JIS X 6148:2004 情報交換用8mm幅,磁気テープカートリッジヘリカル走査記録-AIT-3様式 | ページ 11

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11.3 サブグループ

11.3.1 G1サブグループ 一つの基本グループは,166 816の番号をもつ66 816バイト,136の番号を
もつ36個のG1サブグループに分割する。最初のG1サブグループに最初の66 816バイトを,次のG1サ
ブグループは次の66 816バイトをと,以下この順番でG1サブグループに分割する。
バイト番号→ 1,2...66 8161,2···66 816 1,2...66 816 1,2...66 816 1,2...66 816
第1 G 1 第2 G 1 第3 G 1 第4 G 1 ··· 第36 G 1
66 816バイト 66 816バイト 66 816バイト ···
66 816バイト 66 816バイト
2 405 376 バイト
図 32 G1サブグループ
11.3.2 G2サブグループ−ランダム化 各G1サブグループの奇数番号のバイトは,図33に示すシフトレ
ジスタから出力したビット列によってEXCLUSIVE-OR演算を行う。各G1サブグループの偶数番号のバイ
トは,図33に示すシフトレジスタから出力したビット列によってEXCLUSIVE-OR演算を行う。
図 33 シフトレジスタ
1 2 3 4 66 816 G1サブグループ
2 1
4 3
6 5
66 816 66 815
ランダム化 ランダム化
D2 D1
D4 D3
D6 D5
33 408バイト 33 408バイト
奇数G2サブ
グループ
偶数G2サブ
グループ D66 816 D66 815
図 34 G2サブグループ

――――― [JIS X 6148 pdf 51] ―――――

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各バイトの最下位ビットb1を最初に入力する。論理演算子は,EXCLUSIVE-ORとする。
G1サブグループは,それぞれ33 408バイトからなる偶数G2サブグループ及び奇数G2サブグループの
二つのG2サブグループに変換する(図33参照)。
n = 1, 2, ..., 33 408について,G1サブグループのバイトDnは,次によって割り当てる。
− 偶数G2サブグループは,バイトD2nで構成
− 奇数G2サブグループは,バイトD(2n-1)で構成
各G2サブグループのバイト順序は,G1サブグループのバイト順序と同じとする。
11.3.3 G3サブグループ G3サブグループは,1 336の番号付けした336ブロックの集合で構成する。
G2サブグループの33 408バイトは,番号25 312の288ブロックとし,各ブロックは,116データバイ
トとする。各ブロックは,12バイトのC1 ECCで完結する。C1 ECCは,116データバイトで算出し,附属
書Gによる。
288ブロックは,C1 ECCバイトを生成し図35に示すように詰め込むこととする。C2 ECCバイトは,288
ブロックとC1 ECCバイトから算出する。6 144個のC2 ECCバイトは,番号124及び番号313336の
ブロックに割り当てる。C2 ECCバイトの生成は,附属書Gによる。
この操作は,偶数G2サブグループ及び奇数G2サブグループに適用し,G3サブグループを生成する。
G3サブグループは,128バイトとし,1336の連続ブロック番号を付ける。
No1
4
No.24
No25
・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・ 48 56
・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ No.312
No.313
4
No.336
12 C1 ECCバイト
128 C2 ECCバイト
116データバイト
図 35 G3サブグループ

11.4 データブロック

 128バイトの各ブロックは,その先頭に8バイトのヘッダを付けて136バイトのデ
ータブロックに変換する。ヘッダの構成は,図36に示す。

――――― [JIS X 6148 pdf 52] ―――――

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b8 b7 b6 b5 b4 b3 b2 b1
ID 1 データブロック番号(DBN)
ID 2 DBN ID情報
ID 3 ID情報
ID 4 ID情報
ID 5 ID情報
ID 6 ID情報
ID 7 IDパリティ
ID 8 IDパリティ
図 36 データブロックヘッダの構成
これらのIDバイトは,次のID情報とする。
− データブロック番号
− テープ長及び厚さID
− 論理フレームID
− パーティションID
− エリアID
− リピート
− ポジション
− グループ数
− セパレータ1数
− セパレータ2数
− レコード数
− 絶対フレーム番号
− IDパリティ
− 重書き符号
− 基本グループの誤り検出符号
− G2サブグループの誤り検出符号
− ヘッドID
ID情報は,11.4.2による。
11.4.1 ID情報
11.4.1.1 データブロック番号(DBN) データブロック番号は,9ビットとし,バイトID1の8ビット及
びバイトID2の最上ビット8で表す。この番号は,0335とする。
11.4.1.2 テープの長さID及び厚さID この8ビットフィールドは,次による。
ビット8及びビット7 : 00の場合,テープの厚さは,6.5μm7.3μm
01の場合,テープの厚さは,5.0μm5.5μm
ビット61 : テープ長を146の範囲の2進数nで表し,テープ長を5nメートルとする。
11.4.1.3 論理フレームID(LFID) この8ビットフィールドは,次による。
ビット8 フレームが基本グループの最後にある場合,1に設定する。その他の場合,0に設定する。
ビット7 フレームがECC3 フレームの場合(16.5.3参照),1に設定する。その他の場合,0に設定
する。

――――― [JIS X 6148 pdf 53] ―――――

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ビット61 フレームがアンブルフレームの場合,すべて0に設定する。その他の場合,n = 1 20
のデータフレーム順序番号nを2進数で表す。
11.4.1.4 パーティションID この8ビットフィールドは,0 255のパーティション順序番号を2進数
で表す。
11.4.1.5 エリアID この4ビットフィールドは,テープ上の現在の領域及び現在のフレームの形式を表す。
図37に示す定義以外の設定は,この規格では禁止する。
ビット位置 定義
b7 b6 b5 b4
0 0 0 0 デバイス領域
0 0 0 1 リファレンス領域
0 0 1 0 システム領域
0 1 0 0 データ領域
0 1 0 1 EOD領域
0 1 1 1 オプションデバイス領域
図 37 エリアID
11.4.1.6 リピート この3ビットフィールドは,次の基本グループのインスタンスの数を表す。
000 基本グループのインスタンスが一つだけ存在することを示す。
001 基本グループのインスタンスが二つ存在することを示す。
010 基本グループのインスタンスが三つ存在することを示す。
011 基本グループのインスタンスが四つ存在することを示す。
100 基本グループのインスタンスが五つ存在することを示す。
101 基本グループのインスタンスが六つ存在することを示す。
110 基本グループのインスタンスが七つ存在することを示す。
111 基本グループのインスタンスが八つ存在することを示す。
11.4.1.7 ポジション この3ビットフィールドは,基本グループの連続レコードインスタンス列で現在の
レコードインスタンスの位置を表す(図38参照)。
ビット位置 定義
b3 b2 b1
0 0 0 基本グループの最初のインスタンス
0 0 1 基本グループの2番目のインスタンス
0 1 0 基本グループの3番目のインスタンス
0 1 1 基本グループの4番目のインスタンス
1 0 0 基本グループの5番目のインスタンス
1 0 1 基本グループの6番目のインスタンス
1 1 0 基本グループの7番目のインスタンス
1 1 1 基本グループの8番目のインスタンス
図 38 ポジションフィールド

――――― [JIS X 6148 pdf 54] ―――――

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11.4.1.8 グループ数 この24ビットフィールドは,現在のパーティションのベンダグループの後に記録
した1から現在の基本グループまでの利用者データグループの数を表す。ベンダグループの基本グループ
番号は,0とし,リピートを用いる場合,基本グループ番号は,各インスタンスについて同一とする。
11.4.1.9 セパレータ1数 この32ビットフィールドは,パーティションの最初から現在の基本グループ
までに記録したセパレータ1の数を表す。パーティション内の最初のセパレータ1の数は1とする。
11.4.1.10 セパレータ2数 この32ビットフィールドは,パーティションの最初から現在のグループまで
に記録したセパレータ2の数を表す。パーティション内の最初のセパレータ2の数は,1とする。
11.4.1.11 レコード数 この32ビットフィールドは,現在の基本グループに含まれる完結したレコードを
含み,パーティションの最初から記録したレコードの数を表す。この数は,グループ情報テーブルに記録
したレコードの総数(11.2.2参照)とする。
11.4.1.12 絶対フレーム番号(AFN) この24ビットフィールドは,カレントフレームの絶対フレーム番
号を表す。リファレンス領域の最初のフレームは,AFN1とする。断続する番号又は繰返し番号は, アン
ブルフレームシーケンスだけに用いる(17.1参照)。ただし,中間フレームは,例外とする(16.5.5参照)。
11.4.1.13 IDパリティ IDパリティバイトは,拡張リードソロモン符号を用いて算出する。
GF (28) は,次の式による。
G(x) = x8 + x4 + x3 + x2 + 1
GF (28) の原始元 愀‰ 00000010とする。
IDパリティバイトは,次の式による。
Hs Vs = 0
Hs 1 1 1 1 1 110
5 4 3 2 1
101
ID
ID
ID
ID
Vs
ID
ID
ID
ID
11.4.1.14 重ね書き符号 重ね書き符号は,1255の範囲とし,最後の重ね書き又は0であってはならない。
11.4.1.15 基本グループの誤り検出符号 誤り検出符号は,ECCフレームだけに設定する。基本グループの
誤り検出符号は,2バイトとし,基本グループのすべてのバイトを数学的に加算する。
11.4.1.16 G2サブグループの誤り検出符号 G2サブグループの誤り検出符号は,2バイトとし,G2サブグ
ループのバイトをシリアルにシフトして,ハードウェア的に生成する。生成式は,次による。
G(x) = x16 + x12 + x5 + 1 (附属書M参照)
11.4.1.17 ヘッドID ヘッドIDは,1 3のいずれかとし,関連する書込みヘッドの番号を示し,0の場
合は書込みヘッドを規定しない。

――――― [JIS X 6148 pdf 55] ―――――

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JIS X 6148:2004の国際規格 ICS 分類一覧

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規格名称