JIS T 9241-5:2015 移動・移乗支援用リフト―第5部:リフト用スリング | ページ 3

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T 9241-5 : 2015
附属書JA
(参考)
表示・添付文書
JA.1 表示・添付文書
JA.1.1 製造業者が提供する情報
製造業者が提供する情報は,次による。
a) 安全上の注意 情報には,用具単体の情報,及びその他の用具又は形式の用具と組み合わせて使用で
きるかの助言,並びに使用者の安全性を確実にするのに必要な注意事項又は制限として,少なくとも
次の事項を含まなければならないが,これらに限定するものではない。
− 高温,低温表面に関する注意事項についての警告及び助言
− 可動部分と固定部分間との安全距離に関する注意事項についての警告及び助言
− 用具の折り畳み方法,調整法の説明,並びにリスク要因を避けるために必要な注意事項についての
警告及び助言
− 安全なつり上げ及び扱いに関する助言
− 液体の浸入に対する電気機器の保護レベル。意図した使用環境並びに関連した安全推奨策に関する
助言。
− 危険な用具の組合せについての情報(例えば,リフトのスリング用ハンガーは特定製品だけに使用
できる。)。
b) 字を読むことが困難な人の使用を意図している場合,提供する情報は,それらを理解できる形で行わ
なければならない。視力障害のある人が使用することを製造業者が意図している用具は,触知可能(例
えば,点字)又は可聴様式でなければならない。
c) 情報には,点検・保守及びクリーニングに関する指示,又は依頼先を含めなければならない。用具が
クリーニングされることを想定している場合,腐食を避けるのに必要な方法及び適切なクリーニング
剤。用具が消毒されるようになっている場合,腐食を避けるのに必要な方法及び適切な薬剤。
d) 用具の強度及び耐久性が,被懸ちょう者又は介助者の体重に関連している場合,製造業者の情報及び
ラベルには使用限界値としての質量を規定していなければならない。
e) 用具が難燃性ではない場合,使用者又は介助者の安全性を確保するための注意事項が必要であり,用
具が不燃性でないことを示すラベルをその用具に貼付しなければならない。
f) 用具が電磁両立性エミッションの影響を受ける可能性のある場合,その情報には次の事項を含めなけ
ればならない。
− 意図した使用環境及び危険であると分かっている環境(例えば,無線送信機の至近距離)について
の助言及びリスク要因の説明
− 動作不良を是正する方法についての指針
g) 用具がリスク要因となる騒音を発生する可能性がある場合,高出力騒音レベルに関する注意事項につ
いての警告及び助言
h) 洗浄方法及び洗浄後の管理方法,並びに使用する洗浄剤
i) 消毒方法及び消毒後の管理方法,並びに使用する消毒剤
j) 取扱説明書に用具の目的,強度,耐久性,安全性などの仕様を記載し,機能特性,使用条件及び使用

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例を記載する。
注記1 この情報を準備するときには,JIS S 0137を考慮することが望ましい。
注記2 製造業者は,使用,処方,技術的見地,医療関連,その他の補完情報などを個別の形で提供
することが望ましい。
参考文献 JIS L 0001 繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法
JIS S 0137 消費生活用製品の取扱説明書に関する指針

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附属書JB
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS T 9241-5:2015 移動・移乗支援用リフト−第5部 : リフト用スリング ISO 10535:2006,Hoists for the transfer of disabled persons−Requirements and test
methods
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際 の評価及びその内容 差異の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 の評価
1 適用範囲 1 全てのリフトの性能及び 変更 一つの国際規格をJISは五つのパーJISは適合性評価に資するため
試験方法について規定 トに分けて規定した。 に分割した。
2 引用規格
3 用語及び 3 JISとほぼ同じ 追加 JISは共通な用語であるJIS T 0102実質的な差異はない。
定義 を追加し,この規格で必要な用語
(最大質量及び被懸ちょう者)を追
加した。
4 種類及び区分 追加 JISは種類及び体重による区分を行日本の実情に合わせたが実質
った。 的に差異はない。
5.1 リスク リスクマネジメン 4.1.1 リスクマネジメント 変更 ISO 14971への言及を削除 実質的に差異はない。
マネジメン ト
トによる設

5.2 外観 追加 ISO規格は装置に関する事項だけ規実質的に差異はない。
定し,布に関する規定がなく,JIS
では規定した。
7.2.2 難燃性試験 8.2.1 難燃性を示す場合 変更 ISO規格はEN規格によってたばこ 実質的に差異はない。
による試験を規定,JISは布の試験
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を採用した。
24
9.2.2 a) 寸法表示 8.4.1 表示 変更 ISO規格は寸法だけだが,JISはS,実質的に差異はない。
1-
5
M,Lの表示を許した。
: 2
9.2.2 d) 洗浄記号表示 8.4.1 表示 変更 実質的に差異はない。
JISは記号表示を注記とし,JISを引
01
用した。
5
2

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T9
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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
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国際 の評価及びその内容 差異の理由及び今後の対策
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規格
-
5
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
: 2
番号
及び題名 の評価
01
9.3 n) 利用,選択における 8.4.2 取説 変更 JISは利用者にリスクアセスメント日本の実情に合わせた。
5
リスクアセスメン を求めない規定とした。

9.3 q) 不適合の障害名 8.4.1 表示 変更 日本の実情に合わせた。
ISO規格は障害名を記載するが,JIS
は一般障害名の表示を避けた。
− − 附属書A ISO 10535の構造 削除 JISは不採用とした。
附属書JA −
(参考)
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 10535:2006,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。

JIS T 9241-5:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 10535:2006(MOD)

JIS T 9241-5:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS T 9241-5:2015の関連規格と引用規格一覧