この規格ページの目次
9
T 8125-4 : 2010
図4−左手の人工手
表1−人工手の寸法
単位 mm
位置 長さ 位置 周囲の長さ
l1 190 a1 197
l2 120 a2 164
l3 116 a3 60
l4 104 a4 55
l5 60 a5 69
l6 78 a6 57
l7 65 a7 60
l8 45 a8 54
l9 135 a9 51
l10 89 a10 50
− − a11 70
− − a12 63
――――― [JIS T 8125-4 pdf 11] ―――――
10
T 8125-4 : 2010
9.3.2 手袋の人工手への取付け
人工手に適切な左手用手袋又は右手用手袋を,着用時と同様な形で取り付ける。留め具(例えば,スト
ラップ,バックルなど)がある場合には,これを着用時と同様に留める。試験中に手袋が回転しないよう
に,手掌部にステープル又はその他の装着具を使用して人工手に手袋を固定する。
手袋が回転しないための上記装着具が手袋の防護材料を貫通する場合には,試験報告書に記載する。
装着具自体が手袋の性能評価を妨げる可能性を避けるため,ステープル又はその他の装着具は(手袋の)
防護材料を貫通しないような位置にすることが望ましい。
注記 通常,JIS T 8125-1の図1に示す試験装置の支点から最も遠い位置になる手袋の端に限りなく
近い手袋の非防護部分を通過する(少なくとも30 mm間隔で設けた)ステープルの線で手袋を
固定するのがよい。
9.3.3 切断
9.3.3.1 切断の方法
タイプA及びタイプBの両方について,図5図9に示す位置で切断する。
a) 規定の切断
− 図5及び図6に示す位置1及び位置2に左手用手袋の手背部を横切る必す(須)の切断。
b) 任意の切断
− 図7の位置3にタイプBの左手用手袋の親指以外の指の手背部側を横切るもの。
− 図8及び図9の位置4に右手用手袋の手背部を横切るもの。
留め具に切断が生じると変則的な結果を招く可能性があるため,できるだけ留め具を避けて切断する。
ただし,これができない場合には,試験報告書に記載する。
1回の試験を完結させるために必要な切断の総数は,次による。
− 規定の切断: 位置1に2,位置2に2
− 任意の切断: 位置3に2,位置4に2
各切断試験は,一つの手袋について1回だけとする。
9.3.3.2 左手用手袋の手背部を横切る切断
9.3.3.2.1 試料の準備
手袋を9.2に規定するとおりに左手の人工手に取り付け,これをしっかりと人工手固定台に取り付ける。
次の条件が成立するように人工手固定台の方向を合わせる。
a) 人工手の手背部が最上部にくる。
b) 親指が試験装置の支点に最も近くなる。
9.3.3.2.2 45°の角度の切断
図5 a)及び図6 a) に示す位置1で,手袋総丈の線に対し45°の角度で,手袋の手背部を斜めに切断する。
タイプAの手袋[図5 a)]は,第3指と第4指との間のまた(股)の位置における防護範囲の端と同じ
高さの線から60 mm±10 mm離れた位置で切断する。
タイプBの手袋及びミトン[図6 a)]は,第3指の先端から130 mm±10 mm離れた位置,又はこれと
同等の位置で切断する。
9.3.3.2.3 90°の角度の切断
図5 b) 及び図6 b) に示す位置2で,手袋総丈の線に対し90°の角度で,手袋の手背部を横切るように
切断する。
タイプAの手袋[図5 b)]は,第3指と第4指との間のまた(股)の位置における防護範囲の端と同じ
――――― [JIS T 8125-4 pdf 12] ―――――
11
T 8125-4 : 2010
高さの線から60 mm±10 mm離れた位置で切断する。
タイプBの手袋及びミトン[図6 b)]は,第3指の先端から130 mm±10 mm離れた位置,又はこれと
同等の位置で切断する。
9.3.3.3 タイプBの左手用手袋の親指以外の指の手背部を横切る任意の切断(図7の位置3)
図7に示す位置3で,手袋総丈の線に対し90°の角度で,手袋の親指以外の指の手背部を横切るように,
第3指の先端から50 mm±10 mm離れた位置,又はこれと同等の位置で切断する。
9.3.3.4 タイプA及びタイプBの右手用手袋の手背部を横切る任意の切断(図8及び図9の位置4)
手袋を9.2に規定するとおりに右手の人工手に取り付け,これをしっかりと人工手固定台に取り付ける。
次の条件が成立するように人工手固定台の方向を合わせる。
a) 人工手の手背部が最上部にくる。
b) 小指(第5指)が試験装置の支点に最も近くなる。
タイプAの手袋は,図8に示す位置4で,手袋総丈の線に対し45°の角度で,手袋の手背部を斜めに,
第3指と第4指との間の防護範囲の端と同じ高さの線から60 mm±10 mm離れた位置で切断する。
タイプBの手袋及びミトンについては,図9に示す位置4で,手袋総丈の線に対し45°の角度で手袋の
手背部を,第3指の先端から130 mm±10 mm離れた位置,又はこれと同等の位置で斜めに切断する。
単位 mm
1 手袋総丈の線
a) 位置1 b) 位置2
図5−タイプAの左手用手袋の切断位置
――――― [JIS T 8125-4 pdf 13] ―――――
12
T 8125-4 : 2010
単位 mm
1 手袋総丈の線
a) 位置1 b) 位置2
図6−タイプBの左手用手袋の切断位置
単位 mm
1 手袋総丈の線
図7−位置3 : タイプBの左手用手袋の切断位置
――――― [JIS T 8125-4 pdf 14] ―――――
13
T 8125-4 : 2010
単位 mm
1 手袋総丈の線
図8−位置4 : タイプAの右手用手袋の切断位置
単位 mm
1 手袋総丈の線
図9−位置4 : タイプBの右手用手袋の切断位置
10 人間工学的評価
手袋は,粗い又は硬い材料が手を傷つけるような状態になっていないか目視及び手で触れることによっ
――――― [JIS T 8125-4 pdf 15] ―――――
次のページ PDF 16
JIS T 8125-4:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 11393-4:2003(MOD)
JIS T 8125-4:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 65 : 農業 > 65.060 : 農業機械,用具及び設備 > 65.060.80 : 林業設備
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.340 : 防護設備 > 13.340.10 : 防護服
JIS T 8125-4:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISL1018:1999
- ニット生地試験方法
- JISL1096:2010
- 織物及び編物の生地試験方法
- JISR6253:2006
- 耐水研磨紙
- JIST8051:2005
- 防護服―機械的特性―突刺抵抗性試験方法
- JIST8114:2007
- 防振手袋
- JIST8125-1:2008
- 手持ちチェーンソー使用者のための防護服―第1部:チェーンソーでの切断抵抗性試験に用いるフライホイール駆動式試験装置