血圧計・・・・[5]
  •  9.4 安全性・・・・[6]
  •  10 試験方法・・・・[6]
  •  10.1 器差試験・・・・[6]
  •  10.2 温度特性試験・・・・[7]
  •  10.3 保管環境試験・・・・[8]
  •  10.4 漏えい試験・・・・[8]
  •  10.5 測定用排気弁の試験・・・・[9]
  •  10.6 急速排気弁の試験・・・・[9]
  •  10.7 水銀のこぼれについての試験・・・・[10]
  •  10.8 水銀の停止装置の試験・・・・[10]
  •  10.9 ヒステリシス差試験・・・・[10]
  •  10.10 耐久性試験・・・・[11]
  •  11 表示・・・・[11]
  •  11.1 装置の表示・・・・[11]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS T 4203 pdf 1] ―――――

T 4203 : 2012

pdf 目次

ページ

  •  11.2 取扱説明書の情報・・・・[11]
  •  附属書JA(規定)計量法によるアネロイド型血圧計・・・・[13]
  •  附属書JB(規定)検定・・・・[16]
  •  附属書JC(規定)使用中検査・・・・[17]
  •  附属書JD(参考)水銀柱式血圧計に添付する説明書に記載する事項(情報用)・・・・[18]
  •  附属書JE(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[19]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS T 4203 pdf 2] ―――――

                                                                                   T 4203 : 2012

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業
大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによってJIS T 4203:1990は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS T 4203 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
T 4203 : 2012

非観血式機械血圧計

Non-invasive mechanical sphygmomanometers

序文

  この規格は,2002年に発行されたOIML R 16-1を基とし,測定範囲の変更など,技術的内容を変更し
て作成した日本工業規格(日本産業規格)である。この規格の附属書JAには,計量法に基づく非観血式機械血圧計のうち
アネロイド式のもの(以下,計量法によるアネロイド型血圧計という。)が計量法の特定計量器として要求
される要件のうち,構造及び性能に係る技術上の基準及び試験方法について規定している。この規格の適
合だけをもって計量法で定める検定に合格したことにはならない。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JEに示す。また,附属書JA附属書JDは対応国際規格には
ない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,膨張可能なカフを用いて非観血的に血圧を測定する非観血式機械血圧計及びその附属品の
一般原則,性能及び機械的・電気的な安全性の要求事項について規定する。
この規格は,四肢で測定する装置だけに適用する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
OIML R 16-1:2002,Non-invasive mechanical sphygmomanometers(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。ただし,9.4.1は除く。
JIS T 0601-1 医用電気機器−第1部 : 基礎安全及び基本性能に関する一般要求事項
JIS Z 8103 計測用語

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS T 0601-1及びJIS Z 8103によるほか,次による。
3.1
血圧(blood pressure)
身体の動脈系の圧力。

――――― [JIS T 4203 pdf 4] ―――――

2
T 4203 : 2012
3.2
非観血血圧測定(non-invasive blood pressure measurement)
生体を傷つけずに血圧を間接的に測定する方法。
3.3
空気圧系(pneumatic system)
圧力検出部に接続されるカフ,チューブ,コネクタ,バルブ及び圧力検出部並びにポンプのような全て
の加圧部及び圧力制御部を含む系。
3.4
カフ(cuff)
血圧計の構成部品であって,ブラダとスリーブとからなり,患者の四肢に巻き付けられるもの。
3.5
ブラダ(bladder)
空気袋。
3.6
スリーブ(sleeve)
ブラダを包むカフの非弾性な部分。
3.7
非観血式機械血圧計(non-invasive mechanical sphygmomanometer)
非観血血圧測定するために,カフ(カフ及び圧力計内の空気の圧力を調節する。),排気弁,及び水銀柱
式圧力計又はアネロイド式圧力計(電気式を除く。)を使用する血圧計。通常,カフに空気を充填するため
の手動又は自動のポンプが付随する。
3.8
測定用排気弁(deflation valve)
測定中に,空気圧系の排気を制御するための弁で手動によって調整するもの。
3.9
急速排気弁(rapid exhaust valve)
空気圧系を急速に排気するための弁。
3.10
計量値(measured value)
計量器の表示する物理量の値。
3.11
目盛標識(scale mark)
計量値又はそれに関連する値を表示するための数字又は点若しくは線その他の記号。
3.12
アナログ指示機構(analog indication device)
計量値を連続的に示す目盛標識の集合。
3.13
器差(instrumental error)
測定器が示す値から示すべき真の値を引いた値。

――――― [JIS T 4203 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS T 4203:2012の引用国際規格 ISO 一覧

  • OIML R16-1:2002(MOD)

JIS T 4203:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS T 4203:2012の関連規格と引用規格一覧