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Z 8105 : 2000
番号 用語 定義 参考
IEC 対応外国語
60050-845
番号
(JIS Z 8113
番号)
3033 明所視 02-09
少なくとも数カンデラ毎平方メートルの輝度レベルに photopic vision
順応したときの,正常眼による視覚。 (02009)
備考 明所視ではすい体が主として活動している
光受容器である。
3034 暗所視 100分の数カンデラ毎平方メートル未満の輝度レベル02-10 scotopic vision
に順応したときの,正常眼による視覚。 (02010)
備考 暗所視ではかん体が主として活動している
光受容器である。
3035 薄明視 暗所視と明所視との中間(状態)の視覚。 02-11 mesopic vision
備考 薄明視覚ではすい体とかん体との両方が活(02011)
動している。
3036 プルキンエ現象 (色が異なる2種類の色刺激を)それぞれの相対分光02-14 Purkinije
(pdf 一覧ページ番号 )
分布は変えないで,同じ比率で明所視から薄明視又は phenomenon
暗所視の明るさへと輝度を変化させたとき,短波長成
分が優勢な色刺激に比べて長波長成分が優勢な色刺激
の明るさが相対的に減少する(現象)。
備考 明所視から薄明視又は暗所視へと経過して
いくときに分光視感効率は変化して,最大視
感効率の波長が短波長に移動する。
3037 補助視野 視感色彩計などの観測視野の周りの視野。普通は無彩 surround of a
色の光で,特定の輝度をもつように作られる。 comparison field
備考 表面色の比較における補助視野として用い
る穴あき型紙は,マスクともいう。
3038 フリッカ 02-49
輝度又は分光分布が時間的に揺らぐ光刺激によって誘 flicker
導される,視感覚の不安定な印象。 (02027)
02-50
3039 臨界フリッカ周波数, 互いに異なった2種類の光刺激が,交互に同一視野に critical flicker
融合周波数 (02028)
提示されてフリッカが生じているとき,2刺激のある交 frequency ;
替周波数を超えるとフリッカが知覚できなくなる。こ fusion frequency
のフリッカが感じられない最小の周波数。
3040 色融合周波数 色度の異なった2種類の光刺激が,交互に同一の視野 critical color fusion
に提示されたフリッカが生じているとき,2刺激のある frequency
交替周波数を超えると色度のフリッカが知覚できなく
なる。この色度のフリッカが感じられない最小の周波
数。
一般に,臨界融合周波数より低い周波数である。
3041 網膜照度 網膜上における照度を等価的に表すものとして定めた retinal illuminance
量。
輝度1cd/m2の光源を面積1mm2のひとみを通して見る
ときの網膜照度を単位とし,これを1トロランド(単
位記号Td)という。
3042 グレア 02-52
視野内の輝度分布,若しくはその値の不適切,又は極 glare
(pdf 一覧ページ番号 )
端な対比があることによって,不快を生じるか,又は
細かいもの若しくは対象物を見る能力の低下を生じる
視覚の状態。
3043 (目の)残像 光の刺激(色刺激)を除いた後に生じる視知(感)覚。 after image
――――― [JIS Z 8105 pdf 31] ―――――
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Z 8105 : 2000
番号 用語 定義 参考
IEC 対応外国語
60050-845
番号
(JIS Z 8113
番号)
3044 色対比 二つの色が相互に影響し,その相違が強調されて見え color contrast
る現象。色相対比,明度対比,彩度対比などがある。
3045 同時対比 空間的に近接して置いた二つの色を同時に見るときに simultaneous
生じる色対比。 contrast
3046 継時対比 時間的に近接して現れる二つの色を順次に見るときに successive contrast
生じる色対比。
3047 同化効果 一つの色が他の色に囲まれているとき,囲まれた色と assimilation effect
周囲との色の差が少なく見える現象。この現象は,囲
まれた色の面積が小さいとき,又は囲まれた色が周囲
の色と類似しているときなどに起こる。
3048 いき(閾)値 (02039)
刺激いきと識別いきとの総称。刺激の存在又は二つの threshold
刺激の差異が,知覚できるかできないかの境界となる
ような刺激尺度上の値,又はその差。
3049 輝度刺激いき(閾) 知覚を可能にする最低の輝度。 02-45 luminance threshold
(pdf 一覧ページ番号 )
備考 この値は,視野の大きさ,周囲の状況,順応
状態及びその他の観察条件に依存する。
3050 輝度識別いき(閾) 知覚できる最小の輝度差。 02-46 luminance
(pdf 一覧ページ番号 )
備考 この値は,輝度,及び順応状態を含む観察条 difference
件に依存する。 threshold
3051 視認性 対象物の存在又は形状の見やすさの程度。 (02040) visibility
3052 可読性 文字,記号又は図形の読みやすさの程度。 (02041) legibility
3053 受容器 光その他の刺激を受け入れる生体の器官。 receptor
3054 刺激 受容器に与えられる,物理的なエネルギー。 stimulus
3055 興奮 受容器に刺激が作用したときに生じる効果。 excitation
3056 応答 生体に刺激を与えることによって起こる外界情報の認 response
識,又はそれに伴う行動。
3057 中心視 (02037)
対象物の像を網膜の中心部の黄はんで結像して見るこ central vision
と。
3058 黄はん(斑) 網膜中心部の黄はん色素を含む視角縦半径6,横半径 macula lutea
8 のだ(楕)円形の部分をいい,すい体視からかん体
視に移行する部位である。
3059 中心か(窩) 02-05
黄はんの中心の薄く,かつ,くぼみをもった視角半径 fovea centralis
1.5 から2.0 の部分で,すい体だけを含み,色の識別及
(pdf 一覧ページ番号 )
び視力が最もよい部分。
3060 周辺視 網膜中心以外の周辺網膜で見ること。 (02038) peripheral vision
3061 すい(錐)体 02-02
網膜の中にあって,明所視過程を引き起こす感光色素 cones
を含む光受容器。 (02002)
3062 かん(杆)体 02-03
網膜の中にあって,暗所視過程を引き起こす感光色素 rods
を含む光受容器。 (02003)
3063 仮性同色 異常色覚にとって識別しにくい色の組合せ。 (02014) pseudotisochro-mati
c
3064 正常色覚 色の識別能力が正常である色覚。 normal color vision
3065 色覚異常 正常色覚に比べ,色の識別能の低い色覚。 (02013) anomalous color
vision
――――― [JIS Z 8105 pdf 32] ―――――
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Z 8105 : 2000
JIS Z 8105:2000の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.180 : 光学及び光学的測定 > 17.180.20 : 色及び光の測定
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.040 : 用語集 > 01.040.17 : 度量衡及び測定.物理的現象(用語集)
JIS Z 8105:2000の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ8113:1998
- 照明用語