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Z 0130-2 : 2015 (ISO 18602 : 2013)
例 B.3
包装 包装 : プラスチックバッグ+乾燥剤パック+段ボール箱
包装システムの最適化評価チェックリスト +緩衝材
製品コード : コンピュータ216/14
包装コード : CB 16/PS27
チェックリスト番号 : 100127
基準 最も重要かつ関係する要求事項 重要領域か 注記
Yes/No
製品の保護 湿度に対する保護及び機械的な保護 No
包装の製造プロセス No
包装プロセス及び充プロセス 組立てプロセスでの緩衝材の持運び No
トレーとしての使用
物流(輸送,保管及び荷役を含む)輸送及び荷役に対する適性 Yes 2010/09/11付XX研究
所による試験報告書
製品の陳列及びマーケティング 包装に対する損傷の形跡がない No
使用者及び/又は消費者の受容性 必要であれば取扱説明書及びディスYes(容積) コンピュータ及び附属
クを入れる空間及び把手の確保 品の寸法
情報 No
安全性 No
法規制 No
その他の事項 破損率4 ppm未満 No
上記の評価結果に鑑み,この包装はJIS Z 0130-2の要求事項に適合していることを宣言する。
供給者の詳細
住所 :
会社又は団体名 :
署名責任者役職 :
署名責任者氏名 :
日付 : 署名 :
B.4 研究室での試験報告例
電機製造業者の要求に応じ,異なるシート坪量の段ボール箱を試験した。
選択した試験は,標準的な輸送及び取扱い条件の代表として,落下高さ0.75 mで1角6面を落とす標準
垂直落下試験(JIS Z 0202)とした。
試験の前に箱を23 ℃,50 %RHで24時間調湿した。
それぞれの基準段ボール箱に,コンピュータを模擬したプラスチックモデルを入れ,20回の試験を行っ
た。試験結果を,表B.1に示す。
注記 対応国際規格では,試験の前に箱を20 ℃,65 %RH,48時間調湿したとなっているが,我が国
の実状に合わせて変更した。
――――― [JIS Z 0130-2 pdf 16] ―――――
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Z 0130-2 : 2015 (ISO 18602 : 2013)
表B.1−試験結果
段ボール箱 損傷数
坪量基準 (20回の試験の内)
(g/m2)
500a) 8
550a) 4
600a) 1
650a) 0
700a) 0
750a) 0
800a) 0
注a) 通常流通する段ボールの仕様と強度とに合わせ,基準値
は対応国際規格の基準値よりも高い数値とした。
表B.1は,坪量650 g/m2 1)の段ボールでも十分な強度があるように思われるが,統計的解釈では,損傷率
4 ppm未満を達成するためには,坪量700 g/m2 1)の段ボールシートが必要であると判断される。
注1) 通常流通する段ボールの仕様と強度とに合わせ,基準値は対応国際規格の基準値よりも高い数
値とした。
――――― [JIS Z 0130-2 pdf 17] ―――――
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Z 0130-2 : 2015 (ISO 18602 : 2013)
附属書C
(参考)
環境に有害な物質又は混合物の評価及び最少化
C.1 概要
この附属書は,包装中に含まれる可能性のある,環境に有害な物質又は混合物の評価及びその使用の最
少化について記載する。一般的に,4種重金属(鉛,カドミウム,六価クロム及び水銀)が含まれる可能
性に対して特別な注意が払われる。
“上流アプローチ”に基づく,簡便で効果的な評価方法を推奨する。中小企業であっても,実用的かつ
効率的な運用を可能にするよう意図したものである。
包装中にこれらの物質が含まれる可能性及びそれらの環境への放出の可能性の両方について記す。附属
書Cは,(適用される場合には)法的な要求事項に適合するよう,包装の供給者を支援することも意図し
ている。
C.3では,包装中に含まれる環境に有害な物質又は混合物の量を求め,その使用を最少化するために推
奨される方法と手順を示す。
C.4では,包装中に含まれ,環境に放出される重金属の存在量の求め方に関する付加的な手順を示す。
ここでは4種の重金属(鉛,カドミウム,六価クロム及び水銀)について取り扱う。これらは幾つかの行
政機関の規制対象となっているものである。この規制は包装廃棄物の埋立て又は焼却によって環境中に放
出されるこれらの金属又は金属化合物の制限を意図している。
容易に上流アプローチが適用できない場合,C.4では包装と包装の部品に対して適用できる関連物質の
存在量と放出量とを確認する試験方法について概説し,推奨している。
濃度制限に関する情報については,包装を上市しようとする地域で適用される規制又は関係する国際規
格を参照する。
C.2 引用規格
次に掲げる規格は,この附属書に引用されることによって,この附属書の記載の一部を構成する。これ
らの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Q 9000 品質マネジメントシステム−基本及び用語
注記 対応国際規格 : ISO 9000,Quality management systems−Fundamentals and vocabulary(IDT)
JIS Q 10012 計測マネジメントシステム−測定プロセス及び測定機器に関する要求事項
注記 対応国際規格 : ISO 10012,Measurement management systems−Requirements for measurement
processes and measuring equipment(IDT)
JIS Q 17025 試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項
注記 対応国際規格 : ISO/IEC 17025,General requirements for the competence of testing and calibration
laboratories(IDT)
JIS Z 7252 GHSに基づく化学品の分類方法
JIS Z 7253 GHSに基づく化学品の危険有害性情報の伝達方法−ラベル,作業場内の表示及び安全デー
タシート(SDS)
――――― [JIS Z 0130-2 pdf 18] ―――――
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Z 0130-2 : 2015 (ISO 18602 : 2013)
ISO 17088:2008,Specifications for compostable plastics
C.3 環境に有害な物質又は混合物の使用の特定及び最少化
C.3.1 提唱する評価方法の背景
C.3.1.1 包装,包装の部品及び包装の成分
“包装の部品”及び“包装の成分”は,この規格の箇条3で定義している。この附属書で提唱する方法
論は“上流アプローチ”で構築され,これは供給者から提供される包装の部品,成分,原材料及び/又は
再生材料に関する情報に基づいて包装を評価するものである。次のチャートは,その相互関係を示してい
る。
包装
包装の部品 包装の部品
包装の成分 包装の成分 包装の成分 包装の成分
原材料又は 原材料又は 原材料又は 原材料又は 原材料又は 原材料又は 原材料又は 原材料又は
再生材料 再生材料 再生材料 再生材料 再生材料 再生材料 再生材料 再生材料
図C.1−包装,包装の部品及び包装の成分の相関関係
幾つかの実例を,次に示す。
a) 包装の部品(3.4参照) 手又は簡単な物理的な手段によって切り離すことができる包装の一部。
例1 ペットボトルのボトル,キャップ及びラベル,
エアゾール容器の押しボタン及びオーバキャップ,
ビールびんのびん,ラベル及び王冠
b) 包装の成分(3.5参照) 手又は簡単な物理的な手段によって切り離すことができない,包装又はその
部品の一部。
例2 印刷ラベルの場合,包装の成分は,未印刷ラベル,使用した溶剤を含む印刷インキ。
例3 印刷多層フィルムの場合,包装の成分は,基材フィルム,接着層,バリア層,表層フィルム,
印刷インキ。
C.3.1.2 上流アプローチ
“上流アプローチ”は包装又はその包装の部品に含まれる環境に有害な物質又は混合物の使用及び潜在
的な存在を確認し,確定するための最も有効な手段であり,推奨される。この評価手順では,原材料及び
再生材料の生産情報,包装の成分の特性,製品のライフサイクルの全段階にわたる包装及びその包装の部
品の生産情報が考慮される。
この方法では,試験の必要性及び適切な試験頻度を判断し,適切に試験し,濃度水準の適切な管理を行
うことができる立場にある,原材料及び包装の成分の供給者から関連情報を確実に受け取る。
さらに,上流アプローチは,包装及びその包装の部品中に存在する環境に有害な物質の濃度に関する評
価結果が記載された完全な文書の作成に役立つ。包装又はその包装の部品の濃度の評価は,通常計算で行
う。環境に有害な物質の同定を材料の化学分析によって行うのは一つの方法であるが,環境に有害だと考
――――― [JIS Z 0130-2 pdf 19] ―――――
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Z 0130-2 : 2015 (ISO 18602 : 2013)
えられている物質の数及びその多様性のため,存在しているかもしれない全ての物質の有無について,全
ての材料及び製品を対象に試験することは実際には不可能である。法律又は規制で必要な場合を除いて,
包装の部品又は包装に対する試験が必要になるのは,製造業者又は輸入者が原材料,包装の成分又は包装
の部品中の環境に有害な物質の濃度に関する評価結果が記載された完全な文書が提供できない場合に限定
される。
安全データシートは,有害性及び推奨する取扱いに関する情報を伝達するため産業界で広く利用されて
いる。国連の化学品の分類及び表示に関する世界調和システム(GHS)に基づいて編さん(纂)されたJIS
Z 7252及びJIS Z 7253では,環境に有害な物質又は混合物の分類と同定に関する国際的に共通するシステ
ム及び安全データシートの内容に関する指針を提示している。これらを基にして,包装及びその原材料製
造業者は,製造において環境に有害な物質又は混合物を使用した可能性及びその濃度,更には最終包装中
における存在の可能性及び濃度を特定できる。
一旦,環境に有害な物質の存在が特定されたら,環境に対する影響を評価でき,その使用量を最少化す
るための対策を取ることができる。
この附属書で提唱している上流アプローチは,包装の特定部品に機能を付与するために使用されている
環境に有害な物質又は混合物の使用及びその環境への放出量を最少化するための方法論である。特定の製
品に適用される法律によって規定されている制限は常に適用される。
法的な要求事項及び特定の製品に関係する物質の制限リストは有効であり,一般的に環境に有害な物質
の使用を制限する手段として使われており,チェックすべき物質数を制限できる。このようなリストは,
特定の包装の供給者,特に,中小企業にとって,環境に有害と考えられる物質又は混合物の特定を容易に
する。しかし,関係する物質の数及び多様性を考えると,網羅的な制限リストを用いて世界中の全産業分
野をカバーすることは現実的ではない。その代わり,機能的な使用に基づく最少化への一般的なアプロー
チを提唱したい。
包装に関しては,安全の面では,健康と製品の衛生性を保つことの重要性が強調されている。環境に有
害な物質又は混合物は,例えば,消費者の健康,安全に対してなど他の観点からも有害であることが考え
られ,この帰結として,健康と安全に関する配慮から,包装におけるこれらの物質の使用量は既に最少化
されているか,又は使用を避けることが求められていることもある。
C.3.2 包装中に含まれる環境に有害な物質又は混合物の特定及び最少化の方法
この附属書で提唱しているアプローチは,図C.2に視覚化したデシジョンツリーで示す段階的な方法で
ある。
――――― [JIS Z 0130-2 pdf 20] ―――――
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JIS Z 0130-2:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 18602:2013(IDT)
JIS Z 0130-2:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.020 : 環境保護 > 13.020.01 : 環境及び環境保護一般
JIS Z 0130-2:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ0108:2012
- 包装―用語
- JISZ0130-1:2015
- 包装の環境配慮―第1部:一般的要求事項