JIS X 6331:1998 光メモリカード―直線記録方式―論理データ構造

JIS X 6331:1998 規格概要

この規格 X6331は、光メモリカードにおいて直線記録方式を使用するシステム間の互換性及び相互交換を可能にするための論理構造を規定。

JISX6331 規格全文情報

規格番号
JIS X6331 
規格名称
光メモリカード―直線記録方式―論理データ構造
規格名称英語訳
Identification cards -- Optical memory cards -- Linear recording method -- Part 4:Logical data structures
制定年月日
1998年7月20日
最新改正日
2019年10月21日
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対応国際規格

ISO

ISO/IEC 11694-4:1996(IDT)
国際規格分類

ICS

35.240.15
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1998-07-20 制定日, 2004-11-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS X 6331:1998 PDF [40]
X 6331 : 1998 (ISO/IEC 11694-4 : 1996)

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。主務大臣及び日本工業標準調査会は,
このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登
録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
この規格には,次に示す附属書がある。
附属書A(規定) 8-10 NRZ1変調符号,PWM(パルス幅)記録方式
附属書B(規定) MFM/NRZI-RZ変調符号,PPM記録方式

――――― [JIS X 6331 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
X 6331 : 1998
(ISO/IEC 11694-4 : 1996)

光メモリカード−直線記録方式−論理データ構造

Identification cards−Optical memory cards−Linear recording method− Part 4 : Logical data structures

序文 この規格は,1996年に第1版として発行されたISO/IEC 11694-4, Identification cards−Optical memory
cards−Linear recording method−Part 4 : Logical data structuresを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変
更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
1. 適用範囲 この規格は,光メモリカードにおいて直線記録方式を使用するシステム間の互換性及び相
互交換を可能にするための論理構造を規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発効年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改訂版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その
最新版を適用する。
JIS X 6330 : 1998 光メモリカード−直線記録方式−物理的特性
備考 以下の国際規格からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
ISO/IEC 11693 : 1994, Identification cards−Optical memory cards−General characteristics.
ISO/IEC 11694-1 : 1994, Identification cards−Optical memory cards−Linear recording method−
Part 1: Physical characteristics.
ISO/IEC 11694-2 : 1995, Identification cards−Optical memory cards−Linear recording method−
Part 2: Dimensions and location of the accessible optical area.
ISO/IEC 11694-3 : 1995, Identification cards−Optical memory cards−Linear recording method−
Part 3: Optical properties and characteristics.
3. 定義 この規格で用いる用語の定義は,ISO/IEC 11693,ISO/IEC 11694-1,ISO/IEC 11694-2及び
ISO/IEC 11694-3に定める定義を用いるほか,次のとおりとする。
3.1 光メモリカード上でデータが存在する領域。未記録部の反射率とは異なる
データビット (data bit)
反射率及び/又は位相差をもつマーク。一つのマークは,選択した変調方式によって,一つ又は二つのデ
ータ遷移を定義する。
3.2 隣接するトラックガイドに挟まれた領域で,データの読出し及び/又
データトラック (data track)
は書込みを行う領域。

――――― [JIS X 6331 pdf 2] ―――――

2
X 6331 : 1998 (ISO/IEC 11694-4 : 1996)
3.3 誤り訂正符号 (error correction code : ECC) データの中の特定の誤りを訂正できるように設定され
た符号。
3.4 誤り検出訂正 (error detection and correction : EDAC) メッセージブロックを記録する際,メッセー
ジブロックに周知の方式で冗長語を付け加える方式の総称。読出しの際に,復号器が冗長語を取り去り,
誤りのチャンネルシンボルを検出して訂正するために,冗長情報を使用する。
3.5 変調符号 (modulation code) 光メモリカードに記録するときに,情報ビットをある物理的表現に変
換する符号化方式。
3.6 ピッチ (pitch) 隣接するデータスポット,パターン,トラックガイド及びデータトラックの対応す
る点の間の距離。
3.7 セクタ (sector)読出し及び/又は書込みによって,カード上でアクセスできるデータの最小単位。
4. 基準点 特に指定がない限り,ISO/IEC 11694-2で規定している基準トラック及び基準縁とする。
4.1 第1データビット 第1データビットは,基準トラック上に位置するものとし,これはトラックID
の一部でもある。位置については,トラックレイアウトの選定の仕方によって変わってもよい。附属書A
又は附属書Bを参照のこと。
5. トラックレイアウト トラックレイアウト情報は,カード製造の過程でフォーマットする,及び/又
は使用の前にカードに書き込まれているものとする。
トラックの総数は,アプリケーションの要求によって変化してもよい。ただし,いかなる場合も基準ト
ラックで始まり,順序よく配列し,順番に番号付けを行う。実際のトラックレイアウト及び番号付けにつ
いては,附属書A又は附属書Bを参照のこと。
5.1 トラックレイアウトのデータ構造 ISO/IEC 11694-2に規定されたカードレイアウトのデータ構造
については,附属書A又は附属書Bを参照のこと。
6. トラックガイド トラックガイドは,カード長手方向に並行に,光記録領域の長さに設定する。すべ
てのトラックガイドの幅方向に対する累積許容限度は,25℃において,24 下とする。個々の寸法に
ついては,附属書A又は附属書Bを参照のこと。
7. ガードトラック ガードトラックは,ユーザデータ領域の上縁に10本と下縁に10本の合計20本を設
定する。光学ヘッドがユーザデータトラックの位置にくるように,また自動トラッキング機能が機能しな
いときでも,光学ヘッドが光記録領域を行き過ぎないように保護する。ガードトラックは,次に示すデー
タを含めてもよい。カードのタイプに関するデータ,物理的データフォーマット,特定のアプリケーショ
ン及び/又はカードドライブの自動診断と補正。附属書A又は附属書Bを参照のこと。
8. データトラック データトラックの中に既に書き込まれるデータ及び/又はプリフォーマットデータ
は,隣接するトラックガイドの中央で,Y軸方向に公差+0.5 杏 は附属書Bを参
照のこと。

――――― [JIS X 6331 pdf 3] ―――――

                                                                                              3
X 6331 : 1998 (ISO/IEC 11694-4 : 1996)
9. トラックID 既に書き込んだ及び/又はプリフォーマットしたトラックIDは,それぞれのデータト
ラックの物理的アドレスを識別するものとする。特定の位置と構成については,附属書A又は附属書Bを
参照のこと。
10. セクタ セクタは,バイト数で表したユーザデータの量とする。また,セクタの数は,一本のデータ
トラックに書き込むことができるセクタの数とする。特定のタイプ及びサイズについては,附属書A又は
附属書Bを参照のこと。
あるトラック内のすべてのセクタは,同じタイプでなければならない。部分的に書き込まれたトラック
は,附属書A又は附属書Bに特別の指定がない限り,そのトラックにその前に書き込まれているものと同
じタイプのセクタだけを書き込むことができる。
備考 セクタのタイプ及びサイズは,一本のトラックにおけるデータ記憶効率が最大になるように決
められてきている。これは,変調符号によって変化する。
11. データの符号化 データを符号化するためには,変調符号の使用が必要になる。適切な変調符号につ
いては附属書A又は附属書Bを参照のこと。
備考 一つの光カード上のユーザデータは,一つの変調符号を使って符号化するものとする。

――――― [JIS X 6331 pdf 4] ―――――

4
X 6331 : 1998 (ISO/IEC 11694-4 : 1996)
附属書A(規定)
8-10 NRZI変調符号,PWM(パルス幅)記録方式
A.1 適用範囲 この附属書Aは,パルス幅変調記録方式及び8-10NRZI変調符号を使用した光カードの論
理データ構造を定義する。
A.2 定義 この附属書では,次に掲げる定義を適用する。
異なる周波数に1と0との情報を対応さ
A.2.1 キャリアバースト変調符号 (carrier/burst modulation code)
せるFM変調符号の1種。
反転に1を,非反転に0を対応させる独特の変
A.2.2 非ゼロ復帰反転 (Non-return-to-zero-inverse : NRZI)
調方式。
A.2.3 リードソロモン符号 (Reed-Solomon code) バイト誤り検出・訂正符号の一種で,光学的記録及び
磁気的記録で一般的に使用されるバイト誤りを検出・訂正する符号。
A.3 基準点 第1ボトムガードトラック (LPT9) は,基準トラックであり,基準縁から5.4mm±0.3mmの
ところに位置する。
備考 この数値は,厳しくなっているが,ISO/IEC 11694-2の寸法Dに定める許容範囲内である。
A.3.1 第1データビット カードの左縁に最も近い第1データビットは,X軸の12.50mm±0.40mmの位置
になければならない。カードの左縁に最も近い第1データビットとカードの右縁に最も近い第1データビ
ットとの間の距離は,X軸方向に,60.6mm±0.1mmでなければならない。
A.4 トラックレイアウト トラックは,基準トラックから(正)順に配列するものとし,基準トラックの
トラック番号-10で始まり,順に番号を付す。
トラック記述 トラック# 16進
ガードトラックLPT9(第1のボトム) −10 FFF6
: : : :
ガードトラックLPT0(最後のボトム) −1 FFFF
最初のユーザデータトラック 0 0000
: : :
最後のユーザデータトラック n
ガードトラックUPT0(第1のトップ) n+1
: : :
ガードトラックUPT9(最後のトップ) n+10
備考 トラックの総数は,アプリケーションの要求条件によって変わるので,最後のユーザデータト
ラック及びトップガードトラックはパラメータ形式で表した。
A.5 トラックレイアウトのデータ構造 ここでは,ISO/IEC 11694-2で例示されたカードレイアウトのデ
ータ構造に関する情報を規定する。

――――― [JIS X 6331 pdf 5] ―――――

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  • ISO/IEC 11694-4:1996(IDT)

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