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持した状態から,補高便座の側面を下にした状態で自由落下させる操作を10回繰り返し行う。
なお,ゴムマットの硬さは,JIS K 6253-3に規定するタイプAデュロメータによってA85±5とす
る。
b) 次に,底面を下にした状態で自由落下させる操作を10回繰り返し行う。
c) 次に,前面を下にした状態で自由落下させる操作を10回繰り返し行う。
d) 次に,後面を下にした状態で自由落下させる操作を10回繰り返し行う。
e) 各部について使用上支障のある破損,変形などの有無を確認する。
a) 側面を下にした状態 b) 底面を下にした状態 c) 前面を下にした状態 d) 後面を下にした状態
図9−上置き形補高便座の耐落下試験
9.1.4 耐久性試験
9.1.4.1 便座面の耐久性試験
使用状態とした供試体を,8.5 a) の試験台Aに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付ける。次
に,供試体に8.4 b) の便座の全面を覆う当て板を載せ,便座の全面を覆う当て板の中央となる位置に,便
座の全面を覆う当て板の質量を含め950 Nの鉛直力を毎分40サイクルを超えない速度で12 500回繰り返
し加えた後,荷重を除去し,各部について使用上支障のある破損,変形などの有無を確認する(図10を参
照)。
図10−上置き形便座面の耐久性試験
――――― [JIS T 9268 pdf 11] ―――――
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9.1.4.2 肘掛けの鉛直方向耐久性試験(肘掛けがある場合)
使用状態とした供試体を,8.5 a) の試験台Aに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付ける。次
に,肘掛けの最も破損しやすい位置が分かる場合はその位置に,肘掛けの最も破損しやすい位置が分かり
難い場合は肘掛けの中央に8.4 a) の荷重用当て板を介し,荷重用当て板の質量を含め400 Nの垂直力を毎
分40サイクルを超えない速度で12 500回繰り返し加えた後,荷重を除去し,各部について使用上支障の
ある破損,変形などの有無を確認する(図11を参照)。
なお,荷重用当て板は,荷重時に肘掛け端部から外れない位置2) とする。また,供試体が転倒するおそ
れがある場合には,試験結果に影響がでない方法によって,転倒防止対策[8.3 b) の転倒防止用おもりを
載せる,本体を固定するなど]を施して,試験を行ってもよい。
図11−上置き形肘掛け鉛直方向耐久性試験
9.1.4.3 肘掛けの水平方向耐久性試験(肘掛けがある場合)
使用状態とした供試体を,8.5 a) の試験台Aに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付ける。次
に,肘掛けの最も破損しやすい位置が分かる場合はその位置に,肘掛けの最も破損しやすい位置が分かり
難い場合は肘掛けの中央に8.4 a) の荷重用当て板を介して200 Nの水平荷重を左右同時に,肘掛けの内側
から外側に向けて毎分40サイクルを超えない速度で12 500回繰り返し加えた後,荷重を除去し,各部に
ついて使用上支障のある破損,変形などの有無を確認する(図12を参照)。
なお,荷重用当て板は,荷重時に肘掛け端部から外れない位置2) とする。また,供試体が転倒するおそ
れがある場合には,試験結果に影響がでない方法によって,転倒防止対策[7.3 b) の転倒防止用おもりを
載せる,本体を固定するなど]を施して,試験を行ってもよい。
――――― [JIS T 9268 pdf 12] ―――――
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図12−上置き形肘掛け水平方向耐久性試験
9.2 挟み込み形
9.2.1 保持力試験
9.2.1.1 補高便座の保持力試験
使用状態とした供試体を,8.5 a) の試験台Aに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付ける。次
に,便座面の穴部中央に8.2 a) の保持力用砂袋を載せ,保持力用砂袋の側面に180 Nの水平力を加え,本
体の転倒など使用上支障のある変形及び異常の有無を目視によって確認する(図13を参照)。
なお,水平力を加える方向は,供試体に対し,前方向及び外方向の2方向とし,荷重位置は,保持力用
砂袋のほぼ中央で底面から50 mmの高さまでの位置とする。
図13−挟み込み形保持力試験
――――― [JIS T 9268 pdf 13] ―――――
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9.2.1.2 肘掛け保持力試験(肘掛けがある場合)
使用状態とした供試体を,8.5 a) の試験台Aに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付ける。次
に,供試体に8.4 b) の便座の全体を覆う当て板を載せ,便座の全体を覆う当て板の中央となる位置から片
側に100 mmの位置の当て板上に,8.3 a) の質量25 kgの円筒形おもりを載荷し,更に円筒形おもりを載せ
た側の肘掛け中央部に質量35 kgの円筒形おもりを載荷し,その位置に60 Nの水平力を外方向に加え,肘
掛の脱落,本体の転倒など使用上支障のある変形及び異常の有無を目視によって確認する(図14を参照)。
図14−挟み込み形肘掛け保持力試験
9.2.2 静的強度試験
9.2.2.1 便座面静的強度試験
使用状態とした供試体を,8.5 a) の試験台Aに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付ける。次
に,8.4 b) の便座の全面を覆う当て板を載せ,便座の全面を覆う当て板の中央となる位置に便座の全面を
覆う当て板の質量を含め1 300 Nの鉛直力を10回加えた後,荷重を除去し,各部について使用上支障のあ
る破損,変形などの有無を確認する。鉛直荷重は,少なくとも各回10秒間維持する(図15を参照)。
――――― [JIS T 9268 pdf 14] ―――――
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図15−挟み込み形静的強度試験
9.2.2.2 肘掛け鉛直荷重試験(肘掛けがある場合)
使用状態とした供試体を,8.5 a) の試験台Aに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付ける。次
に,肘掛けの最も破損しやすい位置が分かる場合はその位置に,肘掛けの最も破損しやすい位置が分かり
難い場合は肘掛けの中央に8.4 a) の荷重用当て板を介し,荷重用当て板の質量を含め800 Nの垂直力を10
回加えた後,荷重を除去し,各部について使用上支障のある破損,変形などの有無を確認する。鉛直荷重
は少なくとも各回10秒間維持する(図16を参照)。
なお,荷重用当て板は,荷重時に肘掛け端部から外れない位置2) とする。また,供試体が転倒するおそ
れがある場合には,試験結果に影響がでない方法によって,転倒防止対策[8.3 b) の転倒防止用おもりを
載せる,本体を固定するなど]を施して,試験を行ってもよい。
図16−挟み込み形肘掛け鉛直荷重試験
――――― [JIS T 9268 pdf 15] ―――――
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JIS T 9268:2013の国際規格 ICS 分類一覧
- 11 : 医療技術 > 11.180 : 心身障害者用の介護用具 > 11.180.20 : 排泄物の回収
JIS T 9268:2013の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK6253-3:2012
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方―第3部:デュロメータ硬さ
- JIST0102:2011
- 福祉関連機器用語[支援機器部門]