JIS X 7136:2012 地理情報―地理マーク付け言語(GML) | ページ 4

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X 7136 : 2012 (ISO 19136 : 2007)
GMLスキーマで規定されている AbstractFeature要素,Dictionary要素若しくはTopoComplex要素の内の
いずれか,又はこれらの要素のいずれかの代替グループの任意の要素を,根底要素としてもつXML文書。
4.1.36
GMLプロファイル(GML profile)
GMLスキーマの部分集合。
4.1.37
GMLスキーマ(GML schema)
この規格で示すXML名前空間“http://schemas.opengis.net/gml/3.2.1/”の中のスキーマ構成部品の集まり。
4.1.38
グリッド(grid)
複数の曲線からなる集合二つ以上から構成されるネットワークで,各集合の要素となる曲線が,他の集
合の要素となる曲線と一定の規則で交差するもの。
[ISO 19123:2005]
注記 曲線は,空間をグリッドセルに分割する。グリッドはJIS X 7107:2005では“格子”としていた
が,一般化しているとの理由で“グリッド”とした。
4.1.39
内部(interior)
幾何オブジェクト上にありその境界上にはない全ての直接位置の集合。
[JIS X 7107:2005]
4.1.40
線列(line string)
直線分で構成する曲線。
4.1.41
計測値(measure)(GMLにおける)
スカラ参照系で使用する,又は尺度付きの数量を使用して記述する値。
4.1.42
測定量(measurand)
測定の対象となる個々の量。
4.1.43
名前空間(namespace)(XMLにおける)
URI参照によって識別される名前の集まり。要素名及び属性名としてXML文書内で使用する(W3C XML
名前空間)。
4.1.44
ノード(node)
零次元の位相プリミティブ。
[JIS X 7107:2005]
4.1.45
オブジェクト(object)
状態と振る舞いとをカプセル化した,明確に定義された境界及び識別をもつ実体。
[JIS X 7107:2005]

――――― [JIS X 7136 pdf 16] ―――――

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X 7136 : 2012 (ISO 19136 : 2007)
注記 GMLオブジェクトは,AbstractGMLTypeから派生する型のXML要素である。
4.1.46
可観測型(observable type)
観測の結果として得られる物理量を示すデータ型。
4.1.47
点(point)
位置を表現する零次元の幾何プリミティブ。
[JIS X 7107:2005]
注記 点の境界は,空集合である。
4.1.48
ポリゴン(polygon)
一つの外部境界及び零以上の内部境界によって定義する平面。
4.1.49
プロパティ(property)(GMLにおける)
GMLオブジェクトの子要素。
注記 これは,JIS X 7109で示す地物属性又は地物関連役割と一致する。地物のGMLプロパティが
地物を参照するxlink:href属性をもつとき,プロパティは,地物関連役割を表現する。
4.1.50
物理量(physical quantity)
物理現象の量的な表記に用いる量。
注記 GMLでは物理量は,常に,スカラ参照系を使用する,又は尺度付きの数量を使用して記述する
値である。
4.1.51
値域(range)
関数fが,その定義域上で変化する引数に対応して,とることができる全ての値の集合。
4.1.52
偏位修正グリッド(rectified grid)
グリッドであって,そのグリッド座標と外部座標参照系座標との間にアフィン変換(affine transformation,
一次変換)関係が成立しているもの。
[ISO 19123:2002]
4.1.53
スキーマ(schema)
モデルの形式的な記述。
[ISO 19101:2002]
注記 一般的に,スキーマは,オブジェクトの特性及び他のオブジェクトとの関係を抽象化した表現
である。XMLスキーマは,XMLオブジェクト(例えば,文書又は文書の一部)の属性及び要
素間の関係を表現する。
4.1.54
スキーマ(XML schema)(XML Schemaにおける)
同一の対象名前空間中のスキーマ構成部品の集まり。

――――― [JIS X 7136 pdf 17] ―――――

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X 7136 : 2012 (ISO 19136 : 2007)
例 W3C XML Schemaのスキーマ構成部品は,型,要素,属性,グループなどである。
4.1.55
スキーマ文書(schema document)(XML Schemaにおける)
スキーマ構成部品の定義及び宣言を含むXML文書。
注記 W3C XML Schemaは,スキーマ情報のためのXML交換形式を示す。単一のスキーマ文書は,
単一のXML名前区間に関連する構成部品の記述を示すが,複数の文書によって,同じスキー
マ,例えば,同じ対象名前空間中の構成部品を記述してもよい。
4.1.56
意味型(semantic type)
共通の特性を共有するオブジェクトの範ちゅう(疇)。それゆえ,その範ちゅう(疇)には個々の論議領
域中の識別子型の名前が与えられる。
4.1.57
列(sequence)
繰返しを許した,関連する項目(オブジェクト又は値)の,有限で順序をもつ集まり。
[JIS X 7107:2005]
4.1.58
集合(set)
繰返しを許さない,関連する項目(オブジェクト又は値)の,有限で順序をもたない集まり。
[JIS X 7107:2005]
4.1.59
空間オブジェクト(spatial object)
地物の空間特性を表現するために用いるオブジェクト。
[JIS X 7107:2005]
4.1.60
曲面(surface)
局所的に平面領域の連続な像を表す二次元の幾何プリミティブ。
注記 曲面の境界は,曲面の限界の輪郭を描く向きをもつ閉曲線である。球面又はn次元トーラス(n
次元“把”をもつ位相球面)と同形である曲面は,境界をもたない。このような曲面を輪体と
呼ぶ。
[JIS X 7107:2005]
4.1.61
タグ(tag)(XMLにおける)
要素の内容を区切るXML文書中のマーク付け。
例 <道路>
注記 前方スラッシュのないタグ(例 <道路>)を開始タグと呼び,前方スラッシュ付きのもの(例
</道路>)を終了タグと呼ぶ。
4.1.62
位相オブジェクト(topological object)
連続した変換のもとでも変わらない空間特性を表す空間オブジェクト。
[JIS X 7107:2005]

――――― [JIS X 7136 pdf 18] ―――――

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X 7136 : 2012 (ISO 19136 : 2007)
4.1.63
組(tuple)
順序をもつ,値のリスト。
注記 組の中の値の順番は,変更できない。
4.1.64
UML応用スキーマ(UML application schema)
JIS X 7109に適合してUMLで書かれた応用スキーマ。
4.1.65
統一資源識別子[Uniform Resource Identifier (URI)]
IETF RFC 2396に適合した構造をもつ,資源の統一的な識別子。
注記 一般的な構文は,使用するスキーム名(<scheme>)及びスキーム固有部分(<scheme-specific-part>)
からなる<scheme>::<scheme-specific-part>である。名前空間付きの階層的な構文は,
<scheme>://<authority><path>・<query>である(RFC 2396参照)。

4.2 略語

  この規格で使用する略語を,次に示す。
CRS 座標参照系(Coordinate Reference System)
CS 座標系(Coordinate System)
CSV CSV(Comma Separated Values)
CT 座標変換(Coordinate Transformation)
DTD 文書型定義(Document Type Definition)
EPSG EPSG(European Petroleum Survey Group)
GIS 地理情報システム(Geographic Information System)
GML 地理マーク付け言語(Geography Markup Language)
注記 これまでISOでは,頭字語GMLを文書記述言語(Generalized Markup Language)に対して使用
してきた。文書記述言語は,JIS X 4151では,文書記述言語SGML(Standard Generalized Markup
Language)となった。
HTTP ハイパーテキスト転送プロトコル(Hypertext Transfer Protocol)
IETF インターネット技術タスクフォース(Internet Engineering Task Force)
ISO 国際標準化機構(International Organization for Standardization)
OGC OGC(Open Geospatial Consortium)
RDF RDF(Resource Description Framework)
RFC RFC(Request for Comments)
SMIL SMIL(Synchronized Multimedia Integration Language)
SOAP 単純オブジェクトアクセスプロトコル(Simple Object Access Protocol)
SVG スケーラブルベクタグラフィックス(Scalable Vector Graphics)
UML 統一モデリング言語(Unified Modeling Language)
URI 統一資源識別子(Uniform Resource Identifier)
URL 統一資源位置子(Uniform Resource Locator)
URN 統一資源名(Uniform Resource Name)
W3C W3C(World Wide Web Consortium)

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X 7136 : 2012 (ISO 19136 : 2007)
WFS ウェブ地物サービス(Web Feature Service)
XML 拡張マーク付け言語(eXtensible Markup Language)
XSLT XSL変換(eXtensible Stylesheet Language - Transformations)
0D 零次元(Zero Dimensional)
1D 一次元(One Dimensional)
2D 二次元(Two Dimensional)
3D 三次元(Three Dimensional)

5 規則

5.1 XML名前空間

  全てのGMLスキーマ構成部品は,識別子“http://schemas.opengis.net/gml/3.2.1/”の名前空間に定義され,
この規格では,接頭辞gml又は既定の名前空間を使用する。
JIS X 4176で示す全ての構成部品は,識別子“http://www.w3.org/1999/xlink”の名前空間に定義され,こ
の規格では,接頭辞xlinkを使用する。
注記 附属書CのXMLスキーマ文書は,両者の名前空間におけるスキーマ構成部品を示す。

5.2 版管理

  GMLスキーマ構成部品を示す各スキーマ文書は,XML Schema勧告が定義する版の属性をもたなければ
ならない。版属性の文字列の形式は,x.y.zとする。ここで,xは,主版番号を表し,yは,副版番号を表
し,zは,誤り訂正の公開番号を表す。この規格が示す版は,3.2.1である。
注記 この版が,初めて国際規格となったGMLであり,これを基にこのJISを作成した。これまで
のGMLの版は,Open Geospatial Consortium(OGC)が作成し,公開している。

5.3 GMLの以前の版における非推奨の部分

  この規格の中で“非推奨とする”などの形で言及する部分は,以前の版との後方互換性を保つために残
してあり,将来の版では,追加的な注意を与えずに削除する可能性があるという注意を示す。
この規格は,非推奨のGMLの構成部品を記述する又は参照する部分をイタリック体で記述する。
注記1 この規格の対応国際規格は,Open Geospatial ConsortiumがGML 3.2.1として公開している。
Open Geospatial Consortium におけるGMLの以前の採用された版は,3.1.1であった。
注記2 この規格においては,GMLの版2.1の部分であったが,版3.0で非推奨となった全てのスキ
ーマ構成部品を削除し,その使用を認めない。

5.4 UML表記法

  この規格が示す多くの図は,統一モデリング言語(UML : Unified Modeling Language)の静的構造図を
使用して表す。この規格の中で使用するUMLの表記を図1に示す。

――――― [JIS X 7136 pdf 20] ―――――

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JIS X 7136:2012の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 19136:2007(IDT)

JIS X 7136:2012の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 7136:2012の関連規格と引用規格一覧