9
T 8130 : 2018
附属書A
(規定)
測定の不確かさ
この規格によって行われる各測定結果について,測定の不確かさの推定値を見積もらなければならない。
測定の不確かさの推定値は,測定の不確かさが特性の評価又は分類に影響を及ぼすおそれがある場合に適
用する。ただし,受渡当事者間で,測定の不確かさの管理について合意した場合には,製造業者は合意し
た当該試験項目に関して測定の不確かさに関する情報を使用者に提供しなければならない。
――――― [JIS T 8130 pdf 11] ―――――
10
T 8130 : 2018
附属書B
(規定)
評価及び分類における特性値の決定方法
この規定は,この規格で要求する性能試験に対して適用する。
試験片の全ての試験結果が性能要求事項を満たさなければならない。
結果は,平均値を報告する。
材料のたて方向及びよこ方向で異なる特性値を示した場合には,特性値は性能の劣る方向で得られた値
を採用する。
測定数のうち,一つの試験片だけが不適合であった場合には,更にもう1セットの試験片を追加して試
験する。追加の試験片に不適合が出た場合には,その試料はこの規格の要求事項に適合しない。
参考文献
[1] JIS L 1930 繊維製品の家庭洗濯試験方法
[2] JIS L 1931-2 繊維製品の商業クリーニング−第2部 : パークロロエチレンによるドライクリーニン
グ試験方法
[3] JIS T 8128 溶接及び関連作業用防護服
[4] ISO/TR 2801,Clothing for protection against heat and flame−General recommendations for selection, care
and use of protective clothing
[5] ISO 15797,Textiles−Industrial washing and finishing procedures for testing of workwear
[6] JIS T 8127 高視認性安全服
――――― [JIS T 8130 pdf 12] ―――――
11
T 8130 : 2018
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS T 8130:2018 防護服−火炎に対する防護服 ISO 14116:2015,Protective clothing−Protection against flame−Limited flame spread
materials, material assemblies and clothing
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評価(V) JISと国際規格との技術的差
国際 及びその内容 異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
2 引用規格
3 用語及び − 3.3 クリーニングイン 削除 次回ISOに提案する。
本文中で“クリーニングインデックス”とい
定義 デックス う用語を使用していないため削除した。
3.4 防護服構成 削除 次回ISOに提案する。
本文中で“防護服構成”という用語を使用し
ていないため削除した。
− 3.7 衣服 削除 次回ISOに提案する。
garment,clothing,suitの3用語は,いずれ
も服と表現しているため,削除した。
3.7 最内層材料 − − 追加 次回ISOに提案する。
本文中で“最内層材料”という用語を使用し
ている用語のため定義を追加した。
− 3.14 複合生地 削除 次回ISOに提案する。
本文中で“複合生地”という用語を使用して
いないため削除した。
3.15 防護服 − − 追加 次回ISOに提案する。
本文中で“防護服”という用語を使用してい
る用語のため定義を追加した。
3.16 再帰性反射材 − − 追加 次回ISOに提案する。
本文中で“再帰性反射材”という用語を使用
している用語のため定義を追加した。
4 一般及び d) ツーピース形防護 − − 追加 次回ISOに提案する。
関連するJIS T 8128,JIS T 8129の設計要求
設計要求事 服の設計要求事項 事項の内容との整合性をとるために追加し
項 た。
T8 130 : 2
0 18
5
――――― [JIS T 8130 pdf 13] ―――――
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T 8130 : 2018
T8
5
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評価(V) JISと国際規格との技術的差
1
国際 及びその内容 異の理由及び今後の対策
30
規格
: 2
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
0
及び題名 番号 の評価
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5 準備 5.2 洗濯による前処 5.2 材料の前処理 追加 洗濯による前処理の方法及び洗濯回数を試次回ISOに提案する。
理 験報告書に記載するようにした。
5.3 経年変化 5.3 経年変化 追加 次回ISOに提案する。
対応国際規格では,洗濯の最大回数だけを記
載することになっているが,洗濯方法につい
ても記載するようにした。
5.4 試料調整 5.4 試料調整 変更 対応国際規格では試料調整の温湿度条件を国内における試験環境の実状を考
温度20±2 ℃,相対湿度(65±5)%として慮し変更した。
いるが,この規格ではJIS L 0105の標準状
態[20±2 ℃,(65±4)%]を採用した。
5.4 試料調整 5.4 試料調整 変更 試料調整環境から取り出して試験を実施すこの規格の試験項目で引用してい
るまでの許容時間を対応国際規格の5分以 る試験規格の中で,試料調整環境
内からJISでは2分以内に変更した。 から取り出して試験を実施するま
での許容時間を2分以内に規定し
ている規格があるため,規格間の
整合性を取るため変更した。
次回ISOに提案する。
6 性能要求 6.1 f) ハードウェア 6.1.6 ハードウェアの性 追加 火炎伝ぱ性試験をしたあとにハードウェア次回ISOに提案する。
事項 の性能要求事項 能要求事項 が機能するかの確認方法及び性能要求を追
加した。
6.2.3 破裂強さ 6.2.3 破裂強さ 変更 試験面積が7.3 cm2の場合,編物及び縫合部
JISでは理論値から性能要求値を
の破裂強さの性能要求値を対応国際規格が270 kPaにした。
次回ISOに提案する。
200 kPaとしているが,当該規格では270 kPa
にした。
8 表示 8.2 b) 単層材料の表 8.2 単層材料の表示 追加 複数の材料を使用した単層材料も想定され次回ISOに提案する。
示 るため,個々の材料の火炎伝ぱ性インデック
スの表示ができるようにした。
8.4 b) 防護服の表示 8.4.3 防護服の表示 追加 再使用禁止を示すグラフィックシンボルを使用者の利便性を考慮して説明を
図1として示した。 追加した。
次回ISOに提案する。
――――― [JIS T 8130 pdf 14] ―――――
13
T 8130 : 2018
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごとの評価(V) JISと国際規格との技術的差
国際 及びその内容 異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
附属書A 測定の不確かさ − − 追加 当該規格では測定の不確かさの管理につい国内における不確かさの管理の実
(規定) 状を考慮し追記した。
ては,受渡当事者間で合意のもと必要とする
場合には,製造業者は使用者に対して不確か
さに関する情報を提供しなければならない
こととした。
附属書B 評価及び分類のため − − 追加 特性値の決定方法を適用する部分を明確化次回ISOに提案する。
(規定) の特性値の決定方法 するために追加した。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 14116:2015,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
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0 18
5
JIS T 8130:2018の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 14116:2015(MOD)
JIS T 8130:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.340 : 防護設備 > 13.340.10 : 防護服
JIS T 8130:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISL0105:2020
- 繊維製品の物理試験方法通則
- JISL1093:2011
- 繊維製品の縫目強さ試験方法
- JISL1096:2010
- 織物及び編物の生地試験方法
- JISL1909:2010
- 繊維製品の寸法変化測定方法
- JISL1913:2010
- 一般不織布試験方法
- JIST8005:2015
- 防護服の一般要求事項
- JIST8022:2020
- 熱及び火炎に対する防護服―火炎伝ぱ性試験方法
- JIST8129:2018
- 熱及び火炎に対する防護服―性能要求事項