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X 25041 : 2015 (ISO/IEC 25041 : 2012)
ティを使用する。
他者によって実行された評価を認める前に,次を考慮することが望ましい。
a) 評価は,アプリケーションのインテグリティ水準と一致する厳密さの度合いで,評価要求事項に対処
したか。
b) 評価報告書は,総合評価された製品の版,評価の範囲,使用した判定基準,及び到達した結論を識別
したか。
c) 評価報告書は,製品又はソフトウェアエンジニアリングプロセスの中の不備,それらの不備に対処す
るために推奨される是正活動,及び是正活動が実行されたかどうかを識別したか。
d) 評価者は,次を含む適切な略歴をもっていたか。
− 評価及び分析を実行した経験
− 国際的に受け入れられた規格に関連するソフトウェア品質の経験
− ソフトウェアエンジニアリングの課題に関する専門知識
− 供給者からの完全な独立性
8.3.3 品質測定量のための判定基準の定義
(7.3.3を参照)
取得のための要求事項仕様の評価の場合,各製品品質特性及び利用時の品質特性について品質測定量の
判定基準を定義しなければならない。
運用操作段階中の動的な製品の評価の場合,各製品品質特性及び利用時の品質特性について品質測定量
の判定基準を定義しなければならない。
8.3.4 評価のための判定基準の定義
(7.3.4を参照)
取得のための要求事項仕様の総合評価の場合,品質評価の判定基準を,各製品品質特性及び利用時の品
質特性について定義しなければならない。
運用操作段階中の動的な製品の総合評価の場合,品質評価の判定基準を,各製品品質特性及び利用時の
品質特性について定義しなければならない。
8.4 評価の設計
8.4.1 このプロセスの入力及び成果物
(このプロセスの入力及び成果物については,7.4.1を参照)
取得者の観点から,製品に関する情報は,次のような静的な成果物を含む。
− 製品仕様書
− 製品記述
− 候補となる製品及び供給者の一覧
− 導入実績数
− 実演された対象システム
このアクティビティは,8.4.2に示すタスクから成る。
8.4.2 評価アクティビティの計画
(7.4.2を参照)
要員,ソフトウェアツール,コンピュータなどの資源の可用性を考慮して,識別された製品品質評価ア
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X 25041 : 2015 (ISO/IEC 25041 : 2012)
クティビティの予定を決めなければならない。
取得者は,評価の目的及び評価の対象実体に基づく製品品質評価計画を作成することが望ましい。
取得者は,品質測定量を使用して,製品品質要求事項に対応する製品品質評価計画を作成することが望
ましい。
取得のための品質評価計画書は,次のような5W3H(なぜ,何を,いつ,誰が,どこで,どのように,
いくらで,及びどのくらい)を含むことが望ましい。
− 製品取得のための品質評価の目的
− 評価すべき対象製品パーツ
− 取得のために含まれる予定及び資源を含む,評価アクティビティ
− 取得のための評価アクティビティの責任
− 取得のための品質評価の領域及び環境
− 評価に使用する品質測定量,測定手法及び測定ツール
− 予算
対象実体が設計文書のような静的な製品である場合,評価の手法は,内部品質測定量を用いた設計レビ
ューである。
対象実体が実行可能な製品のような動的なソフトウェア製品である場合,評価の手法は,ソフトウェア
製品品質の外部品質測定量及び利用時の品質測定量を用いた試験である。
取得,試験及び運用操作の各段階の期限を守るために,品質評価アクティビティを適切な時期に実行し
なければならない。
品質要求事項に対応する品質をもつ製品の具現化の実現可能性を検証するために,新しい製品取得のた
めの製品のプロトタイピングを開発し,評価することが望ましい。
評価計画は,主として取得者の観点に関係する次の側面を考慮することが望ましい。
a) 評価を実施するための試験環境(例えば,試験ハードウェア,支援装置及びツール,専門要員)の提
供に関連するいくらかの費用
b) 評価及び要求された予定に対する責任
c) 品質の保証を提供する評価手法の制約又は不備。その制約又は不備は,計画の中で他の箇所で網羅さ
れるかどうか。例えば,評価手法は,特定の品質特性に対する全ての品質副特性を取り扱うことはで
きない。
d) 使用する様々な評価手法間の相互依存性。すなわち,順序依存性(一つの検査で獲得された情報は,
他の検査でも有用かもしれない。),評価手法の最適な順序の確立。
e) 必要な資源並びに全ての評価及び各評価手法のための費用
f) 評価アクティビティと取得アクティビティとの連携点(図3及び図4の中の連結した評価プロセスと
取得プロセスとを組み合わせた例を参照。)
g) いつ及びなぜ,評価が完了した(例えば,受入基準又は拒否基準)と考えるのが望ましいか,かつ,
終了するのが望ましいかを決定する,評価プロセス中の判定点。
h) 評価計画を決定するときになされた普通でない又は例外的な決定の背後にある,論理的根拠,正当化
の理由及び前提は,文書化されているかどうか。
注記 個々の特有の製品品質評価の要求事項及び条件に従い,上記の幾つかの課題は,一般的な評
価プロセスに適用させてもよい。
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X 25041 : 2015 (ISO/IEC 25041 : 2012)
8.5 評価の実行
8.5.1 このプロセスの入力及び成果物
(このプロセスの入力及び成果物については,7.5.1を参照)
取得者の観点から,製品に関する情報は,次のような静的な成果物も含む。
− 製品仕様書
− 製品記述
− 候補となる製品及び供給者の一覧
− 実際の導入数
− 実演された対象システム
このアクティビティは,8.5.28.5.4に示すタスクから成る。
8.5.2 測定の実施
(7.5.2を参照)
取得のために適切な時点で,測定の結果を組織に報告することが望ましい。測定の結果を受容できない
場合,課題を解決する前にアクティビティを次の段階に進めないことが望ましい。
評価報告書は,取得の次の段階へ進む前に報告することが望ましい。
受け取った製品の品質及び取得の生産性を改善するために,取得の次の段階へ進む前に,検出された製
品品質の課題を,記録し解決することが望ましい。
開発時に,品質監視及び制御を行う。内部特徴の実際の値を収集する。望ましくない値の場合,取得者
が問題を理解し対処することを容認することによって,原因を分析する。
取得者は,定義されたデータ収集活動に従って,定義された内部特徴に対する実際の測定値を収集する
ことが望ましい。品質要求事項が変更された場合,取得者は,評価の仕様及び評価の設計を再検討しなけ
ればならない。
8.5.3 品質測定量への判定基準の適用
(7.5.3を参照)
8.5.4 評価への判定基準の適用
取得のために,静的な製品(例えば,要求事項の仕様書,設計図及び試験文書)及び動的な製品を評価
するために,品質要求事項に基づく製品品質総合評価のための判定基準を,品質特性及び品質副特性を使
用して集約された値の結果に対して適用しなければならない。
注記1 静的な中間製品を評価する場合,品質総合評価のための判定基準を,レビューの結果に基づ
いて検出した課題を集約された値に限定することができる。
注記2 動的な納入可能な製品を評価する場合,品質総合評価のための判定基準は,試験結果に基づ
いて検出された障害の集約された値に限定することができる。
判定基準の集合を副特性及び特性に集約しなければならない。それに基づいて,製品が品質要求事項を
満たす度合いを記載した総合評価結果を作成する。評価結果は,次のようであることが望ましい。
− 製品が評価要求事項を満たすことができるという信頼の適切な度合いを確立する。
− 評価要求事項における特定の不備及びそれらの不備の範囲を決定するために必要とされる追加の評価
を識別する。
− 製品使用上の制約又は条件を識別する。
− 評価自体の弱点又は不備及び必要とされる追加の評価を識別する。
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X 25041 : 2015 (ISO/IEC 25041 : 2012)
− 評価によって明らかにされた,製品使用における選択肢を識別する。
アプリケーションのインテグリティ水準及び実際の評価要求事項を考慮して,結論には,製品が意図し
たアプリケーションでの使用に適切で妥当であるかどうかを記載することが望ましい。発見された不備が
原因で,又は評価情報の欠落が原因で,製品を“そのまま”で使用することができないならば,更なる評
価を実行するために,又は対象アプリケーション内での製品の使用を制御若しくは制限するために推奨事
項を作成する必要がある。
各特定の要求事項に対して,その要求事項を満たすために使用する製品の特質,機能又はサービス,及
び要求事項が満たされたという適切な信頼を提供する評価手法を説明する“要求事項の適合性の記述”を
使用して,結論を正式なものとしてもよい。多様性のある設計の実装,機器構成の冗長性,インタフェー
スインテグリティのチェック及び回復技術のような利用し得る設計戦略によって,製品の不備又は起こり
得る故障を補償することができる。
評価は,利用のために製品を受け取らないという決定,又は評価要求事項に適合するように努力しない
という決定に終わる可能性があり,かつ,代わりのやり方を再評価することを推奨する可能性がある。最
終的な判定は,購入する方がよいか,購入しない方がよいかのいずれかである。
購入するという判定の場合は,製品受入れ試験という形で,実行できる追加の評価を行って製品を購入
する契約を結ぶということになる。
購入しないという判定は,製品の修正,特注製品の開発,又は要求事項の変更を含む,可能な代替案を
模索することになる。
8.6 評価の終結
8.6.1 このプロセスの入力及び成果物
(このプロセスの入力及び成果物については,7.6.1を参照)
取得者の観点から,製品に関する情報は,次のような静的な成果物も含む。
− 製品仕様書
− プログラムソースコード
− 製造マニュアル
− 製品記述
このアクティビティは,8.6.28.6.5に示すタスクから成る。
8.6.2 評価結果のレビュー
(7.6.2を参照)
8.6.3 評価報告書の作成
(7.6.3を参照)
取得のために,取得者と(その他の)利害関係者との評価報告書の共同レビューを実行することが望ま
しい。
8.6.4 品質評価のレビュー及び組織へのフィードバックの提供
(7.6.4を参照)
8.6.5 評価データの処分の実行
(7.6.5を参照)
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9 独立した評価者の評価プロセスのための要求事項及び推奨事項
9.1 一般要求事項
数人の関係者が評価結果の理解,受領及び信頼を必要とする場合,独立した評価者の進め方のための製
品品質評価プロセスは,製品品質評価を実際に実施するための要求事項及び推奨事項を提供する。製品の
独立した評価を実行する評価者がそれを使用する。この評価は,開発者,取得者又は幾人かの他の関係者
の要求で実行することができる。箇条9は,独立した評価を実行する人を意図している。これらの独立し
た評価者は,多くの場合第三者組織に勤めている。
注記 うまく設計された手法を適用するために,並びに経験及び知識をもつ専門家の視点からより客
観的で信頼できる評価を提供するために,独立した評価者は,製品品質評価に必要であり,か
つ,適用されている。最も典型的な独立した評価者は,取得者及び供給者とは異なる企業に勤
めている専門家,並びに利用者,取得者,開発者又は供給者のいずれかからの要求に基づいて,
客観的に製品を評価する専門家である。独立した評価者は,通常は,状況に加わり,製品及び
実行可能な環境をアクセスするような評価アクティビティにおける利用者,取得者,開発者又
は供給者と協力的な作業を確立するため,彼らと課題について協議するため,及び彼らと合意
するための役割をもっている。
箇条9を評価のプロセスに適用する場合,独立した評価者は,9.29.6に示す項目を考慮しなければな
らない。
独立した評価者は,要求者との契約の範囲に基づいて品質評価アクティビティを実行することが望まし
い。
独立した評価者の評価プロセスは,開発者及び取得者の評価プロセスの両者に対応する。
注記1 評価要求者が開発者の場合,独立した評価者は,開発者の観点に基づいて評価アクティビテ
ィを実行することが望ましい。
注記2 評価要求者が取得者の場合,独立した評価者は,取得者の観点に基づいて評価アクティビテ
ィを実行することが望ましい。
独立した評価者は,評価の目的を達成するために,静的な製品及び/又は動的な製品を評価することが
望ましい。
対象製品を評価する場合,独立した評価者は,ソフトウェア品質を保証するために静的な製品又は動的
な製品を評価することが望ましい。
注記3 開発者,取得者及び独立した評価者の対象実体の例を表2に示す。
表2−対象実体の例
評価の対象実体 静的な製品 動的な製品
中間製品 − 設計文書 試験環境に含まれる実行可能な製品
− ソースコード
納入可能な製品 − 製造マニュアル 運用操作可能なシステムに含まれる実行可能な製品
− 評価報告書
品質評価のアクティビティを,契約に基づく開発者又は取得者の観点から実行することが望ましい。
独立した評価者は,次を含むことができる契約に基づいて,品質評価アクティビティを実行することが
望ましい。
――――― [JIS X 25041 pdf 45] ―――――
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JIS X 25041:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 25041:2012(IDT)
JIS X 25041:2015の国際規格 ICS 分類一覧
JIS X 25041:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX25000:2017
- システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)―SQuaREの指針
- JISX25001:2017
- システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)―計画及び管理
- JISX25030:2012
- ソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)―品質要求事項
- JISX25040:2014
- システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価(SQuaRE)―評価プロセス