この規格ページの目次
X 6245 : 1999
pdf 目次
- 27.3 プリピットデータブロック構成・・・・[43]
- 27.3.1 相対アドレス・・・・[44]
- 27.3.2 ECCブロックアドレスデータ構成・・・・[44]
- 27.3.3 パリティA及びパリティB・・・・[45]
- 27.3.4 フィールドID0・・・・[45]
- 27.3.5 フィールドID1・・・・[46]
- 27.3.5.1 応用コード・・・・[46]
- 27.3.5.2 ディスク物理コード・・・・[47]
- 27.3.5.3 データゾーンの最終アドレス・・・・[47]
- 27.3.6 フィールドID2・・・・[47]
- 27.3.6.1 OPC推奨コード・・・・[47]
- 27.3.6.2 波長コード・・・・[48]
- 27.3.6.3 記録ストラテジコード・・・・[48]
- 27.3.6.3.1 3Ttopフィールド,4Ttopフィールド,5Ttop11Ttopフィールド,14Ttopフィールド及びTmpフィールド・・・・[49]
- 27.3.6.3.2 3-3Tldフィールド,3-3Ttrフィールド,3-4Tldフィールド,3-4Ttrフィールド,4-3Tldフィールド,4-3Ttrフィールド,4-4Tldフィールド及び4-4Ttrフィールド・・・・[50]
- 27.3.7 フィールドID3フィールドID5 5028. R情報ゾーンのデータ構造・・・・[51]
- 28.1 パワー校正領域及び記録管理領域の配置・・・・[51]
- 28.2 パワー校正領域の構造・・・・[52]
- 28.3 記録管理領域 (RMA) のデータ構成・・・・[52]
- 28.3.1 記録管理領域のセクタフォーマッ・・・・[52]
- 28.3.2 記録管理情報 (RMD)・・・・[53]
- 28.3.2.1 RMDフィールド0・・・・[53]
- 28.3.2.2 RMDフィールド1・・・・[55]
- 28.3.2.3 RMDフィールド2・・・・[56]
- 28.3.2.4 RMDフィールド3・・・・[56]
- 28.3.2.5 RMDフィールド4・・・・[57]
28.3.2.6 RMDフィールド5RMDフィールド12 58
28.3.2.7 RMDフィールド13RMDフィールド14 58
- 附属書A(規定) 角度偏差(の測定・・・・[59]
- 附属書B(規定) 複屈折の測定・・・・[61]
- 附属書C(規定) 位相差トラッキングエラー信号の測定方法・・・・[63]
- 附属書D(規定) 光反射の測定・・・・[67]
- 附属書E(規定) ディスククランプのためのテーパコーン・・・・[68]
- 附属書F(規定) ジッタの測定・・・・[69]
- 附属書G(規定) RLL (2, 10) 制約の8-16変調・・・・[72]
- 附属書H(規定) ボーダゾーン・・・・[81]
- 附属書J(規定) 最適パワー制御・・・・[85]
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――――― [JIS X 6245 pdf 6] ―――――
X 6245 : 1999
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- 附属書K(規定) 波長依存性・・・・[86]
- 附属書L(規定) ディスクの光劣化・・・・[87]
- 附属書M(参考) リファレンスコードについての留意点・・・・[88]
- 附属書N(規定) 未記録ディスクの動作信号の測定方法・・・・[89]
- 附属書P(参考) 記録ストラテジの変形・・・・[90]
- 附属書Q(参考) ランドプリピット信号の測定方法・・・・[91]
- 附属書R(規定) グルーブウォブル振幅の測定・・・・[92]
- 附属書S(参考) ランニングOPC・・・・[94]
- 附属書T(参考) 輸送・・・・[95]
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS X 6245 pdf 7] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
X 6245 : 1999
80mm(1.23GB/面)及び120mm(3.95GB/面)DVD-レコ-ダブルディスク (DVD-R)80mm (1.23 GB/side) nd 120mm (3.95 GB/side)DVD-Recordable-Disk (DVD-R)
第1章 一般事項
1. 適用範囲
この規格は,80mm及び120mmのDVD-レコーダブルディスク(以下,ディスクという。)
の互換性を可能にする機械的特性,物理的特性及び光学的特性を規定する。また,それらのディスクによ
って情報交換を可能にするプリ記録部,未記録部及び記録部の信号品質,データフォーマット,情報ゾー
ンのフォーマット,未記録ゾーンのフォーマット並びに記録方法について規定する。このディスクを,DVD-
レコーダブル (DVD-R) ディスクと称する。一回DVD-Rディスクに書き込まれたデータは,修正すること
はできない。多数回の読取りが可能である。さらに,データを追記することもできる。
この規格は,次の項目を規定する。
− 直径80mm及び120mmの片面又は両面のディスク
− 適合条件
− このディスクの使用環境及び保存環境
− データ処理システム間の機械的互換のためのディスクの機械特性,物理特性及び寸法特性
− トラックとセクタとの物理的配置,誤り訂正符号及び符号化方法を含む未記録ディスク上のプリ記録
情報のフォーマット
− トラックとセクタとの物理的配置,誤り訂正符号及び符号化方法を含むディスク上の記録された情報
のフォーマット
− データ処理システムがディスク上からプリ記録データを読み,ディスクに記録を可能にするための,
ディスク上のプリ記録及び未記録領域からの信号の特性
− データ処理システムがディスク上のデータ読取りを可能にするための,ディスク上に記録した信号の
特性
この規格は,ディスクドライブ間のディスクの互換性を与える。また,ボリューム及びファイル構造の
規格とともに,データ処理システム間の完全なデータ互換性を与える。
2. 適合性
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2.1 ディスク
この規格では,公称直径及び片面か又は両面かでディスクのタイプを規定する。ディス
クは,そのタイプの要求事項を満たすとき,この規格に適合する。
2.2 製造システム
製造システムは,製造するディスクが2.1に合致するとき,この規格に適合する。
2.3 情報再生システム
情報再生システムは,2.1に適合するディスクを取り扱うことができるならば,
この規格に適合する。
3. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発効年(又は発行年)を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの
規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年(又は発行年)を付
記していない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
IEC 60950 : Safty of information technology equipment
ISO 105-B02 : Colour fastness to artificial light : Xenon arc fading lamp test
4. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
4.1 接着層
(adhesive layer) ディスクの二つの部分を一つに結合する接着物質の層。
4.2 変調後の2値の “0” 及び “1” をディスク上のビットで表す要素。
チャネルビット (channel bit)
4.3 クランプゾー
ン (clamping zone) クランプ装置機構によってクランプ力が加わるディスクの環状の部分。4.4 ディジタル総計値
(digital sum value) 10進数の数値1をビット “1” 及び10進数の−1をビット
“0” に割り当てることによってビットストリームから得た算術和。
4.5 ディスク基準
面 (disk reference plane) ディスクのクランプゾーンをクランプし,理想スピンドルの完全に平らな環状表面で定義される回転軸に対して垂直な面。4.6 ダミー基板
(dummy substrate) ディスク及び/又は記録層を機械的に支持するために用意した透
明又は不透明な層。
4.7 入射面
(entrance surface) 光ビームが最初に当たるディスクの表面。
4.8 グルー
ブ (groove) 情報を記録する前に形成され,トラックの位置決めに用いられるディスクの溝。グルーブは,ランドよりも入射面に近く位置する。グルーブの中心に記録を行う。4.9 ラン
ド (land)グルーブ間の領域(半径方向信号に関して)。ビット間の領域(HF信号に関して)。 光ビームによって読み取ることができ,記録層に記録マークで情報を受4.10 光ディス
ク (optical disk)容し保持するディスク。4.11 物理セクタ番
号 (physical sector number) ディスクの物理セクタに割り当てた連続番号。4.12 再生専用ディスク
(read-only disk)ディスクの製造時に情報を記録したディスク。情報は,修正で
きずディスクから読み取ることだけができる。
4.13 記録層
(recorded layer) その上又は中にデータを記録したディスクの層。
4.14 リードソロモン符号
(Reed-Solomon code) 誤り訂正のため,誤りの検出及び/又は誤り訂正符号。
特に規定のない限りすべて “0” に設定し,将来の標準化のために
4.15 予備フィールド
(reserved field)
予備とするフィールド。
4.16 セク
タ (sector) 他のアドレスできる部分とは独立してアクセスできる情報ゾーンのトラックの一番小さい部分。――――― [JIS X 6245 pdf 9] ―――――
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4.17 基
板 (substrate) 記録する又は記録された層を機械的に支持する透明なディスクの層。これを通して光ビームが記録する又は記録された層にアクセスできる。4.18 トラッ
ク (track)連続スパイラルの360°,1回転。 半径方向に測定される,未記録ディスクに対しては1対の隣接する4.19 トラックピッ
チ (track pitch)ウォブルグルーブ(半径方向にわずかに蛇行したグルーブ)の平均中心線間の距離で,記録済みディスクに対しては1対の隣接する連なった記録マークの物理トラックの中心線間の距離。
4.20 ゾーン
(zone) ディスクの環状領域。
5. 表記法
5.1 数値表示
測定値は,該当規格値の最下位けた(桁)に丸める。例えば,+0.01のプラス許容差及
び0.02のマイナス許容差をもつ1.26という規格値は,1.235以上1.275未満の測定値の範囲を許容する。
10進数は,09の数字で表す。
16進数は,括弧でくくった,09のアラビア数字とAFのアルファベットとで表す。
ビットの設定は,“0” 及び “1” で表す。
2進数及びビットパターンは,左側を最上位ビットとし,“0” 及び “1” の一連で表す。
2進数の負の値は,2の補数として表す。
各フィールドで,データは,バイト0とする最上位のバイト (MSB) を最初に記録し,最下位バイト
(LSB) を最後に記録する。
8nビットのフィールドで,ビットb (8n-1) は,最上位ビット (msb) とし,ビットb0は,最下位ビット (lsb)
としなければならない。
ビットb (8n-1) を最初に記録する。
6. 略語
BP バイト位置 (Byte Position)
BPF 帯域フィルタ (Band Pass Filter)
CLV 一定線速度 (Constant Linear Velocity)
CPRMAI 著作権管理情報 (Copyright Management Information)
DCC 直流成分抑圧制御 [DC Component (suppress control) ]
DPD 位相差検出法 (Differential Phase Detection)
DSV ディジタル総計値 (Digital Sum Value)
ECC 誤り訂正符号 (Error Correction Code)
EDC 誤り検出符号 (Error Detection Code)
EQ 波形等化器 (Equalizer)
FWHM 半値幅 (Full Width Half Maximum)
HF 高周波 (High Frequency)
ID 識別子 (Identification Data)
IED ID誤り検出符号 [ID Error Detection (Code) ]
IR 屈折率 (Index of Refraction)
LPF 低域フィルタ (Low-Pass Filter)
LPP ランドプリピット (Land Pre-Pit)
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