JIS Z 3121:2013 突合せ溶接継手の引張試験方法

JIS Z 3121:2013 規格概要

この規格 Z3121は、金属材料の突合せ溶接継手の引張試験方法について規定。

JISZ3121 規格全文情報

規格番号
JIS Z3121 
規格名称
突合せ溶接継手の引張試験方法
規格名称英語訳
Methods of tensile test for butt welded joints
制定年月日
1958年4月26日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 4136:2012(MOD)
国際規格分類

ICS

25.160.40
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
溶接 I(基本) 2021, 溶接 II(製品) 2021
改訂:履歴
1958-04-26 制定日, 1961-01-01 改正日, 1966-04-01 確認日, 1969-04-01 確認日, 1971-04-01 確認日, 1975-05-01 確認日, 1978-08-01 確認日, 1984-02-01 改正日, 1989-02-01 確認日, 1993-11-01 改正日, 2000-10-20 確認日, 2005-07-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2013-06-20 改正日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS Z 3121:2013 PDF [13]
                                                                                   Z 3121 : 2013

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 記号・・・・[1]
  •  5 試験片の作製・・・・[2]
  •  5.1 採取位置・・・・[2]
  •  5.2 表示・・・・[2]
  •  5.3 熱処理及び時効・・・・[2]
  •  5.4 採取・・・・[2]
  •  5.5 機械加工・・・・[3]
  •  6 試験方法・・・・[8]
  •  7 試験結果・・・・[8]
  •  7.1 一般・・・・[8]
  •  7.2 破断位置・・・・[8]
  •  7.3 破面の検査・・・・[8]
  •  8 試験報告・・・・[8]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 3121 pdf 1] ―――――

Z 3121 : 2013

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
溶接協会(JWES)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS Z 3121:1993は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 3121 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 3121 : 2013

突合せ溶接継手の引張試験方法

Methods of tensile test for butt welded joints

序文

  この規格は,2012年に第3版として発行されたISO 4136を基に,技術的内容を一部変更して作成した
日本工業規格(日本産業規格)である。また,対応国際規格には規定されていない規定項目を日本工業規格(日本産業規格)として追加して
いる。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,金属材料の突合せ溶接継手の引張試験方法について規定する。
この規格は,あらゆる溶接[摩擦圧接,摩擦かくはん(撹拌)接合,拡散接合などを含む。]で作られた
突合せ溶接継手をもつ全ての金属製品に適用できる。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 4136:2012,Destructive tests on welds in metallic materials−Transverse tensile test(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0405 普通公差−第1部 : 個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 6892-1,Metallic materials−Tensile testing−Part 1: Method of test at room
temperature(MOD)
JIS Z 3001(規格群) 溶接用語
ISO 4063,Welding and allied processes−Nomenclature of processes and reference numbers

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 3001規格群による。

4 記号

  この規格で用いる記号は,表1による。

――――― [JIS Z 3121 pdf 3] ―――――

2
Z 3121 : 2013
表1−記号及びその内容
記号 内容 単位
b 試験片平行部の幅 mm
b1 試験片つかみ部の幅 mm
d 心金の径 mm
D 管の外径 mm
Lc 試験片平行部の長さ mm
Ls 機械加工後の溶接金属の最大幅 mm
Lt 試験片の全長 mm
r 試験片肩部の半径 mm
t 溶接継手の厚さ mm
ts 試験片の厚さ mm

5 試験片の作製

5.1 採取位置

  試験片は溶接軸が試験片の平行部長さの中央になるように,溶接軸と直角方向に採取する。小径管は,
管状で試験できる(図4参照)。適用規格又は受渡当事者間の協定で規定されていない場合は,小径は管
の外径50 mm未満とする。

5.2 表示

  試験材は,それが採取された製品又は継手における正確な位置を特定するための表示をする。
特に要求された場合は,加工方向(例えば,圧延又は押出し)を表示する。
試験片は,それが採取された製品又は試験材における正確な位置を特定するための表示をする。
試験片は,試験材から採取する前に表示する。

5.3 熱処理及び時効

  試験する溶接継手を扱う関連適用規格で規定されているか許されている場合を除いて,溶接継手又は試
験片に熱処理をしてはならない。全ての熱処理の詳細は,試験報告に記録する。アルミニウム合金など,
自然時効を考慮しなければならないものは,溶接と試験の間の時間を記録する。
注記 鉄系溶接金属中の水素は,試験結果に影響を与える可能性があるので,適切な水素除去処理を
行ってもよい。

5.4 採取

5.4.1  一般
試験片採取に用いる機械的又は熱的手法は,試験片の性質に何ら変化を与えてはならない。
5.4.2 鋼
板厚が8 mmを超える場合は,シャーリングを用いてはならない。熱切断又は切断面に影響を及ぼす他
の切断方法を,試験材から試験片を採取する方法として用いる場合,その切断は,試験片の最終的な平行
部の面から8 mm以上離さなければならない。熱切断は,試験材を板厚方向に分割する加工に用いてはな
らない。
5.4.3 他の金属材料
シャーリング及び熱切断は用いてはならない。機械加工だけ[のこぎり(鋸)切断,ミーリングなど]
を用いる。

――――― [JIS Z 3121 pdf 4] ―――――

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Z 3121 : 2013

5.5 機械加工

5.5.1  一般
試験片平行部の幅及び径の許容差は,JIS Z 2241の附属書B[厚さ0.1 mm3 mm(未満)の薄板材料に
使用される試験片の種類]又は附属書D(厚さ3 mm以上の板及び径又は対辺距離が4 mm以上の線及び
棒の試験片の種類)による。平行部以外の試験片寸法で許容範囲の記載がない場合は,JIS B 0405の粗級
とする。
5.5.2 採取位置
通常,試験片の厚さは,溶接継手に近い母材の厚さと等しくする。適用規格が30 mmを超える全厚試験
を要求しているときは,継手の全厚の試験を行うために板厚を分割して複数の試験片を用いてもよい[図
1 b) 参照]。このような場合,溶接継手における試験片の位置を特定しなくてはならない。
a) 全厚試験
b) 板厚分割試験
図1−継手における試験片の位置
5.5.3 試験片の種類,形状及び寸法
形状及び寸法は,次による。
a) 1号試験片 板に適用する1号試験片の形状及び寸法を,図2に示す。試験片の厚さは,平行部長さ
において均一でなくてはならない。

――――― [JIS Z 3121 pdf 5] ―――――

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