この規格ページの目次
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T 5502 : 2013
4.6 全長
4.6.1 測定器具
0.01 mmの精度又はそれより高い精度をもつ3.3に示した測定器具から適したものを用い,測定すると
きには,1.5 Nを超える力を加えてはならない。
4.6.2 測定位置
測定点は,器具の両端(作業部の先端と軸の端)とする。
4.6.3 手順
4.6.1に規定した器具を用いて,全長を1回測定する。
4.7 作業部のテーパ角度
4.7.1 測定器具
2′[=(1/30)°]の精度又はそれより高い精度をもつ3.3に示した測定器具から適したものを用い,測定
するときには,1.5 Nを超える力を加えてはならない。
4.7.2 測定位置
測定は,回転器具の作業部の覆われた領域について行う。
測定点は,少なくとも2か所以上の,できるだけ互いに離れた作業部表面上の代表的な点でなければな
らない。
4.7.3 手順
4.7.1に規定した器具を用いて,回転器具の軸に対する角度を測定する。必要ならば関係する直径及びテ
ーパ長さを測定し,テーパ角度を求める。測定は,1回とする。
4.8 作業部の偏心
4.8.1 保持具及び測定器具
4.8.1.1 保持具
偏心測定に用いる保持具は,次による。
a) IS T 5504-1に適合する軸の回転器具には,距離l1及びl2を調節できる分割V字形ブロック(図1参
照)
b) IS T 5504-2に適合する軸の回転器具には,分割V字形ブロックと同等な精度をとれる保持具。例え
ば,精密チャック
c) マンドレルには,分割V字形ブロックと同等な精度をとれる保持具。例えば,精密チャック
――――― [JIS T 5502 pdf 6] ―――――
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T 5502 : 2013
図1−V字形ブロック測定器具を用いた偏心測定
図1に示す長さl1及びl2は,軸の種類及び回転器具の軸の長さに依存し,表1による。
表1−l1及びl2の寸法
単位 mm
軸の種類a) 軸の長さa) l1 l2
軸部形式1 9 5 3
11及び12 7 3
軸部形式2 15 10 3
30 9 20
軸部形式3 9 5 2
11及び12 7 2
軸部形式4 15 10 3
30 9 20
注a) IS T 5504-1又はJIS T 5504-2
4.8.1.2 測定器具
0.01 mmの精度又はそれより高い精度をもつ3.3に示した測定器具から適したものを用い,測定すると
きには,0.3 Nを超える力を加えてはならない。
4.8.2 測定位置
測定点は,個別の製品規格の規定によって,回転器具の上面にある。
規定がない場合,測定点は,円柱状及び円すい(錐)状の回転器具については作業部の中央とし,他の
形状をもつ回転器具については作業部の最大直径部とする。
4.8.3 手順
回転器具の軸部の形式(表1)によって,保持具の長さl1及びl2を定める。保持具に試験する回転器具
――――― [JIS T 5502 pdf 7] ―――――
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T 5502 : 2013
を置き,ゆっくりと360°回転させる。4.8.1.2に規定した測定器具を用いて,回転器具の上面において,
振れを測定する。
最大の読み(t2)及び最小の読み(t3)を用いて,次の式(2)によって,最大偏心量(t1)を求める。
t1 t2 t3 (2)
ここに, t1 : 最大偏心量(mm)
t2 : 最大の読み(mm)
t3 : 最小の読み(mm)
4.9 けい部強さ
4.9.1 試験荷重機器及び測定器具
4.9.1.1 試験荷重機器
試験する回転器具を水平に対して22.5°の角度に保持したチャック内に固定し,その回転器具の作業部
に試験荷重(F)を加えることができる装置を用いる。チャックは,様々な長さの回転器具を4.9.3に規定
する深さまで挿入し,固定できるものでなければならない。
4.9.1.2 測定器具
0.01 mmの精度又はそれより高い精度をもつ3.3に示した測定器具から適したものを用い,測定すると
きには,0.3 Nを超える力を加えてはならない。
4.9.2 試験荷重
試験荷重(F)は,個別規格の規定によって,又は次の式(3)によって求める。
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98 d2
F (3)
d1 d2 l
ここに, F : 試験荷重(N)
d1 : 作業部の直径(mm)
d2 : けい部の最大直径(mm)
l : 最小作業部長さ(mm)
注記 この式は,Fの数値を得るためにだけ用いるもので,左右項の単位は一致しない。
4.9.3 手順
回転器具を図2に示すチャック内に挿入し,けい部と軸との境界部分でしっかり固定する。回転器具を
回転させて,最大偏心量(t4)を求める。最大偏心量が垂直上向きになるように回転器具をセットする。
試験荷重(F)を図2に示すように垂直上方に加えるか,又は個別規格に規定するように加える。
試験荷重(F)を5秒間加え,回転器具が壊れたら,不合格とする。回転器具が壊れない場合には,再
度振れ(t5)を測定する。
図2−水平に対し22.5°の回転器具
――――― [JIS T 5502 pdf 8] ―――――
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T 5502 : 2013
4.9.4 永久変形
次の式(4)によって,永久変形(t6)を求める。
t6 t5 t4 (4)
ここに, t6 : 永久変形(mm)
t4 : 試験荷重を負荷する前の最大偏心量(mm)
t5 : 試験荷重を負荷した後の最大偏心量(mm)
4.10 表面粗さ
JIS B 0633及びJIS B 0651によって,表面粗さを測定する。
参考文献 JIS T 5204 歯科用回転器具−歯科用マンドレル
注記 対応国際規格 : ISO 13295,Dentistry−Mandrels for rotary instruments(MOD)
――――― [JIS T 5502 pdf 9] ―――――
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T5
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附属書JA
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(参考)
2 : 2
JISと対応国際規格との対比表
0 13
JIS T 5502:2013 歯科用回転器具−試験方法 ISO 8325:2004 Dentistry−Test methods for rotary instruments
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評
国際 価及びその内容 的差異の理由及び今後の対
規格 策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 適用する特性を規定 1 JISと同じで,注記に 削除 ISO規格の注記を削除した。 注記の内容について記載す
適用 材料特性については, る必要はない。
範囲 各製品規格を参照する ISOには提案しない。
ことを記載
2 引用規格
− − 3 用語及び定義 削除 ISO規格の規定を削除した。 ISO 1942に対応するJISがな
いため。
3.3 測定器具 マイクロメータ,ノギ 4.3 − 追加 各々該当するJISで規定した。 該当するJISがあるため。
ス,ダイヤルゲージ
4.2.4 (1) 5.2.4 − 追加 式の番号を付記した。 分かりやすくした。
以下同様である。
(d) − 追加 符号を追加した。 分かりやすくした。
d : 平均直径 − 追加 符号を追加した。 分かりやすくした。
4.8.1.1 保持具b) 保持具の説明 5.8.1 − 追加 保持具の説明を追加した。 保持具を明確にした。
c) 保持具の説明 .1
図1 タイトルの追記 図1 追加 タイトルを追記した。 分かりやすくした。
表1 軸部形式 表1 追加 “軸部形式”を追加した。 軸の種類を明確にした。
4.8.3 手順 t1 : 最大偏心量 5.8.3 − 追加 符号を追加した。 分かりやすくした。
4.9.2 試験荷重注記 5.9.2 − 追加 注記を追加した。 左右項の単位の違いについ
て説明を加えた。
ISO規格改正時に提案する。
4.9.4 永久変形 t6 : 永久変形 5.9.4 − 追加 符号を追加した。 分かりやすくした。
――――― [JIS T 5502 pdf 10] ―――――
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JIS T 5502:2013の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 8325:2004(MOD)
JIS T 5502:2013の国際規格 ICS 分類一覧
JIS T 5502:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0633:2001
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―表面性状評価の方式及び手順
- JISB0651:2001
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―触針式表面粗さ測定機の特性
- JISB7502:2016
- マイクロメータ
- JISB7503:2017
- ダイヤルゲージ
- JISB7507:2016
- ノギス
- JIST5504-1:2014
- 歯科用回転器具―軸―第1部:金属製
- JIST5504-2:2001
- 歯科用回転器具―軸―第2部:プラスチック製