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X 6911 : 2015 (ISO/IEC 21118 : 2012)
B.2.1.3 有効画素
投映映像エリアにかかわらず,測定は常に,フルスクリーン(有効画素数を全て使用する)画像によっ
て行う。
B.2.1.4 測定信号
測定信号源は,パーソナルコンピュータからのRGB出力信号を用いる。100 %全白パターン及び0 %全
黒パターンを用いる。100 %全白パターンのアナログ信号レベルは,信号源出力にて75 Ω(±1 %)終端時
に0.7 V±1 %とする。
B.2.1.5 測定方法
対角長さ1.02 m1.78 m(40インチ70インチ)の白スクリーンを使用し,スクリーン上に光学的な台
形ひずみがない状態で測定する。
B.2.1.6 測定器
測定器は,視感度補正及びコサイン補正された照度計をスクリーンに平行な位置で用いる。
B.2.1.7 その他
未使用ランプの使用を保証するため,プロジェクタは製造後速やかに測定する。プロジェクタは明るさ
が安定した状態になるまで動作させ,迅速に測定する。
B.2.2 データプロジェクタにおける光出力の測定方法
照度計の測定面を焦点平面に合わせる。図B.2に示す9点(九つの領域での各々の中心)のスクリーン
照度を,100 %全白パターン映像上で測定する。測定範囲は3×3画素以上の大きさでなければならない。
9ポイント平均ルクス(ルーメン/平方メートル)に,測定面での画像範囲の面積を乗じて計算する。
図B.2−9点測定格子
B.2.3 コントラスト比(全白 : 全黒)測定方法
照度計の測定面を焦点平面に合わせる。図B.2に示す9点のスクリーン照度を,100 %全白パターン映像
上で測定する。また,同時に,図B.2に示す9点のスクリーン照度を,0 %全黒パターン映像上で測定する。
測定範囲は3×3画素以上の大きさでなければならない。コントラスト比は,全白パターンの9ポイント平
均(ルクス)と全黒パターンの9ポイント平均(ルクス)との比によって表す。
――――― [JIS X 6911 pdf 11] ―――――
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X 6911 : 2015 (ISO/IEC 21118 : 2012)
B.2.4 周辺照度比の測定方法
照度計の測定面を焦点平面に合わせる。図B.2に示す点1,点3,点5,点7及び点9の5領域のスクリ
ーン照度を,100 %全白パターン映像上で測定する。測定範囲は3×3画素以上の大きさでなければならな
い。周辺照度比は,点1,点3,点7及び点9の4ポイント平均(ルクス)と点5(ルクス)との比を,点
5を基準とした百分率で表す。
B.3 音声出力の測定方法及び測定条件
JIS C 6101-2の第3章(音声出力電力)で規定する定格出力電力を適用する。
B.4 騒音(音圧レベル)の測定方法及び測定条件
B.4.1 騒音測定における環境条件
B.4.1.1 騒音(音圧レベル)の測定空間及び測定環境
測定は,JIS X 7779の箇条7(反射面上の準自由音場における機器の音響パワーレベル算出方法)で規
定する測定条件にて行う。
B.4.1.2 暗騒音に対する補正
暗騒音に対する補正は,ISO 11201に規定するグレード2に従う。
B.4.2 騒音の測定方法及び測定条件
B.4.2.1 騒音測定におけるデータプロジェクタの調整及び条件
a) ウォームアップ時間 測定に先立ち,プロジェクタを温度が安定するまで十分な時間,動作させる。
安定するまでの時間が不明な場合には,プロジェクタを30分以上動作させる。
b) 測定器 測定器は,JIS X 7779に規定する測定器を用いる。
B.4.2.2 データプロジェクタにおける騒音測定方法
測定位置は,データプロジェクタ本体前後左右の各面の中心から1.00±0.03 m水平に離れた点で,床か
ら1.50 m±0.03 mにて行う。マイクロホンは,水平から30°下に向ける。プロジェクタは,JIS X 7779の
附属書Aで規定する標準試験卓中央に置かれなければならない(図B.3参照)。測定は,4か所とする(前
後左右)。A特性の音圧レベルは,アイドリング状態と作動状態との両方を測定する。複数個の作動状態が
存在する場合には,全ての作動状態について測定し記録する。
なお,測定中は,機器の操作などを行ってはならない。
――――― [JIS X 6911 pdf 12] ―――――
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X 6911 : 2015 (ISO/IEC 21118 : 2012)
マイクロホン
最小辺0.7 m,最小面積0.5 m2
30°
1.0 m
プロジェクタ
15m
.
75m
標準試験卓
0.
図B.3−騒音測定方法
B.4.2.3 騒音値(計算方法)
アイドリング状態及び全ての作動状態において記録された測定値に対し,平均値を次の計算式によって
求め,その最大のものを騒音値とする。
1
LP=10 log (101.0L1+101.0L2 +101.0L3 +101.0L4 )
4
ここに, LP : 騒音値
L1L4 : 暗騒音補正された前後左右の測定値
B.5 最大消費電力
定格入力電圧時の消費電力を測定し,最大値を記録する。
B.6 待機消費電力
待機消費電力の測定は,次に示すa) 及び b) を満たす状態で行う。
a) 外部機器を接続しない。
b) プロジェクタに主電源スイッチのような電力遮断機能がある場合は,通電状態にする。
参考文献 JIS X 7778 音響−情報技術装置の表示騒音放射値
注記 対応国際規格 : ISO 9296,Acoustics−Declared noise emission values of computer and
business equipment(IDT)
JIS X 6911:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 21118:2012(IDT)
JIS X 6911:2015の国際規格 ICS 分類一覧
JIS X 6911:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC6101-2:1998
- テレビジョン受信機試験方法 第2部:音声チャネル―モノラルチャネルの電気的測定と一般的方法
- JISX7779:2012
- 音響―情報技術装置から放射される空気伝搬騒音の測定