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X 25041 : 2015 (ISO/IEC 25041 : 2012)
− 静的な製品又は動的な製品の品質を評価する。
− 中間製品の品質又は納入可能な製品の品質を評価する。
− 開発された中間製品及び納入可能な製品を保証する。
− 既成製品を選択する。
− 既成製品の比較及び選択を行う。
− 開発者から特注製品を受け取る。
− システム製品品質評価のための要員の教育訓練を行う。
独立した評価者の責任は,要求者との契約によって定義される。
独立した評価者の責任は,次を含むことができる。
− 独立した評価者は,品質評価の結果を保証し,評価プロセスの生産性を改善することが望ましい。
− 独立した評価者は,品質評価を実行する前に契約文書をレビューし,評価のために適切な環境を提供
することが望ましい。
数人の関係者が評価結果の理解,受領及び信頼を必要とする場合,独立した評価の進め方のための品質
評価プロセスは,製品品質評価を実際に実施するための要求事項及び推奨事項を提供する。製品の独立し
た評価を実行する評価者がそれを使用する。
評価の要求者の責任は,次を含まなければならない。
− 評価のために製品に必要な法的権利を確立する。
− 製品の識別及び記述のために必要な情報を提供する。
− 最初の評価要求事項を記載し,実際の評価要求事項を決めるために独立した評価者と協議する。評価
のためのこれらの要求事項は,関連する規制及び規格に従うことが望ましい。
− 評価に提出された情報に関して,機密要求事項を記載する。
− 必要な場合いつでも,開発者と独立した評価者との中間者として振る舞う。
− 必要な場合いつでも,開発のため及び製品の運用操作使用のために使用するコンピュータ及びその他
の機器への適切なアクセスを,独立した評価者に提供する。
− 必要な場合いつでも,適切な要員の教育訓練及び適切な要員の利用可能化を含む支援を独立した評価
者に提供する。
− 必要な場合いつでも,文書及びその他の資料を含め,製品,その記述及び構成要素の時宜にかなった
供給を保証する。
− 必要な場合いつでも,評価結果を無効にするかもしれない要因を独立した評価者に知らせる。
独立した評価の潜在的な要求者は,例えば,次の方である。
− ソフトウェア開発者
− ソフトウェア保守者
− ソフトウェア供給者
− ソフトウェア取得者
− ソフトウェア利用者
− ソフトウェア取得者の役割をするシステムインテグレータ(統合者)
――――― [JIS X 25041 pdf 46] ―――――
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X 25041 : 2015 (ISO/IEC 25041 : 2012)
独立した評価者の責任は,次を含まなければならない。
− 要求者が評価を実行するために製品に対して十分な法的権利を保有することを確認する。その確認を
するために,要求者は,独立した評価者に証明書を要求してもよい。
− 必要に応じて,要求者が提供した全ての情報(例えば,評価中の製品,評価記録及び評価報告)の信
頼性を保持する。
− 評価を実行するために,資格があり,教育訓練を受けた要員を提供する。
− 評価ツール及び技法を提供する。
− 評価要求事項に従って評価を実行する。
− 評価結果に影響を及ぼす評価中に実行された作業の記録を維持する。
− 要求者への評価報告の時宜を得た配布を保証する。
− 要求者が要求した程度で,評価の実行状況が分かるようにする。
潜在的な独立した評価者は,例えば,次の方である。
− 独立した試験機関
− ソフトウェア製作組織又はソフトウェア配布組織の中の試験実体
− ソフトウェア購入組織又はソフトウェア使用組織の中の試験実体
− システム統合組織の中の試験実体
− 製品間の比較を行う組織
評価結果の反復性,再現性,不偏性及び客観性を保証するために,独立した評価者は,そのアクティビ
ティに対する十分な品質を獲得するために,全ての必要な確信を提供する組織的な状況の中で活動しなけ
ればならない。
9.2 評価要求事項の確立
9.2.1 このプロセスの入力及び成果物
(このプロセスの入力及び成果物については,7.2.1を参照)
独立した評価者は,顧客との契約の範囲に基づいて品質評価アクティビティを実行しなければならない。
独立した評価者は,開発者又は取得者との契約に基づいて,開発者の評価プロセス又は取得者の評価プ
ロセスに従って,品質評価アクティビティを実行することが望ましい。
このアクティビティは,9.2.29.2.5に示すタスクから成る。
9.2.2 評価の目的の確立
(7.2.2を参照)
9.2.3 ソフトウェア製品品質要求事項の獲得
(7.2.3を参照)
9.2.4 評価に含む製品パーツの識別
(7.2.4を参照)
評価要求者は,評価のために提出した製品の製品記述を提供しなければならない。
この説明の目的は,次を含む。
− 評価の範囲を定義できるようにする。すなわち,評価対象製品の部分と考えられる製品の全ての構成
要素の識別,及び評価対象製品の部分と考えられず,製品の理解を容易にするために参照されるだけ
の全ての製品構成要素の識別。
――――― [JIS X 25041 pdf 47] ―――――
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X 25041 : 2015 (ISO/IEC 25041 : 2012)
注記1 このような識別は,文書のどの部分が製品に附属するのか,及びどの機能を製品として実
装し,又は実装しないかを明示することに基づいてもよい。
注記2 評価のために提出された製品が,ハードウェア,他の製品,ネットワーク又は組織から成
るシステムに組み込まれている場合,評価の範囲を定義することは,重要である。なぜな
らば,こうした製品間の境目が明確でないからである。
− 評価のために提出された製品構成要素の識別を評価者に与え,製品構成要素の構造を理解し,かつ,
提供された情報と同様に情報にアクセスする方法を識別する。
この製品記述は,評価のために実際に提出された製品構成要素の一覧,製品の構成に関する論理的根拠,
及び製品に関係する文書の一覧を含まなければならない。リストアップされた構成要素には,リストアッ
プする必要のないほかのより小さな構成要素を含めてもよい。一覧表の中の構成要素及び製品に関係する
文書について,次の情報を提供しなければならない。
− 構成要素の性質の説明
− 構成要素の中で使用された論理的形式に関する情報
− 構成要素の大きさに関する情報
− ほかの構成要素との関係
− 評価者に対する製品構成要素の可用性に関する情報
どのような場合でも,適切なソフトウェアエンジニアリング規格への参照を行うことが望ましい。
評価者は,製品記述が上記の要求事項に従うことを確認しなければならない。
独立した評価者は,評価要求事項の中で識別された構成要素との関係を識別するために,構成要素の説
明と同様に提供された論理的根拠を分析しなければならない。
注記3 評価要求事項において,総合評価する品質特性に関して,構成要素を論理的な視点から明示
してもよい。製品記述において,実際の構成要素をリストアップする。製品の幾つかの実際
の構成要素は,数個の構成要素であると評価要求事項が明示する情報を含むことがあっても
よい。
注記4 この情報は,どの評価が実行できるのかを識別するために必要とされる。これは,評価要求
事項とともに,評価仕様を作成するために使用する。
注記5 製品の開発者と相談することによって,製品記述の分析を改善することができる。これは,
簡潔な監査を実行することによって,独立した評価者が必要とする深さまでの評価が可能で
あるかどうかを立証する機会を提供する。
要求者は,製品構成要素及び製品に関係する文書を,独立した評価者に配布することが望ましい。
独立した評価者は,全ての製品構成要素及び製品に関係する文書を処分しなければならない。構成要素
の大きさ及び複雑さが前述のことを正当化するとき,正式の構成管理を使用することが望ましい。
登録情報には,少なくとも次のものがある。
− 構成要素又は文書の一意の識別子
− 構成要素名称又は文書名
− 文書の条件(特に,例外又は物理的な条件を含む。)
− 要求者が提供するような版,機器構成及び日付情報
――――― [JIS X 25041 pdf 48] ―――――
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X 25041 : 2015 (ISO/IEC 25041 : 2012)
− 受領日
文書に関係する全ての製品構成要素及び製品の機密性は,要求者との合意がない限り,独立した評価者
によって保護されなければならない。
注記6 機密性要求事項は,製品に関係する全ての情報の受領,取扱,保管及び処分を含め,評価作
業の多くの側面に影響する。
9.2.5 評価の厳密性の定義
(7.2.5を参照)
要求者と独立した評価者との共同レビューの結果として,厳密性の評価要求事項を承認しなければなら
ない。
9.3 評価の明示
9.3.1 このプロセスの入力及び成果物
(このプロセスの入力及び成果物については,7.3.1を参照)
評価仕様は,独立した評価者の占有情報を含まないことが望ましい。
注記 評価仕様を含む評価報告書は,それをほかの関係者に開示するかもしれない評価要求者に配布
される。それゆえ,独立した評価者が幾つかの占有情報の保護を試みることは望ましくない。
このアクティビティは,9.3.29.3.4に示すタスクから成る。
9.3.2 品質測定量(評価モジュール)の選択
(7.3.2を参照)
独立した評価者は,製品記述にリストアップされた構成要素が,品質評価要求事項に従って評価を実行
するために必要な全ての情報を提供することを,確認しなければならない。
また,独立した評価者は明示された測定及び検証が,品質評価要求事項に表されたような評価の目的を
満たすのに十分であることを検証しなければならない。
最初の確認によって,製品記述にリストアップされた構成要素に欠けている情報を識別することができ
る。これは,次のいずれかの方法で解決することができる。
− 欠けている情報を含む製品構成要素への参照を製品記述の中に追加しなければならない。このことは,
評価を実行するために,ほかの構成要素と一緒にこの構成要素を要求者が提供することを意味する。
− 評価の目的をまとめなければならない。すなわち,評価要求事項を改定することを意味する。
二つ目の確認は,評価仕様の中で提案された測定及び検証が,最先端の技術と矛盾しないことを確かめ
ることを目的とする。これは,次のいずれかの方法で実施することができる。
− 関連する測定標準を識別することによって。
− 業界での適切で信頼できる文献を参照することで,詳細にわたる正当化の理由を提供することによっ
て,この正当化の理由を評価仕様に含めなければならない。
評価仕様は,次で構成しなければならない。
− 製品記述の中で識別される,製品構成要素を参照する評価の範囲
− 評価の実行に必要な情報と,製品記述にリストアップされた製品構成要素及びほかの関係する文書と
の相互参照
− 実行する測定及び検証の仕様,並びに測定及び検証を実行する製品構成要素への参照
――――― [JIS X 25041 pdf 49] ―――――
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− 測定及び検証の仕様と評価要求事項との間の対応付け。これは,標準への参照又はリストアップされ
た各測定若しくは検証についての正当化の理由とともに行われる。
評価仕様を,要求者と独立した評価者との間の共同レビューの結果として承認しなければならない。
9.3.3 品質測定量のための判定基準の定義
(7.3.3を参照)
9.3.4 評価のための判定基準の定義
(7.3.4を参照)
9.4 評価の設計
9.4.1 このプロセスの入力及び成果物
(このプロセスの入力及び成果物については,7.4.1を参照)
このアクティビティは,9.4.2に示すタスクから成る。
9.4.2 評価アクティビティの計画
(7.4.2を参照)
独立した評価者は,要員,ソフトウェアツール及びコンピュータのような資源の可用性を考慮しなけれ
ばならない。
独立した評価者は,製品及びその構成要素の納入予定について要求者と合意しなければならない。複製
品の数だけでなく,製品の構成要素の納入のための媒体及び様式を明示しなければならない。
評価の過程における,会議への要求事項を識別しなければならない。要求者が製品開発者でない場合,
独立した評価者と開発者との関係を識別しなければならない。特に,開発者が必要となる支援を明示しな
ければならない。こうした支援は,例えば,教育訓練,非公式な意見交換又は事務所収容設備を含めても
よい。
必要ならば,開発現場及び運用操作現場へのアクセスを,必要な資源とともに明示しなければならない。
評価計画は,評価手法の文書及び独立した評価者の活動の予定を含まなければならない。
評価計画における幾つかの評価手法の文書は,独立した評価者の個人的な資料への参照で構成されても
よい。その場合,独立した評価者は,評価仕様に付随する要素及びその手法を適用する評価者自身の能力
に関しては,その手法の適切性を正当化できることが望ましい。
要求者と独立した評価者との間の共同レビューの結果として,詳細な製品品質評価計画を承認しなけれ
ばならない。
9.5 評価の実行
9.5.1 このプロセスの入力及び成果物
(このプロセスの入力及び成果物については,7.5.1を参照)
このアクティビティは,9.5.29.5.4に示すタスクから成る。
9.5.2 測定の実施
(7.5.2を参照)
評価アクティビティの実行は,通常は,評価報告に含まれる結果を作成するために,中間データを獲得
し,これらのデータを解釈するための製品及びその構成要素の測定から成っている。中間データは,例え
ば,数,図,図表,構成要素からの抜粋,又は評価のために作られた正式なモデルのような様々な性質の
ものがあってもよい。
評価者は,原初の構成要素及び文書と同じように,中間データの機密性を防御しなければならない。さ
――――― [JIS X 25041 pdf 50] ―――――
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JIS X 25041:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 25041:2012(IDT)
JIS X 25041:2015の国際規格 ICS 分類一覧
JIS X 25041:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX25000:2017
- システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)―SQuaREの指針
- JISX25001:2017
- システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)―計画及び管理
- JISX25030:2012
- ソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)―品質要求事項
- JISX25040:2014
- システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)―評価プロセス