JIS T 9265:2019 福祉用具―歩行補助具―歩行車 | ページ 2

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歩行器の脚端部が地面と接触する部分に取り付けたゴム製キャップ[図2 a) の3参照]。
注記 先ゴムは車輪に加えて,圧力ブレーキとして四輪の歩行車に使われることもある。
記号
1 後方
2 ブレーキハンドル
3 高さ調節機構
4 折畳み機構
5 ハンドル/ハンドグリップ
6 休息用椅子
7 前方
8 補強部品
9 車輪
a) ロレータ形の例
記号
1 サポートテーブル
2 ハンドグリップ
3 ハンドル
4 ハンドル調節機構
5 車輪
6 駐車ブレーキ
7 高さ調節機構
b) ウォーキングテーブル形車輪付きサポートテーブルの例
記号
1 前腕サポート
2 ハンドル
3 ハンドグリップ
4 ブレーキハンドル
5 休息用椅子
6 車輪
7 ブレーキ
8 折畳み機構
9 高さ調節機構
c) ウォーキングテーブル形車輪付き前腕サポートの例
図1−各部の名称

――――― [JIS T 9265 pdf 6] ―――――

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記号
1 回転幅
2 ハンドル間距離
3 先ゴム
4 最大長さ
5 最大幅
6 高さ
a) ロレータ形
記号
1 回転幅
2 サポート点間距離
3 最大長さ
4 最大幅
5 サポート高さ
6 高さ
7 ハンドグリップ及び基準線距離
8 基準点
9 基準線
b) ウォーキングテーブル形
図2−寸法の定義

――――― [JIS T 9265 pdf 7] ―――――

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単位 mm
記号
1 ハンドグリップ後方参照点
2 ハンドグリップ前方参照点
3 ハンドグリップ長さ
4 ハンドグリップ幅
5 前方
図3−ハンドグリップの詳細
記号
1 ブレーキ握り距離
2 ハンドグリップ後方参照点
3 ハンドグリップ前方参照点
4 前方
図4−ブレーキ握り距離
記号
1 タイヤ
2 歩行面より0から5 mm
3 車輪幅
図5−車輪幅の測定

――――― [JIS T 9265 pdf 8] ―――――

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記号
1 車輪
2 ばね
3 フレーム
4 先ゴム
5 ブレーキパッド
a) 先ゴムブレーキ b) パッドブレーキ
図6−圧力ブレーキの例

4 種類

4.1 用途による区分

  用途による区分は,次による。
a) 室内用 室内だけの使用のために製造されたもの。
b) 室外用 主に室外使用のために製造されたもの。

4.2 構造による区分

  構造による区分は,次による。
a) ロレータ形 ハンドグリップによって体重を支える構造のもの[図7のa) 参照]。ハンドグリップに
加え前腕サポートによって支えるものもある[図7のb) 及びc) 参照]。
b) ウォーキングテーブル形 サポートテーブル又は前腕サポートによって体重を支える構造のもの。ハ
ンドグリップのあるものとないものとがある。(図8参照)
進行方向
a) ハンドグリップ付き b) ハンドグリップ及び c) ハンドグリップ及び
前腕サポート付き 前腕サポート付き
(一体形) (分離形)
図7−ロレータ形の例

――――― [JIS T 9265 pdf 9] ―――――

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a) サポートテーブル付き(ハンドグリップなし) b) 前腕サポート付き(ハンドグリップ付き)
図8−ウォーキングテーブル形の例

5 リスクマネジメントによる設計

  リスクマネジメントによる設計は,隙間に手及び足の指が挟まるリスクについて実施する。これは,製
造業者又は販売業者が実施するもので,実施手順及び結果を文書化し維持しなければならない。また,関
連する要因として附属書JAに例示した事項を設計において配慮することが望ましい。

6 外観及び構造

6.1 外観

  歩行車には使用者等が触れた場合に身体にきずを生じる又は衣類を損傷するばり,鋭いエッジ又は突起
があってはならない。

6.2 構造

  歩行車の構造は,次による。
a) 前輪の直径は,75 mm以上とする。
b) 室外用の前輪の直径は,180 mm以上とする。
c) 室外用の前輪の幅は,22 mm以上とする。
d) ロレータ形及びウォーキングテーブル形の室外用は,移動中に使用者が容易に操作できる制動ブレー
キを装備しなければならない。
e) 休息用椅子を備えた3輪以上のロレータ形,3輪以上の室外用ロレータ形及びウォーキングテーブル
形は,駐車ブレーキを装備しなければならない。
なお,このブレーキは,制動ブレーキと組み合わせてもよい。
f) 制動ブレーキ握り距離(図4参照)は,75 mm以下でなければならない。
g) ブレーキは,摩耗,ワイヤの伸びなどが生じたときに,ブレーキ効果を維持するための調整ができる
構造でなければならない。
例示 ブレーキパッド位置の調整及びブレーキパッド自体の交換など。
h) ブレーキ性能は折畳み,引伸ばし又は調節操作によって影響を受けてはならない。
i) 高さ調節装置には,伸張可能な最高位置を明示する。
j) ハンドルは調節ができてもよいが,確実に固定されなければならない。また,設定する最大位置を超

――――― [JIS T 9265 pdf 10] ―――――

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JIS T 9265:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 11199-2:2005(MOD)
  • ISO 11199-3:2005(MOD)

JIS T 9265:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS T 9265:2019の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JIST0102:2011
福祉関連機器用語[支援機器部門]