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X 6132-1995 (ISO/IEC 11559 : 1993)
バイト710 パケットデータフィールド内のデータバイトの総数から1を引いた値を2進数で表す。
バイト11 パケットトレーラ内のバイト数を2進数で表す。バイト710とバイト11の和は,パ
ケット内のバイト総数から1を引いた値とする。
バイト12
ビット1 パケットがデータブロックの最終パケットでないときは, “0” とし,最終パケットの
ときは, “1” とする。
ビット2 データが圧縮処理されていないときは, “0” とし,圧縮処理されているときは, “1”
とする。
ビット38 すべて “0” とする。
バイト13 バイト12のビット2が “0” のときは,すべて “0” とする。バイト12のビット2が “1”
のときは,バイト13は,UDRデータの圧縮処理に使用したアルゴリズムを示す2進
数とする。
バイト1430 すべて “0” とする。
バイト31,32 CRCバイト1及びCRCバイト2とし,直前のバイトについて附属書Jに示すとおりに
順番に算出する。パケットIDバイトからのデータは,反転した後にCRCを算出する。
CRC文字の各ビットは,反転した後にパケットIDの最初の30バイトに付加する。
11.3 UDR
UDRは,パケットIDのバイト12のビット2の指定に従い,すべての圧縮データ又は非圧縮
データを含む。
11.4 パケットトレーラ
パケットトレーラは,圧縮データのパケットトレーラ及び非圧縮データのパケ
ットトレーラの次の二つの形式とする。
パケットトレーラバイトは,圧縮処理をしてはならない。
11.4.1 圧縮時のパケットトレーラ
パケットトレーラの長さは,1041バイトとする。
バイト14 パケット内のLDR(圧縮処理前)のバイト数を2進数で表す。
バイト5,6 パケット内のLDR(圧縮処理前)を附属書Jに示すとおりに順番に算出したCRCバイ
ト1及びCRCバイト2とする。
バイト7,8 パケット内のUDR(圧縮処理後)及びパケットトレーラの最初の6バイトについて附
属書Jに示すとおりに順番に算出したCRCバイト1及びCRCバイト2とする。
パッドバイト パケット全体のバイト数が32の整数倍になるように,パケットトレーラにパッドバイ
トを031バイトの範囲で付加する。
パケットトレーラCRCバイト
パケットトレーラの最終の2バイトは,CRCバイト1及びCRC2バイトとする。CRC
バイト1及びCRCバイト2は,UDR(圧縮処理後)及びパケットトレーラ内の直前の
バイトまでを付属書Jに示すとおりに順番に算出する。
CRCを生成するデータは,反転した後にCRCを算出する。
CRC文字の各ビットは,反転した後パケットトレーラのバイトに付加する。
11.4.2 非圧縮時のパケットトレーラ
パケットトレーラの長さは,233バイトとする。
パッドバイト パケット全体のバイト数が32の整数倍になるように,パケットトレーラにパッドバイ
トを031バイトの範囲で付加する。
パケットトレーラCRCバイト
パケットトレーラの最終の2バイトは,CRCバイト1及びCRCバイト2とする。CRC
――――― [JIS X 6132 pdf 31] ―――――
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X 6132-1995 (ISO/IEC 11559 : 1993)
バイト1及びCRCバイト2は,LDR及びパケットトレーラ内の直前のパッドバイトま
でを附属書Jに示すとおりに順番に算出する。
CRCを生成するデータは,反転した後にCRCを算出する。
CRC文字の各ビットは,反転した後パケットトレーラのバイトに付加する。
12. データブロックの様式
12.1 データ部
(図19) データブロックのデータ部は,一つ又は順番に連結された複数のパケットと,それに続くカウントフィールド及びブロックIDからなる。図19 データ部
連結されたパケットの圧縮処理後のバイト総数は,102 400バイトを超えてはならない。パケットの連結
は,テープマーク(13.5参照)を記録するとき,又はパケットがそれ以上存在しないとき終了する。
なお,その他適切な理由があるとき,終了してもよい。
単一のパケットが102 400バイトを超える場合は,JIS X 6124に規定のフォーマットで書き込む。
このデータ部のバイトは,データバイトと呼び,パケットバイト,カウントフィールドバイト及びブロ
ックIDバイトからなる。
12.1.1 パケットバイト
パケットバイトは,UDRバイト,パケットIDバイト及びパケットトレーラバイ
トからなる。
12.1.2 カウントフィールドバイト
カウントフィールドバイトは,6バイトからなり,最後のパケットト
レーラバイトの次に位置する。
バイト1,2 データブロックに含まれるパケットの数を2進数で表す。
バイト36 圧縮処理前に次によって算出した値を2進数で表す。
データブロックの各LDRについて,バイト数を32で割った商を小計する。ただし,
余りがある場合は商に1を加えた数を小計する。これら小計の総和を記録値とする。
12.1.3 ブロックIDバイト
ブロックIDバイトは,4バイトからなり,カウントフィールドバイトの次に
位置する。
ビットは,1(最上位ビット)から32(最下位ビット)までの番号を付ける。
ビット1 “0” とする。
ビット28 テープの物理的位置表示の値を2進数で表す。算出方法は,附属書Kによる。
ビット9 “1” とする。
ビット10 “0” とする。
ビット1112 データブロックの最初のパケットのパケットブロックIDと同じ値を2進数で表す(11.2
バイト36参照)。
これらの32ビットは,図20に示すとおりに配置する。
図20 ブロックIDバイト
バイトの順序 1 2 3 4
ビット 18 916 1724 2532
――――― [JIS X 6132 pdf 32] ―――――
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X 6132-1995 (ISO/IEC 11559 : 1993)
12.2 データバイトのフレームへの割当て
データバイトは,検査文字を含めてフレームというグループ
に配列する。フレームは,定められたビットパターンをもった付加バイト群とともに,一定の順序で配列
する。このように配列したデータバイト及び付加バイトを規定のコード化法(12.4参照)でテープに記録
する。
フレームは,1トラック当たり1バイトの論理的な8ビットバイトを18トラックで構成する18バイト
とする。フレーム内の各バイトは,トラックに沿って記録する(図21参照)。
図21 フレーム
フレームは,接頭辞フレーム,データフレーム,剰余フレーム及び接尾辞フレームの4種類がある。
フレームでは,次のバイトが使われる。
データバイト
パッドバイト
剰余バイト
斜め冗長検査バイト
垂直冗長検査バイト
CRCバイト
データブロックは,図22に示す構成とする。
接頭辞フレーム 最初の2フレームとする。
データフレーム 最大7 314フレームで,クラスタに分割する。
剰余フレーム 剰余フレーム1及び剰余フレーム2,又は剰余フレーム2だけとする。
接尾辞フレーム 最後の2フレームとする。
――――― [JIS X 6132 pdf 33] ―――――
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X 6132-1995 (ISO/IEC 11559 : 1993)
図22 データブロック
12.2.1 接頭辞フレーム
接頭辞フレームは,各トラックでパッドバイトの2フレームから構成する。
12.2.2 データフレーム
(図23) 各データフレームは,次によって構成する。− 最初の7データバイトは,トラック113の奇数トラックに記録する。− 次の7データバイトは,トラック214の偶数トラックに記録する。
− 斜め冗長検査バイト (DRC−A) は,トラック15に記録する(12.3.1及び12.3.3参照)。
− 垂直冗長検査バイト (VRC−A) は,トラック17に記録する(12.3.2及び12.3.3参照)。
− 斜め冗長検査バイト (DRC−B) は,トラック16に記録する(12.3.1及び12.3.3参照)。
− 垂直冗長検査バイト (VRC−B) は,トラック18に記録する(12.3.2及び12.3.3参照)。
図23 データフレーム
データフレームは,次のクラスタに分割する。
− 最初のクラスタは,データバイトの69フレームまでとする。
− 次のクラスタは,データバイトの71フレームとする。
− 最後のクラスタは,データバイトの71フレームまでとする。
12.2.3 剰余フレーム1
(図24) 最後のデータクラスタのデータフレームの後に残りのデータバイトの数が12バイト又は13バイトのときは,剰余フレーム1を設ける。残りのデータバイトの数が12バイト未満のときは,剰余フレーム1を設けない。剰余フレーム1は,次によって構成する。
− 12バイト又は13バイトのデータバイト
− 残りのデータバイト数による1バイト又は2バイトのパッドバイト
――――― [JIS X 6132 pdf 34] ―――――
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X 6132-1995 (ISO/IEC 11559 : 1993)
− トラック15にDRC−A,トラック17にVRC−A
− トラック16にDRC−B,トラック18にVRC−B
図24 剰余フレーム1
12.2.4 剰余フレーム2
(図25) 剰余フレーム1がない場合,残りのデータバイトの数が11バイト以下のときは,これらのデータバイトに続けて,データバイトの数と付加パッドバイトの数の和が11バイトになるように,トラック113の奇数トラック及びトラック28の偶数トラックに付加パッドバイトを記録
する。剰余フレーム1がある場合,トラック113の奇数トラック及びトラック28の偶数トラックに付
加パッドバイトを記録する。
いずれの場合も,剰余フレーム2の構成は,次による。
− トラック10に剰余バイトを記録する(12.2.4.1参照)。
− トラック12にCRCバイト1,トラック14にCRCバイト2を記録する(12.2.4.2参照)。
− トラック15にDRC−A,トラック17にVRC−Aを記録する。
− トラック16にDRC−B,トラック18にVRC−Bを記録する。
――――― [JIS X 6132 pdf 35] ―――――
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JIS X 6132:1995の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 11559:1993(IDT)
JIS X 6132:1995の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.220 : データ蓄積装備 > 35.220.23 : 磁気テープ用カセット及びカートリッジ