JIS T 8121-2:2018 防護服―ハンドナイフによる切創及び突刺しきずを防護するための手袋及びアームガード―第2部:鎖かたびら以外の材料からなる手袋及びアームガード

JIS T 8121-2:2018 規格概要

この規格 T8121-2は、鎖かたびら,硬質金属,硬質プラスチック以外の材料でできている耐切創性能をもつ手袋,アームガード及び防護スリーブの設計,耐切創性能,突刺し抵抗及び人間工学上の特性に関する要求事項について規定。

JIST8121-2 規格全文情報

規格番号
JIS T8121-2 
規格名称
防護服―ハンドナイフによる切創及び突刺しきずを防護するための手袋及びアームガード―第2部 : 鎖かたびら以外の材料からなる手袋及びアームガード
規格名称英語訳
Protective clothing -- Gloves and arm guards protecting against cuts and stabs by hand knives -- Part 2:Gloves and arm guards made of material other than chain mail
制定年月日
2007年5月25日
最新改正日
2018年4月25日
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対応国際規格

ISO

ISO 13999-2:2003(MOD)
国際規格分類

ICS

13.340.40, 13.340.99
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
労働安全・衛生 2019
改訂:履歴
2007-05-25 制定日, 2011-10-25 確認日, 2016-10-25 確認日, 2018-04-25 改正
ページ
JIS T 8121-2:2018 PDF [20]
                                                                                  T 8121-2 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 要求事項・・・・[2]
  •  4.1 手袋,アームガード及び防護スリーブの防護範囲・・・・[2]
  •  4.2 構造・・・・[3]
  •  4.3 材料の性質・・・・[4]
  •  4.4 人間工学的要求事項・・・・[4]
  •  5 試験装置・・・・[4]
  •  5.1 アームガード及び防護スリーブの手袋への取付け評価用試験装置・・・・[4]
  •  5.2 衝撃切創試験装置・・・・[4]
  •  5.3 切創抵抗試験装置・・・・[4]
  •  6 試験方法・・・・[5]
  •  6.1 前処理・・・・[5]
  •  6.2 調整・・・・[5]
  •  6.3 防護範囲の試験・・・・[5]
6.4 アームガード及び防護スリーブの手袋に対する取付け強さ,並びに手袋の袖口内及び上肢からの防護
スリーブの位置ずれに対する抵抗 5
  •  6.5 衝撃切創試験・・・・[5]
  •  6.6 切創抵抗試験・・・・[6]
  •  6.7 アームガード及び防護スリーブの長さの測定・・・・[6]
  •  6.8 隙間寸法の試験・・・・[6]
  •  7 試験報告書・・・・[6]
  •  8 表示・・・・[7]
  •  9 使用者のための情報及び使用についての指示・・・・[7]
  •  10 図記号・・・・[8]
  •  附属書A(規定)人間工学試験・・・・[10]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[17]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS T 8121-2 pdf 1] ―――――

T 8121-2 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本
保安用品協会(JSAA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)
を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が改正
した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS T 8121-2:2007は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS T 8121の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS T 8121-1 第1部 : 鎖かたびら手袋及びアームガード
JIS T 8121-2 第2部 : 鎖かたびら以外の材料からなる手袋及びアームガード
JIS T 8121-3 第3部 : 布はく,皮革その他の材料の衝撃切創試験

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS T 8121-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
T 8121-2 : 2018

防護服−ハンドナイフによる切創及び突刺しきずを防護するための手袋及びアームガード−第2部 : 鎖かたびら以外の材料からなる手袋及びアームガード

Protective clothing-Gloves and arm guards protecting against cuts andstabs by hand knives-Part 2: Gloves and arm guards made of materialother than chain mail

序文

  この規格は,2003年に第1版として発行されたISO 13999-2を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,我
が国の実情を反映させるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,鎖かたびら,硬質金属,硬質プラスチック以外の材料でできている耐切創性能をもつ手袋,
アームガード及び防護スリーブの設計,耐切創性能,突刺し抵抗及び人間工学上の特性に関する要求事項
について規定する。これらは,JIS T 8121-1に規定する製品よりも耐切創性能及び突刺し抵抗が劣るため,
刃の先端から20 mmの部分における刃幅が12.5 mmを超えるナイフを使用する場合,並びにナイフが手及
び腕に向かって動かされない作業で使用する場合だけを対象とする。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 13999-2:2003,Protective clothing−Gloves and arm guards protecting against cuts and stabs by
hand knives−Part 2: Gloves and arm guards made of material other than chain mail(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS L 0001 繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法
注記 対応国際規格 : ISO 3758,Textiles−Care labelling code using symbols(MOD)
JIS L 1930 繊維製品の家庭洗濯試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 6330:2012,Textiles−Domestic washing and drying procedures for textile
testing(MOD)

――――― [JIS T 8121-2 pdf 3] ―――――

2
T 8121-2 : 2018
JIS L 1931-2 繊維製品の商業クリーニング−第2部 : パークロロエチレンによるドライクリーニング
試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 3175-2:2010,Textiles−Professional care, drycleaning and wetcleaning of
fabrics and garments−Part 2: Procedure for testing performance when cleaning and finishing using
tetrachloroethene(MOD)
JIS T 8052 防護服−機械的特性−鋭利物に対する切創抵抗性試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 13997:1999,Protective clothing−Mechanical properties−Determination of
resistance to cutting by sharp objects(MOD)
JIS T 8121-1 防護服−ハンドナイフによる切創及び突刺しきずを防護するための手袋及びアームガ
ード−第1部 : 鎖かたびら手袋及びアームガード
注記 対応国際規格 : ISO 13999-1:1999,Protective clothing−Gloves and arm guards protecting against
cuts and stabs by hand knives−Part 1: Chain-mail gloves and arm guards(IDT)
JIS T 8121-3 防護服−ハンドナイフによる切創及び突刺しきずを防護するための手袋及びアームガ
ード−第3部 : 布はく,皮革その他の材料の衝撃切創試験
注記 対応国際規格 : ISO 13999-3:2002,Protective clothing−Gloves and arm guards protecting against
cuts and stabs by hand knives−Part 3: Impact cut test for fabric,leather and other materials(MOD)
ISO 7000,Graphical symbols for use on equipment−Registered symbols

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS T 8121-1によるほか,次による。
3.1
防護スリーブ(protective sleeve)
手首から肘より上の上腕までを被うフレキシブルな筒状のカバー。
注記1 防護スリーブは,それ自体の弾力性によって,又はストラップ,その他のシステムによって
適切な位置に保持する自己保持形であってもよい。
注記2 防護スリーブは,通常,手袋の袖口の内側に入れ,手首を軽く締める。

4 要求事項

4.1 手袋,アームガード及び防護スリーブの防護範囲

4.1.1  一般
布はく(帛),皮革,軟質プラスチック又はこれらを複合した手袋並びにフレキシブルなアームガードに
対する要求事項は,次に挙げる事項以外は,JIS T 8121-1に規定する鎖かたびら手袋及び鎖かたびら又は
硬質のアームガードに対する要求事項と同じとする。また,寸法及び防護範囲は,6.7及び附属書Aによ
って評価する。
4.1.2 手袋
手袋による防護範囲は,連続していて手のひら側の尺骨側に切れ込みがあってはならない。
4.1.3 短袖手袋
短袖手袋は,指先点から尺骨けい(茎)状突起先端を超えて75 mm以上の範囲[図1 a) のAが75 mm
以上]を連続的に防護できなければならない。袖口は,附属書Aによって試験をしたとき,この防護範囲
を維持する。

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T 8121-2 : 2018
4.1.4 長袖手袋
長袖手袋は,肘を90°曲げたとき,指先点から上腕前面の75 mm未満の位置[図1 b) のCが75 mm未
満]までを連続的に防護できなければならない[JIS T 8121-1の附属書B(手及び上肢のサイズ,防護手
袋及びアームガードのサイズ)参照]。袖口は,附属書Aによって試験をしたとき,この防護範囲を保持
できなければならない。
4.1.5 手袋のサイズ
手袋には,設計上,適合する手のサイズに基づいて,JIS T 8121-1の附属書B表1(手袋の公称サイズ)
によってサイズを表示する。サイズは,附属書Aによって確認する。
4.1.6 防護スリーブ
防護スリーブは,JIS T 8121-1の3.1.2[手首(wrist)]に規定するように,手首から肘の上まで連続した
範囲を防護する。
4.1.7 アームガード,防護スリーブ,アームガードと手袋との組合せ又は防護スリーブと手袋との組合せ
4.1.7.1 一般
アームガード,防護スリーブ,アームガードと手袋との組合せ又は防護スリーブと手袋との組合せによ
る防護範囲は,連続していなければならない。防護範囲及び隙間がないかどうかは,6.3及びA.5によって
評価する。
4.1.7.2 布はく,皮革,その他のアームガード又は防護スリーブによる防護範囲,及び長尺アームガード
による防護範囲
アームガード及び防護スリーブは,附属書Aによって試験したとき最小限必要な防護範囲を維持する適
切な位置に維持できなければならない。これらは,6.4に規定する25 Nの力で引っ張ったとき手首から40
mm以上上方に移動してはならない。
4.1.7.3 袖口と防護スリーブとの重なり部分
手袋の袖口及び互換式防護スリーブ又はアームガードが与える防護範囲の重なり部分は,互いの外縁部
が連続して接続されていない場合は,50 mm以上とする。防護スリーブは手袋の袖口の内側に入れる。附
属書Aによって試験をする。防護スリーブは,6.4に規定する25 Nの力での引張りに耐え,かつ,手袋の
袖口から抜け出てはならない。
4.1.7.4 アームガード及び防護スリーブのサイズ
アームガード及び防護スリーブには,それぞれ最小の長さのほか,必要に応じて,対象身長範囲及び互
換式手袋のサイズを表示する(箇条7及び箇条8参照)。製品は,6.7及び附属書Aによって試験する。

4.2 構造

4.2.1  隙間の寸法
手袋,アームガード及び防護スリーブの硬質部分の隙間又は硬質部品間の隙間,又はニット構造を貫通
する隙間の最大寸法は,6.8によって試験したとき,JIS T 8121-1の5.5(すき間ゲージ)に規定する4 mm
幅のNo.2ゲージが貫通しない大きさでなければならない。
4.2.2 アームガード及び防護スリーブの附属品
手袋に附属するアームガード又は防護スリーブを手袋の袖口に取り付ける場合は,5.1及び6.4に規定す
る方法で腕を持ち上げた方向に対して150 Nの引張り力,又は手袋の内側に取り付ける場合は25 Nの引張
り力を受けても外れてはならない。また,試験中に防護範囲内に隙間が発生してはならない。その試験は,
6.3に規定する方法で隙間を評価する。

――――― [JIS T 8121-2 pdf 5] ―――――

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JIS T 8121-2:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 13999-2:2003(MOD)

JIS T 8121-2:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS T 8121-2:2018の関連規格と引用規格一覧

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