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JIS Z 8000-9:2022 規格概要
この規格 Z8000-9は、物理化学及び分子物理学の量に関する名称,記号及び定義,並びに単位記号について規定。また,必要に応じて換算率についても規定。
JISZ8000-9 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z8000-9
- 規格名称
- 量及び単位―第9部 : 物理化学及び分子物理学
- 規格名称英語訳
- Quantities and units -- Part 9:Physical chemistry and molecular physics
- 制定年月日
- 2015年12月21日
- 最新改正日
- 2022年3月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 80000-9:2019(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 01.060
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2015-12-21 制定日, 2022-03-22 改正
- ページ
- JIS Z 8000-9:2022 PDF [17]
Z 8000-9 : 2022 (ISO 80000-9 : 2019)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[2]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 量,単位及び定義・・・・[2]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS Z 8000 pdf 1] ―――――
Z 8000-9 : 2022 (ISO 80000-9 : 2019)
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本計量振興協会(JAMP)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産
業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産
業規格である。これによって,JIS Z 8000-9:2015は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS Z 8000規格群(量及び単位)は,次に示す部で構成する。
JIS Z 8000-1 第1部 : 一般
JIS Z 8000-2 第2部 : 数学記号
JIS Z 8000-3 第3部 : 空間及び時間
JIS Z 8000-4 第4部 : 力学
JIS Z 8000-5 第5部 : 熱力学
JIS Z 8000-6 第6部 : 電磁気
JIS Z 8000-7 第7部 : 光及び放射
JIS Z 8000-8 第8部 : 音響学
JIS Z 8000-9 第9部 : 物理化学及び分子物理学
JIS Z 8000-10 第10部 : 原子物理学及び核物理学
JIS Z 8000-11 第11部 : 特性数
JIS Z 8000-12 第12部 : 凝縮体物理
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS Z 8000 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
Z 8000-9 : 2022
(ISO 80000-9 : 2019)
量及び単位−第9部 : 物理化学及び分子物理学
Quantities and units-Part 9: Physical chemistry and molecular physics
序文
この規格は,2019年に第2版として発行されたISO 80000-9を基に,技術的内容及び構成を変更するこ
となく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
この規格では,物質の記号は,下付き添字で表示している(例 物質Bについて,CB,WB,PB)。
一般的に,主記号と同じ行の括弧内に物質の記号とその状態を表す記号とを配置することが望ましい。
[例 c (H2SO4)]
この規格では,記号“s”は固体,“l”は液体,また“g”は気体の状態を表す場合に用いる。
上付き添字の記号“*”は,“純粋”を意味するために用いる。
プリムソル記号“ ”は,一般的に“標準”を表す記号として用いる。
*
例1 物質Bを含む混合系に関して,純物質Bの化学ポテンシャルを BTp, と表す。
例2 定圧での標準モル熱容量の場合 : C, m p (H2O, g, 298.15 K)=33.58 J·K−1·mol−1
φBを,物質A,B,C,...,の混合物中で特定の物質Bの体積分率,xiを物質iの物質量分率,全てのモ
ル体積Vm,A,Vm,B,Vm,C...は,同一温度と同一圧力で規定されている場合のVm,iを,純物質iのモル体積を
用いて次の式のように表した場合,
Vm,B
B
xB
xV
i m,i
ここで, φB : 物質A,B,C,...,の混合物内の特定の物質Bの体積
分率
xi : 物質iの物質量分率
Vm,i : 純物質iのモル体積を表し,全てのモル体積Vm,A,
Vm,B,Vm,Cなどは,同じ温度と同じ圧力で規定する。
右辺分母の総和は,混合物を構成する物質A,B,C,...,全てに係わるため, ix
1=となる。
この規格では,添字のない総和Σは,混合物を構成する物質全てにわたって積算することを意味する。
量記号に関する追加の限定情報は,下付き添字,上付き添字,又は記号の後の括弧内で加えてもよい(9-
――――― [JIS Z 8000 pdf 3] ―――――
2
Z 8000-9 : 2022 (ISO 80000-9 : 2019)
21参照)。
1 適用範囲
この規格は,物理化学及び分子物理学の量に関する名称,記号及び定義,並びに単位記号について規定
する。また,この規格は,必要に応じて換算率についても規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 80000-9:2019,Quantities and units−Part 9: Physical chemistry and molecular physics(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こと
を示す。
2 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 8000-1 量及び単位−第1部 : 一般
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 80000-1,Quantities and units−Part 1: General
JIS Z 8000-3 量及び単位−第3部 : 空間及び時間
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 80000-3,Quantities and units−Part 3: Space and time
JIS Z 8000-4 量及び単位−第4部 : 力学
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 80000-4,Quantities and units−Part 4: Mechanics
JIS Z 8000-5 量及び単位−第5部 : 熱力学
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 80000-5,Quantities and units−Part 5: Thermodynamics
JIS Z 8000-6 量及び単位−第6部 : 電磁気
注記 対応国際規格における引用規格 : IEC 80000-6,Quantities and units−Part 6: Electromagnetism
JIS Z 8000-10 量及び単位−第10部 : 原子物理学及び核物理学
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 80000-10,Quantities and units−Part 10: Atomic and nuclear
physics
注記 対応国際規格では,参考文献とされているが,表1の量の定義は規定であり,JISでは引用規格
とした。
3 量,単位及び定義
物理化学及び分子物理学の量に関する名称,記号及び定義,並びに単位記号は,表1による。
注記 量を表す番号の下に括弧を付けて旧規格で規定した番号を示す。
――――― [JIS Z 8000 pdf 4] ―――――
3
Z 8000-9 : 2022 (ISO 80000-9 : 2019)
表1−物理化学及び分子物理学に用いる量及び定義
番号 量 単位 説明
名称 記号 定義 記号
9-1 対象の数 N(X),NX 系内の種類Xの対象要素の数 1 対象要素は,指定されなければならない。それ
(−) (number of entities) は原子,分子,イオン,電子,その他の粒子又
はこれらの集合体でもよい。
常に関係する対象の正確な仕様を明らかにする
ことが,重要である。
そのためには,その物質の化学式を明らかにす
ることが望ましい。
9-2 物質量 n(X) 試料中の種類Xで特定された対象の数N(X) mol “物質量”は,国際単位系の基本量の一つであ
(9-1) (amount of substance) (番号9-1)をアボガドロ定数NA(JIS Z 8000- り,“mol : モル”は,国際単位系の基本単位の
1)で除した商 一つである(JIS Z 8000-1参照)。
n(X)=N(X) / NA
分子,原子,イオン,電子,正孔及び他の準粒
子,二重結合などを対象要素として適用可能で
ある。当該対象を正確に指定する必要がある。
例えば,水素原子Hと水素分子H2とは,当該
物質の化学式を明らかにする必要がある。
“物質量”という名称は,当該の物質を表す量
とともに,例えば,“塩化水素(HCl)の物質量”,
Z8
“ベンゼン(C6H6)の物質量”と表記する。
000-
“モル数”という名称は,“物質量”として使用
9 : 2
されることがあるが,量の名称と単位の名称と
0
は区別するのがよいので“モル数”は使用しな
22(
いほうがよい。
ISO8
注記 アボガドロ定数については,CODATA推
奨値も参照。
0000-9 : 2019
3
)
――――― [JIS Z 8000 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS Z 8000-9:2022の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 80000-9:2019(IDT)
JIS Z 8000-9:2022の国際規格 ICS 分類一覧
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.060 : 量及び単位
JIS Z 8000-9:2022の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ8000-1:2014
- 量及び単位―第1部:一般
- JISZ8000-10:2015
- 量及び単位―第10部:原子物理学及び核物理学
- JISZ8000-10:2022
- 量及び単位―第10部:原子物理学及び核物理学
- JISZ8000-3:2014
- 量及び単位―第3部:空間及び時間
- JISZ8000-3:2022
- 量及び単位―第3部:空間及び時間
- JISZ8000-4:2014
- 量及び単位―第4部:力学
- JISZ8000-4:2022
- 量及び単位―第4部:力学
- JISZ8000-5:2014
- 量及び単位―第5部:熱力学
- JISZ8000-5:2022
- 量及び単位―第5部:熱力学
- JISZ8000-6:2014
- 量及び単位―第6部:電磁気