JIS T 6515:2011 歯科用根管充てん(填)ポイント | ページ 2

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単位 mm
1 平らな後端部
l 全長
注記1 直径d1,d2及びd3は,10 μm単位で表示する。
注記2 表1に,直径の呼びに対するd1,d2及びd3の値を示す。
注記3 テーパは,長さ1 mm当たり0.02 mmである。数式は,d3=d1+0.32 mmとなる。
注a) 基準線
b) 先端部の仮想直径
c) 先端部の正確な形状は,製造販売業者による。
図1−標準ポイントの図示
4.4.6 ぜい(脆)弱性
ぜい弱性は,6.6によって試験したとき,5個の試料が全て破壊の兆候を示してはならない。
4.4.7 色による表示
直径の呼び及びテーパの呼びを示すために,包装又は個々のポイントに色による表示を用いることは,
任意であるが,直径の呼びを色によって表示する場合は,表2による。テーパ表示については,テーパが
大きくなるに従い,明色から暗色へ向かう色順序にしなければならない。例えば,2 %,4 %,6 %,8 %
及び10 %のテーパをもつ場合には,色は,白,黄,赤,青及び緑の順となる。

――――― [JIS T 6515 pdf 6] ―――――

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表2−直径の呼びのカラーコード
直径の呼び カラーコード 略号
010 紫 pur
015 白 wh
020 黄 yel
025 赤 red
030 青 blu
035 緑 grn
040 黒 blk
045 白 wh
050 黄 yel
055 赤 red
060 青 blu
070 緑 grn
080 黒 blk
090 白 wh
100 黄 yel
110 赤 red
120 青 blu
130 緑 grn
140 黒 blk

4.5 アクセサリポイントの要求事項

4.5.1  長さ
製造販売業者が,長さを表示しない場合,長さは,6.4によって試験したとき,全長は,26 mm以下で
なければならない。長さを表示している場合は,表示された長さ以下でなければならない。
4.5.2 表示の種類
表示の種類は,製造販売業者の指定による。

5 サンプリング

  試料は,少なくとも5種類の表示番号のポイントについて,5種類より少ない場合には,全ての表示番
号について,全ての試験を完了するのに十分な量でなければならない。

6 試験方法

6.1 試験条件

  試験は,全て温度23±2 ℃,相対湿度(50±10)%の環境で行う。試料及び試験器具は,少なくとも24
時間前に同条件の試験室内に置く。

6.2 目視検査

  ポイント10本を無作為に選び,ポイントの特性を調べるために,4.2及び箇条7について,拡大せずに
正常な視力で検査する。

――――― [JIS T 6515 pdf 7] ―――――

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6.3 X線不透過性

6.3.1  装置及び器具
6.3.1.1 リング型 内径10 mm,高さ2 mmステンレススチール製で,プラスチックフィルム又は他のX
線透過性材料でつくられたカバー付きのもの。
6.3.1.2 歯科用X線装置 厚さ1.5 mmのアルミニウム製ろ過板付きで,65±5 kVで操作できるもの。
なお,これと同等のX線不透過性が確認できるデジタルX線写真装置でもよい。
6.3.1.3 歯科用X線フィルム ISO 3665に規定したもの。また,これに適合した現像液及び定着剤。
6.3.1.4 アルミニウムステップウェッジ JIS H 2102又はISO 209に適合した純度98 %以上(銅0.1 %
未満,鉄1.0 %未満)のアルミニウム製で,1 mmステップで110 mmまでの厚さ範囲をもつもの,又は
厚さ6 mmの小さなアルミニウム板。
6.3.1.5 写真濃度計
6.3.2 手順
手順は,次による。
a) 各サイズのポリマーポイントを試料作製に十分な数だけユニットパックの中から抜き取る。
なお,ポリマーポイントを成型する前の試料を用いてもよい。
b) これをやや加熱軟化し,練り合わせてステンレス製リング型の中に押し込み,2 mmの厚さにしたも
のを試験試料とする。
c) 6.3.1.3の歯科用X線フィルム上に試料を置き,6.3.1.4のアルミニウムステップウェッジ又はアルミニ
ウム板に隣接させ,X線フィルムの中心に試料を置く。
d) フィルム面から300 mm離れた距離から6.3.1.2の歯科用X線装置によってX線を一定時間照射し,X
線を照射したフィルムの現像,定着を行い,乾燥した後シャーカステン上に置く。
e) 写真濃度計を用いてアルミニウム6 mm相当の濃度と試料の写真濃度とを透過光で比較する。

6.4 長さ

6.4.1  手順
種々のポイントを10本,無作為に選び,0.5 mm間隔で目盛られた定規の上に置き,0.5 mm刻みで全長
を測定する。
6.4.2 評価
6.4.2.1 標準ポイント及び大テーパポイントの評価
評価は,次による。
a) 10本全てが4.4.1に適合する場合には,合格とする。
b) 9本が4.4.1に適合する場合には,5本を再試験し,5本全てが4.4.1に適合するときは,合格とする。
c) 8本以下が適合する場合には,不合格とする。
6.4.2.2 アクセサリポイントの評価
評価は,次による。
a) 10本全てが4.5.1に適合する場合には,合格とする。
b) 9本が4.5.1に適合する場合には,5本を再試験し,5本全てが4.5.1に適合するときは,合格とする。
c) 8本以下が適合する場合には,不合格とする。

6.5 直径及びテーパ

6.5.1  測定器
投影器又は他の適切なもの(例えば,光学式コンパレータなど)。ポリマーポイントについては,0.005 mm

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の読取りができるもの。金属ポイントについては,0.001 mmの読取りができるもの。
6.5.2 手順
6.5.2.1 標準ポイント
標準ポイントの手順は,次による。
a) 標準ポイント10本を無作為に選ぶ。
b) ポイントの投影像を目視で調べ,直径の呼びが,6.5.3に示すテーパ(T)の値及び式(1)を用いて算出
したd1寸法に適合することを確認する。
d1=a'−La' T (1)
ここに, La' : 先端から直径(a')測定部までの距離(mm)
c) 先端から少なくとも16 mmまでのテーパが均一であることを確認する。
d) 先端から3 mm(図1のd2)及び16 mm(図1のd3)の距離において,10本のポイントの直径を測定
して記録する。
6.5.2.2 大テーパポイント
大テーパポイントの手順は,次による。
a) 大テーパポイント10本を無作為に選ぶ。
b) ポイントの投影像を目視で調べ,直径の呼びが,6.5.3に示すテーパ(T)の値及び式(1)を用いて算出
したd1寸法に適合することを確認する。
d1=a'−La' T (1)
ここに, La' : 先端から直径(a')測定部までの距離(mm)
c) テーパ後端部から先端方向へ最大1 mm手前までの部分を除いて,テーパ部のテーパが均一であるこ
とを確認する。
d) 先端からLa' mm (a') 及びLb' mm (b') の2距離において,10本のポイントの直径を測定して記録する。
6.5.3 テーパの計算
6.5.2.1又は6.5.2.2の実測値を用いて計算し,テーパ(T)を求める。テーパは,2か所の直径の測定値
の差を,それら2か所の直径間の距離で除した値であり,式(2)を用いてテーパを算出する。テーパの許容
範囲は,規定した直径の許容範囲だけで決まり,それはサイズによって異なる。
(b a)
T= (2)
(Lb La )
ここに, a' : 距離La' における直径(mm)(図2参照)
b' : 距離Lb' における直径(mm)(図2参照)
6.5.4 評価
評価は,次による。
a) 10本全てが4.4に適合する場合には,合格とする。
b) 9本が4.4に適合する場合には,5本を再試験し,5本全てが4.4に適合するときは,合格とする。
c) 8本以下が適合する場合には,不合格とする。

――――― [JIS T 6515 pdf 9] ―――――

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1 オプションの平らな後端部
l 全長
注a) 基準線
b) 先端部の仮想直径
c) 先端部の正確な形状は,製造販売業者による。
図2−テーパの計算

6.6 ぜい弱性

6.6.1  試験装置
試験装置を図3に示す。

――――― [JIS T 6515 pdf 10] ―――――

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JIS T 6515:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6877:2006(MOD)

JIS T 6515:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS T 6515:2011の関連規格と引用規格一覧