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0 : 上位インデックスであることを示す。
1 : 最下位インデックスであることを示す。
b6 : 同じ階層のインデックス中で先頭か否かを示す。
0 : 先頭でないことを示す。
1 : 先頭であることを示す。
b5 : 同じ階層のインデックス中で最終か否かを示す。
0 : 最終でないことを示す。
1 : 最終を示す。
b4b0 : 将来の拡張のための領域。この規格では使用しない。
2) キー長(バイナリ値/1バイト) 上位エントリのキー情報の長さを記録する。
3) 上位エントリ数(バイナリ値/2バイト) 後続の上位エントリの当該インデックスブロックに記
録される個数を記録する。
4) 上位エントリ(キー長+4バイト) キー長で示す長さのキー情報及びそれに対応する下位インデ
ックスの所在を示す情報を記録する。次のc)を記録する。
c) 上位エントリの構成成分のデータ表現法及び意味
1) 上位エントリキー情報(文字/キー長で示すバイト数) 下位インデックスブロック内の最後尾キ
ーの文字列の先頭からキー長指定バイト分(後方一致インデックスの場合は,文字列の末尾を先頭
に末尾からキー長指定バイト分)を記録する。
2) 下位インデックス所在ブロック番号(バイナリ値/4バイト) 1)のキー情報の条件を満たす下位
インデックスブロックの書籍ファイル先頭からのブロック番号で記録する。
d) 最下位インデックスの構成成分のデータ表現法及び意味 最下位インデックスは,キーに対応する項
目の存在位置について記録する。記録形式は,集団概念付きのものと一般型のものとの2種類がある。
1) インデックス群識別(バイナリ値/1バイト) 後続のインデックスの属性について記録する。属
性情報は,次に従ってフラグ構成で記録する。ここでb7を最上位ビットとし,b0を最下位ビット
とする。
b7 : 上位インデックスか最下位インデックスかの区別
1 : 最下位インデックスであることを示す。
0 : 上位インデックスであることを示す。
b6 : 同じ階層のインデックス中で先頭か否かを示す。
0 : 先頭でないことを示す。
1 : 先頭であることを示す。
b5 : 同じ階層のインデックス中で最終か否かを示す。
0 : 最終でないことを示す。
1 : 最終を示す。
b4 : 集団概念付きか否かを示す。
0 : 一般型エントリから構成されることを示す。
1 : 集団概念付きエントリから構成されることを示す。
b3b0 : 将来の拡張のための領域。この規格では使用しない。
2) キー長(バイナリ値/1バイト) 当該インデックスブロックに記録されているキー情報が固定長
か可変長かの区別,及び固定長の場合のキー情報の長さを記録する。
――――― [JIS X 4081 pdf 11] ―――――
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X 4081 : 2002
00H : 可変長であることを示す。
00H以外 : 固定長であることとそのキー情報の長さをバイト数で記録する。
3) エントリ数(バイナリ値/2バイト) 後続のエントリの当該インデックスブロックに記録される
個数を記録する。
4) 集団概念付きエントリ 同じ検索文字列に対して検索結果として複数の項目が存在する場合(キー
の清音変換記録によって発生する同音異義語も含む。)に対応するためのエントリ形式。同じ検索文
字列に対して複数の検索結果が存在しないもののための基本エントリと同じ検索文字列に対して複
数の検索結果が存在するもののための集団エントリが混在する。
5) 一般型エントリ 同じ検索文字列に対して検索結果として複数の項目が存在しない場合に対応する
エントリ形式。
e) 集団概念付きエントリの構成成分のデータ表現法及び意味
1) 基本エントリ 集団概念付きエントリ群の中で,同じ検索文字列に対して複数の検索結果が存在し
ないキーに対するエントリの記録形式。
2) 集団エントリ 集団概念付きエントリ群の中で,同じ検索文字列に対して複数の検索結果が存在す
るキーに対するエントリの記録形式。同じ検索文字列に対して複数の検索結果が存在する場合,後
続のメンバ情報にキー情報が同じで,項目アドレスが異なるメンバ情報を複数記録する。
f) 基本エントリの構成成分のデータ表現法及び意味
1) エントリ識別(バイナリ値/1バイト) 基本エントリか又は集団エントリかの区別をするために
記録する。
00H : 基本エントリであることを示す。
80H : 集団エントリであることを示す。
2) キー長(バイナリ値/1バイト) 当該インデックスブロックに記録されているキー情報が固定長
か可変長かの区別,及び固定長の場合のキー情報の長さを記録する。
00H : 可変長であることを示す。
00H以外 : 固定長であることとそのキー情報の長さをバイト数で記録する。
3) 基本エントリキー情報(文字/キー長で示すバイト数) 目的データの単語を示す文字列。
4) 項目アドレス(12バイト) キー情報に対応する項目の存在アドレスを記録する。
g) 集団エントリの構成成分のデータ表現法及び意味
1) エントリ識別(バイナリ値/1バイト) 基本エントリか又は集団エントリかの区別をするために
記録する。
00H : 基本エントリであることを示す。
80H : 集団エントリであることを示す。
2) キー長(バイナリ値/1バイト) 当該インデックスブロックに記録されているキー情報が固定長
か可変長かの区別,及び固定長の場合のキー情報の長さを記録する。
00H : 可変長であることを示す。
00H以外 : 固定長であることとそのキー情報の長さをバイト数で記録する。
3) メンバ数(バイナリ値/2バイト) 後続するキー情報に対する複数の検索結果として存在するメ
ンバ情報の個数を記録する。
4) 集団エントリキー情報(文字/キー長で示すバイト数) 集団エントリを代表する目的データの単
語を示す文字列。
――――― [JIS X 4081 pdf 12] ―――――
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X 4081 : 2002
例 しっこう(執行),しっこう(失効)及びじっこう(実行)に対して,“しつこう”をキー情報と
して記録する。
5) メンバ情報 4)のキー情報に対応する複数の検索結果に対して,その目的データの実文字列と対応
する項目の存在位置を示す。
h) メンバ情報の構成成分のデータ表現法及び意味
1) メンバ識別(バイナリ値/1バイト) 後続するものがメンバ情報に関するデータであることを示
す。他のエントリと同一形式にするため及び区別できるようにするために記録する。
C0H : 後続するものがメンバ情報であることを示す。
2) キー長(バイナリ値/1バイト) キー情報の長さを記録する。
3) キー情報(文字/キー長で示すバイト数) 目的データの単語を示す文字列。
4) 項目アドレス キー情報に対応する項目の記録場所を示す。データ表現法は,i)による。
i) 一般型エントリの構成成分のデータ表現法及び意味
1) キー長(バイナリ値/1バイト) キー情報の長さを記録する。
2) キー情報(文字/キー長で示すバイト数) 目的データの単語を示す文字列。
3) 項目アドレス
j) 項目アドレスの構成成分のデータ表現法及び意味
1) 項目所在ブロック番号(バイナリ値/4バイト) 各エントリに対応する情報記録場所の書籍ファ
イルの先頭を1としたブロック番号を記録する。
2) 項目所在ブロック内オフセット(バイナリ値/2バイト) 各エントリに対応する情報記録場所の
ブロック内のオフセット値を記録する。
3) 候補リスト文字列所在ブロック番号(バイナリ値/4バイト) 各エントリに対応する候補リスト
文字列記録場所の書籍ファイルの先頭を1としたブロック番号を記録する。
4) 候補リスト文字列所在ブロック内オフセット(バイナリ値/2バイト) 各エントリに対応する候
補リスト文字列記録場所のブロック内のオフセット値を記録する。
インデックスの集団エントリ以外の各エントリは,ブロックにまたがって記録してはならない。エント
リがちょうどブロックに納まらない場合には,そのブロックの残りの部分に00Hを記録し,メンバ情報は
次のブロックに記録する。
後方一致検索用のインデックスの各キー情報は,末尾を先頭に文字列を逆順に並べたものを記録する。
例えば,“江戸時代”を“代時戸江”とする。
備考1. オフセット値とは,ブロックの中のデータ記録場所を示す値であって,ブロック先頭からの
バイト数で表現する。
2. 候補リストとは,検索結果が複数存在した場合に,どの項目を結果表示するのかを利用者に
選択させるために用いる候補表示用文字列と項目の対応を記録したものである。
6.5 複合検索管理情報
6.5.1 成分構造 検索キーをカテゴリ分類できる場合に,ある項目をその分類ごとに設定したキーワード
の組合せで検索させるための管理情報を記録する。各検索方法に必要なインデックスのそれぞれがどこに
記録されているかを記録する。複合検索管理情報の構成は,次のとおりとする。
複合検索管理情報 : := 複合エントリ数,予備領域1(,複合エントリ)+
複合エントリ : := 書籍構成要素数,予備領域2,検索名称(,書籍構成要素)+
書籍構成要素 : := 書籍構成要素識別子,予備領域3,先頭アドレス,領域容量,予備領域4
――――― [JIS X 4081 pdf 13] ―――――
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X 4081 : 2002
各構成成分のデータ表現法及び意味は,次のとおりとする。
a) 複合検索管理情報の構成成分のデータ表現法及び意味
1) 複合エントリ数(バイナリ値/2バイト) 検索方法の各々に対応して記録する複合エントリの個
数を記録する。
2) 予備領域1(14バイト) 将来の拡張のための領域。
3) 複合エントリ 各検索方法に対応して記録した検索用の各構成成分の組合せ。
b) 複合検索管理情報の構成成分のデータ表現法及び意味
1) 書籍構成要素数(バイナリ値/1バイト) 検索方法に対応して,後続して記録する書籍構成要素
数の存在個数を記録する。
2) 予備領域2(1バイト) 将来の拡張のための領域。
3) 検索名称(文字/30バイト) 検索方法に対して付ける名前を記録する。30バイトに満たない場合
は,残りの部分に00Hを詰める。
4) 書籍構成要素 検索に用いる各種インデックスの書籍内の存在位置及び容量を記録する。
c) 書籍構成要素の構成成分のデータ表現法及び意味
1) 書籍構成要素識別子(バイナリ値/1バイト) 書籍構成要素が何に関する情報かを示す。各値は,
次の意味をもつ。
識別子 意味
01H 入力候補テーブル
71H 後方一致表記形検索インデックス
91H 前方一致表記形検索インデックス
A1H 項目別条件検索インデックス
2) 予備領域3(1バイト) 将来の拡張のための領域。
3) 先頭アドレス(バイナリ値/4バイト) 書籍構成要素識別子が示す要素の存在場所をブロック番
号で記録する。
4) 領域容量(バイナリ値/4バイト) 書籍構成要素識別子が示す要素の占める領域容量をブロック
数で記録する。
5) 予備領域4(5バイト) 将来の拡張のための領域。
6.6 本文データ
6.6.1 成分構造 書籍構成要素の本体の部分であって,検索の結果表示される情報を記録する。本文デー
タの構成は,次のとおりとする。さらに,書籍の目次同様にメニュー選択によって検索を行うための記録
形式及び複合検索に用いる入力候補テーブルの構成は,次のとおりとする。
本文データ : := (表示開始指定,項目データ+,表示終了指定)+,(メニュー表示用データ|入
力候補テーブル)*
項目データ : := 検索キー記述子,表示用データ,検索キー終了記述子,別記事参照*,表示用データ
メニュー表示用データ : := メニュー項目+
入力候補テーブル : := 表示開始指定,メニュー項目+,表示終了指定
メニュー項目 : := メニュー記述子,表示用データ(,別項目参照)*,メニュー終了記述子,アドレ
ス情報
表示用データ : := (表示制御記述子*,表示文字列,表示制御終了記述子*)*
別記事参照 : := (別項目参照|カラー動画表示|アプリケーション参照|URL参照|インライン
画像参照|図版参照|図版群参照|音声参照|カラー画面データ群参照)
――――― [JIS X 4081 pdf 14] ―――――
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X 4081 : 2002
別項目参照 : := 別項目参照記述子,矢印コード,表示文字列,別項目参照終了記述子,アドレス情
報
アドレス情報 : := ブロック番号,ブロック内オフセット
アプリケーション参照 : := アプリケーション参照記述子,参照種別,アプリケーション参照データ,
改行,メッセージ,改行,キャプション,アプリケーション参照終了記
述子
URL参照 : := URL参照記述子,URL参照データ,改行,キャプション,URL参照終了記述子
インライン画像参照 : := インライン画像参照記述子,インライン再生情報,アドレス情報,インラ
イン代替文字列,インライン画像参照終了記述子
インライン再生情報 : := インライン表示モード,再生識別番号,予備領域1,図版サイズ
図版参照 : := 図版データ記述子,図版情報,図版データ終了記述子,アドレス情報
図版情報 : := 再生識別番号,図版サイズ,表示文字列
図版群参照 : := 図版データ群記述子(,図版参照)+,図版データ群終了記述子
音声参照 : := 音声データ参照記述子,音声再生モード,音声タイプ,アドレス情報,終了アドレス
情報,矢印コード,表示文字列,音声データ参照終了記述子
カラー画面データ群参照 : := カラー画面データ群記述子,カラー画面モード(,画面データ)+,
カラー画面データ群終了記述子
画面データ : := ((カラー画面表示,カラー画面音声,カラー画面参照)|(カラー画面表示,カ
ラー画面動画,カラー画面参照)|(カラー画面表示,カラー画面音声))
カラー画面表示 : := カラー画面表示記述子,カラー画面表示モード,再生識別番号,表示位置,ア
ドレス情報,表示文字列,カラー画面表示終了記述子
カラー画面音声 : := カラー画面音声記述子,音声用入力待モード,処理タイマ,再生識別番号,ボ
タン表示位置,アドレス情報,音声タイプ,アドレス情報,終了アドレス情報,
カラー画面音声終了記述子
カラー画面参照 : := カラー画面参照記述子,画面参照用入力待モード,処理タイマ,再生識別番号,
ボタン表示位置,アドレス情報(,再生識別番号,追加表示位置,アドレス情
報,表示文字列),カラー画面参照終了記述子
カラー動画表示 : := カラー動画表示記述子,表示モード,動画識別指標,表示位置,開始フレーム
番号,終了フレーム番号,動画ファイル名,代替データ格納書籍番号,代替デ
ータアドレス情報,表示文字列,カラー動画表示終了記述子
各構成成分のデータ表現法及び意味は,次のとおりとする。
a) 本文データの構成成分のデータ表現法及び意味
1) 表示開始指定 (1F02H) 一連の項目データ群の最初を示す。検索結果の本文表示において,それ以
前にさかのぼって表示しないことを示す。
2) 項目データ 検索の結果,表示すべきデータ本体。次のb)で記録する。
3) 表示終了指定 (1F03H) 一連の項目データ群の最終を示す。検索結果の本文表示において,それ以
降に進めて表示しないことを示す。
4) メニュー表示用データ 書籍の目次同様に,メニュー選択によって検索を行うためのメニュー表示
に用いるデータを記録する。
5) 入力候補テーブル 複合検索において,ある検索目的のキー(単語)が限定されている場合に,検
――――― [JIS X 4081 pdf 15] ―――――
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JIS X 4081:2002の国際規格 ICS 分類一覧
- 37 : 映像技術 > 37.100 : グラフィック技術 > 37.100.99 : グラフィック技術に関するその他の規格
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.240 : 情報技術(IT)の応用 > 35.240.30 : 情報,ドキュメンテーション及び出版業務におけるITの応用
JIS X 4081:2002の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX0201:1997
- 7ビット及び8ビットの情報交換用符号化文字集合
- JISX0208:1997
- 7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合