JIS Z 0217:1998 クラフト紙袋―落下試験方法

JIS Z 0217:1998 規格概要

この規格 Z0217は、内容物を充てんしたクラフト紙袋の落下試験方法について規定。

JISZ0217 規格全文情報

規格番号
JIS Z0217 
規格名称
クラフト紙袋―落下試験方法
規格名称英語訳
Kraft paper sacks -- Method of drop test
制定年月日
1956年4月10日
最新改正日
2018年10月22日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 7965-1:1984(MOD)
国際規格分類

ICS

55.080
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
紙・パルプ 2021, 包装 2020
改訂:履歴
1956-04-10 制定日, 1963-01-01 改正日, 1966-04-01 確認日, 1969-02-01 確認日, 1974-12-01 確認日, 1978-04-01 確認日, 1983-10-01 確認日, 1989-02-01 確認日, 1994-08-01 改正日, 1998-09-20 改正日, 2003-09-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS Z 0217:1998 PDF [14]
Z 0217 : 1998

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日
本工業規格であるこれによってJIS Z 0217 : 1994は改正され,この規格に置き換えられる
今回の改正では,対応する国際規格との整合を図った。
JIS Z 0217には,次に示す附属書がある。
附属書1(規定) 包装−袋−落下試験−第1部 : 紙袋
附属書1A(参考) 落下試験装置の例
附属書1B(規定) 試験用に充てんした袋の表面の記号表示
附属書1C(参考) 落下試験報告書の例

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS Z 0217 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 0217 : 1998

クラフト紙袋−落下試験方法

Kraft paper sacks−Method of drop test

序文 この規格は,1984年に第1版として発行されたISO 7965-1, Packaging−Sacks−Drop test−Part 1 :
Paper sacksを元に,本体には,従来日本工業規格(日本産業規格)で規定していた試験方法を規定し,附属書には,これと
対応する国際規格を翻訳し技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
規格本体では,附属書に対して主に次の規定内容を追加している。
1試料採取数,2状態調節の条件,3落下試験操作
なお,この規格の附属書で下線(点線)を施してある箇所は,原国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,内容物を充てんしたクラフト紙袋(以下,紙袋という。)の落下試験方法につ
いて規定する。
落下試験方法は,規格本体に規定する方法又は附属書に規定する方法のいずれかによる。
備考1. この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 7965-1 : 1984 Packaging−Sacks−Drop test−Part 1 : Paper sacks
2. 平成12年3月31日まで,試験のための状態調節の条件は20±2℃, (65±5) %R.Hを適用し
てもよい。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS P 0001 紙・板紙及びパルプ用語
JIS Z 0102 クラフト紙袋用語
3. 定義 この規格の中で用いる主な用語の定義は,JIS P 0001及びJIS Z 0102によるほか次による。
a) 落下高さ 落下する前の紙袋の最低部の位置から衝撃面までの最短距離。
4. 供試品
4.1 供試品の記号表示 供試品の記号表示は,次による。
紙袋の胴ばり部を下にして台上に置き,1を紙袋の表面,2を右側,3を裏面,4を左側,5を下端部,
6を上端部(開口部)とし,数字の記号を付ける(図1参照)。

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Z 0217 : 1998
図1 供試品の記号表示方法
4.2 供試品の個数 供試品の個数は,同一落下姿勢について3個以上とする。
4.3 供試品の内容物 供試品の内容物は,実際に充てんされる内容物とする。
ただし,実際の内容物を用いることができない場合は,内容物に類似のものを用いてもよい。
4.4 供試晶の内容物の質量許容差 供試品の内容物の質量許容差は,あらかじめ定められた質量に対し
±0.2%とする。
5. 状態調節 供試品の状態調節は,試験に先立ち温度23±1℃,相対湿度 (50±2) %によって,少なくと
も24時間この条件で状態調節を行わなければならない。
なお,この温湿度条件による状態調節ができない場合には,試験を実施した条件を記録する。
6. 試験装置 落下試験装置は,次の条件を備えていなければならない。
a) 落下高さは,水平落下の場合1.2mを標準とし,落下高さを正確に,かつ,容易に調節できること。
b) 落下に当たり,供試品は損傷しないように保持され,容易に解放できること。
c) 試験装置の衝撃面は,水平で,平らであり,不動のための十分な大きさと重さがあり,変形しないた
めの十分な硬さをもっこと。
通常の環境において衝撃面は,次のものが望ましい。
1) 一体構造から成り,その質量は試験する一番重い袋の少なくとも50倍のもの。
2) 表面は平らで,その2点の水平差は2mm以下。
3) 表面は硬く,表面の任意の場所で100mm2の面積に10kgのおもりをかけたときに,その変形が0.1mm
以下のもの。
4) 表面は広く,袋が完全に落下できる広さをもつもの。
動かす間に袋を損傷させないため,袋の下の衝撃面上にプラスチックフィルムを用いてもよい。
参考 落下試験装置の例を,図2に示す。

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図2 落下試験装置の例
7. 落下姿勢 紙袋の落下姿勢は,水平落下,垂直落下及び側面落下の3姿勢とし,その紙袋の対衝撃面
は表1による。
なお,標準落下姿勢は水平落下とし,試験の目的によってその一部又は全部を行う。
表1 紙袋の落下姿勢と対衝撃面
落下姿勢 対衝撃面
水平落下 1 表面の対面落下
3 裏面の対面落下
垂直落下 5 下端部の対面落下
側面落下 2 右側の対面落下
4 左側の対面落下
8. 操作
8.1 試験時の温湿度条件 状態調節を行った供試品は,原則として状態調節と同一条件において試験を
行う。ただし,この条件で試験ができない場合には,この条件の場所から取り出して3分以内に試験を開
始する。
8.2 落下高さ 落下高さは,試験の目的によって定める。
なお,落下高さに対する許容差は±2%とする。
8.3 落下手順 供試品は,あらかじめ定められた落下姿勢で,原則として同一高さ,同姿勢で破袋する
まで繰り返し落下させ,このときの落下回数及び破袋状況を記録する。
なお,落下する前の供試品の水平度は,その衝撃面が水平面に対し2°以内とし,各落下姿勢における
供試品の対衝撃面は,次による。
a) 水平落下 供試品は表面1を下にして破袋するまで落下させ,次の供試品は裏面3を下にして同じく
落下させる。この操作を繰り返して行う。
b) 垂直落下 供試品は下端部5を下にして破袋するまで落下させる。
c) 側面落下 供試品は右側2を下にして破袋するまで落下させ,次の供試品は左側4を下にして同じく
落下させる。この操作を繰り返して行う。
参考1. JIS Z 1505の参考(紙袋の落下強さ)では,“高さ1.2mから水平落下させ破袋に至るまでの繰

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Z 0217 : 1998
返し落下回数の平均値は10回以上が望ましい”としている。
2. 国連勧告の試験方法では,“危険物輸送用紙袋は,供試品を3個とし,容器等級IIについて
は高さ1.2mから,また容器等級IIIについては高さ0.8mから,まず水平落下を1回行い,続
いて同一供試品で垂直落下を1回行う。この方式で3個試験し3個とも重大な損傷又は内容
物の漏れがあってはならない”としている。
9. 試験報告 試験報告には,次の事項を記載する。
a) 試験年月日,採用した落下試験方法(規格本体によるのか,又は附属書によるのか),状態調節の温湿
度条件及び試験時の温湿度条件
b) 紙袋の種類
c) 内容物の明細及び供試品の総質量
d) 落下高さ及び落下姿勢
e) 供試品の衝撃面の記号,破袋までの落下回数及び破袋の状況
f) 試験目的によって試験前供試品に加えた条件がある場合にはその詳細
g) その他必要とする事項

――――― [JIS Z 0217 pdf 5] ―――――

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JIS Z 0217:1998の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 7965-1:1984(MOD)

JIS Z 0217:1998の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 0217:1998の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISP0001:1998
紙・板紙及びパルプ用語
JISZ0102:2004
クラフト紙袋―用語及び種類