JIS Z 3191:2003 ろうのぬれ試験方法 | ページ 2

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S
Z
N N
F
D
R
A(フラックスを用いる場合)
ここに、F : 電気炉 内径φ60×300
Z : 試料受台
S : 試験片
N : 熱電対
D : くるま付台
R : 移動用レール
P
S Z G
G
N N
F
D
R
B(真空又は雰囲気を用いる場合)
ここに、F : 電気炉 内径φ60×300 D : くるま付台
Z : 試料受台 R : 移動用レール
S : 試験片 G : 真空又は雰囲気ガス導入管及び排気管
N : 熱電対 P : 石英管
図 4 広がり試験による加熱装置の例

――――― [JIS Z 3191 pdf 6] ―――――

6
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7. 試験方法
7.1 広がり試験 広がり試験は、次による。
a) 加熱温度は、ろう付温度(2)とする。
b) 加熱時間は、試験片を受台に乗せ、所定の加熱温度に達してから30秒間とする。ただし、試験片の炉
内への出し入れは、速やかに行う。
c) 冷却後、広がり面積(3)を測定する。
注(2) ろう規格のろう付温度とする。
(3) 溶融したろうが母材上に広がった面積をいう。
7.2 間げきぬれ試験 間げきぬれ試験は、次による。
a) 加熱温度は、ろう付温度(2)とする。ろう付温度サイクルは、熱電対などによって測定し、記録する。
b) ろう付軸断面について二つ又はそれ以上の方向から図5に示す要領で放射線透過を行い、図6のよう
なグラフに展開して角度と上昇高さとの関係を求める。
c) 顕微鏡による組織の観察を、図3に示した下から30mm上の断面部で行う。さらに多くのデータを得
たい場合は、他の断面でも行う。組織観察によって、すき間へ浸透したろうの幅、ろう及び母材の合
金化、ろうの母材への粒界浸透などを求める。
軸1に 軸2に
平行方向 平行方向
8cm
7
6
5

昇 4

さ 3
2
1
0
0 90 180°
180°軸1
角度

図 6 グラフに展開したぬれ曲線
軸2
図 5 放射線透過撮影要領

――――― [JIS Z 3191 pdf 7] ―――――

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8. 試験結果の記録
8.1 広がり試験 広がり試験では、次の事項を記録する。
a) 母材
b) 試験番号
c) ろうの種類、化学成分、液相線温度及び固相線温度
d) フラックスの種類
e) ろう付温度及び加熱方法
f) 広がり面積
8.2 間げきぬれ試験 間げきぬれ試験では、次の事項を記録する。必要に応じて図7に示す記録様式を
用いる。
a) 母材
b) 試験番号
c) ろうの種類、化学成分、液相線温度及び固相線温度
d) フラックスの種類
e) ろう付温度及び加熱方法
f) 目視観察結果
g) 放射線透過試験結果
h) ろう付部の硬さ分布
i) 組織観察結果

――――― [JIS Z 3191 pdf 8] ―――――

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母材 :
試験番号 :
ろうの種類及び化学成分 : 組織観察
液相線温度−固相線温度 :
フラックスの種類 :
ろう付温度 :
加熱方法及び加熱雰囲気 :
目視観察 大きさと硬さ観察
8
7
E
6
E
5
D F
4
位置F
F
D
3
2
1
0
放射線透過観察
8
7
位置 厚さμm 硬さHV
6 初期 ろう 粒界浸透母材 ろう
すき間 厚さ
5
D 0 位置D
4
3
E 244
2
1
0 F 500
0 90 180°
図 7 間げき試験結果記録様式の例

――――― [JIS Z 3191 pdf 9] ―――――

                                             附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表
この附属書は,本体及び附属書に規定・記載した事柄,並びにこれらに関連した事柄を説明するもので,規格の一部ではない。
JIS Z 3191 : ろうのぬれ試験方法 ISO 5179 : 1983,(Investigation of brazeability using a varying gap test piece)
(I) ISの規定 (II) 国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理由
(IV) ISと国際規格との技術的差異
規格番号 の項目ごとの評価及びその内容 及び今後の対策
表示箇所 : 本文の左側
表示方法 : 傍線
項目 内容 ISO5179 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
1.適用範 ろうの広がり試験方法及 間げきぬれ試験方法 MOD/追 国際規格には広がり 我が国で広く使われている広がり試験
囲 び間げき、ぬれ試験につい によるろう付性につ 加 試験は含まれない を追加した。将来ISOに提案を行う。
て規定 いて規定
2.引用規 JIS G 3101, JIS G 4304 引用規格なし MOD/追
格 JIS H 3100, JIS Z 3001 加
3.定義 JIS Z 3001で用いる用語 MOD/追

4.試験片 板状試験片、直径の異なる 直径の異なるパイプ MOD/追 国際規格には広がり 我が国で広く使われている広がり試験
パイプ組合せ の組合せ 加 試験片は含まれない 片を追加した。将来ISOに提案を行う。
5.試験材 圧延鋼材、ステンレス鋼 一般鋼材、低合金鋼、MOD/追 国際規格には広がり 我が国で広く使われている広がり試験
板、銅及び銅合金板及び銅 ステンレス鋼、銅、銅加 試験材は含まれない 材を追加した。将来ISOに提案を行う。
パイプ鋼材 合金、軽合金のパイプ
加工材
6.加熱装 電気炉加熱、トーチ加熱、 JISに同じ IDT
置 高周波誘導加熱
7.試験方 広がり面積の測定、X線透 X線透過試験方法、顕MOD/追 国際規格には広がり 我が国で広く使われている広がり面積
法 過試験による組織観察 微鏡による組織観察 加 面積の測定は含まれ の測定を追加した。将来ISOに提案を
ない 行う。
8.試験結 次の試験結果を記録する JISに同じ IDT
果の記録 母材、試験番号、ろうの種
Z3
類、フラックスの種類、加
1
熱方法、目次、観察、結果、
91
放射線試験結果、ろう付部
: 2
の硬さ分布、組織写真
003
9

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JIS Z 3191:2003の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 5179:1983(MOD)

JIS Z 3191:2003の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 3191:2003の関連規格と引用規格一覧