JIS X 0609:1998 情報交換用非逐次記録高密度光ディスクのボリューム構造及びファイル構造 | ページ 6

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表3.12 区画記述子のフォーマット
BP 長さ 名前 内容
0 16 記述子タグ tag(3.2.2参照)(タグ=5)
16 Uint32(1.6.1.5参照)
4 ボリューム記述子順序番号
20 2 区画フラグ Uint16(1.6.1.3参照)=#0001
22 2 区画番号 Uint16(1.6.1.3参照)=0
24 32 区画内容 regid(1.6.4参照)
フラグ Uint8(1.6.1.1参照)=#40
識別子 bytes (23) = “+NSR02”
識別子添字 bytes (8) =#00
56 128 区画内容用 バイト
184 4 アクセス種別 Uint32(1.6.1.5参照)
188 4 区画開始位置 Uint32(1.6.1.5参照)
192 4 区画長 Uint32(1.6.1.5参照)
196 32 処理システム識別子 regid(1.6.4参照)
228 128 処理システム用 バイト
356 156 予備 #00バイト
3.5.5.1 記述子タグ (BP0) この記述子に対するtag(3.2.2参照)のタグ識別子欄の内容を5とする。
3.5.5.2 ボリューム記述子順序番号 (BP16) この記述子に対するボリューム記述子の順序番号を指定
する。
3.5.5.3 区画フラグ (BP20) 表3.13で示す区画の特性を指定する。
表3.13 区画の特性
ビット 解釈
0 割付け : ZEROの場合,この区画にボリューム空間が割り付けられていないことを意味する。
ONEの場合,この区画にボリューム空間が割り付けされていることを意味する。
115 将来の標準化のための予備とし,すべてのビットをZEROに設定する。
3.5.5.4 区画番号 (BP22) 区画に対する数値識別情報を指定する。
3.5.5.5 区画内容 (BP24) 区画の内容を解釈する方法の識別情報を規定する。第3章で規定する識別情
報を表3.14に示す。
表3.14 区画内容の解釈
内容 意味
“+NSR02” この規格の第4章に従って解釈する。
3.5.5.6 区画内容用 (BP56) この区画記述子で識別する区画中に記録した情報の解釈に必要な情報を
指定する。この欄の内容は,区画中に記録した情報を解釈するための関連する規格で規定する。
3.5.5.7 アクセス種別 (BP184) この区画記述子で識別する区画中の論理セクタで許可するアクセス方
法を指定する。アクセス種別を表3.15に示す。
表3.15 アクセス種別
種別 意味
0 この欄でアクセス種別を指定していないことを意味する。
1 再生専用 : 論理セクタの読込みに制限はないが,論理セクタの記録はできない。
2 追記 : 論理セクタの読込みに制限はないが,論理セクタの記録は1回だけに制限される。
3 書換 : 論理セクタの読込みに制限はないが,論理セクタの記録には前処理が必要である。
4 書換(上書き可能) : 論理セクタの読込み及び書込みに制限はない。
5以上 将来の標準化のための予備とする。
3.5.5.8 区画開始位置 (BP188) 区画が始まる論理セクタ番号を指定する。

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3.5.5.9 区画長 (BP192) 区画に含まれる論理セクタの個数を指定する。
3.5.5.10 処理システム識別子 (BP196) 処理システム用欄の内容を認識し,その内容に従って実行可能
な処理システムの識別情報を指定する。この欄の内容がすべて#00バイトの場合,処理システムを識別し
ないことを示す。
参考 このregidの適用範囲は,区画の内容を含む。
3.5.5.11 処理システム用 (BP228) 処理システム用に確保し,この規格では,この欄の内容を規定しな
い。
3.5.5.12 予備 (BP356) 将来の標準化のための予備とし,すべてのバイトを#00に設定する。
3.5.6 論理ボリューム記述子 論理ボリューム記述子は,表3.16で示すフォーマットで記録する。
表3.16 論理ボリューム記述子のフォーマット
BP 長さ 名前 内容
0 16 記述子タグ tag(3.2.2参照)(タグ=6)
16 4 ボリューム記述子順序番号 Uint32(1.6.1.5参照)
20 64 記述子用文字集合 charspec(1.6.2.1参照)
84 128 論理ボリューム識別子 dstring(1.6.2.4参照)
212 4 論理ブロック長 Uint32(1.6.1.5参照)
216 32 範囲識別子 regid(1.6.4参照)
フラグ Uint8(1.6.1.1参照)=0
識別子 bytes (23) = “*OSTA UDF Compliant”
識別子添字 Uint8(1.6.1.1参照)=#0102, bytes (6) =#00
248 16 論理ボリューム内容用 バイト
264 4 マップ表長 (=MTL) Uint32(1.6.1.5参照)
268 4 区画マップの個数 (=NPM) int32(1.6.1.5参照)
272 32 処理システム識別子 regid(1.6.4参照)
304 128 処理システム用 #00バイト
432 8 保全列エクステント extentad(3.2.1参照)
440 MTL 区画マップ バイト
区画マップ種別 Uint8(1.6.1.1参照)=1
区画マップ長 Uint8(1.6.1.1参照)=6
ボリューム順序番号 Uint16(1.6.1.3参照)
区画番号 Uint16(1.6.1.3参照)
3.5.6.1 記述子タグ (BP0) この記述子に対するtag(3.2.2参照)のタグ識別子欄の内容を6とする。
3.5.6.2 ボリューム記述子順序番号 (BP16) この記述子に対するボリューム記述子の順序番号を指定
する。
3.5.6.3 記述子用文字集合 (BP20) 論理ボリューム識別子欄で使用可能なd文字(1.6.2参照)を指定す
る。
CS0を利用可能とする設定を行う。
3.5.6.4 論理ボリューム識別子 (BP84) 論理ボリュームの識別情報を指定する。
3.5.6.5 論理ブロック長 (BP212) 論理ブロックの大きさをバイト数で指定する。
この欄は,論理ボリューム記述子で識別する論理ボリュームを構成する媒体中のすべての区画のうち,
最大の論理セクタ長を設定する。この規格では,ボリューム集合中のすべてのボリュームが同一論理セク
タ長であることを要求するため,論理ブロック長は,ボリュームの論理セクタ長に等しい。

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3.5.6.6 範囲識別子 (BP216) 媒体の作成者と受領者との間で同意した記述子の欄の使用規則及び制限
を規定する範囲の識別情報を指定する。この欄の内容がすべて#00バイトの場合,このような範囲を識別
しないことを示す。
この欄は,この規格で定義する範囲に適合する論理ボリュームの内容であることを示す。したがって,
範囲識別子には, “*OSTA UDF Compliant” を指定する。
実体識別子の節 (1.6.4) で記述したとおり,実体識別子の識別子添字欄には,論理ボリュームの内容が
互換性をもつUDFの版数を含む。この欄の適切な扱いに関する詳細情報は,1.6.4を参照のこと。
備考 実体識別子の識別子添字欄は,ソフト書込み保護フラグ及びハード書込み保護フラグを含む。
3.5.6.7 論理ボリューム内容用 (BP248) この論理ボリューム記述子で識別する論理ボリューム中に記
録した情報の解釈に必要な情報を指定する。
3.5.6.8 マップ表長 (=MTL) (BP264) 区画マップの長さをバイト数で指定する。
3.5.6.9 区画マップの個数 (=NPM) (BP268) 区画マップ欄に記録した区画マップの個数を指定する。
この規格では,区画マップの個数は1とする。ただし,一つの区画が再生専用形のアクセス種別をもち,
ほかの区画が書換形/上書き可能形のアクセス種別をもつ場合だけ,二つの区画を含んでもよい。
3.5.6.10 処理システム識別子 (BP272) 処理システム用欄の内容を認識し,その内容に従って実行可能
な処理システムの識別情報を指定する。この欄の内容がすべて#00バイトの場合,このような処理システ
ムを識別しないことを示す。
この欄の適切な扱いに関する詳細情報は,実体識別子の節 (1.6.4) を参照のこと。
3.5.6.11 処理システム用 (BP304) 処理システム用に確保し,この規格では,この欄の内容を規定しな
い。
3.5.6.12 保全列エクステント (BP432) 論理ボリューム保全列の先頭エクステントを指定する。
この欄の値は,論理ボリューム保全記述子のために必要である。書換形/上書き可能形媒体に関しては,
最小値8Kバイトを設定する。
備考 追記形媒体に対しては,この欄は,十分な長さのエクステントを設定する。論理ボリューム保
全記述子は,最新論理ボリューム記述子と同一ボリュームに存在しなければならないため,論
理ボリューム保全記述子が存在する追記形媒体が一杯になった場合は,ボリューム集合に新し
いボリュームを追加しなければならない。
3.5.6.13 区画マップ (BP440) 欄の先頭バイトから開始して連続的に記録したNPM個の区画マップ
(3.5.7参照)を含む。
交換の目的として,区画マップは,区画マップ種別1(3.5.7.1.1参照)に限定する。
区画マップの長さは,MTLバイトを超えないようにし,未使用バイトには#00を設定する。
3.3.4.4に規定したとおり,論理ボリューム記述子を含む最後の論理セクタの残り部分は,#00バイトを
設定する。
3.5.7 区画マップ
3.5.7.1 区画マップの共通フォーマット 区画マップは,表3.17に示すフォーマットで記録する。
表3.17 区画マップの共通フォーマット
RBP 長さ 名前 内容
0 1 区画マップ種別 Uint8 (1.6.1.1)
1 1 区画マップ長 (=PML) int8 (1.6.1.1)
2 PML−2 区画マップ情報 バイト

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3.5.7.1.1 区画マップ種別 (RBP0) この欄の数値は,区画マップの種別を指定する。種別を表3.18に示
す。
表3.18 区画マップ種別
種別 意味
1 第1種区画マップ(3.5.7.2参照)であることを示す。
3.5.7.1.2 区画マップ長 (=PML) (RBP1) 区画マップ種別欄及び区画マップ長欄を含んだこの区画マ
ップの長さをバイト数で指定する。
3.5.7.1.3 区画マップ情報 (RBP2) この欄の解釈は,区画マップ種別欄で識別する規格若しくは節又は
区画マップ種別欄の数値が0の場合の媒体の作成者と受領者との間の同意で規定する。
3.5.7.2 第1種区画マップ このマップ種別は,論理ボリュームを記録するボリューム集合中のボリュー
ム中の区画を識別し,表3.19に示すフォーマットで記録する。
表3.19 第1種区画マップのフォーマット
RBP 長さ 名前 内容
0 1 区画マップ種別 Uint8(1.6.1.1参照)=1
1 1 区画マップ長 Uint8(1.6.1.1参照)=6
2 2 Uint16(1.6.1.3参照)
ボリューム順序番号
4 2 区画番号 Uint16(1.6.1.3参照)
3.5.7.2.1 区画マップ種別 (RBP0) 1を指定する。
3.5.7.2.2 区画マップ長 (RBP1) 6を指定する。
3.5.7.2.3 ボリューム順序番号 (RBP2) 論理ボリュームを記録するボリューム集合に属し,ボリューム
順序番号がこの欄の内容と等しいボリュームを指定する。
3.5.7.2.4 区画番号 (RBP4) ボリューム順序番号欄で指定したボリューム中にあり,区画番号欄がこの
欄の内容と等しい区画記述子で識別する区画を指定する。
3.5.8 未割付け空間記述子 未割付け空間記述子は,未割付けのエクステントを規定し,表3.20に示す
フォーマットで記録する。
表3.20 未割付け空間記述子のフォーマット
BP 長さ 名前 内容
0 16 記述子タグ tag(3.2.2参照)(タグ=7)
16 4 ボリューム記述子順序番号Uint32(1.6.1.5参照)
20 4 割付け記述子の個数 (=NAD) int32(1.6.1.5参照)
24 NAD×8 割付け記述子 extentad(3.2.1参照)
使用可能なボリューム空間がない場合でも,この記述子を記録する。
3.5.8.1 記述子タグ (BP0) この記述子に対するtag(3.2.2参照)のタグ識別子欄の内容を7とする。
3.5.8.2 ボリューム記述子順序番号 (BP16) この記述子に対するボリューム記述子の順序番号を指定
する。
3.5.8.3 割付け記述子の個数 (=NAD) (BP20) この記述子で記録する割付け記述子の個数を指定する。
3.5.8.4 割付け記述子 (BP24) NAD個のextentad(3.2.1参照)記述子を含む。これらの記述子のエク
ステント長欄は,論理セクタの大きさの整数倍の値を設定する。
3.5.9 終端記述子 終端記述子は,ボリューム記述子列(3.3.4.2参照)の終端として記録してもよい。終
端記述子は,表3.21に示すフォーマットで記録する。

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X 0609 : 1998
表3.21 終端記述子のフォーマット
BP 長さ 名前 内容
0 16 記述子タグ tag(3.2.2参照)(タグ=8)
16 496 予備 #00バイト
3.5.9.1 記述子タグ (BP0) この記述子に対するtag(3.2.2参照)のタグ識別子欄の内容を8とする。
3.5.9.2 予備 (BP16) 将来の標準化のための予備とし,すべてのバイトを#00に設定する。
3.5.10 論理ボリューム保全記述子 論理ボリューム保全記述子は,論理ボリュームの保全状態を規定し,
表3.22に示すフォーマットで記録する。
表3.22 論理ボリューム保全記述子のフォーマット
BP 長さ 名前 内容
0 16 記述子タグ tag(3.2.2参照)(タグ=9)
16 12 記録日時 timestamp(1.6.3参照)
28 4 保全種別 Uint32(1.6.1.5参照)
32 8 保全列続きエクステント extentad(3.2.1参照)
40 32 論理ボリューム内容用 バイト
72 4 区画個数 (=NP) Uint32(1.6.1.5参照)
76 4 処理システム用の長さ (= Uint32(1.6.1.5参照)
LIU)
80 NP×4 利用可能空間テーブル Uint32(1.6.1.5参照)
NP×4+80 NP×4 サイズテーブル Uint32(1.6.1.5参照)
NP×8+80 LIU 処理システム用 バイト
論理ボリューム保全記述子は,関連する論理ボリュームの内容を更新したときに書き込む構造である。
論理ボリューム保全記述子の内容によって,処理システムは次に示す問いに対し容易に回答可能である。
a) 論理ボリュームの内容は,一貫性のある状態か否か
b) 論理ボリュームを更新した最終日時
c) 論理ボリューム中の使用可能空間の論理ブロック総数
d) 論理ボリューム中の論理ブロック総数
e) 論理ボリューム中で次に使用可能な一意ID
f) 論理ボリュームを作成した作成システムが最後にアクセスした日時以降に,論理ボリューム中の内容
を更新したほかの処理システムがあるか否か
3.5.10.1 記述子タグ (BP0) この記述子に対するtag(3.2.2参照)のタグ識別子欄の内容を9とする。
3.5.10.2 記録日時 (BP16) この記述子を記録した日時を指定する。
3.5.10.3 保全種別 (BP28) 保全記述子の種別を指定する。種別を表3.23に示す。
表3.23 論理ボリューム保全種別
種別 意味
0 オープン保全記述子であることを示す。
1 クローズ保全記述子であることを示す。
2255 将来の標準化のための予備とする。
3.5.10.4 保全列続きエクステント (BP32) 論理ボリューム保全列の続きのエクステントを指定する。エ
クステント長が0の場合,このようなエクステントを指定しないことを示す。
3.5.10.5 論理ボリューム内容用 (BP40) 関連した論理ボリューム中に記録した情報の解釈に必要な情
報を指定する。
この欄の内容の情報に関しては,論理ボリュームヘッダ記述子の節を参照のこと。

――――― [JIS X 0609 pdf 30] ―――――

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JIS X 0609:1998の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 0609:1998の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称