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T 9268 : 2013
表2−挟み込み形の性能
項目 性能 試験項目
保持力 脱落,転倒などしない。 9.2.1
ただし,施工が必要な製品には適用しない。
静的強度 使用上支障のある破損,変形などがない。9.2.2
耐衝撃 9.2.3
耐久性 9.2.4
7.3 昇降形の性能
昇降形の性能は,表3による。
表3−昇降形の性能
項目 性能 試験項目
安定性 転倒しない。 9.3.1
ただし,施工が必要な製品には適用しない。
静的強度 使用上支障のある破損,変形などがない。9.3.2
耐衝撃 9.3.3
耐久性 9.3.4
8 試験条件
8.1 一般
試験条件は,次による。
a) 試験は室温20 ℃±15 ℃で行う。
b) 試験は,各試験において最も不利となる状態に調整した供試体を用い行う。
c) 試験は,蓋つき便座の場合蓋を外して行ってもよい。
8.2 砂袋
砂袋は,次による。
a) 保持力用砂袋 保持力用砂袋は,底面の直径が300 mmで,質量が60 kg±0.5 kgの円筒状の袋とする。
b) 耐衝撃用砂袋 耐衝撃用砂袋は,底面の直径が300 mmで,質量が25 kg±0.5 kgの円筒状の袋とする。
8.3 おもり
おもりは,次による。
a) 円筒形おもり 質量が25 kg及び35 kgのおもり。
b) 転倒防止用おもり 質量が約100 kgのおもり。
8.4 当て板
当て板は,次による。
a) 荷重用当て板 直径100 mmの円形の平板とする。
b) 全面を覆う当て板 供試体の便座面の外形と縦横の寸法が等しく全面を覆う大きさの平板とする。
8.5 試験台
試験台は,次による。
a) 試験台A 適当な大きさのテーブル又は便器に製造業者又は販売業者が指定する便座を取り付けた台
とする。
b) 試験台B 製造業者又は販売業者が指定する便器とする。
――――― [JIS T 9268 pdf 6] ―――――
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T 9268 : 2013
9 試験方法
9.1 上置き形
9.1.1 保持力試験
9.1.1.1 本体の保持力試験
使用状態とした供試体を,8.5 a) の試験台Aに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付ける。次
に,供試体に8.2 a) の保持力用砂袋を載せ,保持力用砂袋の側面に180 Nの水平力を加え,補高便座の脱
落,転倒,使用上支障のある変形及び異常の有無を目視によって確認する(図3を参照)。
なお,水平力を加える方向は,供試体に対し,前方向及び左右どちらか一方の2方向とし,荷重位置は
保持力用砂袋のほぼ中央で底面から50 mmの高さまでの位置とする。
また,砂袋が穴部から落下する場合は,8.4 b) の便座の全面を覆う当て板を補高便座に載せて試験を行
ってもよい。
図3−上置き形の保持力試験
9.1.1.2 肘掛けの保持力試験(肘掛けのある場合)
使用状態とした供試体を,8.5 a) の試験台Aに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付ける。次
に,供試体の座面に8.4 b) の便座の全面を覆う当て板を載せ,便座の全面を覆う当て板の穴部中央になる
位置から片側に100 mmの位置に8.3 a) の質量25 kgの円筒形おもりを載荷し,おもりを載せた側の肘掛
けの中央部に8.3 a) の質量35 kgの円筒形おもりを載荷し,その位置に60 Nの水平力を外方向に加え,肘
掛けの脱落,本体の転倒など使用上支障のある変形及び異常の有無を目視によって確認する(図4を参照)。
――――― [JIS T 9268 pdf 7] ―――――
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T 9268 : 2013
図4−上置き形の肘掛けの保持力試験
9.1.2 静的強度試験
9.1.2.1 便座面静的強度試験
使用状態とした供試体を,8.5 a) の試験台Aに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付ける。次
に,8.4 b)の便座の全面を覆う当て板を載せ,便座の全面を覆う当て板の中央になる位置に当て板の質量を
含め1 300 Nの鉛直力を10回加えた後,荷重を除去し,各部について使用上支障のある破損,変形などの
有無を確認する。鉛直荷重は,少なくとも各回10秒間維持する(図5を参照)。
図5−上置き形静的強度試験
9.1.2.2 肘掛け鉛直荷重試験(肘掛けがある場合)
使用状態とした供試体を,8.5 a) の試験台Aに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付ける。次
――――― [JIS T 9268 pdf 8] ―――――
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T 9268 : 2013
に,肘掛けの最も破損しやすい位置が分かる場合はその位置に,肘掛けの最も破損しやすい位置が分かり
難い場合は肘掛けの中央に8.4 a) の荷重用当て板を介し,荷重用当て板の質量を含め800 Nの垂直力を10
回加えた後,荷重を除去し,各部について使用上支障のある破損,変形などの有無を確認する。鉛直荷重
は少なくとも各回10秒間維持する(図6を参照)。
なお,荷重用当て板は,荷重時に肘掛け端部から外れない位置2) とする。また,供試体が転倒するおそ
れがある場合には,試験結果に影響がでない方法によって,転倒防止対策[8.3 b) の転倒防止用おもりを
載せる,本体を固定するなど]を施して,試験を行ってもよい。
注2) 外れない位置とは,肘掛け端部から当て板端部がはみださない状態の位置とする。
図6−上置き形肘掛け鉛直荷重試験
9.1.2.3 肘掛け水平荷重試験(肘掛けがある場合)
使用状態とした供試体を,8.5 a) の試験台Aに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付ける。次
に,肘掛けの最も破損しやすい位置が分かる場合はその位置に,肘掛けの最も破損しやすい位置が分かり
難い場合は肘掛けの中央に8.4 a) の荷重用当て板を介して400 Nの水平力を左右同時に,肘掛けの内側か
ら外側へ10回加えた後,荷重を除去し,各部について使用上支障のある破損,変形などの有無を確認する。
水平荷重は少なくとも各回10秒間維持する(図7を参照)。
なお,荷重用当て板は,荷重時に肘掛け端部から外れない位置2) とする。また,供試体が転倒するおそ
れがある場合には,試験結果に影響がでない方法によって,転倒防止対策[8.3 b) の転倒防止用おもりを
載せる,本体を固定するなど]を施して,試験を行ってもよい。
――――― [JIS T 9268 pdf 9] ―――――
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T 9268 : 2013
図7−上置き形肘掛け水平荷重試験
9.1.3 耐衝撃試験
9.1.3.1 便座面の耐衝撃試験
使用状態とした供試体を,8.5 a) の試験台Aに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付ける。次
に,8.4 b) の便座の全面を覆う当て板を載せ,中央となる位置に100 mmの高さから8.2 b) の耐衝撃用砂
袋を自由落下させる操作を,10回繰り返し行った後,各部について使用上支障のある破損,変形などの有
無を確認する(図8を参照)。
図8−上置き形便座面の耐衝撃試験
9.1.3.2 補高便座の耐落下衝撃試験
補高便座の耐落下衝撃試験は,次による(図9を参照)。
a) 平たん(坦)で剛性のある床面に厚さ2 mmのゴムマットを敷き,高さ700 mmの位置に供試体を保
――――― [JIS T 9268 pdf 10] ―――――
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JIS T 9268:2013の国際規格 ICS 分類一覧
- 11 : 医療技術 > 11.180 : 心身障害者用の介護用具 > 11.180.20 : 排泄物の回収
JIS T 9268:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK6253-3:2012
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方―第3部:デュロメータ硬さ
- JIST0102:2011
- 福祉関連機器用語[支援機器部門]