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Z 2330 : 2012
6 漏れ試験の実施上の注意事項
6.1 試験体の前処理
試験体表面に漏れ試験に悪影響を与える油などが付着している場合は,揮発性の有機溶剤などで十分除
去しておく。また,水没法以外の場合は,表面は十分乾燥させておく。
6.2 検出時間
漏れ経路が複雑で長い場合,漏れ経路の途中に大きな空洞がある場合などでは,実際の漏れが現れるま
で長い時間がかかるので,検出時間の設定に注意する。
6.3 試験方法の組合せ
微少な漏れを検出する場合,最初に水没試験又は圧力変化漏れ試験で大きな漏れを探して,その後で感
度の高い試験法を実施するなど,2段階の試験方法を組み合わせると効果的である。
6.4 補助排気装置の使用
サーチガスを使用した真空法の漏れ試験において,ガス放出の多い試験体又は容積の大きい試験体では,
十分な排気速度の真空ポンプを漏れ検出器と並行に接続する。
6.5 サーチガス適用上の取扱い
サーチガスを用いた漏れ試験では,周囲に漏れたガスの影響で微少な漏れが検出不能になる場合が多い
ので,漏れ試験を実施している周囲にサーチガスをできるだけ放出しないように対策を講じる。
参考文献 NDIS 3420 超音波リーク試験方法
NDIS 3423 蛍光染料及び現像剤を使用した液体漏れ試験方法
DGZfP Guideline DP1,Guideline on the Selection of a suitable Tracer Gas for Leak Testing according
to DIN EN 13185
JIS Z 2330:2012の国際規格 ICS 分類一覧
JIS Z 2330:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ2300:2009
- 非破壊試験用語
- JISZ2300:2020
- 非破壊試験用語
- JISZ2329:2019
- 非破壊試験―発泡漏れ試験方法
- JISZ2331:2006
- ヘリウム漏れ試験方法
- JISZ2332:2012
- 圧力変化による漏れ試験方法
- JISZ2333:2005
- アンモニア漏れ試験方法
- JISZ2343-1:2017
- 非破壊試験―浸透探傷試験―第1部:一般通則:浸透探傷試験方法及び浸透指示模様の分類