JIS X 25041:2015 システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)―開発者,取得者及び独立した評価者のための評価手引 | ページ 11

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X 25041 : 2015 (ISO/IEC 25041 : 2012)
らに,独立した評価者は,これらのデータの偶然の又は悪意のある修正を避けるために,必要な全ての努
力を実施しなければならない。特に,中間データの量及び複雑さが大きい場合,中間評価結果と評価製品
との間の一貫性を保持するために,正式な構成管理を実施することが望ましい。
独立した評価者は,評価記録の中に,解釈の基礎になっている中間データを含めなければならない。解
釈プロセス中になされた決定も,評価計画に明示されたように評価記録に含まれなければならない。
評価アクティビティは,生のデータを収集するため又は中間データの解釈を行うために,ソフトウェア
ツールの使用を要求してもよい。
注記1 これらのツールの例は,コード測定量を算出するためのプログラムソースアナライザ,形式
化されたモデルを作り出すためのCASEツール,実行可能なプログラムを実行するための試
験環境又は測定量の統合を行う表計算ソフトウェア(スプレッドシート)である。
評価アクティビティを実行するためにツールを使用する場合,評価報告の中にツールへの参照を含めな
ければならない。参照は,ツール並びにその供給者及びツールの版の識別から構成されなければならない。
使用したツールへの更に詳細な参照は,評価記録に含めなければならない。評価記録は,同一の中間結
果を獲得するために,評価アクティビティを繰り返すことができるために必要な,ツールの詳細な機器構
成及び関連する情報を含まなければならない。
注記2 この反復性の要求事項は,評価報告書に含まれない中間結果を参照する。
注記3 ある場合には,評価記録の中に実行可能なツールの複製を含むことが適切であるかもしれな
い。
独立した評価者は,使用されるツールが実際に想定されたように動作することを保証するために必要な
努力をすることが望ましい。独立した評価者は,評価プロセスで使用されるツールの妥当性確認を行うた
めに請け負われたアクティビティの記録を維持することが望ましい。
注記4 このような記録は,例えば,ソフトウェアの既存の実装の数又はツールが使用された期間に
基づくことができる。
ツールを適切に使用するために,独立した評価者の要員を教育訓練しなければならない。
ある場合には,評価アクティビティは,独立した評価者の施設内で実行することはできない。例えば,
開発者の現場又は製品が運用操作中である現場で,評価アクティビティを実施してもよい。
このことが発生する場合,独立した評価者は,実行する全ての評価アクティビティを制御しなければな
らない。特に,独立した評価者は,評価結果を無効にする環境を避けなければならない。
独立した評価者は,評価結果及び中間評価結果の信頼性が維持されていることを保証するために必要な
全ての努力を実施しなければならない。
評価計画が製品の実行可能なプログラムを試験することを要求する場合,試験中の機器構成及び試験の
ための環境を正確に記録しなければならない。
評価アクティビティが文書を検査することを要求する場合,チェックリストの使用を推奨する。
9.5.3 品質測定量への判定基準の適用
(7.5.3を参照)
評価の実行中,中間製品及び納入可能な製品の評価結果を作成する。客観性を最大にするために,アク
ティビティを実行した独立した評価者とは異なる独立した評価者の要員が,評価アクティビティを確認す
ることが望ましい。
9.5.4 評価への判定基準の適用
(7.5.4を参照)

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9.6 評価の終結

9.6.1  このプロセスの入力及び成果物
(このプロセスの入力及び成果物については,7.6.1を参照)
このアクティビティは,9.6.29.6.5に示すタスクから成る。
9.6.2 評価結果のレビュー
(7.6.2を参照)
全ての製品品質評価結果をレビューしなければならない。レビューの目的は,考えられた評価アクティ
ビティの種類に依存している。レビューには,関係する評価アクティビティの実行に直接関与しない人が
少なくとも一人参加していなければならない。レビューの報告を評価記録に含めなければならない。
9.6.3 評価報告書の作成
(7.6.3を参照)
9.6.4 品質評価のレビュー及び組織へのフィードバックの提供
(7.6.4を参照)
品質評価報告書の草稿を評価の要求者に配布しなければならない。
要求者と独立した評価者との間で,品質評価報告書の草稿に対する共同レビューを計画することが望ま
しい。
評価報告書を論評する機会を要求者に与えることが望ましい。そのような論評がなされた場合,それら
を評価報告書の特定の章に含めることが望ましい。
9.6.5 評価データの処分の実行
(7.6.5を参照)
評価報告書が正式に要求者に配布されたならば,独立した評価者は,評価に関するデータを処分しなけ
ればならない。
要求者が明確に同意するならば,独立した評価者は,評価技術及びソフトウェア品質測定量を検討する
ために,中間評価結果を使用してもよい。

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X 25041 : 2015 (ISO/IEC 25041 : 2012)
参考文献
[1] JIS X 0160:2012 ソフトウェアライフサイクルプロセス
注記 対応国際規格 : ISO/IEC 12207:2008,Systems and software engineering−Software life cycle
processes(IDT)
[2] JIS X 0170:2013 システムライフサイクルプロセス
注記 対応国際規格 : ISO/IEC 15288:2008,Systems and software engineering−System life cycle
processes(IDT)
[3] JIS X 25010:2013 システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)−システム及びソ
フトウェア品質モデル
注記 対応国際規格 : ISO/IEC 25010:2011,Systems and software engineering−Systems and software
Quality Requirements and Evaluation (SQuaRE)−System and software quality models(IDT)
[4] ISO/IEC 25020,Software engineering−Software product Quality Requirements and Evaluation (SQuaRE)−
Measurement reference model and guide
[5] JIS X 25051:2011 ソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)−商用既製(COTS)ソフトウェ
ア製品に対する品質要求事項及び試験に対する指示
注記 対応国際規格 : ISO/IEC 25051:2006,Software engineering−Software product Quality
Requirements and Evaluation (SQuaRE)−Requirements for quality of Commercial Off-The-Shelf
(COTS) oftware product and instructions for testing(IDT)
[6] JIS Q 9001 品質マネジメントシステム−要求事項
[7] ISO/IEC 15504(all parts),Information technology−Process assessment
[8] ISO/IEC 90003,Software engineering−Guidelines for the application of ISO 9001:2000 to computer software

JIS X 25041:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 25041:2012(IDT)

JIS X 25041:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 25041:2015の関連規格と引用規格一覧