JIS X 6141:1993 8mm幅,ヘリカル走査記録,情報交換用磁気テープカートリッジ | ページ 9

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X 6141-1993 (ISO/IEC 11319 : 1993)
表1 情報セグメント番号
情報セグメ 記録パターン 情報セグメ 記録パターン
ント番号 ント番号
00 1111111011 24 1101111111
01 1111111101 25 1101111101
02 1111110111 26 1101111011
03 1111110101 27 1101110101
04 1110111011 28 1011111111
05 1110111101 29 1011101101
06 1110110111 30 1011010111
07 1110110101 31 1011010101
08 1101011011 32 1110111111
09 1101011101 33 1111101111
10 1101010111 34 1111101101
11 1101010101 35 1111101011
12 1011111011 36 1110101111
13 1011111101 37 1110101111
14 1011110111 38 1110101101
15 1011110101 39 1110101011
16 1010111011 40 1010111111
17 1010111101 41 1011101111
18 1010110111 42 1011101101
19 1010110101 43 1011101011
20 1111011111 44 1011111111
21 1111011101 45 1010101111
22 1111010111 46 1010101011
23 1111010101 47 1101101011
ビット位置 10 1 ビット位置 10 1

12.2.3 情報セグメントフィールド

 情報セグメントフィールドは,情報マトリクスから順次読み取った
30データバイトを表す300チャネルビットからなる。
情報マトリクスの各行 (r) は,二つの情報セグメントフィールド0029列と3059列とに分割する。
これらの情報セグメントフィールドは,図25によって番号付けすることとし,この番号順に読み取らな
ければならない。

――――― [JIS X 6141 pdf 41] ―――――

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図25 情報セグメントフィールドの分割

12.3 情報ブロック

 情報ブロックは,0047に番号付けした48情報セグメントで構成し,情報セグメン
ト00を最初に記録する(図26参照)。情報ブロックは,データブロック,パッドブロック,フォーマット
IDブロック及びテープマークブロックの4形式とし,ID情報で識別する(14.参照)。
この規格では,ID情報,パッドブロック,フォーマットIDブロック及びテープマークブロックを除い
たG1グループのバイトは,規定しないこととし,情報交換に使用しない。
図26 情報ブロックの構成

12.4 情報ゾーン

 1個の情報ゾーンは,1個のプリアンブル,8個の情報ブロック及び1個のポストアン
ブルで構成し,その長さは,133 328チャネルビット±267チャネルビットとする。
プリアンブルは, “1” の連続した3 304チャネルビット±30チャネルビットとする。
ポストアンブルは,情報ゾーンの長さが133328チャネルビット±267チャネルビットになるまで連続した
“1” を埋める(図27参照)。

――――― [JIS X 6141 pdf 42] ―――――

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図27 情報ゾーンの構成

12.5 サーボゾーン

 サーボゾーンは,ヘッドの位置決めに用い,各トラックにF1F4の4個のサーボフ
レームを設け,各フレームの長さTの公称値は,2.256mmとする(図28参照)。
4個のサーボフレームのうち1個のサーボフレームは,トーンを記録する。
消去ゾーン後の最初のトラックに記録するサーボフレームの順序は,規定しない。連続するトラックに
記録するサーボフレームの位置は,ヘッドの移動方向に1フレームごとに進めなければならない。あるト
ラックにサーボフレームF4を記録した場合は,次のトラックにサーボフレームF1を記録し,以後この順
序を繰り返す。
図28 サーボゾーンの構成(記録面側を示す。)

12.6 情報トラック

 すべての情報トラックは,サーボゾーン及びそれに続く情報ゾーンからなる(図29
参照)。情報トラックは,フォーマットIDトラック,データトラック,テープマークトラック及びスプラ
イストラックの4形式とする。

――――― [JIS X 6141 pdf 43] ―――――

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図29 情報トラック

12.6.1 フォーマットIDトラック

 フォーマットIDトラックの情報ゾーンは,フォーマットIDブロック
で構成する。物理ブロックID番号は,記録していないトラックを含み,すべてのトラックのすべてのブ
ロックに順番に割り付ける(14.9参照)。
第1フォーマットIDトラックの第1フォーマットIDブロックは,物理ブロックID番号を0としなけ
ればならない。LBOT領域は,160番目のフォーマットIDトラックで終了する。160番目のフォーマット
IDトラックのブロック8は,物理ブロックID番号を (160×8) −1=1279とする。

12.6.2 データトラック

 データトラックの情報ゾーンは,データトラック及び/又はパッドブロックで構
成する。

12.6.3 テープマークトラック

 テープマークトラックの情報ゾーンは,テープマークブロックで構成する。

12.6.4 スプライストラック

 スプライストラックの情報ゾーンは,パッドブロックで構成する。スプライ
ストラックは,データの記録時にテープの走行が停止したとき記録し,最後のトラックとする。スプライ
ストラックは,データトラック,他のスプライストラック又はテープマークの後に隣接して記録する。

13. テープマーク

13.1 テープマークの概要

 テープマークは,記録したユーザデータのグループの境界に用いてもよい。
テープマークは,ロングテープマーク及びショートテープマークの2形式とする。両形式のテープマーク
は,それぞれのテープマークの規定による長さで,直前の情報トラックに続いて,交流消去領域,11アナ
ログテープマークトラック及び1018テープマークトラックの順に構成する。
アナログテープマークは,サーボゾーン及びそれに続くトーンを記録した情報ゾーンで構成する。
第1テープマークトラックの第1ブロックは,最終の情報ブロックの物理ブロックID番号にテープマ
ークオフセットを加えた物理ブロックID番号を記録する。
消去領域の公称距離Rは,消去した領域に隣接する2トラックの中心線間をテープ基準縁に平行に測定

――――― [JIS X 6141 pdf 44] ―――――

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X 6141-1993 (ISO/IEC 11319 : 1993)
した距離とする。
図30 テープマーク構成(テープ記録面側を示す。)

13.2 ロングテープマーク

 ロングテープマークの消去領域は,249個の消去トラックの領域に相当する公
称90.75mmまで拡張できる。そのオフセットは,(249+11)×8+1=2 081とする。

13.3 ショートテープマーク

 ショートテープマークは,標準ショートテープマーク及び代替ショートテ
ープマークの2形式とする。

13.3.1 標準ショートテープマーク

 標準ショートテープマークの消去領域は,消去した39個の消去トラ
ックの領域に相当する公称14.52mmまで拡張できる。そのオフセットは,(39+11)×8+1=401とする。

13.3.2 代替ショートテープマーク

 代替ショートテープマークの消去領域は,消去した2個の消去トラッ
クの領域に相当する公称1.089mmまで拡張できる。そのオフセットは,(2+11)×8+1=105とする。

14. ID情報

 情報トラックの8個の物理ブロックは,それぞれ14バイトのID情報を含む。これらのバイ
トは,サブシステムの管理のためにテープサブシステムが供給し,使用する。情報マトリクスフィールド
の00列の0013行は,ユーザデータブロックの論理的分割及び物理的分割に関する情報,ブロック形式,
再書込み回数の計数,スタート/エンド物理ブロックフラグ並びにその他のサブシステム制御情報を含ま
なければならない。

14.1 00列00行

 このバイトは,00列03行で規定するブロック形式による。

14.1.1 ブロック形式-データブロック

 ブロック形式がデータブロックのとき,このバイトの各ビットの
意味は,次による。
ビット7 : “1”とする。
ビット6 : 物理ブロックへの論理ブロックの写像として用い,物理ブロック内での論理
ブロックの始まりを示す。このビットは,論理ブロックの第1バイトが物理
ブロックの中にある場合“1”とし,ない場合"0"とする。
ビット5 : 物理ブロックへの論理ブロックの写像として用い,物理ブロック内での論理
ブロックの終わりを示す。このビットは,論理ブロックの最終バイトが物理
ブロックの中にある場合“1”とし,ない場合“0”とする。
ビット4 : “0”とする。
ビット3,2,1,0 : これらのビットは,16を法とする2進数とし,その論理ブロックの再書込み
回数を表す。その値は,その論理ブロックに最初に書き込むとき,“0”とし,
以後再書込みを行うごとに“1”を加算する。

14.1.2 ブロック形式-テープマーク

 ブロック形式がテープマークのとき,このバイトは,現在のテープ
マーク以前にテープ上に記録したテープマークの数を256を法とする数とし,2進数で表す。

――――― [JIS X 6141 pdf 45] ―――――

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  • ISO/IEC 11319:1993(IDT)

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