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JIS X 4177-3:2008 規格概要
この規格 X4177-3は、XMLのためのスキーマ言語Schematronについて規定。また,XML文書がSchematronスキーマによって指定されたパターンと合致するのはどのようなときかを規定。
JISX4177-3 規格全文情報
- 規格番号
- JIS X4177-3
- 規格名称
- 文書スキーマ定義言語(DSDL)―第3部 : 規則に基づく妥当性検証―Schematron
- 規格名称英語訳
- Document Schema Definition Languages (DSDL) -- Part 3:Rule-based validation -- Schematron
- 制定年月日
- 2008年3月20日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO/IEC 19757-3:2006(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 35.240.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- マルチメディア 2016
- 改訂:履歴
- 2008-03-20 制定日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS X 4177-3:2008 PDF [39]
X 4177-3 : 2008 ISO/IEC 19757-3 : 2006
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 0 導入・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[2]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義・・・・[3]
- 4 記法・・・・[5]
- 4.1 XPath・・・・[5]
- 4.2 述語論理・・・・[5]
- 5 構文・・・・[6]
- 5.1 整形式である・・・・[6]
- 5.2 名前空間・・・・[6]
- 5.3 空白・・・・[6]
- 5.4 核となる要素・・・・[6]
- 5.5 付随的な要素及び属性・・・・[12]
- 6 意味・・・・[13]
- 6.1 検証関数・・・・[13]
- 6.2 最小の構文・・・・[14]
- 6.3 スキーマの意味・・・・[14]
- 6.4 検索言語結合・・・・[15]
- 6.5 順序及び副作用・・・・[16]
- 7 適合性・・・・[16]
- 7.1 単純な適合性・・・・[16]
- 7.2 完全な適合性・・・・[16]
- 附属書A(規定)SchematronのためのRELAX NGスキーマ・・・・[18]
- 附属書B(規定)追加制約用のSchematronスキーマ・・・・[24]
- 附属書C(規定)省略時の検索言語結合・・・・[26]
- 附属書D(参考)Schematron検証報告言語・・・・[27]
- 附属書E(参考)設計要件・・・・[34]
- 附属書F(規定)語い(彙)としてのSchematronの使用・・・・[35]
- 附属書G(参考)多言語スキーマのためのSchematronの用法・・・・[36]
- 参考文献・・・・[37]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS X 4177-3 pdf 1] ―――――
X 4177-3 : 2008 ISO/IEC 19757-3 : 2006
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準
原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大
臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS X 4177の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS X 4177-1 第1部 : 概要(予定)
JIS X 4177-2 第2部 : 正規文法に基づく妥当性検証−RELAX NG
JIS X 4177-3 第3部 : 規則に基づく妥当性検証−Schematron
JIS X 4177-4 第4部 : 名前空間に基づく検証委譲言語−NVDL
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――――― [JIS X 4177-3 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
X 4177-3 : 2008
(ISO/IEC 19757-3 : 2006)
文書スキーマ定義言語(DSDL)−第3部 : 規則に基づく妥当性検証−SchematronDocument Schema Definition Languages (DSDL)-Part 3: Rule-based validation-Schematron
序文
この規格は,2006年に第1版として発行されたISO/IEC 19757-3を基に,技術的内容及び対応国際規格
の構成を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
0 導入
JIS X 4177規格群は,拡張可能なマーク付け言語(XML) 1.0文書又は文書記述言語(SGML)文書に対して
適用される一つ以上の検証プロセスを指定するために使用することができる一群の文書スキーマ定義言語
(DSDL)を定義する(XMLは,SGML ISO 8879:1986の応用プロファイルである。)。
文書モデルは,モデルに照らして検証される文書の構造及び内容に課される制約を表現したものとする。
ISO 8879の一部として文書型定義(DTD)が開発されて以来,多くの技術が様々な正式・非公式のコンソー
シアムによって開発されている。特に,World Wide Web Consortium (W3C)及びOrganization for the
Advancement of Structured Information Standards (OASIS)は,その顕著な例である。規格として既に存在する
か又は産業界から既に提供されている検証技術を補完するため,多くの検証技術がDSDLの一部として規
格化されている。
ある構造化文書が,構造及び内容についての指定された制約に従うことを検証しておけば,この文書を
扱う潜在的に多くの応用プログラムは,それらの要求が満たされているかどうかを確かめるという仕事を
繰り返し行うことから解放される。歴史上,そのような課題及び表現は独立に開発・利用され,単独で利
用されてきたが,他の技術で利用可能な特徴及び機能が検証という目的にどう役立つかが考慮されていな
い。
JIS X 4177規格群の主な目的は,検証に関連する幾つもの課題と表現とが一つの拡張可能な枠組みを構
成するように位置付けることにある。この枠組みによって,幾つかの技術が順番に又は並列に動作して,
一つの又は一群の検証結果をもたらす。DSDLの拡張性によって,まだ設計も制定もされていない検証技
術に対応することができる。
従来は,設計及び利用に関する基準が違えば,利用者は,情報の一部に対して別の検証技術を選ぶ必要
があった。単一のXML文書に情報を集中させると,既存の文書モデルを用いてデータの一部を検証する
妨げになることもあった。一つのXML文書の部分部分に適用できる幾つかの制約記述言語をJIS X 4177
規格群が統合することによって,幾つかの検証技術を明確な検証方針の下で統合することが可能になる。
この規格は,Schematron表明言語[1]に基づく。let要素は,XCSL[2]に基づく。他の機能は,様々のプログ
ラミング言語で早期に書かれたSchematronのオープンソース実装(半ダース存在する。),又はSchematron
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2
X 4177-3 : 2008 ISO/IEC 19757-3 : 2006
使用者及び実装者のための電子フォーラムにおける議論に由来する。
この規格の構成を,次に示す。箇条5は,ISO Schematronスキーマの構文を規定する。箇条6は,正し
いISO Schematronスキーマの意味を規定する。すなわち,文書がISO Schematronスキーマに照らして妥当
であるのはどのようなときかを規定する。箇条7は,ISO Schematron検証器の実装についての適合性条件
を規定する。附属書A(規定)は,ISO SchematronのためのJIS X 4177-2 (RELAX NG)スキーマを規定す
る。附属書B(規定)は,ISO Schematronの中の制約であって,附属書Aのスキーマによって表現できな
いものを扱うISO Schematronスキーマを与える。附属書C(規定)は,省略時の検索言語結合としてJIS X
4169への結合を規定する。附属書D(参考)は,単純なXML言語であるSchematron検証報告言語につい
て,JIS X 4177-2スキーマ(RELAX NGの簡潔構文によるもの)及び対応するISO Schematronスキーマを
示す。附属書E(参考)は,ISO Schematronの設計の基となった要求事項を示す。附属書F(規定)は,
あるSchematron要素を外部の語い(彙)の中で使用する方法を示す。附属書G(参考)は,多言語スキー
マの単純な例を示す。
文書型としてみると,Schematronスキーマは,文書についての自然言語による表明を含む。これらの表
明は様々の要素及び属性によってマーク付けされており,これらの自然言語表明を判定すること,及び表
明を単純化しグループ化することができる。
理論的にみると,Schematronスキーマは,連鎖しない規則システムである。規則の項は,インスタンス
及び他のXML文書への外部の検索言語を起動するブール関数である。記述量を小さくし,効率的な実装
を可能にするための構文機能が提供されている。
分析的にみると,Schematronは,パターン及びフェーズという二つの特徴的な高位の抽象概念をもつ。
これらの概念によって,JIS X 4177-2では表現ができない非正規又は不連続な制約を表現すること,及び
様々の動的又は偶発的な制約を表現することができる。
1 適用範囲
この規格は,XMLのためのスキーマ言語Schematronについて規定する。この規格は,Schematronスキ
ーマに求められる要件を確定する。また,XML文書がSchematronスキーマによって指定されたパターン
と合致するのはどのようなときかを規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO/IEC 19757-3:2006,Information technology−Document Schema Definition Languages (DSDL)−
Part 3: Rule-based validation−Schematron (IDT)
なお,対応の程度を表す記号(IDT)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,一致していることを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
には適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
注記 次の文書のそれぞれには,本文中で参照するための一意の識別子が付与されている。一意の識
別子は,太字で示した名称とする。
JIS X 4159:2005 拡張可能なマーク付け言語(XML) 1.0
注記 W3C勧告,Extensible Markup Language (XML) 1.0 (Third Edition),2004年2月4日が,この規
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X 4177-3 : 2008 ISO/IEC 19757-3 : 2006
格に一致している。このW3C勧告は,http://www.w3.org/TR/2004/REC-xml-20040204/から入
手可能である。
JIS X 4160:2007 XMLパス言語(XPath) 1.0
注記 W3C勧告,XML Path Language (XPath) ersion 1.0,1999年11月16日が,この規格に一致し
ている。このW3C勧告は,http://www.w3.org/TR/1999/REC-xpath-19991116から入手可能であ
る。
JIS X 4169:2007 XSL変換(XSLT) 1.0
注記 W3C勧告,XSL Transformations (XSLT) ersion 1.0,1999年11月16日が,この規格に一致し
ている。このW3C勧告は,http://www.w3.org/TR/1999/REC-xslt-19991116から入手可能である。
JIS X 4177-2:2007 文書スキーマ定義言語(DSDL)−第2部 : 正規文法に基づく妥当性検証−RELAX
NG
注記 対応国際規格 : ISO/IEC 19757-2:2003,Information technology−Document Schema Definition
Language (DSDL)−Part 2: Regular-grammar-based validation−RELAX NG 及びAmendment 1:
2006 (IDT)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
抽象パターン(abstract pattern)
規則中のパターンであって,再利用を可能にするためパラメタ化されたもの。
3.2
抽象的な規則(abstract rule)
他の規則に含めることができるが,それ自身が起動されることはない表明の集まり。
3.3
活性パターン(active pattern)
活性フェーズに属するパターン。
3.4
活性フェーズ(active phase)
一つのフェーズであり,それに属するパターンが検証に用いられているもの。
3.5
表明(assertion)
自然言語による表明であり,対応する表明試験及び補助属性をもつ。表明は,assert要素及びreport要素
によってマーク付けされる。
3.6
表明試験(assertion test)
ブール値を返す検索によってモデル化され,実装される表明。表明試験は,成功又は失敗のいずれかに
分けられる。
3.7
正しいスキーマ(correct schema)
――――― [JIS X 4177-3 pdf 5] ―――――
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JIS X 4177-3:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 19757-3:2006(IDT)
JIS X 4177-3:2008の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.240 : 情報技術(IT)の応用 > 35.240.30 : 情報,ドキュメンテーション及び出版業務におけるITの応用
JIS X 4177-3:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称