JIS X 0610:2006 DVD-再生専用ディスクのボリューム構造及びファイル構造 | ページ 11

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X 0610 : 2006
例えば,1995年11月28日14:35:50という日付及び時刻は,10進数で年 : 月 : 日 : 時 : 分 : 2で除した
秒として15 : 11 : 28 : 14 : 35 : 25であり,その32ビット時間フォーマットの値は2進数で,0001111b :
1011b : 11100b : 01110b : 100011b : 11001b,16進数では,1F7C7479hと成る。したがって,時間値欄の値
は,31h,46h,37h,43h,37h,34h,37h,39hと成る。
A.6.3 処理システム用(RBP9) 処理システム用として,自由に使用する。
A.6.4 許容値(RBP17) ボリューム集合の識別を指定する。
A.6.5 文字列の長さ(RBP127) このボリューム集合識別子欄に文字を記録するために用いたバイト数
に設定しなくてはならない。
A.7 論理ボリューム保全列 論理ボリューム保全列は終端記述子によって終端されなければならない。
A.8 論理ボリューム内容用欄の論理ボリュームヘッダ記述子
表 A.8.1 論理ボリューム内容用欄の論理ボリュームヘッダ記述子
RBP 長さ 名前 内容
0 8 一意ID LB64< 231−1(DVD-Video/Audioディスク)
8 24 予備 00h バイト
A.8.1 一意ID(RBP0) 関連した論理ボリュームに記録したファイルエントリ中の一意ID欄の値より
も大きい値を指定する。DVD-Video/Audioディスクの場合,処理システムは,231−1より小さいこの値を
維持する。
A.9 ファイル集合記述子列 ファイル集合記述子列は終端記述子によって終端されなければならない。
A.10 ファイルエントリ 特定のファイルは,ジャケットピクチャフォーマットを含む,参考文献[1]及び
[2](附属書1参照)で定義される。特定のファイル,特定のファイルを検索する各ディレクトリ及びルー
トディレクトリは,各々一つのエクステントに記録されなければならない。
したがって,ファイルエントリの割付け記述子欄には短割付け記述子を記録しなければならない。

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X 0610 : 2006
表 A.10.1 ファイルエントリ
BP 長さ 名前 内容
0 16 記述子タグ tag(タグ識別子=261)
16 20 ICBタグ icbtag(DVD-Video/Audioディスクは,A.11参照)
36 4 利用者ID LB32
40 4 グループID LB32
44 4 許可条件 LB32
48 2 ファイルリンク数 LB16
50 1 レコードフォーマット Uint8=0
51 1 レコード表示属性 Uint8=0
52 4 レコード長 LB32=0
56 8 情報長 LB64
64 8 記録済み論理ブロック LB64
72 12 アクセス日時 Timestamp
84 12 変更日時 Timestamp
96 12 属性日時 Timestamp
108 4 チェックポイント LB32=1
112 16 拡張属性ICB longad
128 32 処理システム識別子 EntityID(DVD-Video/Audioディスクは,A.2参照)
160 8 一意ID LB64
168 4 拡張属性の長さ(=LEA) LB32
172 4 割付け記述子の長さ LB32=8(DVD-Video/Audioディスク)
176 L-EA 拡張属性 バイト
a 8 割付け記述子 バイト
a = LEA + 176
A.10.1 ICBタグ(BP16) ICBタグ欄は,A.11で指定する。
A.10.2 処理システム識別子(BP128) 処理システム識別子欄は,A.2で指定する。
A.10.3 割付け記述子の長さ(BP172) 8に設定する。これは,一つの短割付け記述子だけを割付け記述
子欄に記述することを示す。
A.10.4 割付け記述子(BPa) 短割付け記述子を記述する。
A.11 ICBタグ 特定のファイルは,ジャケットピクチャフォーマットを含む,Part 3 VIDEO
SPECIFICATION及びPart 4 AUDIO SPECIFICATIONSで定義される。各特定のファイル,特定のファイル
を検索する各ディレクトリ及びルートディレクトリは,各々ICB方策4を用いて記録しなければならない。
ICBタグは表A.11.1に示すフォーマットを用いて記録されなければならない。

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X 0610 : 2006
表 A.11.1 ICBタグ
RBP 長さ 名前 内容
0 4 記録済み直接エントリの個数LB32=0(DVD-Video/Audioディスク)
4 2 方策種別 LB16=4(DVD-Video/Audioディスク)
6 2 方策パラメタ LB16=0(DVD-Video/Audioディスク)
8 2 最大エントリ個数 LB16=1(DVD-Video/Audioディスク)
10 1 予備 00h バイト
11 1 ファイル種別 Uint8
12 6 親ICB位置 lbaddr=all 0s(DVD-Video/Audioディスク)
18 2 フラグ(A.12参照) LB16
A.11.1 記録済み直接エントリの個数(RBP0) ICB階層は一つのICBから成り,記録済み直接エントリ
の個数は0に設定する。
A.11.2 方策種別(RBP4) この欄の値を4に設定する。
A.11.3 方策パラメタ(RBP6) この欄の値を0に設定する。
A.11.4 最大エントリ個数(RBP8) この欄の値を1に設定する。
A.11.5 親ICB位置(RBP12) すべて0を設定する。
A.11.6 フラグ(RBP18) この欄は,表A.12.1に示すフォーマットを用いて記録する。
A.12 ICBタグ中のフラグ欄
表 A.12.1 ICBタグ中のフラグ欄
Bit 記述子 内容
02 割付け記述子の種別 0 : 短割付け記述子
3 ディレクトリソート ZERO : 未ソート
4 再配置不可能 ONE : 再配置不可能(DVD-Video/Audioディスク)
5 アーカイブ ZERO 又は ONE
6 Setuid ZERO 又は ONE
7 Setgid ZERO 又は ONE
8 Sticky ZERO 又は ONE
9 Contiguous ONE : Contiguous(DVD-Video/Audioディスク)
10 システム ZERO 又は ONE
11 transformed ZERO : 変換がない。
12 複数版数 ZERO : 複数版数でない。
1315 予備 ZEROs
A.12.1 再配置不可能(Bit 4) このビットは,システムの特定の性能を保証して,ONEを設定する。
A.12.2 Contiguous(Bit 9) このビットは,システムの特定の性能を保証して,ONEを設定する。
A.13 著作権管理情報 JIS X 0609及びJIS X 0606のファイル構造中に記録した著作権管理情報の中の
CGMS情報欄の値は,一つのビデオマネージャ,ビデオタイトルセット,オーディオマネージャ,オーデ
ィオ静止ビデオセット又はオーディオタイトルセットを構成するすべてのファイルに関して,同一の値と
する。

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X 0610 : 2006
A.14 起動記述子 起動記述子は,ブリッジボリューム認識列には記録しない。起動レコードも同様に,
ブリッジボリューム認識列には記録しない。
A.15 CD-ROMボリューム記述子集合 CD-ROMボリューム記述子集合は,一つの基本ボリューム記述
子及び一つのボリューム記述子集合終端子をもち,一つの副ボリューム記述子をもつことができる。基本
ボリューム記述子は,論理セクタ番号16に配置しなければならない。
A.16 基本ボリューム記述子 基本ボリューム記述子のフォーマットを表 A.16.1に示す。
表 A.16.1 基本ボリューム記述子
RBP 長さ 名前 内容
0 1 ボリューム記述子種別 Uint8=1
1 5 規格識別子 バイト=“CD001”
6 1 ボリューム記述子版数 Uint8=1
7 1 未使用 00h バイト
8 32 システム識別子 20h バイト(DVD-Video/Audioディスク)
40 32 ボリューム識別子 d文字
72 8 未使用 00h バイト
80 8 ボリューム空間の大きさ BB32
88 32 未使用 00h バイト
120 4 ボリューム集合の大きさ BB16=1
124 4 ボリューム順序番号 BB16=1
128 4 論理ブロックの大きさ BB16=2048
132 8 パステーブル BB32
140 4 L形パステーブルの位置 LB32
144 4 任意L形パステーブルの位置 LB32
148 4 M形パステーブルの位置 MB32
152 4 任意M形パステーブルの位置 MB32
156 34 バイト
ルートディレクトリ用ディレクトリレコ
ード(A.17参照)
190 128 ボリューム集合識別子 d文字
318 128 出版者識別子 a文字
446 128 データ編集者識別子 a文字
574 128 応用システム識別子 a文字
702 37 著作権ファイル識別子 d文字,区切り文字1,区切り文字2
739 37 抄録ファイル識別子 d文字,区切り文字1,区切り文字2
776 37 書誌ファイル識別子 d文字,区切り文字1,区切り文字2
813 17 ボリューム作成日時 Digit(s)
830 17 ボリューム変更日時 Digit(s)
847 17 ボリューム失効日時 Digit(s)
864 17 ボリューム発効日時 Digit(s)
881 1 ファイル構造版数 Uint8=1
882 1 予備 00h バイト
883 512 処理システム用 規定しない。
1395 653 予備 00h バイト

――――― [JIS X 0610 pdf 54] ―――――

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X 0610 : 2006
A.16.1 システム識別子 20hバイトを設定する。
A.17 ディレクトリレコード ディレクトリレコードのフォーマットを表 A.17.1に示す。
表 A.17.1 ディレクトリレコード
RBP 長さ 名前 内容
0 1 ディレクトリレコードの長さ(LENDR) Uint8
1 1 拡張属性レコードの長さ Uint8=0(DVD-Video/Audioディスク)
2 8 エクステントの位置 BB32
10 8 データ長 BB32
18 7 記録日時 数値
25 1 ファイルフラグ 8ビット
26 1 ファイルユニットの大きさ Uint8=0(DVD-Video/Audioディスク)
27 1 インタリーブ間げき(隙)の大きさ Uint8=0(DVD-Video/Audioディスク)
28 4 ボリューム順序番号 BB16=1
32 1 ファイル識別子の長さ(=LENFI) Uint8
33 LENFI ファイル識別子 d文字,区切り文字1,区切り文字1,00h バ
イト 又は 0h バイト
a b 埋込み 00h バイト
c 6 システム用 バイト
a = 33 + LENFI
b = 0 (ファイル識別子欄の長さが偶数のとき)
b = 1 (ファイル識別子欄の長さが奇数のとき)
c=a+b
A.17.1 拡張属性レコードの長さ(RBP1) 拡張属性レコードは記録していないことを示して,0を設定
する。
A.17.2 ファイルユニットの大きさ(RBP26) ファイルセクションがノンインタリーブモードで記録し
たことを示して,0を設定する。
A.17.3 インタリーブ間げき(隙)の大きさ(RBP27) ファイルセクションがノンインタリーブモード
で記録したことを示して,0を設定する。
A.17.4 システム用(RBPc) 著作権管理情報は,この6バイトの欄に記録する。
A.18 パステーブル パステーブルレコードのフォーマットを表A.18.1に示す。

――――― [JIS X 0610 pdf 55] ―――――

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JIS X 0610:2006の国際規格 ICS 分類一覧

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規格名称