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最後のデータブロックギャップは,トラックギャップに先行する。
4.6 トラックギャップ トラックギャップの領域は,最後のセクタのデータブロックギャップの後から
インデックスパルスを検出するまでとし, (4E) を記録する。ただし,最後のデータブロックギャップの
書込み中にインデックスパルスを検出した場合には,トラックギャップは,ないこととする。
5. データのコード化表現 データ領域の内容は,コード化表現を規定したJIS X 0201,JIS X 0202及び
JIS X 0208の規定によって表現する。
(1) コード化法による表現をする場合には,データは,8ビットを列とするバイトの連続体とみなす。各
バイトのビット位置は,B8からB1とし,最上位のビットをB8の位置に,最下位のビットをB1の位置
に記録する。記録の順序は,最上位のビットを最初とする。
参考 データを8単位符号でコード化する場合は,各ビット位置の2進重みは,参考表1による
参考表1 8ビット符号のビット位置及び2進重み
ビット位置 B8 B7 B6 B5 B4 B3 B2 B1
2進重み 128 64 32 16 8 4 2 1
データを7単位符号でコード化する場合は,B8は常に “0” とし,B7からB1は,参考表1に示した
2進重みによってコード化する。
(2) ビット対応の表現をする場合には,データは,1ビットごとに規定されたビット列の連続体とみなす。
――――― [JIS X 6225 pdf 6] ―――――
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附属書 磁束反転間隔の測定方法
1. 適用範囲 この附属書は,磁束反転密度15 916磁束反転/rad,トラック密度5.3トラック/mmでMFM
記録方式を用いて両面に記録する90 mmフレキシブルディスク(13 262/15 916磁束反転/rad)の磁束反
転間隔の試験装置及び測定方法について規定する。試験時の回転数は,公称値で300rpmとする。
2. フォーマット 測定するディスクは,情報交換用に使用するディスク装置によって記録する。
3. 試験装置
3.1 ディスク装置 ディスク装置の回転数は,1回転の平均値で300±3rpmとする。ただし,32
たる平均回転角速度は,1回転の平均回転数の±0.5%を超えて変化してはならない。
3.2 ヘッド
3.2.1 分解能 ヘッドの分解能は,各面のトラック79で,7075%の範囲とする。
なお,分解能は,標準フレキシブルディスク (RM 9529) を用い,JIS X 6223の8.1(試験条件)に規定
する試験記録電流で記録したときの値とし,3.3.1に規定するリード増幅器の出力から求める。
ヘッドの共振周波数は,500kHz以上とし,分解能は,ヘッドの負荷インピーダンスを変えることによっ
て調整してはならない。
3.2.2 オフセット角 オフセット角は,次による。
d
=arc sin '6
0゜
Rn
ここに, d=0.35mm
Rn : JIS X 6223の6.4(トラック位置)に規定するトラック中心線の
半径の公称値 (mm)
3.2.3 接触 フレキシブルディスクとの接触は,試験の間は良好に維持できるものとする。
3.3 リードチャネル
3.3.1 リード増幅器 リード増幅器は,飽和を起こしてはならない。リード増幅器の周波数特性は,1kHz
から375kHzまで±1dBの平たんな特性とする。
3.3.2 ピーク検出増幅器 ピーク検出増幅器は,微分・リミッティング増幅器又はそれと等価なピーク検
出回路をもつものとする。
3.4 時間間隔カウンタ 時間間隔カウンタは,5 湮 定ができ,その分解能は,5ns以内とする。
4. 測定方法
4.1 磁束反転間隔の測定 磁束反転間隔は,再生信号のピーク間の時間間隔をトラック当たり105回のラ
ンダムサンプリングによって測定し,附属書図1に示すとおり,時間間隔の分布を対数で表す。
測定は,3.3で規定したリードチャネルの出力で行う。
4.2 全トラックの磁束反転間隔 測定したt1t6の時間間隔は,次による。
2tt×100%及び01tt×100%は,本体の3.5(1)の磁束反転間隔に対応する。
(1) 0
4tt×100%及び03tt×100%は,本体の3.5(2)の磁束反転間隔に対応する。
(2) 0
――――― [JIS X 6225 pdf 7] ―――――
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t×100%及び
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t×100%は,本体の3.5(3)の磁束反転間隔に対応する。
5
(3) t0 t0
t0は,短周期の平均ビットセル長(公称値2 とする。データブロック及びインデックスの継ぎ目での
規格外の時間間隔は,無視する。
附属書図1 時間間隔の分布
関連規格 JIS X 6224 90mmフレキシブルディスクカートリッジのトラックフォーマット−13 262磁束
反転/rad
ISO 9293 : 1987 Information processing-Volume and file structure of flexible disk cartridges for
information interchange
――――― [JIS X 6225 pdf 8] ―――――
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X 6225-1995
参考1 MFM記録の符号化解読のためのデータセパレータ
この参考は,MFM記録の符号化解読のためのデータセパレータについて記述するもので,規定の一部
ではない。
MFM記録方式は,ビットセル長を時間tで表したとき,次に示す磁束反転間隔の公称値をもつ。
(1) 111又は000パターンに対し,t
23
(2) 100又は001パターンに対し,t
(3) 101パターンに対し,2t
データセパレータは,2 が弁別できることが必要である。これを実行するには,データセパ
レータの発振器は,固定周期ではデータ分離が不可能であり,ビットセル長の変動に追従して周期を変化
する必要がある。
現在では,フェーズロック発振器に基づくデータセパレータによってデータ分離が行われている。
――――― [JIS X 6225 pdf 9] ―――――
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X 6225-1995
参考2 EDCの生成方法
この参考は,EDCの生成方法について記述するもので,規定の一部ではない。
EDCを生成するシフトレジスタのフィードバック接続を,参考2図1に示す。
動作前に,すべてのレジスタに “1” をセットする。入力データをレジスタC15の出力と加算(排他的論
理和)し,フィードバックの入力とする。
このフィードバックをC4及びC11の出力に加算する。シフトレジスタをけた送りして,排他的論理和の
出力を,それぞれC0,C5,C12に入力する。
最後のデータビットが入力された後で,レジスタをもう1回けた送りする。このときのレジスタの内容
をEDCバイトとする。
EDCバイトをけた送りして,出力(書込み)する間は,制御信号によって排他的論理和を制御する。
読取り時には,データビットを書き込むときと全く同様な方法でシフトレジスタに入力して,誤りを検
出する。データに続くEDCバイトも,データと同様にシフトレジスタに入力する。最後のけた送り後,レ
ジスタの内容は,データに誤りがない場合,すべて0となる。
参考2図1 シフトレジスタによるEDCの発生例
――――― [JIS X 6225 pdf 10] ―――――
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JIS X 6225:1995の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/DIS 9529-2:1989(MOD)
JIS X 6225:1995の国際規格 ICS 分類一覧
JIS X 6225:1995の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISX0008:2001
- 情報処理用語―セキュリティ
- JISX0201:1997
- 7ビット及び8ビットの情報交換用符号化文字集合
- JISX0202:1998
- 情報技術―文字符号の構造及び拡張法
- JISX0208:1997
- 7ビット及び8ビットの2バイト情報交換用符号化漢字集合
- JISX0605:1997
- 情報交換用ディスクカートリッジのボリューム及びファイル構成
- JISX6223:1987
- 90mmフレキシブルディスクカートリッジ(13262/15916磁束反転/rad)