この規格ページの目次
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X 0601 : 2014 (ISO/IEC 1001 : 2012)
全てのレコードが同じ長さをもつファイルの中のレコード。
4.9
処理システム(implementation)
情報処理システムを作成システム,受領システム又は両者として動作させる処理の集合。
4.10
初期化済み磁気テープ(initialized volumes)
有効なファイルセクションは記録されないが,ボリュームの最初のラベルグループが記録されている磁
気テープ(附属書C参照)。
4.11
インストレーション(installation)
磁気テープの処理又は情報交換を行うための一つ以上の処理システムの使用を制御する人又は他の実体。
注記 インストレーションは,この規格で定義する利用者の一つである。
4.12
ラベル(label)
ボリューム又はボリュームのファイル分割の識別及び特性を表示するレコード。
4.13
作成システム(originating system)
他のシステムとの情報交換のために,磁気テープ上にファイルを記録することができる情報処理システ
ム。
4.14
作成者(originator)
作成システムに対して指令を発する権限をもつ人。
4.15
受領システム(receiving system)
情報交換のために,他のシステムによって記録済みの磁気テープファイルを読み取ることができる情報
処理システム。
4.16
受領者(recipient)
受領システムに対して指令を発する権限をもつ人。
4.17
レコード(record)
情報の一つの単位として扱われる関連したデータの集まり。
4.18
セグメント化レコード(segmented record)(a文字使用時だけ)
各レコードが異なった長さをもつことが許され,レコード全体を1個のブロックに記録しても2個以上
のブロックにわたって記録してもよいように指定されているファイルに含まれるレコード。
4.19
情報交換用規格(international standard for information interchange)(a文字使用時だけ)
記録方式及び磁気テープのトラック様式を規定する規格(例えば,JIS X 6103)。
――――― [JIS X 0601 pdf 6] ―――――
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X 0601 : 2014 (ISO/IEC 1001 : 2012)
4.20
テープマーク(tape mark)
区切りとして使用される制御ブロック。
注記 テープマークの構成は,関連する情報交換用規格による。
4.21
利用者(user)
処理システムが提供するサービスを要求する人又はその他の実体(応用プログラムなど)。
4.22
可変長レコード(variable-length record)
各レコードが,それぞれ異なった長さをもつことが許されるファイルの中のレコードであって,セグメ
ント化レコードでないもの。
4.23
ボリューム(volume)
取り外しが可能な磁気テープのリール。
4.24
ボリュームセット(volume set)
ファイルセットを記録した1個以上のボリュームの集まり。
5 表記法
表記法は,次による。
− BP : ラベル中のバイト位置
− L : バイト位置の数のフィールド長
− a文字 : 使用が許された任意の文字(8.1.1参照)
− e文字 : 使用が許された任意の文字(8.2.1参照)
− 数字 : “0”“9”の文字
表中及びこの規格で“空白文字”は,a文字の場合は文字コード2/0(JIS X 0201),e文字の場合は文字
コード4/0とする。
ラベルの内容を示す表中の大文字の列は,この文字列中の各文字が,この文字列中の順番で対応する,
フィールドのバイト位置に出現しなければならないことを示すものである。大文字列がVOLであれば,
ボリュームヘッダラベルのバイト位置1に“V”が,バイト位置2に“O”が,バイト位置3に“L”が,
それぞれ出現する。
6 ラベル及びファイルの配置
6.1 ボリューム上のデータの配置
ボリュームは,ブロックで始まり,ブロック及びテープマークを記録し,使用可能な記録領域で終わる。
6.2 ラベル群の配置
6.2.1 ラベル
ラベルは,80バイトの長さをもつレコードとし,ブロック内の最初の80バイト位置に記録しなければ
ならない。ブロックにラベルを記録して余分のバイトが残る場合,規定された符号を記録しなければなら
――――― [JIS X 0601 pdf 7] ―――――
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X 0601 : 2014 (ISO/IEC 1001 : 2012)
ない(7.1参照)。
ラベルの種別は,次による。
− ボリューム見出しラベル
− インストレーションボリュームラベル(a文字使用時だけ)
− ファイル見出しラベル
− 利用者ファイル見出しラベル
− ファイル終わりラベル
− ボリューム終わりラベル
− 利用者ファイル終わりラベル
6.2.2 ラベルセット
ラベルセットは,連続するブロックとして記録された同じ種別のラベルの集まりとする。ラベルセット
内の全てのラベルには,利用者ファイル見出しラベルセット及び利用者ファイル終わりラベルセットを除
き,1から始まる一連のラベル番号を付与しなければならない。
6.2.3 ラベル群
表1に示すラベル群は,それぞれ1個の第1ラベルセット及びこれに続く第2ラベルセットからなる。
表1に示すラベルセットのうち第1ラベルセットは,必須とし,第2ラベルセットの有無は,任意とする。
表1−ラベル群とラベルセットとの対応
ラベルセット
ラベル群
第1 第2
ボリューム始め ボリューム見出し インストレーションボリューム
(a文字使用時だけ)
ファイル分割始め ファイル見出し 利用者ファイル見出し
ファイル分割終わり ボリューム終わり 利用者ファイル終わり
ファイル終わり ファイル終わり 利用者ファイル終わり
6.3 ファイル分割の配置
6.3.1 ファイル分割
ファイル分割は,連続するブロックとして記録しなければならない。ブロックがない場合,ファイル分
割はないとみなす。
6.3.2 ラベルシーケンス
6.3.2.1 ラベルシーケンスは,次に示すブロックとテープマークとの連続によって構成する。
a) ファイル分割始めラベル群
b) テープマーク
c) ファイル分割
d) テープマーク
e) 6.3.2.2で示すファイル終わりラベル群又はファイル分割終わりラベル群
f) テープマーク
6.3.2.2 ファイル分割がファイルの最終である場合,又はファイルが単独のファイル分割からなる場合,
そのファイル分割に続くラベル群は,ファイル終わりラベル群でなければならない。
ファイル分割がファイルの最初又は中間の場合,それに続くラベル群は,ファイル分割終わりラベル群
――――― [JIS X 0601 pdf 8] ―――――
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X 0601 : 2014 (ISO/IEC 1001 : 2012)
でなければならない。
注記 6.5.1の規定によって,ファイル分割終わりラベル群は,ボリュームの最後のラベル群となる。
6.3.2.3 ラベルシーケンスのファイル見出しラベルセット及びファイル終わりラベルセット又はボリュ
ーム終わりラベルセットに含まれる情報は,ラベルシーケンス中のファイル分割に関するものでなければ
ならない。
6.3.2.4 ラベルシーケンスのボリューム終わりラベルセット又はファイル終わりラベルセットに含まれ
るラベルの個数は,ファイル見出しラベルセットのラベルの個数と等しくなければならない。さらに,1
個のファイルを構成するファイル分割を含む各ラベルシーケンス中のファイル見出しラベルの個数は,等
しくなければならない。
6.4 ファイル分割とボリュームとの関係
ボリューム上の情報は,次に示すブロックとテープマークとの連続で構成する。
− ボリューム始めラベル群
− 1個以上のラベルシーケンス
− テープマーク
この場合,最後のテープマークに続く情報は,情報交換時には無視しなければならない。
ボリュームを識別し,記述する情報は,ボリューム始めラベル群中のボリューム見出しラベルセットに
含まれていなければならない。
6.5 ファイル及びファイルセットの配置
6.5.1 ファイル
ファイル全体が1個のボリュームに記録される場合,そのファイルは,1個のファイル分割で構成しな
ければならない。
ファイルが2個以上のボリュームにまたがって記録される場合,1個のファイルを構成するファイル分
割を各ボリュームに2個以上記録してはならない。さらに,各ファイル分割は,次による。
− 最初のファイル分割は,ボリューム上の最後又は単独のファイル分割として記録されなければならな
い。
− 中間のファイル分割は,ボリューム上の単独のファイル分割として記録されなければならない。
− 最後のファイル分割は,ボリューム上の最初又は単独のファイル分割として記録されなければならな
い。
ファイルを構成する全てのファイル分割には,1から始まる一連の番号を付与しなければならない。
6.5.2 ファイルセット
ファイルセットは,同じファイルセット識別名をもつ1個以上のファイルで構成しなければならない。
ファイルセットを構成する全てのファイルには,1から始まる一連の番号を付与する。
ファイルセットを構成するファイルは,1個以上のボリュームに連続的に記録しなければならない。
6.6 ボリュームセットの構成
ボリュームセットは,ファイルセットを記録するボリュームの集まりとし,1個のファイルセットで構
成されなければならない。
7 情報交換用ファイルの構成
情報交換用ファイルの構成をブロック及びレコードの観点から規定し,それらを定義するラベルの欄に
――――― [JIS X 0601 pdf 9] ―――――
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X 0601 : 2014 (ISO/IEC 1001 : 2012)
ついても規定する。
7.1 a文字の情報交換用ファイルの構成
7.1.1 ブロック
7.1.1.1 性質
ファイル分割を構成するブロックは,1個以上の測定データ単位(以下,MDUという。)を含まなけれ
ばならない。
MDUは,固定長レコード,可変長レコード又はレコードセグメントのいずれかでなければならない。
ファイル分割を構成するブロックには,次の欄を含むことができる。
− 最初又は単独のMDUに先行するオフセット欄
− 最後又は単独のMDUに続く埋め草欄
ブロック中の最初又は単独のMDUは,ブロックの最初のバイトから始まらなければならない。ただし,
オフセット欄がある場合には,その直後のバイトから始まらなければならない。ブロック中の後続のMDU
は,先行するMDUの最後のバイトの直後から始まらなければならない。また,MDUは,そのMDUが始
まったブロック中で終わらなければならない。
7.1.1.2 ブロック長
ブロック長は,ブロックを構成するバイト数とする。ファイル中の各ブロック長は,異なっていてもよ
い。さらに,ブロック長は,次の各々の長さの総計とする。
− ブロック中の各MDUの長さ
− オフセット欄の長さ
− 埋め草欄の長さ
各ファイルに対して,最大ブロック長を指定しなければならない。最大ブロック長は,情報交換用規格
で規定する最大値を超えてはならない。
7.1.1.3 オフセット欄
オフセット欄は,最大99バイトとし,処理システムのために確保する。オフセット欄の内容は,情報交
換時には無視してもよい。
7.1.1.4 埋め草欄
埋め草欄は,ブロック長が次の長さに達するために必要なバイト数をもたなければならない。
a) 関連する情報交換用規格によって規定される最小の長さ,又は,
b) ) を超えて処理システムが要求する長さ
この欄の各バイトは,b8b1=0101 1110とし,情報交換時には無視しなければならない。
7.1.2 レコード
7.1.2.1 性質
レコードは,次の性質をもつ。
a) レコードは,固定長レコード,可変長レコード又はセグメント化レコードのいずれであってもよい。
b) 固定長レコード又は可変長レコードは,1個のブロックに記録しなければならない。セグメント化レ
コードは,1個以上のブロックにまたがって記録してもよい。
c) レコード長は,レコードを構成するバイト数とする。
7.1.2.2 固定長レコード
――――― [JIS X 0601 pdf 10] ―――――
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JIS X 0601:2014の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 1001:2012(IDT)
JIS X 0601:2014の国際規格 ICS 分類一覧
JIS X 0601:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX0201:1997
- 7ビット及び8ビットの情報交換用符号化文字集合