JIS X 6147:2001 8mm幅,ヘリカル走査記録,情報交換用磁気テープカートリッジ,AIT-2・MIC様式 | ページ 14

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X 6147 : 2001 (ISO/IEC 18810 : 2001)

14. 記録パターン

 データブロックは,128データバイト及び8データブロックヘッダバイトからなる136
個の8パッドバイトとする。8ビットバイトは,対の68個の16ビットバイトにグループ分けし,附属書
Dによって20チャネルビットに変換する。

14.1 記録データブロック

 記録済みのデータブロックは,1 400チャネルビットとし,メインデータブロ
ックは,68個の16ビットバイトで表し,次のいずれかの40ビットの同期フィールドが先行する。
a) 1000100111 1111111000 0000000111 1111111000 ; Q=3
b) 1011011000 0000000111 1111111000 0000000111 ; Q=0
c) 0100100111 1111111000 0000000111 1111111000 ; Q=3
d) 0111011000 0000000111 1111111000 0000000111 ; Q=0
パターンa : Q' =0
パターンb : Q' =1
パターンc : Q' =2
パターンd : Q' =3
(附属書D参照)

14.2 マージンブロック

 マージンブロックは,次のいずれかの20チャネルビットパターンの繰返しとし,
1 400チャネルビットとする。
a) 00110011001100110011Q' =0又は1
b) 11001100110011001100Q' =2又は3

15. トラックのフォーマット

15.1 トラックの内容

 各トラックは,表4及び表5に示すとおり,二つのマージンゾーン,三つのATF
ゾーン及び二つのメインデータゾーンで構成する。ATFゾーンは,スペーサブロック並びに正のアジマス
トラック及び負のアジマストラックとで異なるATFブロックから構成する。
表4 トラックのフォーマット(負のアジマストラック)
ゾーン 内容 ブロック数
マージンゾーン1 マージンブロック 3
ATFゾーン1 スペーサブロック 1
ATF-Cブロック 1.5
スペーサブロック 1.5
メインデータゾーン1 記録済みデータブロック1168 168
ATFゾーン2 スペーサブロック 1
ATF-Cブロック 1.5
スペーサブロック 1.5
メインデータゾーン2 記録済みデータブロック169 168
336
ATFゾーン3 スペーサブロック 1
ATF-Cブロック 1.5
スペーサブロック 1.5
マージンゾーン2 マージンブロック 3

――――― [JIS X 6147 pdf 66] ―――――

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X 6147 : 2001 (ISO/IEC 18810 : 2001)
表5 トラックのフォーマット(正のアジマストラック)
ゾーン 内容 ブロック数
マージンゾーン1 マージンブロック 3
ATFゾーン1 スペーサブロック 0.25
ATF-Aブロック 1.5
ATF-Bブロック 1.5
スペーサブロック 0.75
メインデータゾーン1 記録済みデータブロック1168 168
ATFゾーン2 スペーサブロック 0.25
ATF-Aブロック 1.5
ATF-Bブロック 1.5
スペーサブロック 0.75
メインデータゾーン2 記録済みデータブロック169 168
336
ATFゾーン3 スペーサブロック 0.25
ATF-Aブロック 1.5
ATF-Bブロック 1.5
スペーサブロック 0.75
マージンゾーン2 マージンブロック 3
各トラックは,354ブロックからなる。

15.2 トラック位置精度

 トラック178番目のブロックの先頭は,テープ基準縁から4.460mm±0.021mm
の距離になければならない。トラックの中心線上にある236番目のブロックの先頭は,176番目のブロッ
クの最初のビット及び180番目のブロックの最初のビットとの中間点とする。また,隣接する任意のトラ
ックの178番目のブロックの先頭は,5.4 トラックの中心でトラック
に沿って0.5ブロックに相当する。

15.3 トラッキング法

 トラッキングは,ATF(自動トラックファインディング)方式とする。ATFブロ
ックは,表4及び表5に示すようにATFゾーン,ATFゾーン2及びATFゾーン3の三つのゾーンに割り
当る。
ATFゾーンは,スペーサブロック及びATFブロックから構成する。
スペーサブロックは,マージンブロック(14.2参照)で規定する同一チャネルビットパターンを繰り返
す1 400チャネルビット長とする。スペーサブロックは,正のアジマストラックでは,正のアジマスを記
録し,負のアジマストラックでは,負のアジマスを記録する。
ATFブロックは,正のアジマスを記録し,20チャネルビットパターンを繰り返す1 400チャネルビット
長とする。
a) 00000111110000011111Q' =0又は1
b) 11111000001111100000Q' =2又は3
ATFブロックは,トラック間の位相関係をATF-A,ATF-B及びATF-Cで示す。トラックn上のATF-B
ブロック,トラックn-1上のATF-Cブロック及びトラックn-2上のATF-Aブロックは,位相内で記録し,
図41に示す。

――――― [JIS X 6147 pdf 67] ―――――

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X 6147 : 2001 (ISO/IEC 18810 : 2001)
図41 ATFブロックとスペーサブロックの割当て

16. テープのレイアウト

 テープのレイアウトは,デバイス領域に続いて最大256パーティションで構成
する。パーティションの構成は,次による。
− リファレンス領域
− システム領域
− データ領域
− EOD領域
− オプションデバイス領域

――――― [JIS X 6147 pdf 68] ―――――

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X 6147 : 2001 (ISO/IEC 18810 : 2001)
図42 テープのレイアウト

16.1 デバイス領域

 この領域は,磁気テープ上の最初の領域で,PBOTからLBOTまでとする。この領
域は,情報交換用データの記録はできない。テープ基準縁に沿ってPBOTからリファレンス領域の最初の
記録トラックの最初のブロックの最初のビットまでの長さは,870mm±10mmとする。この領域は,スピ
ンアップゾーン,試験ゾーン及びガードゾーンの三つのゾーンから構成する。
デバイス領域の最初のゾーンは,スピンアップゾーンとする。スピンアップゾーンは,テープをテープ
装置にロードしたとき,ドラムに巻き取られる部分である。
スピンアップゾーンは,記録再生用の試験ゾーンが続かなければならない。これら二つのゾーンの内容
はこの規格では規定しない。
試験ゾーンは,最小6.2mmのガードゾーンが続かなければならない。ここに記録することは,禁止する。

16.2 リファレンス領域

 リファレンス領域は,AFN1264のフレームで構成する。最初のフレームは,
LBOTに始まり,AFN1とする。リファレンス領域は,システムログを更新するときに物理的な基準とし
て使用する。これらのフレームの内容は,この規格では規定しない。情報交換では,無視する。

16.3 ガードバンド1

 ガードバンド1は,公称長を24フレームでAFN265288とし,システムログを更
新するとき,位置誤差を吸収するために使用する。ガードバンド1は,絶対フレーム番号の不連続及び繰
返しが発生することがある。記録信号は,無視してもよい。これらのフレームの内容は,この規格では規
定しない。情報交換では無視する。

16.4 システム領域

 システム領域は,システムプリアンブル,システムログ,システムポストアンブル,
ガードバンド2及びベンダグループプリアンブルで構成する。

――――― [JIS X 6147 pdf 69] ―――――

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X 6147 : 2001 (ISO/IEC 18810 : 2001)

16.4.1 システムプリアンブル

 システムプリアンブルは,AFN289360の72個のシステムプリアンブル
フレームで構成する。システムプリアンブルの内容は,この規格では規定しない。データ交換時は,無視
する。

16.4.2 システムログ

 システムログは,MICに記録することとし,テープ上に記録してもよい(16.4.2.2.2
及び18.参照)。
ベンダデータ情報を含むシステムログをテープ上にも記録する場合,図42に示すAFN361AFN540を
もつ180フレームとする。各パーティションは,48バイトをパーティション情報とし,システムログのパ
ーティション0に記録する。ベンダデータ情報を含むシステムログを図43に示す。
システムログをMICだけに記録する場合,180フレームの内容は規定しない。データ交換時は,無視す
る。18.は,MICへのシステムログの記録の方法を規定する。
148 パーティション0情報 48バイト 12 288バイト 66 816バイト
4996 パーティション1情報 48バイト
···
···
···
12 24012 288 パーティション255情報 48バイト
12 28912 359 ボリューム情報 72バイト
12 36012 361 システムログベンダデータタイプ番号2バイト
12 36266 816 システムログベンダデータ 54 454バイト
図43 ベンダデータ情報を含むシステムログ
テープが1パーティション構成の場合,パーティション1情報からパーティション255情報の12 240バ
イトは,0に設定する。テープが2パーティション以上で構成する場合,最終パーティションに引き続く
パーティション情報は,0に設定する。
16.4.2.1 パーティション情報 パーティション情報は,図44に示す。

――――― [JIS X 6147 pdf 70] ―――――

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JIS X 6147:2001の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 18810:2001(IDT)

JIS X 6147:2001の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 6147:2001の関連規格と引用規格一覧

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規格名称