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Z 2504 : 2020
6.2 コップ
コップは,内径28 mm±0.5 mm,容積25 cm3±0.03 cm3の円筒とする。また,同じ容積で内径30 mm±1
mmのコップを用いてもよい。
漏斗及びコップは,非磁性で耐食性があり,かつ,変形及び過度の摩耗に耐える十分な壁厚及び硬さを
もつ金属材料で作られていることが望ましい。
漏斗の内径表面は,研磨仕上げすることが望ましい。
コップの内側表面は,研磨仕上げすることが望ましい。
6.3 はかり
はかりは,十分な測定容量をもち,試料を±0.01 gの精確さで測定できるものとする。
6.4 スタンド
スタンドは,水平で振動の影響がない土台をもつものとし,漏斗のオリフィスを,コップと同軸に,コ
ップの上面から25mmの距離で支持できるものとする(図4参照)。
単位 mm
注a) 6.2参照
図4−漏斗,コップ及びスタンドの配置
7 試料採取
試料採取は,次による。
a) 見掛密度の測定は,三つの測定試料を使用するため,試験試料は100 cm3以上とする。
b) 一般に,試料は受け入れたままの状態で測定を行うことが望ましい。
受渡当事者間の協定によって試料を乾燥してもよい。試料が酸化されやすい場合には,乾燥は真空
中又は不活性ガス中で行う。乾燥は,試料を乾燥器に入れ,110 ℃±10 ℃で30分±5分保持し,その
後デシケータ中で室温まで冷却するとよい。試料の取出しは測定の直前とする。
なお,試料に揮発性物質が含まれている場合には,乾燥してはならない。
8 測定方法
測定方法は,次による。
――――― [JIS Z 2504 pdf 6] ―――――
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Z 2504 : 2020
a) 測定試料をオリフィス径2.5 mm,漏斗角60°の漏斗(図1参照)に流し込み,そこから直接コップ
に流し込む。測定試料がコップに満たされ,あふれ始めたら,直ちに測定試料の流入をやめる。粉末
を圧縮したり,コップを揺すったり振動させたりしないように注意し,コップの上に盛り上がった粉
末を非磁性材料でできた水平なへらを用いて,コップの上端に沿って1回の操作で平らにかき取る。
b) 測定試料がa)の漏斗で流れにくい場合には,オリフィス径2.5 mm,漏斗角30°の漏斗(図2参照)
又は,オリフィス径5.0 mm,漏斗角60°の漏斗(図3参照)を使用する。測定試料が流れにくい場
合は,直径1 mmの針金で漏斗の上部から軽く1回つついて流出させてもよい。このとき,針金はコ
ップに入れてはならない。
c) 測定試料を平らにした後,移動時にこぼれないようにコップの側面を軽くたたいて安定させ,コップ
の外側に付着した粉末を除去する。
d) コップ内の粉末の質量を,0.01 gの桁までひょう量する。
e) 測定は,三つの測定試料の各々について行う。
9 結果の表示
見掛密度は,次の式によって算出する。
m m
ac
V 25
三つの測定値の平均値を,JIS Z 8401の規則Bによって,0.01 g/cm3に丸めて報告する。もし,三つの
ばらつきが平均値の1 %を超えたときは,測定値のうちの最大値及び最低値も報告する。
10 精度
10.1 繰返し精度
均一化した同じバッチの試料を,同じ測定者が,同じ装置で繰返し測定した場合の見掛密度の差が,95 %
信頼限界の0.03 g/cm3を超えた場合は,試験値として採用してはならない。
10.2 再現性
均一化した同じバッチの試料を,異なる二つの試験場所での測定結果において,見掛密度の差が,95 %
信頼限界の0.05 g/cm3を超えた場合は,一方又は両方の試験結果に疑義がある。
11 報告
報告には,次の情報を含める。
a) この規格(JIS Z 2504)に従って測定を実施した旨の記載
b) 試料の特定に必要な全ての詳細事項
c) 試料を乾燥した場合は,乾燥方法
d) 使用した漏斗の種類及び針金使用の有無
e) 見掛密度の測定結果
f) この規格に規定又は記載されていない全ての操作又は任意に付加した操作法
g) 測定結果に影響を及ぼす可能性のある要因の詳細[例えば,測定環境(温度及び湿度)]
――――― [JIS Z 2504 pdf 7] ―――――
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Z 2504 : 2020
Z2
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附属書JA
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(参考)
4 : 2
JISと対応国際規格との対比表
0 20
JIS Z 2504:2020 金属粉−見掛密度測定方法 ISO 3923-1:2018,Metallic powders−Determination of apparent density−Part 1: Funnel
method
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
1 適用範囲 漏斗法について規 1 この規格の漏斗法で測 追加 漏斗角を追記した。 実質的な技術的差異はない。
定。また,漏斗角を 定不可の場合の適用規 削除 国内において使用実績のないスコ 実質的な技術的差異はない。
記載。 格(スコット容積計法) ット容積計を削除。
を規定。
2 引用規格
3 用語及び JIS Z 2500で定義し − 追加 JISは,JIS Z 2500を追加。 実質的な技術的差異はない。
定義 ている用語を用い
ることを記載。
4 原理 4 一致
5 記号及び ISO規格に規定され 5 削除
金属粉の見掛密度(一般 規格内で使用されていない記号及 ISOへの提案を検討する。
定義 ている金属粉の見 用語)を規定 び定義を削除。
掛密度(一般用語)
を除外して記載。
6 装置 6.1 漏斗 6.1 ISO 4490,ISO 13517及追加 JIS Z 2502,ISO 13517及びISO 実質的な技術的差異はない。
びISO 3923-1 Annex A 3923-1 Annex Aに規定されている
による漏斗を規定 漏斗を,図1図3として記載した。
6.2 コップ 6.2 円筒形コップ及び漏斗 変更 実質的な技術的差異はない。
“コップ”に用語を統一し,表面粗
及びコップ内径表面粗 さの仕上げ方法を国内実態に合せ
さの仕上げ方法を規定 推奨記載とした。
――――― [JIS Z 2504 pdf 8] ―――――
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Z 2504 : 2020
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
7 試料採取 試料採取を規定。 7 試料採取を細分箇条と 変更 7.17.2を箇条7のa) b)に変更し 実質的な技術的差異はない。
して規定。 た。
追加 JISは,推奨される乾燥,冷却方法実質的な技術的差異はない。
を追加。 ISOへの提案を検討する。
8 測定方法 測定方法を規定。 8 測定方法を細分箇条と 変更 8.18.5を箇条8のa) e)に変更し 実質的な技術的差異はない。
して規定。 た。
追加 ISOへの提案を検討する。
測定に使用する漏斗の詳細を追加。
9 結果の表 結果をJIS Z 8401の 9 結果を0.01 g/cm3に丸め
追加 JISは,測定値をJIS Z 8401の規則実質的な技術的差異はない。
示 規則Bによって0.01 て報告。 Bによって丸めることを追加。
g/cm3に丸めて報告。
10 精度 繰返し精度及び再 10 − 変更 規定された繰返し精度及び再現性 実質的な技術的差異はない。
現性を規定。 から異なった際の処置を明確化し
た。
11 報告 報告に記載する情 11 報告に記載する情報を 追加 JISは,報告の明確化のため,測定実質的な技術的差異はない。
報を規定。 規定。 環境の記載を追加。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 3923-1:2018,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 一致 技術的差異がない。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
Z2 504 : 2
0 20
2
JIS Z 2504:2020の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3923-1:2018(MOD)
JIS Z 2504:2020の国際規格 ICS 分類一覧
JIS Z 2504:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ2500:2000
- 粉末や(冶)金用語
- JISZ2502:1952
- 歯科用バー
- JISZ2502:2012
- 金属粉―流動度測定方法
- JISZ2502:2020
- 金属粉―流動度測定方法
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方