JIS T 4203:2012 非観血式機械血圧計 | ページ 4

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T 4203 : 2012
附属書JA
(規定)
計量法によるアネロイド型血圧計
JA.1 一般
この附属書は,アネロイド型血圧計が計量法の特定計量器として要求される要件のうち,構造及び性能
に係る技術上の基準及び試験方法について規定している。この附属書の適合だけをもって計量法で定める
検定に合格したということにはならない。
なお,非観血式機械血圧計のうちアネロイド式のものは,計量法ではアネロイド型血圧計で定義されて
いるため,この用語を用いた。
JA.2 適用範囲
人体の血圧を計量する計量法のアネロイド型血圧計の構造及び性能について規定する。
JA.3 用語及び定義
この附属書で用いる主な用語及び定義は,箇条3によるほか,次による。
JA.3.1
検定
計量法に規定される特定計量器の検定。
注記 検定を行うものは,計量法によってその特定計量器の種類ごとに都道府県知事,指定検定機関,
独立行政法人産業技術総合研究所及び日本電気計器検定所と定められている。
JA.3.2
検定公差
検定における器差の許容値。
JA.3.3
使用公差
使用中検査における器差の許容値。
JA.3.4
圧力基準器
計量法に規定される基準器。
JA.4 単位
血圧(値)の単位は,箇条4による。
JA.5 検定公差及び定格動作条件
JA.5.1 検定公差
アネロイド型血圧計の検定公差は,6.1 b) による。
JA.5.2 定格動作条件
アネロイド型血圧計の定格動作条件は,6.2による。

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T 4203 : 2012
JA.6 計量範囲及び目盛
JA.6.1 計量範囲
アネロイド型血圧計の計量範囲は,7.1による。
JA.6.2 目量
アネロイド型血圧計の目量は,7.2によるか,又は次のいずれかでなければならない(nは,0又は正の
整数とする。)。
a) 計量単位がkPaのもの 0.1×10n kPa,0.2×10n kPa,0.5×10n kPa
b) 計量単位がmmHgのもの 1×10n mmHg,2×10n mmHg,5×10n mmHg
JA.6.3 目盛
アネロイド型血圧計の目盛は,7.3による。
JA.7 性能
JA.7.1 漏えい
アネロイド型血圧計の漏えいは,8.1.1による。
JA.7.2 温度特性
アネロイド型血圧計の温度特性は,8.3.1による。
JA.7.3 保管環境
アネロイド型血圧計の保管環境特性は,8.3.2による。
JA.7.4 ヒステリシス差
アネロイド型血圧計のヒステリシス差は,8.3.3による。
JA.7.5 耐久性
アネロイド型血圧計の耐久性は,8.3.4による。
JA.8 構造
JA.8.1 指針の始点
アネロイド型血圧計の指針の始点は,9.3.1による。
JA.8.2 止め
アネロイド型血圧計の止めは,9.3.2による。
JA.8.3 指針
アネロイド型血圧計の指針は,9.3.3による。
JA.8.4 不正行為防止
アネロイド型血圧計の不正行為防止のための構造は,9.4.3による。
JA.9 試験
JA.9.1 器差
器差試験は,10.1による。
JA.9.2 漏えい
漏えい試験は,10.4による。
JA.9.3 温度特性
温度特性試験は,10.2による。

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T 4203 : 2012
JA.9.4 保管環境
保管環境試験は,10.3による。
JA.9.5 ヒステリシス差
ヒステリシス差試験は,10.9による。
JA.9.6 耐久性
耐久性試験は,10.10による。
JA.10 検定
検定は,附属書JBによる。
JA.11 使用中検査
使用中検査は,附属書JCによる。
JA.12 対応関係
JIS項目と特定計量器検定検査規則(以下,検則という。)項目との対応関係は,表JA.1による。
表JA.1−JIS項目と検則項目との対比表
附属書JB及び附属書JCの項目 検則の対応項目
JB.2.1 構造検定
JA.6 計量範囲及び目盛 第十四章第一節第一款第二目“性能”
JA.7 性能
JA.8 構造
JB.2.2.1 検定公差 第十四章第一節第二款“検定公差”
JB.2.1 構造検定
JB.2.1.1 漏えい
JA.7.2 温度特性 第十四章第一節第三款第一目“構造検定の方法”
JA.7.3 保管環境
JA.7.4 ヒステリシス差
JA.7.5 耐久性
JB.2.2.3 器差検定の方法 第十四章第一節第三款第二目“器差検定の方法”
JC.2 性能に係る技術上の基準 第十四章第二節第一款“性能に係る技術上の基準”
JC.3 使用公差 第十四章第二節第二款“使用公差”
JC.4 性能に関する検査の方法 第十四章第二節第三款第一目“性能に関する検査の方法”
JC.5 器差検査の方法 第十四章第二節第三款第二目“器差検査の方法”

――――― [JIS T 4203 pdf 18] ―――――

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T 4203 : 2012
附属書JB
(規定)
検定
JB.1 一般
アネロイド型血圧計の検定は,経済産業大臣による型式の承認を受け,その承認を受けた型式の型式承
認番号の表示の有無によって,それぞれJB.2又はJB.3による。
JB.2 型式承認番号の表示のないアネロイド型血圧計
JB.2.1 構造検定
構造並びに性能及びその試験方法は,附属書JAによる。ただし,JA.7.1に関わる試験以外の試験は,
必要がないと判断できるときは,省略することができる。JA.7.1に関わる試験はJB.2.1.1による。
JB.2.1.1 漏えい
漏えいは,8.1.1による。ただし,試験方法は,JB.2.1.2による。
JB.2.1.2 漏えい試験の方法
加圧口に上限圧力まで加圧し,バルブなどによって遮断し,1分間保持したときの計算値の変化を読み
取る。この場合において,加圧するための機構にカフ容量相当分の剛性容器を組み込み,試験を行っても
よい。
JB.2.2 器差検定
JB.2.2.1 検定公差
検定公差は,JA.5.1による。
JB.2.2.2 定格動作条件
定格動作条件は,JA.5.2による。
JB.2.2.3 器差検定の方法
器差検定は,次の条件を満たさなければならない。
a) 標準圧力計は,計量法第103条第1項の規定によって基準器検査に合格し,かつ,有効期間内にある
圧力基準器を用いる。
b) 器差検定を行う圧力の箇所は,圧力を増しながら任意の4か所以上,圧力を減じながら任意の4か所
以上の圧力について行う。
c) 器差検定の箇所は,4か所の圧力のうち,10 kPa22 kPa(mmHg表示のものにあっては,80 mmHg
160 mmHg)までの範囲内に2か所以上行う。
JB.3 型式承認番号の表示のあるアネロイド型血圧計
器差検定の検定公差及び検定の方法は,JB.2.2による。

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T 4203 : 2012
附属書JC
(規定)
使用中検査
JC.1 一般
使用中検査についての規定は,アネロイド型血圧計の製造後,市場において使用されているアネロイド
型血圧計の性能等を規定するものである。
JC.2 性能に係る技術上の基準
性能に係る技術上の基準は,JB.2.1.1による。
JC.3 使用公差
使用公差は,JB.2.2.1に規定する検定公差の2倍とする。
JC.4 性能に関する検査の方法
性能に関する検査の方法は,JB.2.1.2による。
JC.5 器差検査の方法
器差検査の方法は,JB.2.2.3による。

――――― [JIS T 4203 pdf 20] ―――――

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  • OIML R16-1:2002(MOD)

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