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JIS X 6225:1995 規格概要
この規格 X6225は、JIS X 6223に規定する磁束反転密度15916磁束反転/rad,トラック密度5.3トラック/mmのフレキシブルディスクカートリッジに情報を記録する際のトラックフォーマットについて規定。
JISX6225 規格全文情報
- 規格番号
- JIS X6225
- 規格名称
- 90mmフレキシブルディスクカートリッジのトラックフォーマット―15 916磁束反転/rad
- 規格名称英語訳
- Track format for 90 mm flexible disk cartridges -- 15 916 ftprad
- 制定年月日
- 1990年1月1日
- 最新改正日
- 2019年10月21日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO/DIS 9529-2:1989(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 35.220.21
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1990-01-01 制定日, 1995-04-01 改正日, 2000-06-20 確認日, 2004-11-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
- ページ
- JIS X 6225:1995 PDF [11]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
X 6225-1995
90mmフレキシブルディスク
カートリッジのトラックフォーマット
−15 916磁束反転/rad
Track format for 90 mm flexible disk cartridges −15 916 ftprad
1. 適用範囲 この規格は,JIS X 6223に規定する磁束反転密度15 916磁束反転/rad,トラック密度5.3
トラック/mmのフレキシブルディスクカートリッジ(以下,フレキシブルディスクという。)に情報を記
録する際のトラックフォーマットについて規定する。
備考1. この規格の引用規格を,次に示す。
JIS X 0008 情報処理用語(規制,完全性及び安全保護)
JIS X 0201 情報交換用符号
JIS X 0202 情報交換用符号の拡張法
JIS X 0208 情報交換用漢字符号
JIS X 0605 情報交換用フレキシブルディスクカートリッジのボリューム及びファイル構成
JIS X 6223 90mmフレキシブルディスクカートリッジ(13 262/15 916磁束反転/rad)
2. この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO/IEC 9529-2 : 1989 Information processing systems−Data interchange on 90mm (3.5 in) lexible
disk cartridges using modified frequency modulation recording at 15 916 ftprad, on 80 tracks on
each side−Part 2 : Track format
2. 用語の定義 この規格に用いる主な用語の定義は,JIS X 6223の規定によるほか,次による。
2.1 MFM記録方式 情報を記録する際,データ “1” の場合には,ビットセルの中心で磁束を反転し,
データ “0” が連続した場合には,データ “0” のビットセルの境界で磁束を反転する方式。
2.2 ヘッドアクセス線 磁気ヘッドのギャップの中心線が全トラックを移動するときに描く直線。
2.3 誤り検出符号 (EDC) データ中の誤りのビットを検出するために,特定の生成規則に従って符号化
した冗長な符号(JIS X 0008参照)。
2.4 インデックス 駆動軸の1回転ごとに発生する信号。
3. 記録の一般的必要条件
3.1 記録方式 記録方式は,全トラックについてMFM記録方式とする。
――――― [JIS X 6225 pdf 1] ―――――
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X 6225-1995
3.2 記録済みのトラック半径の許容差 記録済みのトラック半径の許容差は,JIS X 6223の10.1.2(使用
環境)の使用環境でJIS X 6223の6.4(トラック位置)に規定するトラック中心線の半径の公称値を実際
の温度で補正した値に対して,±0.028mmとする。
なお,この温度補正は,JIS X 6223の7.2(ディスクの熱線膨張係数)に規定するディスクの熱線膨張係
数の公称値を用いる。
3.3 記録時のオフセット角 記録時のオフセット角 ( ‰ 次の式によって算出する。
d
=arc sin 0゜
18'
Rn
ここに, d=0.35 mm
Rn : JIS X 6223の6.4に規定するトラック中心線の半径の公称 (mm)
なお,オフセット角は,図1に示すとおりデータの書込み又は読取りの瞬間に生じる磁束反転の半径方
向に対する傾き角度とする。
図1 記録時のオフセット角
備考 トラックの両側には,書込み及び読取り時の3.2及び3.3に規定する許容差によって,読取り時
に古い記録信号が雑音として混入するのを防ぐために,消去帯を設ける。
3.4 記録密度及びビットセル長
3.4.1 記録密度 記録密度の公称値は,1ラジアン当たり15 916磁束反転とし,ビットセル長は,角度で
表し,その公称値は,62.8 愀
3.4.2 長周期の平均ビットセル長 長周期の平均ビットセル長は,1セクタにわたり測定したビットセル
長の平均値とし,その値は,ビットセル長の公称値の±2.5%を超えて変化してはならない。
3.4.3 短周期の平均ビットセル長 短周期の平均ビットセル長は,特定の1ビットセルに先行する8ビッ
トセル長の平均値とし,その値は,長周期の平均ビットセル長の±8%を超えて変化してはならない。
3.5 磁束反転間隔 磁束反転間隔の瞬時値は,記録・再生過程,ビット列(波形干渉効果)及びその他
の要因に影響される。磁束反転の位置は,再生信号のピークの位置で規定し,その間隔は,附属書によっ
て測定し図2及び次による(参考1参照)。
(1) データ “1” が連続した場合,磁束反転間隔は,短周期の平均ビットセル長の80120%の範囲とする。
(2) データ “0” が連続した場合,先行するデータ “1” との磁束反転間隔,又は後続するデータ “1” との
磁束反転間隔は,短周期の平均ビットセル長の130165%の範囲とする。
――――― [JIS X 6225 pdf 2] ―――――
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X 6225-1995
(3) データ “1” の磁束反転の間にデータ “0” が1個ある場合,磁束反転間隔は,短周期の平均ビットセ
ル長の185225%の範囲とする。
図2 磁束反転間隔
3.6 平均信号振幅 欠陥がないすべてのトラックの平均信号振幅は,1fの出力については標準信号振幅
の160%以下とし,2fの出力については標準信号振幅の40%以上とする。
3.7 バイト 1バイトは,8ビットからなり,それぞれをB1からB8まで割り付ける各ビットは, “0” 又
は “1” とする。
3.8 セクタ セクタは,全トラックについて,トラック当たり18セクタとし,セクタ当たりのデータ容
量は,512バイトとする。
3.9 シリンダ シリンダは,両面の同一トラック番号の対のトラックとする。
3.10 シリンダ番号 シリンダ番号は,トラック番号と同一の2けたの数字とする。
3.11 トラックのデータ容量 トラックのデータ容量は,9 216バイトとする。
3.12 16進数による表現 この規格で,特定の意味に用いるバイト (B8B1) のビット組合せ(コード)
の表現は,表1の括弧を付けた16進数2けたで表す。
表1 16進数による表現
16進数 B8 B7 B6 B5 B4 B3 B2 B1 仕様
(00) 0 0 0 0 0 0 0 0 −
(01) 0 0 0 0 0 0 0 1 −
(02) 0 0 0 0 0 0 1 0 −
(4E) 0 1 0 0 1 1 1 0 −
(FE) 1 1 1 1 1 1 1 0 −
(FB) 1 1 1 1 1 0 1 1 −
(A1)* 1 0 1 0 0 0 0 1 B4とB3との境界の磁束反転がないもの
備考 (A1) *は,仕様欄に規定する特殊のものを示す。
なお,以下の規定で,例えば,11 (FE) バイトという表現は,11バイトをすべて (FE) で記録すること
を意味する。
3.13 誤り検出符号 (EDC) 誤り検出符号 (EDC) は,2バイトとし,16ビットのシフトレジスタを用い
て次の生成多項式で生成し,トラック各部の定めた領域に付加する(参考2参照)。
生成多項式 : X16+X12+X5+1
4. トラックの様式 フォーマット設定時でのディスクの回転数は,次による。
(1) インデックス間の平均値で300rpm±2 %
(2) 1セクタにわたる平均値で300rpm±2.5 %
フォーマット設定後の各トラックは,18セクタとする。各セクタの様式は,図3による。
――――― [JIS X 6225 pdf 3] ―――――
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X 6225-1995
図3 トラックの様式
4.1 インデックスギャップ インデックスギャップは,146バイト長とし, (A1) *を含んではならない。
インデックスギャップの書込みは,インデックスパルスを検出してから開始する。インデックスギャップ
は,重ね書きの繰返しに対しては,146バイトでなくてもよい。
なお,インデックスパルスは,どのトラックでも図4に示す基準線Bがヘッドアクセス線と平行になる
時(0.35mmの位置)の±440 獎 内で発生することとし,その立ち上がり時点をトラックの始点とする。
図4 インデックスパルスの発生位置
4.2 セクタ識別子 セクタ識別子の領域は,表2による。
――――― [JIS X 6225 pdf 4] ―――――
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X 6225-1995
表2 セクタ識別子
識別子マーク アドレス識別子
トラックアドレス セクタ番号 1バイト EDC
C 面 S (02)
12バイト 3バイト 1バイト 1バイト 1バイト 1バイト 2バイト
(00) (A1) * (FE) (00) 又は (01)
4.2.1 識別子マーク 識別子マークの領域は,12 (00) バイト,3 (A1) *バイト及び1 (FE) バイトからなる
16バイトとする。
4.2.2 アドレス識別子 アドレス識別子の領域は,6バイトとし,次による。
(1) トラックアドレス トラックアドレスの領域は,アドレス識別子の最初の2バイトとし,シリンダ番
号及び面番号からなり,次による。
(a) シリンダ番号 (C) の領域は,トラックアドレスの第1バイトとし,最外周のシリンダ00から最内
周のシリンダ79までのシリンダ番号を2進法を用いて記録する。
(b) 面番号(面)の領域は,トラックアドレスの第2バイトとし,ディスクの面番号を記録する。0面
の全トラックは, (00) とし,1面の全トラックは, (01) とする。
(2) セクタ番号 (S) セクタ番号の領域は,アドレス識別子の第3バイトとし,第1セクタの01から最
後のセクタの18までのセクタ番号を2進法を用いて記録する。
なお,セクタは,任意の順番でセクタ番号を記録してもよい。
(3) アドレス識別子の第4バイト アドレス識別子の第4の領域は, (02) とする。
(4) DC EDCは,2バイトとし,識別子マークの第13バイトの (A1) *からアドレス識別子の第4バイ
トまでを用いて,3.13で規定する生成多項式によって生成する。
もし,EDCが誤っている場合は,そのセクタは,欠陥セクタとする。欠陥セクタの取扱いは,JIS X
0605の規定による。
4.3 識別子ギャップ 識別子ギャップの領域は,初期設定時に22 (4E) バイトとし,重ね書きの繰返しに
対しては22 (4E) バイトでなくてもよい。
4.4 データブロック データブロックの領域は,表3による。
表3 データブロック
データマーク データ領域 EDC
12バイト 3バイト 1バイト 512バイト 2バイト
(00) (A1) * (FB)
4.4.1 データマーク データマークの領域は,12 (00) バイト,3 (A1) *バイト及び1 (FB) バイトからなる
16バイトとする。
4.4.2 データ領域 データ領域は,512バイトとする。
この領域に記録するデータが512バイト未満の場合には,残りの領域は, (00) を記録する。
4.4.3 EDC EDCの2バイトは,データマークの第13バイトの (A1) *からデータ領域の最終バイトまで
を用いて,3.13で規定する生成多項式によって生成する。
もし,EDCが誤っている場合は,そのセクタは,欠陥セクタとする。欠陥セクタの取扱いは,JIS X 0605
の規定による。
4.5 データブロックギャップ データブロックギャップの領域は,初期設定時に101 (4E) バイトとし,
重ね書きの繰返しに対しては101 (4E) バイトでなくてもよい。
データブロックギャップは,次のセクタ識別子に先行して,各データブロックの後に記録する。ただし,
――――― [JIS X 6225 pdf 5] ―――――
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JIS X 6225:1995の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/DIS 9529-2:1989(MOD)
JIS X 6225:1995の国際規格 ICS 分類一覧
JIS X 6225:1995の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX0008:2001
- 情報処理用語―セキュリティ
- JISX0201:1997
- 7ビット及び8ビットの情報交換用符号化文字集合
- JISX0202:1998
- 情報技術―文字符号の構造及び拡張法
- JISX0208:1997
- 7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合
- JISX0605:1997
- 情報交換用ディスクカートリッジのボリューム及びファイル構成
- JISX6223:1987
- 90mmフレキシブルディスクカートリッジ(13262/15916磁束反転/rad)