JIS X 6279:2011 情報交換用90mm/1.3GB 光ディスクカートリッジ | ページ 10

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X 6279 : 2011 (ISO/IEC 17346 : 2005)
17.2.4 制御ゾーン
制御ゾーンは,箇条15で規定されたフォーマットをもつ,16ロジカルトラックのエンボスセクタグル
ーブからなる。
制御ゾーンの全セクタのデータフィールドは同一であり,附属書Eに規定の駆動装置のためのエンボス
制御データからなる。
17.2.5 データゾーン
データゾーンは,グルーブ及びエンボスヘッダからなる。データゾーンの記録フィールドは,箇条15
に記載のフォーマットでユーザによる記録に使われる。データゾーンのレイアウトは,箇条18で規定する。
データゾーンは,18のバンドに分割される。各バンドは,1 071フィジカルトラックで構成され,さら
に,表5で示すとおり,ロジカルトラックに分割される。バンドごとのロジカルトラック数は,外周のバ
ンドから内周のバンドへと必然的に減少する。バンド内では角記録密度は一定である。バンドの各フィジ
カルトラックは,同じ半径線上で開始し,終了する。
データゾーンの構成は次のようになっている。
17セクタ=1ロジカルトラック
41(外周=バンド0)24(内周=バンド17)ロジカルトラック=17フィジカルトラック
1 071フィジカルトラック=1バンド
18バンド=データゾーン
データゾーンは,ロジカルトラック0で始まり,ロジカルトラック36 854で終わる。

――――― [JIS X 6279 pdf 46] ―――――

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X 6279 : 2011 (ISO/IEC 17346 : 2005)
表5−情報ゾーンのレイアウト
ゾーン及びバンド 半径位置(mm) ロジカル トラック番号 フィジカル
開始 終了 トラック数 開始 終了 トラック数
リードインゾーン 323
バッファゾーン 41.29 860 −779
外周試験ゾーン
製造者用 41.02 32 −68
駆動装置用 41.01 32 −36
バッファゾーン 41.00 4 −4
データゾーン
バンド 0 41.00 2583 0 1 071
バンド 1 40.04 2520 2 583 1 071
バンド 2 39.07 2457 5 103 1 071
バンド 3 38.11 2394 7 560 1 071
バンド 4 37.14 2331 9 954 1 071
バンド 5 36.18 2268 12 285 1 071
バンド 6 35.22 2205 14 553 1 071
バンド 7 34.25 2142 16 758 1 071
バンド 8 33.29 2079 18 900 1 071
バンド 9 32.32 2016 20 979 1 071
バンド 10 31.36 1953 22 995 1 071
バンド 11 30.40 1890 24 948 1 071
バンド 12 29.43 1827 26 838 1 071
バンド 13 28.47 1764 28 665 1 071
バンド 14 27.51 1701 30 429 1 071
バンド 15 26.54 1638 32 130 1 071
バンド 16 25.58 1575 33 768 1 071
バンド 17 24.61 1512 35 343 1 071
制御トラックゾーン 102
バッファゾーン 23.65 48 36 855
制御ゾーン 23.60 16 36 903
バッファゾーン 23.59 8 36 919
リードアウトゾーン 1 071
バッファゾーン 23.58 19 36 927
内周試験ゾーン
駆動装置用 23.57 32 36 946
製造者用 23.55 32 36 978
バッファゾーン 23.53 924 37 010
イニシャルゾーン 22.91 22.59 37 934 38 375
注記 表5のゾーン又はバンドの半径は,バンドの最初のトラック中心の半径及びゾーンの最後のトラッ
クの中心の半径の公称値とする。

18 データゾーンのフォーマット

  データゾーンは,4個の欠陥管理領域(DMA)を含み,ゾーンの冒頭に2個,末尾に2個配置する。2
組のDMAの間の領域をユーザ領域と呼ぶ。18.1で規定のとおり,各バンド境界に,バッファトラックを
設ける。
データゾーンのレイアウトを表6で示す。

――――― [JIS X 6279 pdf 47] ―――――

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X 6279 : 2011 (ISO/IEC 17346 : 2005)
表6−データゾーンのレイアウト
リードイン 外周試験ゾーン
ゾーン
バッファゾーン
データ DMA1
ゾーン
DMA2
ユーザ領域 書換形ゾーン
DMA3
DMA4
バッファトラック
バッファゾーン
制御トラック
ゾーン 制御ゾーン

18.1 データゾーンのバッファトラック及び試験トラック

  表7に示すように,バンド0以外の各バンドの始まりの数トラックをバッファトラックとし,各バンド
の終わりの数トラックをバッファトラック,試験トラック及びバッファトラックとする。
各バンドの始まりのバッファトラックの一部にはヘッダがないが,ロジカルトラック番号は割り当てる。
バッファトラック及び試験トラックを,ユーザデータの記録に使用してはならない。

18.2 欠陥管理領域(DMA)

  四つの欠陥管理領域(DMA)は,データゾーンの構造の情報,及び欠陥管理情報を含む。各DMAの長
さは,20セクタとする。DMAのうちの二つ,すなわち,DMA1及びDMA2は,ディスクの外周に位置し,
他の二つのDMA,すなわち,DMA3及びDMA4は,ディスクの内周に位置する。DMAの配置を表8に
示す。表8の予備セクタの内容は,この規格では規定せず,互換性では無視する。
各DMAは,ディスク定義構造(DDS),一次欠陥管理表(PDL)及び二次欠陥管理表(SDL)を含む。
四つのPDLの内容は同一とし,四つのSDLの内容は同一とする。四つのDDS間の内容の相違は,各関連
PDL及びSDLに対するポインタだけとする。
ディスクの初期化後,各DMAがもつ内容は,次による。
− 最初のセクタはDDSとする。
− 2番目のセクタはPDLの最初のセクタとする。
− SDLはPDLの直後に配置する。
PDL及びSDLの長さは,それぞれのエントリの数によって決定する。SDLの後のDMAセクタの内容は
規定されず,互換性では無視する。
DDSの内容は,18.3で規定し,PDL及びSDLの内容は,19.5及び19.6で規定する。

――――― [JIS X 6279 pdf 48] ―――――

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17346 : 2005)
X 6279 : 2011 (ISO/IEC
X6
4
表7−データゾーンのトラックレイアウト
4
279 : 2
バンド フィジカル 各バンド 開始 ヘッダなし ヘッダ付 DMA1 データ スペア 予備 DMA3 ヘッダ付 試験開始 ヘッダ付 終了
01
番号 トラック当 のトラッ トラック バッファ開 バッファ開 及び 開始 開始 トラック 及び バッファ トラック バッファ トラック
1( I
たりのセク ク数 番号 始トラック 始トラック DMA2 トラック トラック DMA4 開始トラ 番号 開始トラ 番号
SO/
タ数 番号 番号 番号 番号 ック番号 ック番号
IEC1
0 41 2 583 0 − − 02 3 2 539 − − 2 558 2 561 2 578 2 582
7
1 40 2 520 2583 2 583 2 607 − 2619 5 060 − − 5 078 5 081 5 098 5 102
34
2 39 2 457 5103 5 103 5 126 − 5138 7 517 − − 7 535 7 538 7 555 7 559
6 : 2
3 38 2 394 7560 7 560 7 583 − 7595 9 912 − − 9 929 9 932 9 949 9 953
00
4 37 2 331 9954 9 954 9 976 − 9987 12 243 − − 12 260 12 263 12 280 12 284
5)
5 36 2 268 12285 12 285 12 307 − 12318 14 512 − − 14 528 14 531 14 548 14 552
6 35 2 205 14553 14 553 14 574 − 14585 16 717 − − 16 733 16 736 16 753 16 757
7 34 2 142 16758 16 758 16 778 − 16788 18 861 − − 18 876 18 879 18 896 18 899
8 33 2 079 18900 18 900 18 920 − 18930 20 940 − − 20 955 20 958 20 975 20 978
9 32 2 016 20979 20 979 20 998 − 21008 22 957 − − 22 971 22 974 22 991 22 994
10 31 1 953 22995 22 995 23 014 − 23024 24 910 − − 24 924 24 927 24 944 24 947
11 30 1 890 24948 24 948 24 966 − 24975 26 801 − − 26 814 26 817 26 834 26 837
12 29 1 827 26838 26 838 26 856 − 26865 28 628 − − 28 641 28 644 28 661 28 664
13 28 1 764 28665 28 665 28 682 − 28691 30 393 − − 30 405 30 408 30 425 30 428
14 27 1 701 30429 30 429 30 445 − 30453 32 094 − − 32 106 32 109 32 126 32 129
15 26 1 638 32130 32 130 32 146 − 32154 33 733 − − 33 744 33 747 33 764 33 767
16 25 1 575 33768 33 768 33 783 − 33791 35 309 − − 35 320 35 323 35 340 35 342
17 24 1 512 35343 35 343 35 358 − 35366 36 802 36 812 36 829 36 832 36 835 36 852 36 854
36 828 36 831

――――― [JIS X 6279 pdf 49] ―――――

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X 6279 : 2011 (ISO/IEC 17346 : 2005)
表8−DMAの配置
開始位置 終了位置 セクタ数
トラック番号 セクタ番号 トラック番号 セクタ番号
DMA1 0 0 1 2 20
予備 1 3 1 7 5
DMA2 1 8 2 10 20
予備 2 11 2 16 6
ユーザ領域 3 0 36828 16 626042
DMA3 36829 0 36830 2 20
予備 36830 3 36830 7 5
DMA4 36830 8 36831 10 20
予備 36831 11 36831 16 6

18.3 ディスク定義構造(DDS)

  DDSは,1セクタで構成し,ディスクの初期化の方法,書換形ゾーンのグループ分割数,PDLの開始ア
ドレス及びSDLの開始アドレスを規定する。書換形ゾーンのグループ分割数はバンド数と同じとする。
DDSは,ディスクの初期化終了時に,各DMAの最初のセクタに記録する。表9は,四つのDDSに記録
される情報を示す。
ユーザ領域は,バッファトラックを除くトラック3のセクタ0からトラック36 828の最後のセクタまで
をユーザによるデータの記録を目的として割り当てる。DDSのバイト22から39までは各グループが記録
可能かエンボスデータかを表すが,全て記録可能を表す“01”とする。
このゾーンにおけるデータフィールドのレイアウトは,附属書Dに規定する。

18.4 書換形ゾーンの分割

  カートリッジの初期化によって,書換形ゾーンは,18の連続グループに分割される。各グループは,バ
ンド0のトラック0からトラック2まで及びバンド17のトラック36 829からトラック36 854までを除く。
各グループは,連続したデータセクタと連続したスペアセクタとからなり,その配置を表7に示す。各グ
ループは記録可能としてDDSに記録する。

――――― [JIS X 6279 pdf 50] ―――――

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