JIS X 6227:1997 90mmフレキシブルディスクカートリッジ―記憶容量10メガバイト | ページ 9

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X 6227: 1997 (ISO/IEC 13422 : 1994)
附属書H図1 測定回路
附属書H図2 タイムチャート
H.2.3 タイマの周期 タイマの周期 (LS 221) は,1.2
H.2.4 時間間隔カウンタ 時間間隔カウンタの分解能は,5ns以内とする。
H.3 試験方法
H.3.1 消去 フレキシブルディスクを交流でバルク消去する。
H.3.2 記録 テストパターン110110110110 (DB 6) を連続して,両面のトラック254に試験記録電流によっ
て記録する。
この記録は,インデックスパルスとともに始まり,インデックスパルスを検出したときに終わる。

――――― [JIS X 6227 pdf 41] ―――――

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X 6227: 1997 (ISO/IEC 13422 : 1994)
H.3.3 再生 記録に使用したディスク装置によって再生し,時間間隔カウンタによって時間間隔T′を測定
する。
備考 ディスク装置の回転速度による誤差を最小限にするため,記録した後,直ちに再生しなければ
ならない。
H.3.4 サンプリング方法
H.3.4.1 データ記録領域 データ記録領域は,インデックスパルスの前縁から適切な時間を遅らせたタイミ
ング位置から次のインデックスパルスの同じ位置までとする。遅延時間は,書込み電流が遮断されたとき
に生じる不連続点をサンプリング領域に取り入れないようにするための時間とする。
H.3.4.2 サンプリング領域 サンプリング領域は,インデックスパルスタイマのリセットから次のインデッ
クスパルスの前縁までとする。
H.3.4.3 サンプリング方法 サンプリング方法は,サンプリング領域について時間間隔T′を測定する。た
だし,すべての時間間隔T′を測定することが不可能なサンプリンググレードである場合,ランダムサン
プリングとしてもよい。
H.3.4.4 サンプリングサイズ ランダムサンプリングサイズは,1 000以上とする。
H.3.5 記録電流波形の非対称 記録電流波形の非対称に起因する誤差を除くため,(DB 6) の極性を反転し
たテストパターン101101101101 (B 6D) を用いて,H.3.1H.3.4の操作を繰り返す。
H.3.6 H.3.1H.3.5の操作は,副標準フレキシブルディスクに対して繰り返し行う。
H.4 算出方法 ピークシフトは,次によって算出する。
=T−T
PS
2
ここに, PS : ピークシフト値 (
T : 極性の異なる2種類のテストパターンで記録したとき,その
再生波形のf2成分のビット間隔の平均値 (
T′ : f2成分のビット間隔で,0.8
標準フレキシブルディスクに対するピークシフトの比率は,次の式によって算出する。
Pt
PSPOR= K0
Ps
ここに, PSPOR : 標準フレキシブルディスクに対するピークシフトの比率
Pt : 試験用フレキシブルディスクのピークシフト値 (
Ps : 副標準フレキシブルディスクのピークシフト値 (
K0 : 標準フレキシブルディスクに対する副標準フレキシブルデ
ィスクの校正係数 (%)

――――― [JIS X 6227 pdf 42] ―――――

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X 6227: 1997 (ISO/IEC 13422 : 1994)
附属書J(参考) サーボトラックの記録条件
この附属書(参考)は,サーボトラックの記録条件について記載するものであり,規定の一部ではない。
J.1 記録電流 記録電流は,サーボトラック254.5にf1を記録したとき,基準磁界が生じる電流の (200±
2) %とする。
J.2 直流消去 直流消去は,記録に先行して記録電流にほぼ等しい直流電流を用いて行う(本体の図1参
照)。
J.3 回転数 ディスクの回転数は,360.0rpm±3.6rpmとし,回転方向は,フレキシブルディスクの0面か
ら見て反時計方向とする。
J.4 磁気ヘッドの実効トラック幅 サーボ情報を記録するときの磁気ヘッドの実効トラック幅は,
0.061mm±0.001mmとする。

――――― [JIS X 6227 pdf 43] ―――――

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X 6227: 1997 (ISO/IEC 13422 : 1994)
附属書K(参考)
サーボデータの信号振幅の変動の測定方法
この附属書(参考)は,サーボデータの信号振幅の変動の測定方法について記載するものであり,規定
の一部ではない。
K.1 概要 サーボデータの信号振幅の変動は,附属書K図1に示す測定器の構成で測定する。
K.2 試験装置
K.2.1 ディスク装置 附属書DのD.2.1による。
K.2.2 ヘッド 附属書DのD.2.2による。
K.2.3 リード増幅器 附属書DのD.2.3.1による。
K.2.4 サーボ識別子検出器 リード増幅器からの信号を受け,サーボ識別子信号を検出する。
K.2.5 タイミング発生器 サーボ識別子信号を受け,次に続くサーボデータの開始時を示すタイミングパ
ルスを生成する。
K.2.6 ピーク検出器 リード増幅器からの信号を受け,サーボデータの信号振幅の出力値から磁気ヘッド
が半径方向に変位した量を検出する。
K.2.7 演算制御器 ピーク検出器からの磁気ヘッドの変位量及びタイミング発生器からのタイミングパル
スを受け,磁気ヘッドが本体の13.5を満足する位置を演算し,磁気ヘッドを駆動するパルスモータの制御
信号を生成し,送出する。
K.2.8 変位計 パルスモータには,光学的変位計を設置し,各サーボセクタごとの磁気ヘッドの変位量を
検出する。
K.2.9 高速フーリエ変換器 (FFT) タイミング発生器からのタイミングパルスと変位計からの磁気ヘッ
ドの変位量を,トラック1周分に相当する39個について受け取り,これをフーリエ変換し,第1次偏心モ
ード及び第2次偏心モードの成分を除外した高次偏心モードの成分値からサーボデータの信号振幅の変動
を求める。

――――― [JIS X 6227 pdf 44] ―――――

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X 6227: 1997 (ISO/IEC 13422 : 1994)
附属書K図1 サーボデータの信号振幅の変動の測定器の構成

――――― [JIS X 6227 pdf 45] ―――――

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JIS X 6227:1997の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 13422:1994(IDT)

JIS X 6227:1997の国際規格 ICS 分類一覧