JIS X 4176:2005 XMLリンク付け言語(XLink)1.0

JIS X 4176:2005 規格概要

この規格 X4176は、XMLリンク付け言語(XLink)を規定。

JISX4176 規格全文情報

規格番号
JIS X4176 
規格名称
XMLリンク付け言語(XLink)1.0
規格名称英語訳
XML Linking Language (XLink) Version 1.0
制定年月日
2005年10月20日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

35.060
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
マルチメディア 2016
改訂:履歴
2005-10-20 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS X 4176:2005 PDF [37]
                                                                                   X 4176 : 2005

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準
原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大
臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS X 4176には,次に示す附属書がある。
附属書A(A.1-規定,A.2-参考)文献
附属書B(参考)DTDの例
附属書C(参考)W3Cの作業グループメンバ及び貢献者
原勧告の標題及びまえがき

XMLリンク付け言語 (XLink) 1.0

                                   W3C勧告 2001年6月27日
この版の掲載場所
http://www.w3.org/TR/2001/REC-xlink-20010627/ (HTML, XMLで入手可能。)
最新版の掲載場所
http://www.w3.org/TR/xlink/
以前の版の掲載場所
http://www.w3.org/TR/2000/PR-xlink-20001220/
編者
Steve DeRose, Brown University Scholarly Technology Group
Eve Maler, Sun Microsystems
David Orchard, Jamcracker
著作権 2001 W3C (MIT, INRIA, Keio)が,すべての権利を保有する。免責,商標,文書の使
用,及びソフトウェアの使用許諾に関するW3Cの規則を適用する。
この文書の状態
この文書は,W3Cのメンバ及び他の関係者によって審議され,W3C勧告として技術統括責任者
によって承認された。この文書は,安定したものであって,参考資料として使用してよく,他の
文書から引用規定として引用してもよい。勧告作成において,W3Cは,この規定を広く知らせ,
普及させる役割をもつ。これによって,ウェブの機能性及び相互運用性が高まる。
XLinkとともに使用してよいXPointer言語に関する情報については,[XPTR]を参照されたい。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS X 4176 pdf 1] ―――――

X 4176 : 2005
この文書は,W3C体系分野のXML活動の一部として,W3C XMLリンク付け作業グループに
よって作成された。この活動の背景については,XML活動声明を参照されたい。
この文書にあり得る誤りは,公開電子メールリストwww-xml-linking-comments@w3.org(アーカ
イブは,http://lists.w3.org/Archives/Public/www-xml-linking-comments/)に報告していただきたい。す
べての確認済みの誤りは,http://www.w3.org/2001/06/xlink-errataで入手可能な訂正表の中に文書化
されている。
この規定の英語版を,唯一の規定版とする。この文書の翻訳に関する情報は,
http://www.w3.org/2001/06/xlink-translationsで入手できる。
XLinkを特徴付ける設計原理の付加的な背景については,[XLDP]を参照し,このXLinkの規定
が充足しようとするXLink要件(規定)については,[XLREQ]を参照されたい。XLinkは,すべての
HTMLリンク付け構成要素に,現状で対応しているわけではない。この状況については,
[XLinkNaming]を参照されたい。
現在のW3C勧告及びその他の技術文書の一覧は,http://www.w3.org/TRで参照できる。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS X 4176 pdf 2] ―――――

                                                                                   X 4176 : 2005

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  0 適用範囲・・・・[1]
  •  1 導入・・・・[1]
  •  1.1 起源及び目標・・・・[2]
  •  2. XLinkの概念・・・・[2]
  •  2.1 リンク及び資源・・・・[2]
  •  2.2 弧,たどり及び振る舞い・・・・[2]
  •  2.3 リンク付け要素の物理的位置に相対的な資源・・・・[3]
  •  3. XLinkの処理及び適合性・・・・[3]
  •  3.1 処理依存性・・・・[3]
  •  3.2 マーク付け適合性・・・・[3]
  •  3.3 応用適合性・・・・[3]
  •  4. XLinkマーク付け設計・・・・[4]
  •  4.1 XLink属性の使用パターン・・・・[5]
  •  4.2 XLink要素型の関係・・・・[5]
  •  4.3 属性値の既定化・・・・[6]
  •  4.4 XLinkの使用と他のマーク付けとの統合・・・・[6]
  •  4.5 旧来のマーク付けを伴ったXLinkの使用・・・・[6]
  •  5. XLinkの要素及び属性・・・・[6]
  •  5.1 拡張リンク(extended型要素)・・・・[7]
  •  5.2 単純リンク(simple型要素)・・・・[20]
  •  5.3 XLink要素型属性(type)・・・・[22]
  •  5.4 位置指定子属性(href)・・・・[23]
  •  5.5 意味属性(role,arcrole及びtitle)・・・・[24]
  •  5.6 振る舞い属性(show及びactuate)・・・・[24]
  •  5.7 たどり属性(label,from及びto)・・・・[26]
  •  附属書A(A.1-規定,A.2-参考)文献・・・・[28]
  •  附属書B(参考)DTDの例・・・・[31]
  •  附属書C(参考)W3Cの作業グループメンバ及び貢献者・・・・[34]

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS X 4176 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
X 4176 : 2005

XMLリンク付け言語 (XLink) 1.0 XML Linking Language (XLink) ersion 1.0

序文

 この規格は,2001年6月にWorld Wide Web Consortium(W3C)から公表された勧告XML Linking
Language (XLink) ersion 1.0を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。

0 適用範囲

 この規格は,XMLリンク付け言語(XLink)を規定する。XLinkは,資源間のリンクを生成
し記述するために,要素をXML文書の中に挿入することを可能にする。XLinkは,今日のHTMLの単純
な単一方向ハイパリンクに類似するリンク及び更に高度なリンクを記述できる構造を生成するために,
XML構文を用いる。
1. 導入 XLinkは,基本的な単一方向リンク及びもっと複雑なリンク付け構造の両方を生成するための
枠組みを提供する。それは,XML文書に対して次のことを可能にする。
a) 二つより多い資源の間にリンク付け関係を表明する。
b) メタデータをリンクと関連させる。
c) リンク付けされた資源から分離した位置にあるリンクを表現する。
XLinkの重要な応用は,ハイパリンクをもつハイパメディアシステムの中にある。ハイパリンクの単純
な場合が,HTMLのA要素であるが,その単純な場合のハイパリンクは,次の特徴をもつ。
a) ハイパリンクは,位置指定子として,URIを用いる。
b) ハイパリンクは,二つの端点の一方において表現される。
c) ハイパリンクは,他方の端点を識別する。ただし,サーバは,その到達先を探す又は動的に生成する
ことに,大きな自由度をもってもよい。
d) 利用者は,一方の端点だけからたどりを開始できる。この場合,ハイパリンクが他方の端点に対して
表現されている。
e) ウィンドウ,フレーム,戻りリスト,使用中のスタイルシートなどへのハイパリンクの効果は,ハイ
パリンクそれ自体ではなく,利用者エージェントによって決定される。例えば,Aリンクのたどりは,
通常,現在のビューを,新しいウィンドウを開くという利用者設定で置き換えたりする。
これらの特徴は強力だが,その基礎をなすモデルは,可能なハイパリンク機能の範囲を制限している。
この規格において定義されるモデルは,URI技法の利用をHTMLと共有する。しかし,ハイパリンク付け
をより規模拡張可能にし柔軟にする機能(以前は専用のハイパメディアシステムだけで利用可能であっ
た。)を提供する点においてHTMLをしの(凌)ぐ。リンク付けデータ構造の提供に加えて,XLinkは,最小
のリンク振る舞いモデルを提供する。多くの場合,XLinkの上位に位置付けられる上位応用が,交替でき
る又はより高度なレンダリング及び処理の扱いを規定する。
関係データベースにおける外来キー及びプログラム言語における参照値といった,他の技術領域で用い

――――― [JIS X 4176 pdf 4] ―――――

2
X 4176 : 2005
る特殊化されたリンクの統合化された扱いは,この規格の適用範囲外とする。

1.1 起源及び目標

 XLinkの設計は,確立されたハイパメディアのシステム及び規格に関する知識に基
づく。特に次の規格などの影響が大きい。
a) TML [HTML]: リンクを表現する幾つかの要素型を定義している。
b) yTime [ISO/IEC 10744]: 行内,境界内及び部外のリンク構造,並びにたどり制御及びオブジェクトの
表示を含む幾つかの意味的な機能を定義している。
c) ext Encoding Initiative Guidelines [TEI]: リンク,集約オブジェクト及びリンクの集まりを生成するため
の構造を提供している。
他の多くのリンク付けシステムも,特に,[Dexter],[FRESS],[OHS],[MicroCosm]及び[Intermedia]も,
XLinkの設計に情報を与えた。
XLinkの設計に関する要件の包括的な説明については,XLink要件文書[XLREQ]を参照されたい。
  •  2. XLinkの概念・・・・[2]
.では,XLink構成要素の生成に用いる構文の議論をしないで,XLinkを理解するために本質的な用語及び概念を示す。若干の付加的な用語が,この規格の後の方で示される。

2.1 リンク及び資源

 XLinkのリンクは,資源間又は資源の部分間の明示的な関係とする。XLinkのリン
クは,XLinkのリンク付け要素によって明示的にされる。リンク付け要素は,リンクの存在を表明するXLink
に適合するXML要素とする。6個のXLinkの要素が存在する。その中の2個だけが,リンク付け要素と
考えられる。他の要素は,リンクの特質を記述する情報の様々な断片を提供する。この規格で用いる用語
“リンク”とは,XLinkのリンクだけを指す。ただし,非XLink構成要素がリンクとして利用できること
を妨げるものではない。
資源の概念は,ワールドワイドウェブにとって普遍的である。[IETF RFC 2396]に示されるとおりに,資
源は,番地付け可能な情報単位又はサービス単位とする。資源の例には,ファイル,画像,文書,プログ
ラム及び問合せ結果がある。資源を番地付けするには,URI(Uniform Resource Identifier,統一資源識別子)
参照が用いられる(その詳細は,5.4による。)。資源の一部分を番地付けすることもできる。例えば,資源
がXML文書の場合,その資源で有用な部分は,文書内にある特定の要素だけのことがある。例えば,そ
の特定要素へのリンクを追うことが,その要素が強調されたり,文書中のその点までスクロールされたり
する結果をもたらすこともある。
リンクが資源の集合に関連するとき,それらの資源は,リンクに参加するという。XLinkのリンクはXML
文書中に出現しなければならないが,それは,XML符号化された資源だけでなくあらゆる種類の資源を関
連付けることができる。
XLinkの共通的な使用の一つに,ハイパリンクを生成することがある。ハイパリンクとは,第一義的に
は,人間の利用者への表示を意図したリンクとする。しかし,XLinkの設計は,ハイパリンクが計算機に
よる利用だけを意図したリンクで使われることを妨げるものではない。

2.2 弧,たどり及び振る舞い

 どんな目的であっても,リンクを使用し又はリンクを追うことを,“たど
り”という。ある種のリンクは任意の数の資源を関連付けることができるが,たどりには,常に1対の資
源(又は資源の部分)だけが参加する。たどりを始める資源を始点資源とする。たどり先を終点資源とする。
この手法で用いる用語“資源”は,資源全体ではなく,資源の部分に適用されることがあってもよい。
1対の資源をどのようにたどるかの情報を“弧”という。この情報には,たどりの方向及び応用の振る
舞い情報も含まれる。一つのリンクにおける二つの弧が同じ資源の対を指定しているが,始点資源と終点
資源とが入れ替わっている場合,そのリンクは,複数の方向をもつという。それは,リンクをたどった後

――――― [JIS X 4176 pdf 5] ―――――

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JIS X 4176:2005の国際規格 ICS 分類一覧