JIS X 6931:2021 モノクロ電子写真式プリンタ及びプリンタ複合機のトナーカートリッジ印刷可能枚数測定方法

JIS X 6931:2021 規格概要

この規格 X6931は、モノクロ電子写真式プリンタ用のトナーカートリッジ(オールインワンタイプのトナーカートリッジ及び感光体を含まないトナーカートリッジ)の印刷可能枚数の測定方法,決定方法及び表記方法について規定。

JISX6931 規格全文情報

規格番号
JIS X6931 
規格名称
モノクロ電子写真式プリンタ及びプリンタ複合機のトナーカートリッジ印刷可能枚数測定方法
規格名称英語訳
Method for the determination of toner cartridge yield for monochromatic electrophotographic printers and multi-function devices that contain printer components
制定年月日
2005年7月20日
最新改正日
2021年5月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO/IEC 19752:2017(IDT)
国際規格分類

ICS

37.100.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2005-07-20 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2020-06-22 確認日, 2021-05-20 改正
ページ
JIS X 6931:2021 PDF [28]
                                                                X 6931 : 2021 (ISO/IEC 19752 : 2017)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[2]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 測定要素及び条件・・・・[3]
  •  4.1 下準備・・・・[3]
  •  4.2 サンプル数・・・・[4]
  •  4.3 印刷モード・・・・[5]
  •  4.4 測定環境・・・・[5]
  •  4.5 用紙・・・・[6]
  •  4.6 保守・・・・[6]
  •  4.7 試験ファイル・・・・[6]
  •  4.8 寿命判定・・・・[7]
  •  5 測定方法・・・・[8]
  •  5.1 測定手順・・・・[8]
  •  5.2 トナーカートリッジ又はプリンタ不良の処理手順・・・・[9]
  •  6 印刷可能枚数の決定及び表記方法・・・・[10]
  •  6.1 印刷可能枚数公表値の決定・・・・[10]
  •  6.2 試験報告書・・・・[10]
  •  6.3 印刷可能枚数の公表方法・・・・[10]
  •  附属書A(参考)かすれの例・・・・[12]
  •  附属書B(参考)寿命判定フローチャート・・・・[13]
  •  附属書C(規定)標準テストページ・・・・[17]
  •  附属書D(規定)試験報告様式・・・・[23]
  •  附属書E(参考)2種類のトナーカートリッジにおける印刷可能枚数の測定差検定方法・・・・[25]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS X 6931 pdf 1] ―――――

           X 6931 : 2021 (ISO/IEC 19752 : 2017)

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第14条第1項の規定に基づき,認定産業標準
作成機関である一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準の案を添えて日本産業規格を改正すべ
きとの申出があり,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS X 6931:2005は改
正され,この規格に置き換えられた。
  この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
  この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実用新案権に関わる確認に
ついて,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS X 6931 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
                                                                              X 6931 : 2021
                                                                       (ISO/IEC 19752 : 2017)

モノクロ電子写真式プリンタ及びプリンタ複合機のトナーカートリッジ印刷可能枚数測定方法

Method for the determination of toner cartridge yield formonochromatic electrophotographic printers andmulti-function devices that contain printer components

序文

 この規格は,2017年に第2版として発行されたISO/IEC 19752を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本産業規格である。
  なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
  この規格は,一般的な事務所で使用する標準テストページを使用して,モノクロ電子写真式プリンタ用
のトナーカートリッジ(オールインワンタイプのトナーカートリッジ及び感光体を含まないトナーカート
リッジ)の印刷可能枚数を測定する方法の標準化を目的としている。カートリッジを複数のプリンタ機種
で使用できる場合,プリンタ機種間の差がそのカートリッジの印刷可能枚数に影響を与えない限り,一つ
の試験だけを実行すればよい。
  注記1 カートリッジ供給業者は,単一のカートリッジに対し,複数の市場機種へそのカートリッジを
          対応させることが可能である。“印刷可能枚数に影響を与えない”ということは,対応させる
          個々の機種のカートリッジの違いが,市場識別情報だけという解釈である。
  トナーカートリッジの寿命は,通常,印刷可能枚数で表す。
  この規格は,次の事項を規定している。
− 製造業者,試験機関などが“トナーカートリッジの印刷可能枚数”を決定するために行う測定の方法
− 製造業者,試験機関などが,測定結果からトナーカートリッジの印刷可能枚数公表値を決定する方法
− 製造業者が使用者に提供する資料類に,トナーカートリッジの印刷可能枚数を記載する適切な方法
  トナーカートリッジの寿命の判定は,トナーカートリッジ内のトナーを消耗することによって発生する
“画像のかすれ”又は“トナーなし検知機能による自動印刷停止”という二つの現象のいずれかで行う。
  注記2 2種類のトナーカートリッジにおける印刷可能枚数の測定差検定方法を附属書Eに示す。
  この規格は,ランニングコスト(ページ単価=1ページ当たりのコスト)の見積りを行う上での要素の
一つを測定する場合にも適用可能である。この規格は,ランニングコストを直接測定するためのものでは
なく,トナーカートリッジの印刷可能枚数を測定するだけのものである。ほとんどの場合,ランニングコ
ストは,トナーカートリッジの印刷可能枚数という要素だけでは決まらない。ランニングコストの計算方
法を提供することは,この規格の適用範囲外である。

――――― [JIS X 6931 pdf 3] ―――――

           2
X 6931 : 2021 (ISO/IEC 19752 : 2017)

1 適用範囲

  この規格は,モノクロ電子写真式プリンタ用のトナーカートリッジ(オールインワンタイプのトナーカ
ートリッジ及び感光体を含まないトナーカートリッジ)の印刷可能枚数の測定方法,決定方法及び表記方
法について規定する。
  この規格は,コンピュータからのデジタルプリント信号が入力可能な多機能電子写真式プリンタ複合機,
すなわち,印刷機能をもつ複合機器に用いるトナーカートリッジにも適用可能である。
  この規格は,トナーカートリッジの印刷可能枚数の測定だけを意図したものである。この規格の測定結
果から,トナーカートリッジの印刷可能枚数の測定以外の品質,信頼性などについては問わない。
  この規格は,最小印刷サイズがA3サイズからの大判プリンタ及び写真印刷専用プリンタには適用外で
ある。
  注記1 トナー補給式(すなわち,現像器又はトナー容器が印刷装置内に組み込まれていて,使用者が
          交換できないような構造のトナーカートリッジ及びトナーボトル式の印刷装置)における補充
          用のトナーカートリッジ及びトナーボトルの印刷可能枚数の測定にこの規格を適用する場合に
          は,ここで規定している手順の一部を変更する必要がある。この規格は,一般的な事務所で使
          用される機器を指向しており,この規格で測定するトナーカートリッジの寿命が,保守管理に
          かかる主要な費用とはならないプロダクション用及び大判プリンタは,適用対象としていない。
  注記2 オールインワンタイプのトナーカートリッジとは,少なくともトナー容器部分,感光体部分,
          及び現像器部分を含むカートリッジである(ISO/IEC 29142-1参照)。
  注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
          ISO/IEC 19752:2017,Information technology−Office equipment−Method for the determination of
              toner cartridge yield for monochromatic electrophotographic printers and multi-function devices that
              contain printer components(IDT)
            なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
          とを示す。

2 引用規格

  この規格には,引用規格はない。

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,ISO及びIECの用語集による。また,ISO及び
IECの用語集は,次のアドレスに掲載されている。
− IEC Electropedia: available at http://www.electropedia.org/
− ISO Online browsing platform: available at https://www.iso.org/obp/ui
3.1
かすれ(fade)
  印刷したページ上に部分的な濃度均一性の低下が目立つ現象
  注釈1 この測定方法では,標準テストページ周辺にある文字列又は長方形部分において,用紙搬送方
          向の先端から後端にかけて濃度低下が3 mm以上の幅で目立つことを“かすれ”という。測定

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                                                                                             3
                                                                X 6931 : 2021 (ISO/IEC 19752 : 2017)
          するトナーカートリッジごとに100枚目の印刷見本を保管し,これを濃度変化比較のための判
          定基準見本として用いる。“かすれ”の例については,附属書Aを参照する。
3.2
トナーカートリッジ振り(shake procedure)
  トナーカートリッジ取扱説明書などに従ってトナーカートリッジを振る方法
  注釈1 トナーカートリッジ振りを行った場合には,試験報告書にそのことを記載する。
3.3
トナー少量(toner low)
  トナーカートリッジ交換がまもなく必要になるようなトナーの量になっていることを検出したときに,
プリンタが発する警告
  注釈1 この警告は,トナーがなくなっていることを示しているわけではない。
3.4
トナーなし(toner out)
  トナーカートリッジのトナーが使い果たされ,使用者の介在なしには,正常な印刷の続行が不可能なと
きにプリンタが発する警告
  注釈1 この測定では,プリンタの印刷動作を停止し,かつ,印刷続行するためにトナーカートリッジ
          の交換が必要な場合にだけ,“トナーなし”という用語を用いる。
3.5
寿命(end of life)
  プリンタが“トナーなし”(3.4)を発した時点又は“かすれ”(3.1)を発生した時点
  注釈1 正確な寿命判定要求事項については,4.8を参照する。
3.6
個別印刷可能枚数(individual cartridge yield)
  トナーカートリッジ装着から“寿命”(3.5)までに印刷した“標準テストページ”の枚数
  注釈1 トナー補給系の場合の個別印刷可能枚数は,3.5で規定した寿命判定ポイントから次の寿命判
          定ポイントまで印刷した“標準テストページ”の枚数となる。
3.7
印刷可能枚数公表値(declared cartridge yield)
  6.1に規定する計算式に基づき算出した,信頼水準90 %の下限推定値(LCB)以下の値

4 測定要素及び条件

4.1 下準備

  プリンタを水平な場所に置き,プリンタ取扱説明書の設置手順書に従ってプリンタを設置する。プリン
タドライバは,製造業者から入手可能な最新のプリンタドライバを使用する。試験報告書には,プリンタ
ドライバのバージョンを記載する。トナーカートリッジは,トナーカートリッジ取付手順書に従って正し
く取り付ける。トナーカートリッジの取付けについて,プリンタ取扱説明書とトナーカートリッジ取付手
順書とに矛盾がある場合には,トナーカートリッジ取付手順書の記載内容を優先する。ただし,製造業者
が使用者に対し,プリンタ又はプリンタドライバの設定の変更を推奨する場合には,プリンタ取扱説明書

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           4
X 6931 : 2021 (ISO/IEC 19752 : 2017)
の記載内容を優先する。
  試験で使用するトナーカートリッジがトナー補給式又はトナーボトル式である場合には,測定を開始す
る前に,トナーカートリッジ1個分を寿命まで各プリンタで印刷する。この1個分のトナーカートリッジ
を使い切ったときの印刷枚数は記録しない。また,この印刷はどのような環境下で行ってもよい。この1
個分のトナーカートリッジは,プリンタのトナーレベルを測定開始可能状態にするために用いる。
  注記1 所定のトナーレベル状態にするために用いるトナーカートリッジは,トナー満杯状態から始め
          なくてもよい。大容量トナー容器のプリンタシステムの場合,トナー満杯状態から始めると,
          所定のトナーレベル状態にするためだけに数万ページもの印刷をしなければならなくなってし
          まうためである。
  プリンタの全ての画像及び印刷品位調整機能は,工場であらかじめ設定されたままにしておき,プリン
タドライバは,インストール時の初期設定(デフォルト)にしておく。プリンタの設定とプリンタドライ
バの設定とが異なる場合,プリンタドライバの初期設定(デフォルト)を用いる。使用者が選択できるト
ナー節約モードは,測定を行うときは全て無効(オフ)にしておかなければならない。プリンタに自動用
紙検知機能がある場合には,その機能を無効(オフ)にし,用紙設定を普通紙にする必要がある。これは,
不正確な用紙検知を避けるためである。
  工場出荷時の“両面/片面”の初期設定(デフォルト)が両面印刷に設定されているプリンタの場合,
印刷可能枚数の測定では,必ず片面印刷に設定し直さなければならない。
  プリンタにPDF解釈機能が備わっている場合には,代替フォントに置き換わらないプリンタの初期設定
(デフォルト)である限り,その機能を用いてもよい。プリンタのPDF解釈機能を用いた場合には,試験
報告書にそのことを記録する。
  標準テストページを正確に印刷するため,“用紙サイズに合わせて印刷(fit to page)”などの印刷サイズ
調節機能及びフォント置換え機能は,無効(オフ)にしなければならない。代替フォントの誤用をより確
実に防止するため,プリンタドライバでTrueTypeフォントがダウンロード可能である場合は,そのダウン
ロードしたTrueTypeフォントを用いる。グラフィック表現に関しては,選択可能である場合,アプリケー
ションソフトウェア及びOSソフトウェアの機能ではなく,プリンタの機能を用いる。標準テストページ
は,そのファイルに埋め込まれたフォントを使用し,標準テストページの4.7に記された寸法で印刷され
なければならない。“ページの中央配置”などのページ位置調節機能は,標準テストページの全画像を確実
に印刷するために使用してもよい。プリンタ,プリンタドライバ,アプリケーションソフトウェアなどの
各種機能の設定が,測定結果に影響する可能性がある場合には,その機能の設定内容を試験報告書に明記
する。
  アプリケーションソフトウェア[PDF Reader1)など],プリンタドライバ及びプリンタには,“用紙サイズ
に合わせて印刷”などの印刷サイズ調整機能が備わっているので,測定開始前に全ての印刷サイズ調整機
能を選択していないことを確認する。
  注記2 対応国際規格のNoteは規定事項のため本文に移動した。
  注1)   DF Readerの中には,例えば,Adobe ReaderTM(アドビ社の商標名)がある。これは,商業的に入
        手可能で適したものの例であり,規格利用者の便利さのために記載している。したがって,Adobe
        ReaderTMを推奨しているわけではない。

4.2 サンプル数

  少なくとも3個のトナーカートリッジの組合せを,少なくとも3台のプリンタで測定する(少なくとも,

――――― [JIS X 6931 pdf 6] ―――――

                                                                                             5
                                                                X 6931 : 2021 (ISO/IEC 19752 : 2017)
トナーカートリッジ9個とプリンタ3台)。これらのサンプル数は,測定のために必要な最小限の数量で
ある。可能であれば,更に多くのプリンタ及びトナーカートリッジを用いて測定することが望ましい。上
記で規定した最小サンプル数より多くの数のプリンタ又はトナーカートリッジで測定する場合,1台のプ
リンタ当たりの測定トナーカートリッジ個数が等しくなるようにしなければならない。例えば,最小サン
プル数より1台多くのプリンタを用いて測定を行う場合,12個(トナーカートリッジ3個×プリンタ4台)
のトナーカートリッジで測定を行う。既に市販されているトナーカートリッジの測定を行う場合には,複
数の供給元又は異なる生産ロットのプリンタ及びトナーカートリッジを用いることが望ましい。プリンタ
及びトナーカートリッジは,それぞれの取扱説明書に記載されている使用期限内のものでなければならな
い。
  測定中にトナーカートリッジ及び/又はプリンタに不具合が発生することを考慮し,予備のトナーカー
トリッジ及び/又はプリンタを準備しておくことが望ましい。

4.3 印刷モード

  トナーカートリッジ印刷可能枚数の測定は,片面の半連続印刷動作によって行う。プリンタの試験に用
いられる印刷モードは,用紙補給などで測定の途中,休止が入るため,実際には半連続印刷(Semi-continuous)
となる。測定開始から寿命に達するまでの間,連続的な印刷動作が途切れないよう努めなければならない。
ただし,測定中に,一日の終業などの理由でプリンタの電源をオフにした場合には,試験報告書にその旨
を記録する。
  工場出荷時の“両面/片面”の初期設定(デフォルト)が両面印刷に設定されているプリンタは,印刷
可能枚数の測定では,必ず片面印刷に設定し直す必要がある。

4.4 測定環境

  温度及び相対湿度は,測定結果に大きく影響する場合がある。このため,測定は次の条件下で実施しな
ければならない。
温度  : 試験室の平均温度 23 ℃±2 ℃
             少なくとも15分ごとに記録した値の1時間分の移動平均で読取りを行い,移動平均温度が
           常時20 ℃26 ℃の範囲内でなければならない。
相対湿度 : 試験室の平均湿度 50 %±10 %RH
            少なくとも15分ごとに記録した値の1時間分の移動平均で読取りを行い,移動平均湿度が
          常時35 %65 %の範囲内でなければならない。
  例 1個のトナーカートリッジの測定中15分ごとに読み取った温度の計算例を,次の表に示す。
                                                                                      単位 ℃
                t1   t2   t3   t4   t5   t6   t7   t8   t9   t10  t11  t12 試験室
                                                                                      平均温度
 温度         24.0 23.4 20.5 24.2 23.6 22.0 25.5 24.7 22.1 20.8 22.0 23.5  23.0
 移動平均温度  −   −   −  23.0 22.9 22.6 23.8 24.0 23.6 23.3 22.4 22.1
                        移動平均温度Ti=(ti−3+ti−2+ti−1+ti)/4
                        試験室平均温度=(t1+t2+·+t12)/12
        上記の表及び式から,試験室平均温度は23.0 ℃,移動平均最大値は24.0 ℃,そして最小値は
      22.1 ℃となる。これらの値は,表中に“網かけパターン”で示している。試験室平均温度及び試験
      室平均相対湿度は,移動平均の平均値ではなく,全ての測定値の平均値とする。

――――― [JIS X 6931 pdf 7] ―――――

           6
X 6931 : 2021 (ISO/IEC 19752 : 2017)
  測定環境は,試験報告書に記載する必要がある。個々のトナーカートリッジの測定を行ったときの,温
度及び相対湿度の平均,並びに温度及び相対湿度の移動平均の最大及び最小を試験報告書に記載する必要
がある。試験報告様式の例を附属書Dに示す。
  プリンタ,用紙及びトナーカートリッジは,測定前に少なくとも8時間以上,この測定環境条件下にお
いてなじませる。環境になじませるとき,トナーカートリッジに光による疲労又は劣化が生じないように
注意を払いながら出荷用の包装材を開いておく。用紙は,包装紙を未開封の状態でなじませてもよい。測
定開始時点には,全ての材料が測定環境と同じ温度になっていなければならない。プリンタ,用紙,トナ
ーカートリッジなどを低温環境から測定環境に移動する場合,結露させてはならない。

4.5 用紙

  一般的な坪量の代表的な用紙を使用し,かつ,当該プリンタの推奨紙でなければならない。測定で使用
した用紙の製造業者,坪量及びサイズ(A4又はこれと同等サイズ)を試験報告書に明記する。

4.6 保守

  プリンタ及びトナーカートリッジの取扱説明書に従って,試験に用いるプリンタの保守点検を実施する。
  例 現像ローラ交換,定着器交換など

4.7 試験ファイル

  試験ファイルの概要及び仕様は,附属書Cによる。試験は,入力として最新の公式電子ファイルを使用
して行わなければならない。最新の公式電子ファイルは,ISOのウェブサイト(https://standards.iso.org/iso-
iec/19752/ed-2/en/)に格納されている。指定された正しい試験ファイル(公式電子ファイル)を使用しなか
った場合には,測定結果を無効とする。試験ファイルのほかには,一般的に入手可能なPDF Reader及び最
新バージョンのプリンタドライバを使って印刷入力データを生成し,ファイル送信をプリンタに直接行う
ようにする。コンピュータとプリンタとの接続方法を試験報告書に記載する。測定を自動化するときには,
自動化した場合と直接印刷をした場合とが同じ結果になるのであれば,あらかじめ生成した印刷ファイル
を使用してもよい。測定を自動化し,あらかじめ生成した印刷ファイルを使用した場合には,そのことを
試験報告書に記載する。試験ファイルのバージョン,プリンタドライバのバージョン及びPDF Readerのバ
ージョンも試験報告書に記載する。測定を始める前に,試験ファイル(標準テストページ)を1枚印刷し,
画像及び寸法が適切であるかを確認する。プリンタにPDF解釈機能が備わっている場合には,代替フォン
トに置き換わらないプリンタの初期設定(デフォルト)である限り,その機能を用いてもよい。プリンタ
のPDF解釈機能を用いた場合には,試験報告書にそのことを記録する。測定を始める前に,試験ファイル
(標準テストページ)を1枚印刷し,画像及び寸法が適切であるかを確認する。印刷サイズの確認は,附
属書Cに記されている(A−B)間の寸法(縦送り印刷の場合)又は(A−C)間の寸法(横送り印刷の場
合)を測定して行う。
  これらの測定値が,次の寸法公差内でなければならない。
                        (A−B)間の寸法(縦送り印刷の場合) :  170.0 mm±1 %
                        (A−C)間の寸法(横送り印刷の場合) :  250.0 mm±1 %
  用紙の搬送方向(印刷方向)に応じた上のいずれか一方の寸法だけが規定値を満足すればよい。
  この測定に関係のないソフトウェアに起因するばらつきを減らすために,プリンタドライバ,PDF Reader,
及び試験制御ソフトウェアだけをインストールした簡素な状態のOSソフトウェア及びプリンタで試験フ
ァイル生成を行うことが望ましい。同一プリンタ又は異なるプリンタ間において,古いバージョンのプリ

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                                                                                             7
                                                                X 6931 : 2021 (ISO/IEC 19752 : 2017)
ンタドライバによって,印刷可能枚数の測定結果に影響する可能性があることが判明している。
  測定を自動化するときには,自動化した場合と直接印刷をした場合とが同じ結果になるのであれば,あ
らかじめ生成した印刷ファイルを使用してもよい。測定を自動化し,あらかじめ生成した印刷ファイルを
使用した場合には,そのことを試験報告書に記載する。結果として得られる印刷は,PCによってPDFフ
ァイルを直接プリンタに送信する操作と同等でなければならない。
  OS,RAM容量,CPU,又はアプリケーションソフトウェアの種類によっては,測定結果に影響を与え
る可能性があるため,プリンタ取扱説明書に記載の推奨コンピュータ環境に従わなければならない。試験
で使用したコンピュータ環境に関する情報の全てを試験報告書に記載する。
  印刷枚数カウントの補助手段としてヘッダ又はフッタが使用可能である。この場合,追加する文字サイ
ズを小さくして測定結果に及ぼす影響を極力小さくしなければならない。テストページにヘッダ又はフッ
タを用いた場合には,その旨を試験報告書に記載する。
  全ての印刷サイズ調整機能を無効(オフ)にして印刷したときの(A−B)又は(A−C)の寸法が上の規
定寸法公差の範囲外であった場合は,試験を続行してはならない。

4.8 寿命判定

  プリンタにトナーなし検知機能が装備されている場合,プリンタが“トナーなし”を発した時点を寿命
とする。ただし,“トナーなし”を発する前に“かすれ”が発生し,かつ,“トナーカートリッジ振り"が規
定されていない場合には,“かすれ”が発生した時点を寿命とする。トナーなし検知機能が装備されている
プリンタで,かつ,“トナーカートリッジ振り”が規定されている場合,プリンタが“トナーなし”を発す
る前に,“かすれ”が発生した時点で,“トナーカートリッジ振り”を2回まで行ってもよい。ただし,“ト
ナーカートリッジ振り”を2回行った後で,“トナーなし”が発する前に“かすれ”が発生した場合には,
3回目の“かすれ”が発生した時点を寿命とする。測定中,“トナーなし”がいかなる時点で発せられても,
その時点をトナーカートリッジの“寿命”とする。
  測定中に“トナーカートリッジ振り”を行った場合,1回目及び2回目のいずれについても,“トナーカ
ートリッジ振り”を行ったのは,“トナー少量”が発した時点か,それとも“かすれ”が発生した時点かを
試験報告書に記載する。測定中に印刷したページの中で,“かすれ”が認められるページは,トナーカート
リッジの印刷枚数として無効とする。
  “かすれ”による寿命の意味するところは,寿命近くで“トナーカートリッジ振り”を2回まで許可し,
2回目の“トナーカートリッジ振り”の後の最初に“かすれ”が発生した時点を“寿命”と確定することを
いう。通常,“トナーカートリッジ振り”を行うのは,印刷の“かすれ”が発生した時点とする。ただし,
プリンタにトナー少量検知機能が装備されている場合,測定者の便宜上,1回目,2回目又はその両方と
も,“かすれ”発生時の代わりに,“トナー少量”が発した時点で,“トナーカートリッジ振り”を行っても
よい。製造業者が取扱説明書などに“トナーカートリッジ振り”を明記していない場合には,“トナーカー
トリッジ振り”を行わず,最初に“かすれ”が発生した時点を“寿命”とする。測定中に印刷したページ
の中で,“かすれ”が認められるページについては,トナーカートリッジの印刷枚数からその枚数を差し引
く。
  トナー補給式(トナーボトル交換式,ホッパへのトナー補給式など)に適用する場合,あらかじめ選択
した判断基準を満たした時点を擬似的に寿命(寿命判定ポイント)と確定する。トナー量の検知が可能な
機能を装備している場合,“トナー少量”などを発した時点を擬似的に寿命(寿命判定ポイント)としても
よい。いずれの場合においても,どの時点を寿命判定ポイントとしたかを試験報告書に記載する。

――――― [JIS X 6931 pdf 9] ―――――

           8
X 6931 : 2021 (ISO/IEC 19752 : 2017)
  “かすれ”による寿命の意味するところの適用に関しては,附属書Bに記載したフローチャートを参照
する。
  上記の内容を,表0Aに示す。
                                        表0A−寿命判定
             寿命判定の種類                判定条件                   装備及び処理
                                   トナーなし  トナーカート トナー少量 トナーカートリッジ振り
                                    検知機能  リッジ振り規定 検知機能    の実行(2回まで)
  1 “かすれ”が発生した時点        なし        なし        なし   しない
                                                                あり
  2 “トナーなし”を発した時点又は  あり                     なし
     “かすれ”が発生した時点                                  あり
  3 3回目の“かすれ”が発生した時点 なし        あり        なし   “かすれ”が発生した時点
                                                                あり   “かすれ”発生又は“トナ
                                                                        ー少量”を発した時点
  4 “トナーなし”を発した時点又は3 あり                     なし   “かすれ”が発生した時点
     回目の“かすれ”が発生した時点                            あり   “かすれ”発生又は“トナ
                                                                        ー少量”を発した時点

5 測定方法

5.1 測定手順

a) プリンタ使用説明書に従って,少なくとも3台のプリンタを設置する。測定で使用するトナーカート
    リッジがトナー補給式又はトナーボトル式である場合は,測定を開始する前に,予備カートリッジ1
    個分を4.8で示した寿命又は疑似的な寿命(寿命判定ポイント)まで,4.1に従って印刷する。この1
    個目の予備カートリッジを使い切ったときの印刷枚数は記録しない。また,この印刷は,どのような
    環境下で行ってもよい。
b) 新しいトナーカートリッジの全ての包装を解く。トナーカートリッジ取付手順書に従って,測定用の
    新品カートリッジを取り付ける。トナーカートリッジの取付けについて,プリンタ取扱説明書とトナ
    ーカートリッジ取付手順書とに矛盾がある場合には,トナーカートリッジ取付手順書の記載内容を優
    先する。ただし,プリンタ又はプリンタドライバの設定の変更を推奨する場合(例えば,プリンタの
    設定を変更する注意書)には,プリンタ取扱説明書の記載内容を優先する。
c) 測定を開始し,測定用のトナーカートリッジで印刷される枚数確認を始める。
d) 一つのトナーカートリッジの測定中,100ページ目を“かすれ”の比較対照見本として保管しておく。
e) トナーカートリッジが3.5に定義している“寿命”に到達したら,“個別印刷可能枚数”を記録する。
f) 空になったトナーカートリッジを取り外す。空のトナーカートリッジを新品カートリッジに交換する。
    各トナーカートリッジに関して,測定手順のb)   e)を繰り返して実施する。
  注記 トナーカートリッジの寿命判定例を,まとめて表0Bに示す。この表は4.8と同じ内容である。

――――― [JIS X 6931 pdf 10] ―――――

                                                                                             9
                                                                X 6931 : 2021 (ISO/IEC 19752 : 2017)
                             表0B−トナーカートリッジの寿命判定例
        トナー  トナー少量 トナーなし  トナーカートリッジ振りの       寿命判定の種類
     カートリッジ 検知機能  検知機能       実行(2回まで)
       振り規定
  1 なし      なし      なし   しない                   “かすれ”が発生した時点
  2 なし      なし      あり   しない                   “トナーなし”を発した時点又は
                                                                 “かすれ”が発生した時点
  3 なし      あり      なし   しない                   “かすれ”が発生した時点
  4 なし      あり      あり   しない                   “トナーなし”を発した時点又は
                                                                 “かすれ“が発生した時点
  5 あり      なし      なし   “かすれ”が発生した時点 3回目の“かすれ”が発生した時点
  6 あり      なし      あり   “かすれ”が発生した時点 “トナーなし”を発した時点又は3
                                                                 回目の“かすれ”が発生した時点
  7 あり      あり      なし   “かすれ”が発生した時点又3回目の“かすれ”が発生した時点
                                       は“トナー少量”を発した時点
  8 あり      あり      あり   “かすれ”が発生した時点又“トナーなし”を発した時点又は3
                                                                 回目の“かすれ”が発生した時点
                                       は“トナー少量”を発した時点

5.2 トナーカートリッジ又はプリンタ不良の処理手順

5.2.1 概要
  測定中に,トナーカートリッジ又はプリンタに不具合が生じる可能性がある。その場合には,次に示す
方法で処理する。トナーカートリッジの不具合とは,“寿命に到達する前にトナーカートリッジの交換が必
要となる問題が発生すること”をいう。感光体の損傷,過度のトナー漏れ,構造上の故障などがその例と
なる。プリンタの不具合とは,“正常なプリント動作を妨げるような,使用者が処理することが不可能なエ
ラーが発生すること”をいう。プリンタのレーザービーム不良がその一例である。
5.2.2 トナーカートリッジ不良
  トナーカートリッジ不良が発生した場合には,印刷された最終ページ及び不具合理由を試験報告書に記
録する。不良カートリッジを新品カートリッジと交換し,測定を続行する。この測定においては,“短寿命”
というだけでは不良カートリッジとして扱う理由にはならない。印刷可能枚数の計算には,不良カートリ
ッジのデータは使用しない。試験を有効とみなすには,少なくとも9個のトナーカートリッジを寿命(3.5
参照)に達するまで使用しなければならない。
5.2.3 プリンタ不良
  プリンタ不良が発生した場合には,そのプリンタを修理するか又は別のプリンタに交換し,トナーカー
トリッジを別の新品カートリッジと交換して測定を続行する。試験報告書には,交換前のトナーカートリ
ッジで印刷した最終ページを記録し,試験報告書に,“プリンタ不良のため,トナーカートリッジを交換”
と記載する。また,プリンタの不具合内容を記録し,代替プリンタの製造番号を試験報告書に記録する。
測定を有効とみなすには,少なくとも9個のトナーカートリッジを3.5で定義している“寿命”に達する
まで使用しなければならない。プリンタに不良が発生する前に得た測定データは,寿命に影響しないこと
が確認できない限り採用してはならない。寿命に影響しないと判断した場合には,その根拠を試験報告書
に記載する。
  測定に使用するプリンタが,トナー補給式又はトナーボトル式のトナーカートリッジのときは,測定を
再開する前に,修理したプリンタ又は置き換えたプリンタでトナーカートリッジ1個分を4.8で示した寿

――――― [JIS X 6931 pdf 11] ―――――

           10
X 6931 : 2021 (ISO/IEC 19752 : 2017)
命又は疑似的な寿命(寿命判定ポイント)まで印刷する。この1個目の予備カートリッジを使い切ったと
きの印刷枚数は記録しない。また,この印刷はどのような環境下で行ってもよい。

6 印刷可能枚数の決定及び表記方法

6.1 印刷可能枚数公表値の決定

  平均及び標準偏差は,測定結果から求める(例えば,n=9)。
                                           n
                                             xi
                        サンプル平均 :  X
                                             n
                                           i 1
                                                n xX
                                                    i
                        サンプル標準偏差 :  s
                                               i 1 (n 1)
                        (s2は不偏分散)
  信頼区間は次に示す下限及び上限推定値を算出し,この二つの値の範囲(両側信頼区間)として求める
ことが可能である。信頼水準90 %で,トナーカートリッジの平均印刷可能枚数(平均寿命)は,この両側
信頼区間の値の範囲内であるといえる。
                                               s
                        下限推定値 Xt- ,n-1
                                                n
                                               s
                        上限推定値 Xt+ ,n-1
                                               n
                       ここで, nはサンプル数である。この試験の場合,nは9以上とする。
                                 xiは3.6で規定する個別印刷可能枚数である。
                                 tα, n-1は“t分布表”から,自由度(df又は“ν”)n−1(この例ではn
                                 −1=9−1=8)及び両側危険率(α)の0.1(信頼水準90 %の場合)
                                 を用いて決定する。これによって,信頼水準90 %での両側信頼区間
                                 を得る。自由度8及び信頼水準90 %でのt値は,tα,n−1=1.860とな
                                 る。これは上記の計算例だけで使用することが可能である。異なる
                                 サンプル数又は異なる信頼水準で算出する場合は,tα,n−1も異なる。
  トナーカートリッジの“印刷可能枚数公表値”は,“個別印刷可能枚数”の測定結果に基づき,上記の式
で求めた,信頼水準90 %の下限推定値以下となるよう決定する。

6.2 試験報告書

  試験報告様式の例を,附属書Dに示す。顧客などの要請に応じて,試験報告書を提示できるようにして
おかなければならない。

6.3 印刷可能枚数の公表方法

  トナーカートリッジの印刷可能枚数を使用説明書及び販売促進資料,又は包装材に表記する場合,少な
くとも次の情報を盛り込まなければならない。
− この規格に基づいて決定した印刷可能枚数表記であることの記載
− トナーカートリッジの印刷可能枚数公表値
  カートリッジを複数の異なるプリントシステムで使用可能である場合は,次のいずれかを報告しなけれ

――――― [JIS X 6931 pdf 12] ―――――

                                                                                            11
                                                                X 6931 : 2021 (ISO/IEC 19752 : 2017)
ばならない。
− 試験を行ったプリンタとインクカートリッジとの組合せ
− 試験を行った全てのプリンタとの組合せ中の印刷可能枚数公表値の最小値
− 試験を行った全てのプリンタとの組合せ中の印刷可能枚数公表値の範囲
  以上に示した3項目は,実際に測定を行った結果でなければならない
   例 トナーカートリッジの印刷可能枚数 : 標準テストページで平均5 000ページ
                             JIS X 6931(ISO/IEC 19752)に基づく印刷可能枚数公表値

――――― [JIS X 6931 pdf 13] ―――――

           12
X 6931 : 2021 (ISO/IEC 19752 : 2017)
                                           附属書A
                                          (参考)
                                         かすれの例
  “かすれ”の例を図A.1に示す。
                        100ページ目の
                           印字見本
                                                              3 mm以上のかすれ
         注記 この“かすれ”の例は,あくまでも“かすれ”の現象を例示することだけを目的としている。
             そのため,この例で用いた標準テストページは,4.7に記したISOのウェブサイトに掲載され
             ている最新版とは異なる可能性がある。
                                     図A.1−“かすれ”の例

――――― [JIS X 6931 pdf 14] ―――――

                                                                                            13
                                                                X 6931 : 2021 (ISO/IEC 19752 : 2017)
                                          附属書B
                                          (参考)
                                寿命判定フローチャート
  寿命判定フローチャートを図B.1に示す。
        プリンタ(3台以上)を
           設置する
         トナー補給式?
                     はい
                                                 下準備として,1トナー
              いいえ                           カートリッジ分の印刷を行う
       F
    プリンタにトナーカートリッジ取付け             再現可能な
       (取付手順書参照)                     寿命判定ポイントを選択するa)
                                                                   例5
                                                 E
       測定のための印刷開始                     測定のための印刷開始
       印刷枚数カウント開始                    印刷可能枚数カウント開始
          印刷継続                                  印刷継続
       (かすれを比較するため                    (かすれを比較するため
     100枚目の印刷見本保管)                100枚目の印刷見本保管)
             G
                                           いいえ 再現可能な寿命
                                                    判定ポイント?
                                                         はい
                                                   1個目のトナー
                                                   カートリッジ?
                                                                はい
                                                        いいえ
                                                前回寿命判定ポイントから
                                                今回寿命判定ポイントまで
                                                   の印刷枚数記録
                                                                           測定開始時点の寿命判定
                                                    測定完了?
                                                                          ポイントとして印刷枚数記録b)
                                             はい
                                                        いいえ
                                      終了
                                                 他のトナーカートリッジの
                                                   測定を繰り返す
                                                       E
     注a) 再現可能な寿命判定ポイントとは,例えば“トナーなし”,“トナー少量”を発した時点,“かすれ”を発
         生した時点のポイントのことである。
    注b) 測定中に印刷したページで“かすれ”のあるものは,最終的な印刷枚数から差し引く。
                                 図B.1−寿命判定フローチャート

――――― [JIS X 6931 pdf 15] ―――――

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  • ISO/IEC 19752:2017(IDT)

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