JIS T 9268:2013 福祉用具―補高便座 | ページ 4

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9.2.2.3 肘掛け水平荷重試験(肘掛けがある場合)
使用状態とした供試体を,8.5 a) の試験台Aに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付ける。次
に,肘掛けの最も破損しやすい位置が分かる場合はその位置に,肘掛けの最も破損しやすい位置が分かり
難い場合は肘掛けの中央に8.4 a) の荷重用当て板を介して400 Nの水平力を左右同時に,肘掛けの内側か
ら外側へ10回加えた後,荷重を除去し,各部について使用上支障のある破損,変形などの有無を確認する。
鉛直荷重は少なくとも各回10秒間維持する(図17を参照)。
なお,荷重用当て板は,荷重時に肘掛け端部から外れない位置2) とする。また,供試体が転倒するおそ
れがある場合には,試験結果に影響がでない方法によって,転倒防止対策[8.3 b) の転倒防止用おもりを
載せる,本体を固定するなど]を施して,試験を行ってもよい。
図17−挟み込み形肘掛け水平荷重試験
9.2.3 耐衝撃試験
使用状態とした供試体を,8.5 a) の試験台Aに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付ける。次
に,供試体に8.4 b) の便座の全面を覆う当て板を載せ,便座の全面を覆う当て板の中央となる位置に100
mmの高さから8.2 b) の耐衝撃用砂袋を自由落下させる操作を,10回繰り返し行った後,荷重を除去し,
各部について使用上支障のある破損・変形等の有無を確認する(図18を参照)。

――――― [JIS T 9268 pdf 16] ―――――

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図18−挟み込み形耐衝撃試験
9.2.4 耐久性試験
9.2.4.1 便座面の耐久性試験
使用状態とした供試体を,8.5 a) の試験台Aに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付ける。次
に,供試体に8.4 b) の便座の全面を覆う当て板を載せ,便座の全面を覆う当て板上の中央となる位置に,
便座の全面を覆う当て板の質量を含め950 Nの鉛直力を毎分40サイクルを超えない速度で12 500回繰り
返し加えた後,荷重を除去し,各部について使用上支障のある破損,変形などの有無を確認する(図19
を参照)。
図19−挟み込み形便座面の耐久性試験
9.2.4.2 肘掛けの鉛直方向耐久性試験(肘掛けがある場合)
使用状態とした供試体を,8.5 a) の試験台Aに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付ける。次

――――― [JIS T 9268 pdf 17] ―――――

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に,肘掛けの最も破損しやすい位置が分かる場合はその位置に,肘掛けの最も破損しやすい位置が分かり
難い場合は肘掛けの中央に8.4 a) の荷重用当て板を介し,荷重用当て板の質量を含め400 Nの垂直力を毎
分40サイクルを超えない速度で12 500回繰り返し加えた後,荷重を除去し,各部について使用上支障の
ある破損,変形などの有無を確認する(図20を参照)。
なお,荷重用当て板は,荷重時に肘掛け端部から外れない位置2) とする。また,供試体が転倒するおそ
れがある場合には,試験結果に影響がでない方法によって,転倒防止対策[8.3 b) の転倒防止用おもりを
載せる,本体を固定するなど]を施して,試験を行ってもよい。
図20−挟み込み形肘掛け鉛直方向耐久性試験
9.2.4.3 肘掛けの水平方向耐久性試験(肘掛けがある場合)
使用状態とした供試体を,8.5 a) の試験台Aに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付ける。次
に,肘掛けの最も破損しやすい位置が分かる場合はその位置に,肘掛けの最も破損しやすい位置が分かり
難い場合は肘掛けの中央に8.4 a) の荷重用当て板を介して,200 Nの水平荷重を左右同時に,肘掛けの内
側から外側に向けて毎分40サイクルを超えない速度で12 500回繰り返し加えた後,荷重を除去し,各部
について使用上支障のある破損,変形などの有無を確認する(図21を参照)。
なお,荷重用当て板は,荷重時に肘掛け端部から外れない位置2) とする。また,供試体が転倒するおそ
れがある場合には,試験結果に影響がでない方法によって,転倒防止対策[8.3 b) の転倒防止用おもりを
載せる,本体を固定するなど]を施して,試験を行ってもよい。

――――― [JIS T 9268 pdf 18] ―――――

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図21−挟み込み形肘掛け水平方向耐久性試験

9.3 昇降形

9.3.1  安定性試験
9.3.1.1 補高便座の安定性試験
使用状態とした供試体を,8.5 b) の試験台Bに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付ける。次
に,供試体の便座受け部の上に,8.4 b) の便座の全面を覆う当て板を載せ,その上に便座の全面を覆う当
て板の質量を含め質量60 kgのおもりを,次のとおりに載せ,それぞれ1分間放置したとき,本体が転倒
しないことを確認する。
a) 便座面中央前縁から50 mmの位置(前縁部)[図22 a)を参照]
b) 便座面中央右側縁から50 mmの位置(右側部)[図22 b)を参照]
c) 便座面中央左側縁から50 mmの位置(左側部)[図22 c)を参照]
a) 前縁部 b) 右側部
図22−昇降形安定性試験

――――― [JIS T 9268 pdf 19] ―――――

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c) 左側部
図22−昇降形安定性試験(続き)
9.3.1.2 肘掛け安定性試験(肘掛けがある場合)
使用状態とした供試体を,8.5 b) の試験台Bに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付ける。次
に,供試体に8.4 b) の便座の全面を覆う当て板を載せ,便座の全面を覆う当て板の中央となる位置から片
側に100 mmの位置に,8.3 a) の質量25 kgの円筒形おもりを載荷する。また,肘掛け中央部に質量35 kg
の円筒形おもりを載荷し,その位置に60 Nの水平力を外方向に加え,本体が転倒しないことを確認する(図
23を参照)。
図23−昇降形肘掛け安定性試験
9.3.2 静的強度試験
9.3.2.1 便座面への鉛直荷重試験
使用状態とした供試体を,8.5 b) の試験台Bに製造業者又は販売業者が指定する方法で取り付け,昇降
状態を最も低い高さにする。次に,8.4 b) の便座の全面を覆う当て板を載せ,便座の全面を覆う当て板の
中央となる位置に,便座の全面を覆う当て板の質量を含め1 300 Nの鉛直力を10回加えた後,荷重を除去
し,各部について使用上支障のある破損,変形などの有無を確認する。鉛直荷重は少なくとも各回10秒間
維持する(図24を参照)。

――――― [JIS T 9268 pdf 20] ―――――

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