JIS X 6319-1:2010 ICカード実装仕様―第1部:外部端子付きICカード

JIS X 6319-1:2010 規格概要

この規格 X6319-1は、JIS X 6320-1,JIS X 6320-2,JIS X 6320-3及びJIS X 6320-4に適合している特性をもったICカードの実装仕様として,電気的インタフェース及び伝送制御手順について規定。

JISX6319-1 規格全文情報

規格番号
JIS X6319-1 
規格名称
ICカード実装仕様―第1部 : 外部端子付きICカード
規格名称英語訳
Specification of implementation for integrated circuit cards -- Part 1:Integrated circuit cards with contacts
制定年月日
2005年7月20日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

35.240.15
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
情報記録媒体 2020
改訂:履歴
2005-07-20 制定日, 2010-09-21 改正日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS X 6319-1:2010 PDF [12]
                                                                                 X 6319-1 : 2010

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義並びに略語・・・・[1]
  •  3.1 用語及び定義・・・・[1]
  •  3.2 略語・・・・[2]
  •  4 電気的インタフェース・・・・[2]
  •  4.1 電気的特性・・・・[2]
  •  4.2 リセット応答・・・・[3]
  •  4.3 Answer-to-Reset・・・・[3]
  •  5 伝送制御手順・・・・[6]
  •  5.1 特徴・・・・[6]
  •  5.2 伝送制御マトリクス・・・・[8]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS X 6319-1 pdf 1] ―――――

X 6319-1 : 2010

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
ICカードシステム利用促進協議会(JICSAP)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具
して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正
した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS X 6319-1:2005は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
JIS X 6319の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS X 6319-1 第1部 : 外部端子付きICカード
JIS X 6319-2 第2部 : 外部端子なし近接型ICカード
JIS X 6319-3 第3部 : 共通コマンド
JIS X 6319-4 第4部 : 高速処理用近接型ICカード(予定)

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS X 6319-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
X 6319-1 : 2010

ICカード実装仕様−第1部 : 外部端子付きICカード

Specification of implementation for integrated circuit cards- Part 1: Integrated circuit cards with contacts

序文

  この規格は,2005年に制定され,その後のJIS X 6320-1,JIS X 6320-2,JIS X 6320-3及びJIS X 6320-4
の制定に対応するために今回改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1 適用範囲

  この規格は,JIS X 6320-1,JIS X 6320-2,JIS X 6320-3及びJIS X 6320-4に適合している特性をもった
ICカードの実装仕様として,電気的インタフェース及び伝送制御手順について規定する。この規格をJIS X
6319規格群(ICカード実装仕様)に適合する外部端子付きICカードに適用する場合には,この規格に加
えて,“第3部 : 共通コマンド”を一緒に用いる。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS X 0304 国名コード
JIS X 6320-1 識別カード−ICカード−第1部 : 外部端子付きICカードの物理的特性
JIS X 6320-2 識別カード−ICカード−第2部 : 外部端子付きICカードの端子の寸法及び位置
JIS X 6320-3 識別カード−ICカード−第3部 : 外部端子付きICカードの電気的インタフェース及び
伝送プロトコル
JIS X 6320-4 識別カード−ICカード−第4部 : 交換のための構成,セキュリティ及びコマンド

3 用語及び定義並びに略語

3.1 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS X 6320-1,JIS X 6320-2,JIS X 6320-3及びJIS X 6320-4に
よるほか,次による。
3.1.1
事象
ICカードに対して起きた伝送プロトコル上の変化。

――――― [JIS X 6319-1 pdf 3] ―――――

2
X 6319-1 : 2010
3.1.2
状態
ICカードがどのような手順で伝送上の信号を待機しているのかを示すもの。
3.1.3
伝送制御マトリクス
伝送上のある状態における事象の発生によるICカードの反応を説明する図表。

3.2 略語

  この規格で用いる主な略語は,次による。
3.2.1
DF(dedicated file)
専用ファイル(この規格では,管理情報バイトで使用する。)(JIS X 6320-4参照)。
3.2.2
EF(elementary file)
基礎ファイル(この規格では,管理情報バイトで使用する。)(JIS X 6320-4参照)。
3.2.3
IFD(interface device)
接続装置(JIS X 6320-3参照)。
3.2.4
IFS(maximum information field size)
最大情報フィールド長(JIS X 6320-3参照)。
3.2.5
IFSC(IFS for the card)
ICカードの最大情報フィールド長(この規格では,Answer-to-Resetで使用する。)(JIS X 6320-3参照)。
3.2.6
IFSD(IFS for the interface device)
接続装置の最大情報フィールド長(この規格では,Sブロックで使用する。)(JIS X 6320-3参照)。
3.2.7
NAD(node address)
半二重ブロック伝送プロトコル(T=1)で規定されるノードアドレス(JIS X 6320-3参照)。
3.2.8
PPS(protocol and parameters selection)
プロトコル及びパラメタ選択(JIS X 6320-3参照)。
3.2.9
SPU端子(standard or proprietary use contact)
標準又は個別利用端子(JIS X 6320-3参照)。

4 電気的インタフェース

4.1 電気的特性

4.1.1  SPU(C6)端子
カードのSPU(C6)端子は,現時点で有効な利用方法が標準化されていないので,電気的に接続されて

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X 6319-1 : 2010
いないものとし,未使用とする。端末側の端子C6がVCC又はGNDに接続されても,ICカードは破損し
てはならない。
注記 これは,JIS X 6304:2000(現在は廃止)に対応した接続装置は,端子C6をVCC又はGNDに
接続する場合があるからである。
4.1.2 各端子の電気的特性
各端子の電気的特性は,JIS X 6320-3で規定するクラスA,クラスAB又はクラスABCとする。

4.2 リセット応答

4.2.1  リセット応答期間の伝送速度
リセット応答期間の伝送速度は,JIS X 6320-3に従う。これは,3.571 2 MHzのクロック信号を供給する
と9 600 bit/sとなる。
4.2.2 リセット応答出力動作
リセット応答の出力動作は,JIS X 6320-3に従う。
なお,この規格では,ICカードが伝送する連続した二つのバイトのスタートビット先端間の遅延は,960
etuを超えてはならない。
注記 接続装置は,待ち時間を9 600 etu以上にすることが望ましい[JIS X 6320-3の8.1(キャラクタ
及び符号化規約)参照]。
4.2.3 ウォームリセット
リセット応答中に行われたウォームリセットに対するICカードの動作は,規定しない。接続装置は,リ
セット応答中にウォームリセットを行わないことが望ましい[JIS X 6320-3の6.2.3(ウォームリセット)
参照]。

4.3 Answer-to-Reset

4.3.1  コールドリセットにおけるAnswer-to-Reset
コールドリセットのAnswer-to-Resetは,表1による。
表1−開始キャラクタ及びAnswer-to-Reset(コールドリセット)
項目 記号a) 値b) 内容
開始バイトc) TS “3B” 送出順序 : 先頭のビットが最下位ビット
データ論理 : 正論理
構成表示バイト T0 “E*”又 上位4ビット : TA1TD1の有無
は“F*” 下位4ビット : 管理情報バイトの数
接続情報バイト (TA1) “**” 省略時値以外のFi/Di
TB1 “00” JIS X 6304:1993(現在は廃止)及びJIS X 6304:2000(現在は廃止)で
はVPPで使用されていたが,JIS X 6320-3では使用しない。d)
TC1 “FF” 保護時間(GT)
TD1 “*1” 上位4ビット : TA2TD2の有無
下位4ビット : T=1
(TA2) “01” パラメタF/DのTA1への切替え可能を表示
(基本モードと固有モードとの切替えが必要な場合に設定する。)。
下位4ビット : T=1
TD2 “31”又 上位4ビット : TA3TD3の有無
は“D1” 下位4ビット : T=1
TA3 “**” ICカードの情報フィールド長(IFSC)e)

――――― [JIS X 6319-1 pdf 5] ―――――

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JIS X 6319-1:2010の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 6319-1:2010の関連規格と引用規格一覧