110
X 6175 : 2006 (ISO/IEC 22050 : 2002)
− LTO CMリーダは,Selectコマンドを伝送
− LTO CMは,Selectコマンドの受信でコマンド状態
− コマンド状態中に,LTO CMは,附属書F図8によって再生,記録,停止又は初期状態
− 停止状態にあるLTO CMは,動作フィールドをオフし,オンによるスイッチ又は,Request Allコマン
ドの受信によって初期状態に設定
F.9.2 衝突の処理 LTO CMリーダは,衝突を検出するとき,LTO CMが独自に決めることができる任意の
シリアル番号によって一連のコマンドを発行してもよい。附属書F図13に,LTO CMリーダがシリアル
番号を解読するための一連のコマンドを示す。
誤り
附属書F図13 衝突の解決
F.10 メッセージ LTO CMリーダは,次に示すコマンドを発行し,LTO CMが応答する。コマンドを受
信することでLTO CMは,次に示す動作を実行し,附属書F表3による状態に入る。
バイトは,最初に最下位バイトから伝送する。バイトのビットは,最初に最下位ビットを伝送する。
すべての図の表記は,次による。
――――― [JIS X 6175 pdf 116] ―――――
111
X 6175 : 2006 (ISO/IEC 22050 : 2002)
− S スタートビット
− P パリティビット
− T ストップビット
− A ACKシンボル
− N NACKシンボル
− C0 CRCの最下位バイト
− C1 CRCの最上位バイト
− (xx) 8ビットの16進文字(特に注記がない限り)
この規格で未定義のコマンドは,無視する。
ACK : ACKメッセージは,4ビットの文字 (A) とし,CRC及びパリティなしで送出する。
NACK : NACKメッセージは,4ビットの文字 (5) とし,CRC及びパリティなしで送出する。
Testコマンド : 二つのテストコマンドをLTO CM製造業者用に定義する。コマンドは,7ビットの文
字 (0E) 及び文字 (6C) とし,初期状態のときだけ,有効とする。コマンドに対する
応答は,情報交換時には無視する。コマンドは,情報交換時に用いてはならない。意
図的又は誤ってコマンドを受信したとき,LTO CMは,プリセレクト状態のために無
効コマンドの発行又は動作フィールドを除去若しくは,利用することによって,初期
状態とする。
Request Standard : 動作フィールドの初期状態のすべてのLTO CMは,自己のタイプ情報の応答を要求
する。Request Standardコマンドは,7ビットの文字 (45) とする。
コマンド
応答
ここに,D0 : ブロック0のバイト6
D1 : ブロック0のバイト7
Request All : 動作フィールドで初期状態又は,停止状態のすべてのLTO CMは,自己のタイプ
情報の応答を要求する。LTO CMは,タイプ情報で応答する。Request Allコマンド
は,7ビットの文字 (4A) とする。
コマンド
応答
ここに,D0 : ブロック0のバイト6
D1 : ブロック0のバイト7
Request Serial Number : 動作フィールドでプリセレクト状態のすべてのLTO CMは,シリアル
番号を伝送しなければならない。LTO CMは,シリアル番号を送るこ
とによって,応答する。
――――― [JIS X 6175 pdf 117] ―――――
112
X 6175 : 2006 (ISO/IEC 22050 : 2002)
コマンド
応答
ここに,
D0D4 : LTO CMのシリアル番号及び検査バイト(ブロック0のバイト04)
Read Serial Number : 動作フィールドでプリセレクト状態のすべてのLTO CMは,シリアル番号の一部分
を受信しなければならない。受信したシリアル番号の部分とLTO CMに保持してい
る部分が一致した場合,LTO CMは,コマンド及び応答の組合せによって発生する
シリアル番号が,完全な4バイトのシリアル番号に1バイトの検査文字を付加した
構成とし,シリアル番号ビットの数を伝送する。
コマンドについて,LTO CMリーダは,1個のコマンドバイト,1個のレングスバイトの1ビット32
ビットで構成するシリアル番号を伝送する。シリアル番号は,最後のシンボルを形成する残ビットで8ビ
ットシンボルに分ける。
コマンドのレングスバイトのビットは,次によって設定する。
− ビット30 : mod (Tl,8) に設定し,伝送した全8ビットバイトの数を示す。
− ビット74 : 整数 (Tl,8) に設定し,8ビットバイトでない数を示す。
ここに,Tl : コマンドバイト,レングスバイト及びシリアル番号の合計
コマンドに応答して,LTO CMは,シリアル番号ビットの残りの部分及び検査文字で応答する。最初の
応答シンボルは,ビット長8,mod (Tl,8) とし,シリアル番号の先頭ビットとする。シリアル番号の残ビ
ットは,8ビットシンボルに分ける。 最後に,検査文字は,4個のシリアル番号バイトの排他的論理和に
よる値に設定する。
LTO CMリーダが19ビットのシリアル番号を送出している例
コマンド
応答
ここに,
(43) : レングスバイト。コマンドが4個の8ビットバイトと8ビットバイトに含まない3
ビットで構成することを示す。
S0及びS1 : シリアル番号の最初の2バイト
Sx : シリアル番号の3番目のバイトの3ビット
Sy : シリアル番号の3番目のバイトの5ビット
S3 : シリアル番号の最後のバイト
S4 : 検査バイト
Select : 動作フィールドでプリセレクト状態及び特定のシリアル番号をもつLTO CMは,コマ
ンド状態に入ることとし,LTO CMリーダから受信又は送信する準備を行うことを要
求する。LTO CMは,コマンド状態に入りACKメッセージで応答する。
――――― [JIS X 6175 pdf 118] ―――――
113
X 6175 : 2006 (ISO/IEC 22050 : 2002)
コマンド
応答
Read Word : 動作フィールドでコマンド状態のLTO CMは,特定したブロック及びワードアドレス
で決まるデータワードで応答する。
コマンドが正常に実行した場合,LTO CMは,特定したアドレスの2バイトワードで応答することとし,
コマンドが正常に解読できないとき,NACKで応答する。
コマンド
応答
応答
ここに,B0 : ブロックアドレス
D0 : データワードの最下位バイト
D1 : データワードの最上位バイト
Read Block : 動作フィールドでコマンド状態のLTO CMは,特定したブロックアドレスで始ま
る8データワードで応答する。コマンドが正常に実行した場合,LTO CMは,LTO
CMリーダにデータワードを伝送することで応答する。コマンドが正常に解読でき
ないとき,NACKで応答する。
コマンド
応答
応答
ここに,B0 : ブロックアドレス
D0 : データ列の最下位バイト
D15 : データ列の最上位バイト
Read Block Continue : 動作フィールドでコマンド状態のLTO CMは,Read Blockコマンドで特
定したブロックアドレスのワード8で始まる8個のデータワードで応答
する。LTO CMは,コマンドが正常に実行したとき,LTO CMリーダにデ
ータワードを伝送することで応答する。
コマンドが正常に解読できないとき,応答メッセージは,ない。
コマンド
応答
ここに,D16 : データ列の最下位バイト
D31 : データ列の最上位バイト
――――― [JIS X 6175 pdf 119] ―――――
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X 6175 : 2006 (ISO/IEC 22050 : 2002)
Write Word : 動作フィールドでコマンド状態のLTO CMは,データワードを特定した位置に記
憶の準備を行う。LTO CMは,コマンドが正常に実行したとき,ACKで応答し,
コマンドが正常に解読できないとき,NACKで応答する。
コマンド
応答
応答
LTO CMは,データワードを受信し前に特定した場所に格納する。LTO CMは,コマンドを正常に実行
したとき,ACKで応答し,コマンドが正常に解読できないとき,NACKで応答する。
コマンド
応答
応答
ここに,
w : ブロックアドレスの4ビットワードアドレス
B0 : ブロックアドレス
D0 : データワードの最下位バイト
D1 : データワードの最上位バイト
Write Block : 動作フィールドでコマンド状態のLTO CMは,特定したブロックアドレスで始まるデー
タブロックを格納する準備を行う。LTO CMは,このコマンドが正常に実行したとき,
ACKで応答し,コマンドが正常に解読できないとき,NACKで応答する。
LTO CMは,最初の8データワードを受信し,一時的な場所に格納する。コマンドが正常に実行したと
き,ACKで応答し,コマンドが正常に解読できないとき,NACKで応答する。
コマンド
応答
応答
LTO CMは,次の8データワードを受信し,一時的な場所に格納している最初の8データワードをワー
ド1で始まるEEPROMに格納し,このコマンドを受信した8データワードを前に指定したブロックアド
レスのワード8で始まる場所に格納する。LTO CMは,コマンドを正常に実行したとき,ACKで応答し,
コマンドが正常に解読できないとき,NACKで応答する。
――――― [JIS X 6175 pdf 120] ―――――
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JIS X 6175:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 22050:2002(IDT)
JIS X 6175:2006の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.220 : データ蓄積装備 > 35.220.23 : 磁気テープ用カセット及びカートリッジ
JIS X 6175:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0601:2013
- 製品の幾何特性仕様(GPS)―表面性状:輪郭曲線方式―用語,定義及び表面性状パラメータ
- JISK7127:1999
- プラスチック―引張特性の試験方法―第3部:フィルム及びシートの試験条件
- JISX0601:2014
- 情報交換用磁気テープのラベル及びファイル構成