JIS Z 6000:1996 マイクログラフィックス用語 | ページ 2

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Z 6000-1996
番号 用語 定義 対応英語
02.03 シネモード cine mode,
マイクロフィルムの画像配置の一つの方法で,左書
(英)vertical mode,
き文書の場合,文章の行がフィルムの長さ方向に対し
て垂直であるマイクロ像の配置。 (米)orientation A
また,右書き文書の場合,文章の行がフィルムの長さ
方向に対して平行であるマイクロ像の配置。
02.04 縦モード (英)vertical microfiche,
マイクロフィッシュの画像配置の一つの方法で,画
(米)vertical mode
像ブロックのマイクロ像が順に上から下へ,左の列
から右の列へと続く配置。
02.05 格子図形 grid pattern
格子線で構成された碁盤目状の図形。通常,マイクロ
フィッシュの画像ブロックは,これらを仮想線とし
て分割した長方形から成り立つ(02.13*を参照)。
02.06 画像配置 image arrangement
マイクロフォームにおけるマイクロ像の向き及び位
置。
02.07 シンプレックス simplex
フィルムの長さ方向に1列に撮影する方法,又はその
画像配置。

――――― [JIS Z 6000 pdf 6] ―――――

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Z 6000-1996
番号 用語 定義 対応英語
02.08 デュープレックス duplex
1回の露光で原稿の表裏をフィルムの幅方向に2列に
撮影する方法,又はその画像配置。
02.09 デュオ duo
フィルムの片側半分に連続してシンプレックス又は
デュープレックスの方法で撮影した後,残り半分に最
初とは逆の方向に連続して撮影する方法。又はその画
像配置。
02.10 平床式撮影 planetary filming
被写資料とマイクロフィルムとを,ともに静止した
(へいしょうしきさ 状態で撮影する方法。
つえい)
02.11 輪転式撮影 rotary filming
被写資料の投影された像とマイクロフィルムとを,
同期状態(投影された像とマイクロフィルムとが同一
速度を保つ。)で移動しながら撮影する方法。
02.12 ステップアンドリピ step-and-repeat filming
マイクロフィッシュ上の格子図形に従って順次被
ート式撮影 写資料を撮影する方法。平床式撮影の一種。
備考 露光中は被写資料及びフィルムは静止し
ている。
02.13* 格子線 grid line(参考)
マイクロフィッシュ上を長方形に分割する仮想の縦
及び横の線。
02.14* (マイクロフィッシ マイクロフィッシュ上の縦に並んだこまの列。microfiche column(参考)
ュの)列
02.15* (マイクロフィッシ マイクロフィッシュ上の横に並んだこまの列。microfiche row(参考)
ュの)行
(3) フィルムの処理
番号 用語 定義 対応英語
03.01 (フィルム)処理 (film) rocessing
露光された写真感光材料を,化学的又は物理的方法に
よって潜像を可視像とし,最終的に利用できるよう仕
上げる一連の工程又は操作の総称。
備考 現像処理ともいう。

――――― [JIS Z 6000 pdf 7] ―――――

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Z 6000-1996
番号 用語 定義 対応英語
03.02 普通(現像)処理 conventional processing
感光材料に対してフィルム製造業者が指定する処理の
総称。主な処理を次に示す。
(a) 銀−ゼラチンフィルム : 現像,定着,水洗及
び乾燥からなる一連の処理で,通常,被写資
料と逆の極性が得られる。
また,複製用の直接反転銀塩フィルムは,
マスタと同じ極性が得られる。
(b) 熱現像銀フィルム及びベシキュラフィルム :
現像を熱で行う一連の処理。
(c) ジアゾフィルム : 現像をアルカリ(例えば,
アンモニア)雰囲気中又は熱で行う一連の処
理。
03.03 反転(現像)処理 reversal processing
被写資料又はマスタと同じ極性が得られる銀−ゼラ
チンフィルムの処理。反転処理には完全反転処理及
びハライド(簡易)反転処理がある。
備考1. 完全反転処理は,第2露光及び第2現像
又はかぶり剤を含む第2現像を行う処
理。
2. ハライド(簡易)反転処理は,第2
露光及び第2現像又はかぶり剤を含
む第2現像を行わない処理。画像の耐
久性は低下する。
03.04 湿式処理 液状又は噴霧状の化学薬品を用いる方式。 wet processing
03.05 乾式処理 dry processing
フィルム中に加えられている化学薬品が,ガス又は熱
若しくはガス及び熱と反応して行われる方式。
03.06 溶液 湿式処理に用いる化学薬品を溶解した液。 bath
03.07 停止液 進行中の現像作用を停止させる酸性溶液。 stop bath
03.08 現像 潜像を可視像に変えること。 development
03.09 現像液 現像のための溶液。 developer
03.10 現像主薬 現像液の主な働きをする薬剤。 developing agent
03.11 アクチベータ activator
感光層中に現像主薬が内蔵された写真感光材料の場
合,その主薬の作用を開始又は加速させる薬剤。
03.12 定着 fixing
銀−ゼラチンフィルムの感光性を除去して,現像さ
れた画像を安定にするための処理。現像されずに残っ
ているハロゲン化銀を水溶性のチオ硫酸銀錯塩に変え
る。
03.13 定着液 定着のための溶液。 fixer
03.14 安定化 stabilization
(1) 銀−ゼラチンフィルム 定着・水洗の代わり
に用いられる方式で,残留ハロゲン化銀を比
較的光に対して安定な無色の化合物に変換す
る方法。
備考 この方法は迅速処理が可能になるが,未露
光部にはこの化合物が残留するので,画像
の耐久性は低下する。
(2) ベシキュラフィルム 現像に引き続き,全面露
光を施す方法。
備考 この方法は,残留ジアゾニウム塩の感光性
を除去して,現像された画像を安定にす
る。

――――― [JIS Z 6000 pdf 8] ―――――

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Z 6000-1996
番号 用語 定義 対応英語
03.15 清浄 clearing
白黒反転処理又はカラー処理で,汚染が生じないよう
にすること。
03.16 一浴現像定着液 現像と定着との作用を併せもった溶液。 monobath
備考 銀−ゼラチンフィルムに使用する。
03.17 水洗 washing
写真感光材料から,不要な溶解化学薬品及びチオ硫酸
銀錯塩を除去するため,水で洗浄すること。
03.18 乾燥 写真感光材料から不要な水分を除去すること。drying
03.19* 残留チオ硫酸塩 residual tiosulfate
水洗後,写真感光材料中に残っている溶解化学薬品及
びチオ硫酸銀錯塩など。
(4) 材料及び包装
番号 用語 定義 対応英語
04.01 支持体 感光層を塗布する基材。 base
例 ポリエステルフィルム,紙,ガラス
04.02 感光層 photosensitive layer
光,レーザビーム,電子ビームなどによって露光され
る材料で,支持体に塗布されているもの。
04.03 (写真)フィルム (photographic) ilm
柔軟で透明な支持体と一層以上の感光層とから構成
されたロール状又はシート状のもの。
04.04 銀塩フィルム silver film
感光性のある銀の化合物を感光主体としたフィルム
の総称。
例 銀−ゼラチンフィルム(04.56*を参照),熱
現像フィルム(04.57*を参照)。
04.05 直接反転銀塩フィル direct positive silver film
普通現像処理で,画像の極性が変わらない銀−ゼラ
ム チンフィルム。
04.06 ジアゾフィルム diazo film
重合体材料中にジアゾニウム塩を分散した一層以上の
感光層をもち,色素画像を形成するフィルム。このジ
アゾニウム塩は,現像処理で,発色剤と反応してアゾ
色素を形成する。発色剤は感光層中か又は処理液中に
含有する。画像の色は,ジアゾニウム化合物の組成及
び発色剤によって決まる。ジアゾフィルムで得られる
画像の極性は,マスタと変わらない。
04.07 ベシキュラフィルム vesicular film
熱可塑性材料中にジアゾニウム塩を分散した一層以上
の感光層をもち,気泡の画像を形成するフィルム。
露光で,そのジアゾニウム塩は分解し窒素の微少気泡
を発生し,潜像を形成する。潜像は熱現像処理によっ
て気泡を形成し,可視像となる。ベシキュラフィルム
で得られる画像の極性は,一般にマスタの極性と逆
になる。
04.08 反転(銀塩)フィル reversal film
反転現像処理のために作られた銀−ゼラチンフィ
ム ルム。
備考 処理後の画像は被写資料と同じ極性。
04.09 (生)マイクロフィ (rawstock) icrofilm
マイクロ像を記録するのに用いる微粒子,高解像力フ
ルム ィルム。
04.10 マイクロフィルム microfilm
マイクロフォームの一つで,ロール状又はストリップ
状のもの。
備考 保持具,容器をもたないロール状,ストリ
ップ状又はシート状のマイクロフォーム
をいう。

――――― [JIS Z 6000 pdf 9] ―――――

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Z 6000-1996
番号 用語 定義 対応英語
04.11 マイクロフィッシュ microfiche
マイクロフォームの一つで,複数のマイクロ像が格
子図形を形成するように配置し,上部に見出し欄をも
つ長方形のフィルム。
備考 特殊なものとして,見出し欄を除く全体で
一こまのマイクロ像を形成する場合もあ
る。
04.12 エッジノッチ edge notch
シート状フィルム又はマイクロフィッシュの短辺上
で,隅に近い位置に付けた切込み。
備考 フィルムの感光面又は膜面の識別に使用
する。
04.13 検索ノッチ retrieval notch
自動検索に使用するため,マイクロフォームの一辺に
沿って付けられたコード化(符号化)された切込み。
04.14 隅切り corner cut
シート状フィルム,マイクロフィッシュ又はアパー
チュアカードの一つの角を斜め方向に切り落とすこ
と。
備考1. コーナカットともいう。
2. シート状フィルム又はマイクロフィ
ッシュでは,感光面又は膜面の識別に
使用する。
3. アパーチュアカードでは,世代の区
別,カードの向きをそろえることなど
に使われる。
04.15 裁断マーク cut mark
自動裁断するために,あらかじめ露光時にフィルム上
又は複写紙上に作られるマーク。
備考 ロールフィルムから裁断してマイクロフ
ィッシュを,又はロール状複写紙から裁断
してシート状コピーを作るのに使われる。
04.16 リーダ(フィルム) leader
ロールフィルムのマイクロ像のない最初の一定の長
さの部分,又は接着したほかのフィルムを含む一定の
長さの空白の部分。
備考 マイクロ像の保護及びマイクログラフ
ィックス装置への装てんに使用する。
04.17 trailer
トレーラ(フィルム) ロールフィルムの最後のマイクロ像から終端までの
一定の長さの空白の部分,又は装着したほかのフィル
ムを含む一定の長さの空白の部分。
04.18 見出し欄 heading area
マイクロフィッシュ又はジャケットの上部に,見出
しを表示するために設けられた領域。
04.19 見出し heading
マイクロフィッシュ又はジャケットの内容を容易
に識別し,かつ,その管理及び利用の便を図る目的で,
見出し欄に必要な諸事項を,肉眼で読める大きさの文
字などで表示したもの。
04.20 余白[マイクロフォ margins
マイクロフォームにおいて,マイクロ像を記録しな
ームの] い領域。
04.21 カラーストライプ colour stripe
検索又は識別の目的で,見出し欄の全面若しくは上
部,又はアパーチュアカードの上部に施した色の帯。
04.22 見出し欄被膜 heading area coating
見出し欄に文字が書けるように,その表面全体に施し
た半透明の被膜。

――――― [JIS Z 6000 pdf 10] ―――――

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JIS Z 6000:1996の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6196-1:1993(MOD)
  • ISO 6196-4:1987(MOD)
  • ISO 6196-5:1987(MOD)
  • ISO 6196-6:1992(MOD)
  • ISO 6196-7:1992(MOD)
  • ISO 6296-2:1993(MOD)
  • ISO/DIS 6196-3(MOD)
  • ISO/DIS 6196-8(MOD)

JIS Z 6000:1996の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 6000:1996の関連規格と引用規格一覧