JIS T 8060:2015 血液及び体液の接触に対する防護服―防護服材料の血液及び体液に対する耐浸透性の求め方―人工血液を用いる試験方法

JIS T 8060:2015 規格概要

この規格 T8060は、血液及び体液に対する防護服材料の耐浸透性の求め方について規定。

JIST8060 規格全文情報

規格番号
JIS T8060 
規格名称
血液及び体液の接触に対する防護服―防護服材料の血液及び体液に対する耐浸透性の求め方―人工血液を用いる試験方法
規格名称英語訳
Clothing for protection against contact with blood and body fluids -- Determination of the resistance of protective clothing materials to penetration by blood and body fluids -- Test method using synthetic blood
制定年月日
2007年5月25日
最新改正日
2015年10月26日
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対応国際規格

ISO

ISO 16603:2004(MOD)
国際規格分類

ICS

13.340.10
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
労働安全・衛生 2019
改訂:履歴
2007-05-25 制定日, 2011-10-25 確認日, 2015-10-26 改正
ページ
JIS T 8060:2015 PDF [15]
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pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 原理・・・・[3]
  •  5 人工血液・・・・[3]
  •  6 試験装置・・・・[3]
  •  6.1 浸透テストセル・・・・[3]
  •  6.2 その他の装置・・・・[3]
  •  7 試験片・・・・[3]
  •  7.1 試験片の採取・・・・[3]
  •  7.2 試験片の準備・・・・[4]
  •  8 試験・・・・[4]
  •  8.1 予備試験・・・・[4]
  •  8.2 試験装置の準備・・・・[4]
  •  8.3 試験手順・・・・[5]
  •  8.4 試験終了後の試験装置の清掃・・・・[6]
  •  9 試験報告書・・・・[6]
  •  附属書A(規定)人工血液の組成・・・・[10]
  •  参考文献・・・・[11]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS T 8060 pdf 1] ―――――

T 8060 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本
保安用品協会(JSAA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)
を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が改正
した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS T 8060:2007は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS T 8060 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
T 8060 : 2015

血液及び体液の接触に対する防護服−防護服材料の血液及び体液に対する耐浸透性の求め方−人工血液を用いる試験方法

Clothing for protection against contact with blood and body fluids-Determination of the resistance of protective clothing materials topenetration by blood and body fluids-Test method using synthetic blood

序文

  この規格は,2004年に第1版として発行されたISO 16603を基とし,使用上の利便性を考慮するため,
技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,血液及び体液に対する防護服材料の耐浸透性の求め方について規定する。この規格では,
JIS T 8031の試験装置を使用し,規定された条件における試験片との接触に人工血液を使用する。
この規格は,人工血液を容易に吸収する厚いライナを内張りした防護服材料については,必ずしも有効
であるとは限らない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を示す記号を,次に示す。
ISO 16603:2004,Clothing for protection against contact with blood and body fluids−Determination of
the resistance of protective clothing materials to penetration by blood and body fluids−Test
method using synthetic blood(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS L 1096 織物及び編物の生地試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 3801,Textiles−Woven fabrics−Determination of mass per unit length and
mass per unit area及びISO 5084,Textiles−Determination of thickness of textiles and textile
products(全体評価 : MOD)
JIS T 8031 化学防護服−防護服材料の加圧下における耐液体浸透性試験

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T 8060 : 2015
注記 対応国際規格 : ISO 13994,Clothing for protection against liquid chemicals−Determination of the
resistance of protective clothing materials to penetration by liquids under pressure(MOD)
JIS Z 9015-1 計数値検査に対する抜取検査手順−第1部 : ロットごとの検査に対するAQL指標型抜
取検査方式
注記 対応国際規格 : ISO 2859-1,Sampling procedures for inspection by attributes−Part 1: Sampling
schemes indexed by acceptance quality limit (AQL) or lot-by-lot inspection

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
3.1
血液媒介性病原体(blood-borne pathogen)
血液又はその他の体液を介して伝ぱ(播)する病原体の総称。
3.2
耐血液浸透性材料(blood-resistant material)
血液及び体液の浸透に対して耐性のある材料。
3.3
体液(body fluid)
体内で作られる(分泌性又は外分泌性の)全ての液体。
注記 この規格では,体液には,血液,精液,ちつ(膣)分泌液,脳脊髄液,滑液,腹膜液,羊膜液,
及び歯科治療における唾液だけではなく,明らかに血液又は病原体に汚染している可能性のあ
る体液,及び同定不能な全ての体液も含んでいる。
3.4
擬似体液(body fluid simulant)
人間の体液モデルとしての機能を果たす液体。
注記 この規格では,人工血液を擬似体液として使用している。
3.5
浸透(penetration)
粒子又は液状物質が,防護服の多孔質材料,縫合部,ピンホール,その他の不完全な部分などを非分子
レベルで通過するプロセス。
注記 この規格では,人工血液を浸透液として使用している。
3.6
防護服(protective clothing)
有害物質の暴露又は接触から,作業者の身体の全体又は一部を防護するために着用する衣服。
3.7
人工血液(synthetic blood)
アマランス色素,界面活性剤,増粘剤,無機塩類及び蒸留水の混合液で,血液及び幾つかの体液を代表
する表面張力及び粘度をもつ液体。
注記 この規格における人工血液は,実際の血液又は体液の全ての特性(色,凝固,細胞物質の構成
など)を模擬するものではない。

――――― [JIS T 8060 pdf 4] ―――――

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T 8060 : 2015

4 原理

  JIS T 8031で規定する試験装置内に置かれた人工血液に,規定の圧力及び時間条件に従って試験片を暴
露させる。液体の浸透を,目視で観察することによって判定する。

5 人工血液

  人工血液は,次による。
− 表面張力 : (0.042±0.002)N/m
− pH : 7.3±0.1
なお,人工血液の成分は,附属書Aによる。

6 試験装置

6.1 浸透テストセル

  浸透テストセルは,JIS T 8031に規定するもので,加圧した試験液に接触する試験片を固定するものと
し,次による。
a) 試験片は,浸透テストセル内で人工血液と浸透テストセルの観測面側とを分離する隔壁としての役割
を果たす。
b) セル本体は,セル支持台にしっかりと固定する。
c) セル本体には,約60 mLの人工血液を満たす。開口部のあるフランジカバー(透明カバーを含む。)
によって目視観察ができる。セル本体には,液体を満たすトップポート及び液体を排出する排出弁を
備える。セル本体のトップポートに空気ホースを接続する継手,ガスケット,支持スクリーンなどの
その他の部品も必要である。
d) 支持スクリーン付き浸透テストセルの例及び試験装置の例を,それぞれ図1及び図2に示す。内径が
57 mmである浸透テストセル本体の仕様の例を,図3に示す。

6.2 その他の装置

6.2.1  支持スクリーン 平滑に仕上げられたプラスチック又は金属製のスクエアメッシュスクリーンで,
伸縮性のある材料又は弾性のある材料を支持し,その仕様は,次による。
a) 開口率は,50 %を超えるものとする。
b) 試験片のたわみは,5.0 mm以下とする。
kPaで,空気を供給できるものとする。
6.2.2 空気源 (20 02
6.2.3 ストップウォッチ又は適切な時間計測器
6.2.4 はかり(秤) 精度は,0.01 g以上とする。
6.2.5 容器,メスシリンダー又は目盛付き容器 最小目盛は,1 mLとする。
6.2.6 厚さゲージ 0.02 mmの厚さまで測定できるものとする。

7 試験片

7.1 試験片の採取

  試験片の採取方法は,次による。
a) 材料サンプル又は防護服完成品から試験片を採取する。これらの試験片は,単一層又は全ての構成層
が防護服完成品と同じ順序で配置された複数層複合材料からなる。
b) 防護服の異なる部位に異なる材料又は異なる厚さの材料が用いられる場合,それぞれの部位から試験

――――― [JIS T 8060 pdf 5] ―――――

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JIS T 8060:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 16603:2004(MOD)

JIS T 8060:2015の国際規格 ICS 分類一覧

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